「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメインイベントで前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と初代戦極フェザー級王者で元UFCファイターの金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が対戦した。試合は3-0の判定で金原が勝利を収めた。金原は「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日=日本時間5日、アゼルバイジャン/ナショナルジムナステイックアリーナ)で行われる「RIZINフェザー級タイトルマッチ」王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)vs 鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)の勝者への挑戦に一歩近づいた。
1R、金原が左フックで飛び込む。圧をかけるのは金原。クレベルはロー。金原は右ストレート。クレベルが逆に圧をかけてロー。金原は右ストレートを返す。クレベルが追ってタックルも金原がかわす。クレベルはロー、ハイを見せるが金原は圧を強めワンツー。クレベルは組みに行くが金原がパンチ。しかしクレベルは組み付くと投げ気味にテイクダウン。マウントを取りかけるが金原が対処。しかしクレベルは首を取って自ら下になってギロチンチョーク。しかし金原が首を抜く。クレベルは下から4の字ロックでがっちり。下からパンチをこつこつ。金原もなんとか空間を作ってパンチを落とす。
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金原正徳がクレベル戦に決意「自分にムチ打って“最後になってもいい”と思うくらいで取り組んできた」【RIZIN.44】
「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが9月22日、都内で開催された。
メインイベントで前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と対戦する金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が「自分にムチ打って“最後になってもいい”と思うくらいで取り組んできた」と試合に向けての決意を述べた。
金原は「クレベル戦決まってから2カ月長かった。眠れぬ日々が続いたりきつい練習が続いたり、充実した日々を過ごせたなと思っています」とカード決定以降の日々を振り返った。
金原は公開練習で「自分が強くなることを優先するより、クレベルに勝つパーセンテージを上げる練習をやってきた」などと語っていたのだが、この日はそのパーセンテージについては「それは分からない。100%勝つつもりでリングには上がる。勝つための作業を2カ月間やってきて自信にはなっている。100%で上がらなければ、自分が自分を信じなければ誰が信じるのか。自分だけは、自分のチームだけは、金原だと。起伏はありましたが、24日にピークにもっていけるようにやってきたので、最後は自分を信じてリングに上がりたい」と語った。
金原はクレベルについては「戦うと決める前から強いのは知っていたし、改めて映像を見返すと強いという感想しかない。映像を見返すと自信がなくなっていく場面が続いたので見ないようにした。SNSで流れてくれるのであれはやめてほしい(笑)。見る気がないのに目に留まっちゃうので、極力見ないようにしている」と改めてその強さを口にする。
クレベルが「簡単な試合じゃない」と金原を警戒しつつも三角絞めでの一本勝ちを予告【RIZIN.44】
「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが9月22日、都内で開催された。
メインイベントで金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と対戦する前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が三角絞めでの一本勝ちを予告した。
クレベルは今年6月の札幌大会で鈴木千裕相手に初防衛戦を行う予定だったが、前日計量で400gオーバーで規定体重をクリアできず、王座はく奪。鈴木が勝った場合にのみ王座獲得、クレベルが勝った場合はノーコンテストという条件で試合が行われ、クレベルが一本勝ちを収めた。今回はそれ以来の試合となる。
クレベルは「また試合ができてうれしい」と現在の心境を明かす。減量については「コンディションばりばり100%です。体重はもうちょっと。何も問題なく試合はできます」と問題はないよう。
金原正徳「進退をかけてやるつもり」、クレベル「ケラモフは簡単。金原は簡単じゃない」【RIZIN. 44】
フェザー級の実力者同士の対戦が実現
