狂言師の野村萬斎とフリーアナウンサーの川田裕美が15日、都内で行われた「綾鷹 伝統工芸支援ボトル」発売記念PRイベントに出席した。
野村は「シャレオツな感じで」と西陣織のネクタイ、川田は箱根寄木細工のピアスを身につけて登壇すると、2人で「綾鷹 伝統工芸支援ボトル」をアンヴェール。「なるほどねって感じ。よくよくホームページ開いて写真とボトルを見くらべていただきたい」と野村。川田も「伝統工芸品のかわいい部分やきらっと光る部分を取り入れていて全部揃えたくなるくらい」と瞳を輝かせた。
狂言師の野村萬斎とフリーアナウンサーの川田裕美が15日、都内で行われた「綾鷹 伝統工芸支援ボトル」発売記念PRイベントに出席した。
野村は「シャレオツな感じで」と西陣織のネクタイ、川田は箱根寄木細工のピアスを身につけて登壇すると、2人で「綾鷹 伝統工芸支援ボトル」をアンヴェール。「なるほどねって感じ。よくよくホームページ開いて写真とボトルを見くらべていただきたい」と野村。川田も「伝統工芸品のかわいい部分やきらっと光る部分を取り入れていて全部揃えたくなるくらい」と瞳を輝かせた。
スペシャルドラマ『死との約束』(フジテレビ、3月6日21時~)の新たな出演キャストが発表された。
アガサ・クリスティーの原作を三谷幸喜が脚本にし、野村萬斎が主演する夢のコラボレーションシリーズで、2015年の『オリエント急行殺人事件』、2018年の『黒井戸殺し』に続く、第3弾。クリスティーが1938年に発表した長編小説を、三谷が昭和30年の熊野古道に舞台を置き換え、ストーリーを紡ぐ。
この度、明らかになったのは、事件の根幹に関わる本堂家の一同。未亡人として一家を束ねる本堂夫人を三谷作品には初参加となる松坂慶子、長男・礼一郎を三谷作品の常連の山本耕史、礼一郎の妻をシルビア・グラブが演じる。次男・主水は市原隼人、長女・鏡子を堀田真由、次女・絢奈をオーディションを勝ち抜いて選ばれた原菜乃華が演じる。市原、堀田、原は三谷作品には初参加となる。
東京2020組織委員会が12月23日、東京2020 大会の開・閉会式に関する記者会見を開催した。
狂言師の野村萬斎氏が統括していた7人で構成されていた演出チームを解散し、パラリンピックの演出統括だったクリエーテイブディレクターの佐々木宏氏が新たな総合統括となることとなった。
会見の冒頭、武藤敏郎事務総長が「新型コロナウイルスによる大会の延期、それに伴う社会状況の変化を踏まえ、国民の理解と共感を得られる大会の在り方について議論をしてきた。大会の簡素化を推進し、最大の課題であるコロナ対策を踏まえて準備の見直しをしてきた。開会式、閉会式の演出企画について、コロナ禍による社会状況の変化、簡素化等の観点からゼロベースでの見直し、再構築を進めてきた。限られた時間の中でより迅速、かつ効率的に準備を進めていくために、新たな体制を構築していくことが必要との結論に至った」として、野村氏、映画監督の山崎貴氏、佐々木氏、映画プロデューサーの川村元気氏、クリエーティブプロデューサーの栗栖良依氏、ミュージシャンの椎名林檎氏、振付家のMIKIKO氏の7人の演出企画チームについて「任を終え、新たな体制に引き継ぐことになった」とその経緯を説明した。
そして「延期後の大会全体のコンセプトに鑑み、簡素化、コロナを経たイベントの在り方を踏まえて開閉会式を計画してくために、今年7月に大会1年前イベントの演出企画を担った佐々木氏を両式典の総合企画エグゼクティブクリエイティブディレクターとして迎える。野村氏については組織委のアドバイザーとして、大会の持つ文化的な意味づけ等にご支援をいただきたいと思っている」と今後の体制を発表した。
狂言師の野村萬斎が26日、都内で行われた「綾鷹」の東京2020戦略発表会に出席した。「綾鷹」のブランドアンバサダーに就任したもので、発表会には2017年からアンバサダーを務める吉岡里帆も登壇した。
現在放送中の新CMは、ピンと背を伸ばした野村が、綾鷹で「心をととのえる」様子を収めている。「セットのなかにいるだけで心穏やかになりつつも、急須のお茶をいただいたりして、仕事をしながらやすらげる、穏やかな時間を過ごさせていただきました」と、野村。撮影中にスタッフからリラックスしているかと声をかけられたというが「背筋が伸びていても別にリラックスはできますよ、という会話はしました」と、振り返った。
野村萬斎が初めてのサラリーマン役