「RIZIN. 44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が8月9日、都内で開催され、前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と初代戦極フェザー級王者で元UFCファイターの金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)の対戦が発表された。
金原は昨年大晦日の山本空良戦の勝利後にヴガール・ケラモフとの対戦をアピール。クレベルについては「一番強い」と認めながらも「クレベル渋滞に並ぶ気はない」と語っていたのだが、今回は思わぬ形でクレベル戦が実現した。
クレベルにとっては榊原信行CEOが「クレベルがケラモフへの挑戦権をもつ最右翼であることは変わらない。ファンも含めて、次に挑戦するべきだと太鼓判を強く押してもらうために、金原戦はとても大きな意味がある」と語るように悲願の王座奪還に向けて大きな意味のあるカードとなった。
クレベル・コイケvs金原正徳のフェザー級実力者同士の対決が実現。勝者は大晦日にタイトル挑戦の可能性【RIZIN. 44】
「RIZIN. 44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が8月9日、都内で開催された。
前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と初代戦極フェザー級王者で元UFCファイターの金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)の対戦が発表された。
クレベルは昨年10月に当時の王者・牛久絢太郎に挑戦し、三角絞めで勝利を収め、王座を獲得。大晦日に行われたBellatorとの対抗戦ではパトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)と対戦し判定負けを喫した。
再起戦となった「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)では鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)を相手に初防衛戦に臨むも、前日計量で400gオーバーと規定体重をクリアできず王座はく奪。試合は鈴木が勝てば王座移動、クレベルが勝てば王座は空位という条件の「タイトル認定試合」として行われ、クレベルがアームバーで一本勝ちを収めた(記録上はノーコンテスト)。
榊原CEOが朝倉未来vs平本蓮実現の可能性に含み。「クレベル渋滞」の行方は? 混沌のフェザー級戦線【RIZIN】
「自分の進退をかけてケラモフとやりたい」
「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で大きな盛り上がりを見せるRIZINのフェザー級戦線の今後を占う3試合が行われた。
当初はダブルメインイベントで行われた「牛久絢太郎(K-Clann)vs 朝倉未来(トライフォース赤坂)」と「斎藤裕(パラエストラ小岩)vs 平本蓮(剛毅會)」の2試合が“今後”を占うカードといわれていたのだが、第2試合も大きなポイントに。山本空良(パワーオブドリームジム)を破った金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が試合後のマイクで「僕が思うフェザー級で一番強いケラモフとやらせてください」とRIZINで4戦3勝1敗のヴガール・ケラモフ戦をアピールした。
試合後の会見でも「長くもできないから、最後に自分が追い求めていたMMAを、最後に今、自分が認める一番強い選手とやりたいと思った。今日のように空良くんみたいな若い子とやることもすごくいいとは思うが、見てもらって分かるように実力差があった。このカードが自分にとってなんの意味があったのかとちょっと思うところもあった。そんなカードもう一回やるくらいだったら、自分の進退をかけてケラモフとやりたい」などと改めてケラモフ戦をアピール。
金原正徳が山本空良を完封。「自分の強さの答え合わせをしたい」とケラモフ戦をアピール【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で元UFCファイターで、元SRCフェザー級王者の金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と前Fighting Nexusフェザー級王者の山本空良(パワーオブドリームジム)が対戦し、金原が3-0の判定で勝利を収めた。
金原が40歳、山本が22歳と“世代交代マッチ”の意味合いもあった一戦だったが、金原が3R完全に支配。判定ではあったが完勝だった。
金原は試合後のマイクで「20年間、MMAという競技に対して強さだけを求めて20年間一生懸命頑張ってきました。そこで自分の強さの答え合わせをしたいなと思って。榊原さん、次、僕が思うフェザー級で一番強いケラモフとやらせてください」とRIZINで4戦3勝1敗のヴガール・ケラモフ戦をアピールした。
世代交代マッチに臨む金原正徳「実力以上のことが評価されてしまうこともあるが格闘技は強さがすべて」【RIZIN LANDMARK】
「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の第1弾カード発表会見が3月3日、都内で開催された。
元UFCファイターで、元SRCフェザー級王者の金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と前Fighting Nexusフェザー級王者の山本空良(パワーオブドリームジム)が対戦する。
金原はMMAの試合は昨年4月に摩嶋一整にTKO勝ちを収めて以来、約1年ぶり。昨年5月には所英男と組んで、太田忍、中村大介組とグラップリングマッチで対戦している。
山本は2021年11月のRIZIN初参戦となった鈴木千裕戦では判定負けを喫したものの、その後、新居すぐる、中村大介、カイル・アグォンを相手に3連勝。昨年7月にはアグォン戦から29日という短いスパンで強豪ヴガール・ケラモフと対戦も判定負けを喫し、連勝がストップ。11月にはFighting Nexusで横山武司に判定負けを喫し、王座から陥落。今回が再起戦となる。
三浦孝太が首ヘルニアで欠場。所英男、金原正徳vs中村大介、太田忍の豪華グラップリングタッグマッチが実現【RIZIN LANDMARK】
「RIZIN LANDMARK vol.3」(5月5日、会場非公開)に出場予定だった三浦孝太(BRAVE)がケガのため欠場することが4月29日、発表された。フェリペ“キングハンター”マソーニとの試合は中止となる。
三浦は4月18日の練習中に首を痛め、医師の診察を受けたところ、首ヘルニアの疑いのため、安静するよう指示を受け、しばらく安静にしていたが、MRI検査で「首ヘルニアにより全治1カ月の療養・治療を要す」との診断が下り、所属ジムの宮田和幸代表およびドクターにより試合ができる状態ではないという判断に至ったという。
三浦は今回の欠場に当たり「この度は欠場および試合が中止となり、対戦相手のフェリペ“キングハンター”マソーニ選手、そして試合を楽しみにしていてくれたファンの皆さま、関係者の方々には大変申し訳ございません。今回の試合に向けて僕自身もかなり気合を入れて練習をしていたのですが、最後の追い込みで首を痛めてしまい、ドクターに診てもらったところ、首ヘルニアとのことでドクターストップとなってしまいました。一日も早く復帰できるよう療養・治療に努め、マソーニ選手と必ずどこかで試合をしたいと思っています」とRIZINを通じてコメントした。
金原正徳が摩嶋一整にTKO勝ち。「俺はもういいでしょ」と言いつつも「40歳まだまだ元気です」【RIZIN TRIGGER】
「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の第6試合で「RIZINフェザー級“裏”最強決定戦」とうたわれた元UFCファイターの金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と摩嶋一整(毛利道場)の一戦が行われ、金原が3R、TKOで勝利を収めた。
金原は2020年にRIZINに初参戦を果たすもDEEP王者のビクター・ヘンリーにTKO負け。一時は引退をほのめかしたが、階級を上げ、昨年10月に芦田崇宏を相手に再起戦に臨み2RでTKO勝ちを収めた。
対する摩嶋はここまでプロ戦績が17戦14勝3敗の国内フェザー級でトップクラスに位置するファイター。17勝のうち一本勝ちが12という生粋のグラップラー。2018年には「Rebel FC」でホドルフォ・マルケスをチョークで破り、第3代フェザー級王者に輝いている。RIZINには2020年8月に初参戦を果たし、ここまで2連敗と結果が出ていないが斎藤裕、クレベル・コイケという強豪相手のもの。
矢地が約3年8カ月ぶりのリベンジ戦に「勝って次に進みたい」、デビュー戦の貴賢神「この頭を相手の血で真っ赤にする」【RIZIN TRIGGER】
「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の前日計量が4月15日、都内で行われ、全選手が1回目の計量で規定体重をクリアした。
メインイベントではルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)と矢地祐介(フリー)が対戦する。両者は2018年8月に対戦し、グスタボが2RでKO勝ちしている。グスタボは新型コロナウイルスの感染拡大防止のための入国制限があったことから2019年大晦日以来のRIZIN参戦となる。
矢地はRIZIN参戦から5連勝で中量級のエースの座に手をかけたところでグスタボに敗戦。これをきっかけに3連敗を喫し、一時はどん底に。今回は待ちに待ったリベンジマッチとなる。
計量後、矢地は「待ちに待ったリベンジ戦でとても楽しみでわくわくしています。試合は全局面で圧倒して完膚なきまでに倒したいと思っています。そして次に進みたいと思っています」と必勝を誓った。
対するグスタボはまずは日本語で「こんばんはー」と日本語で挨拶。そして「ここにいられてとてもうれしいです。2年ぶりに日本の地を踏むことができて本当にうれしく思っています。明日は大きな素晴らしい試合になると思います。KOを待っていて間違いないです。ヘイ!」久しぶりの日本での試合に高揚感を見せた。