映画『七つの会議』の完成報告会見が1月16日、東京都内で開催され、キャストの野村萬斎、香川照之、及川光博、音尾琢真(TEAM NACS)、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、朝倉あき、吉田羊、世良公則、鹿賀丈史、北大路欣也、福澤克雄監督が登壇した。
同作は『下町ロケット』『陸王』といったヒットドラマを生み出した作家・池井戸潤氏の同名小説が原作。「結果がすべて」という企業風土を持つ会社を舞台とし、そこで起きたパワハラ騒動をきっかけに、そこに隠されたある謎が会社員たちの人生や会社の存続をも揺るがすさまを描いていく。池井戸氏の作品の中でも“傑作”の呼び声が高いクライムノベルだ。
主演の万年係長・八角民夫を演じるのは狂言師で、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開閉会式のチーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターを務める野村萬斎。
その八角の上司役でモーレツ管理職の北川誠を演じるのは池井戸作品ではおなじみの香川照之。
八角は“ぐうたら社員”という設定なのだが野村は「僕自身、ぐうたらなので役には入りやすかった。サラリーマン役がやっと回ってきたと思ったら、ぐうたら。また浮いたような地に足がついていない役かと思ったら、話が進むうちに大きな危機や犯罪の真相が分かってくる。このサスペンス風の展開はやりがいがあった。演じていてこんなに楽しいことはなかった」などと自らの役を振り返った。
ドキュメンタリー『野村家三代 パリに舞う ~万作・萬斎・裕基、未来へ』舞台挨拶付き特別上映が31日、都内で開催中の第31回東京国際映画祭にて行われ、同作に出演する野村萬斎が登壇した。
野村万作・萬斎・裕基の、野村家の親子三代がフランス・パリで“狂言師・究極の舞”といわれる「三番叟(さんばんそう)」を日替わりで披露するという前代未聞の舞台に挑む姿を追ったドキュメンタリー作品。
今回の映像化について野村は「狂言というライブパフォーミングアーツをやっている私たちからするとうれしい反面、いろいろなところが映像に残ってしまうという諸刃の剣(笑)」と笑いながらも「これからさらに進化するとは思うが、こうして良いかたちで残って良かった」と笑顔。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式の制作体制が7月30日決まった。総合統括を狂言師の野村萬斎氏、五輪担当統括を映画監督の山崎貴氏、パラリンピック担当統括をクリエーティブディレクターの佐々木宏氏が務める。野村氏は31日に行われた会見で「シンプルかつ和の精神に富んだ五輪・パラリンピックになるよう全力を尽くしたい」などと語った。
伝統芸能と日本の食文化を体験できる劇場型レストラン「水戯庵(すいぎあん)」が東京・日本橋にオープンした。店内には能や狂言、文楽、日本舞踊などを上演できる舞台を設置。約5.4m四方の舞台には、江戸時代に狩野派が描いた鏡板が使われるなどこだわりの演出が施されている。
狂言師の野村萬斎は世田谷パブリックシアターの芸術監督に就任以来、シェイクスピアを能・狂言の手法を用いて演出することに取り組んできた。
これまで『まちがいの狂言』(2001年初演)では狂言の手法で『間違いの喜劇』を、『国盗人』(2007年初演)では『リチャード三世』を日本の戦国時代に置き換えた演出で、そして今回再演する『マクベス』と3作品を上演。中でもこの『マクベス』は萬斎が1994年〜95年に文化庁新進芸術家在外研修制度でロンドンに留学していたときから構想を温めてきたもの。大胆な構成と演出を施し、原作では20人以上いる登場人物を5人に絞り、ミニマルな作品に仕上げている。
2010年に初演し、3度目の再演。今回マクベス夫人を演じるのはシェイクスピア初挑戦となる鈴木砂羽。シリアスからコミカル、映像に舞台にと幅広い役柄をこなす鈴木がどんなマクベス夫人を見せてくれるのか。
また今回は音楽監修に尺八演奏家の藤原道山を迎え、シェイクスピア×和楽器の生演奏という新しい試みを取り入れる。大きく進化した萬斎版『マクベス』が見られそう。
狂言師で世田谷パブリックシアターの芸術監督を務める野村萬斎が構成・演出、そして出演する『敦−山月記・名人伝−』が初演から10年の時を経て再演される。萬斎のライフワークともいえる「古典と現代の融合」が具現化された作品だ。