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金原正徳が芦田崇宏にKO勝ち。「フェザー級の上の奴らをごちゃごちゃにする」【RIZIN.31】

2021.10.24 Vol.Web Original

「RIZIN.31」(10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)で行われたフェザー級のスペシャルワンマッチで金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と芦田崇宏(BRAVE)が対戦し、金原がKOで勝利を収めた。

 金原はDEEP、ZST、パンクラス、戦極といった国内の主要団体で活躍し、2009年には戦極フェザー級王座を獲得。2014年からはUFCにも参戦した。昨年2月にRIZINに初参戦し、DEEPバンタム級王者のビクター・ヘンリーにTKO負けを喫し、引退をほのめかしたが、今回、階級を上げて復帰を果たした。

 芦田は元DEEPフェザー級王者。RIZINには2019年12月の「BELLATOR JAPAN」で初参戦。元K-1ファイターの平本蓮とキックボクシングルールで対戦しTKO負けを喫するが、昨年9月には萩原京平に1Rで一本勝ち。今回はそれ以来の参戦となる。

 試合は1R、金原の左ローに合わせて芦田が組み付くが、金原は体を入れ替えコーナーに押し込むと足をかけてテイクダウン。マウントを取り切るが芦田は一瞬のすきを突いて裏返し上を取る。金原はしっかりガードポジションを取り、下から頭を抱えながら小刻みなパンチ。芦田もパンチを出すが金原の巧みなガードでなかなかパンチを放てない。

金原の「査定試合」発言に芦田は「先のことを考えている人はだいたい足元をすくわれる」【RIZIN.31】

2021.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.31」(10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)の試合前インタビューが10月22日、行われた。

 今大会では昨年2月にRIZINに初参戦し、敗戦後に引退をほのめかしていた金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が1年8カ月ぶりの復帰戦で芦田崇宏(BRAVE)と対戦する。芦田は昨年9月に萩原京平に1Rで一本勝ちを収めて以来のRIZIN参戦となる。

 金原は久々の試合を前に「いろいろ思うことがあるが、格闘技ができる幸せというか。自分は改めて格闘技が好きなんだなと思わされる期間だった」と語った。

 今回はバンタム級からフェザー級に上げての参戦となるのだが「そこの差は大きいと感じた。しっかり試合に勝つためのトレーニングというか、減量を気にせずに最後まで追い込めた。階級を上げて良かったと実感している」と調整期間を振り返る。

 対戦する芦田については「ちゃんとしたMMAの攻防ができる選手。どの局面でも試合になると思う。いろいろな意味で対策はしてきた。大丈夫だと思う」と語る。会見では「眼中にない」と評していたのだが「今まで格闘技を何十年もやってきた中で取り組んできたものや、やってきたことが違いすぎる。申し訳ないが、同じ土俵にはいないというプライドはある。ただ自分はRIZINでは勝ててないので、いい査定試合になるという意味では自分の立ち位置を確認できる大切な試合だと思っている。自分はベルトを目指す、トップになるために戻ってきたので、その意味で眼中にないという意味」などと明かした。

所チームの悲願の初優勝に桜庭「なぜ俺がいないときに優勝する?」【QUINTET】

2020.10.28 Vol.Web Original

決勝で3連覇中の「TEAM CARPE DIEM」を破る

 桜庭和志がプロデューサーを務めるグラップリングの格闘技「QUINTET」の約1年ぶりの大会となる「QUINTET FIGHT NIGHT5 in TOKYO」が10月27日、東京・後楽園ホールで開催された。

 4チームが参加した5対5の抜き試合で行われたトーナメントで所英男が率いる「TEAM TOKORO Plus α2nd」が決勝で3連覇中の「TEAM CARPE DIEM」を破り、悲願の初優勝を果たした。

 所チームは1回戦では宇野薫率いる「TEAM ONEHUNDRED」と対戦。先鋒戦、次鋒戦とともに8分間のドローとなり迎えた中堅同士の対戦で中村大介はシッティングでグラウンドに誘う伊藤健一の上を取るとサイドポジションから腕がらみ、腕十字と流れるような展開を作る。最後は強引に伊藤のクラッチを切って左腕を伸ばすと、54秒、電光石火の腕ひしぎ逆十字固めで勝利を収めた。続く宇野チームの副将・樋口翔己との対戦では8分ドロー。大将の宇野を引っ張り出した。

五輪金メダリスト内柴正人が小見川チームの次鋒で出場【QUINTET】

2020.10.26 Vol.Web Original

金原正徳は所チームの大将に

 桜庭和志がプロデューサーを務める5対5の抜き試合でグラップリングのチーム王者を決める、QUINTETの「QUINTET FN5 in TOKYO」(10月27日、東京・後楽園ホール)のトーナメント1回戦のオーダー順が10月26日、発表された。

 今大会はQUINTETで3度の優勝を誇る「TEAM CARPE DIEM」、小見川道大率いる「TEAM WOLF」、所英男率いる「TEAM TOKORO Plus α2nd」、宇野薫率いる「TEAM ONEHUNDRED」の4チームが参加。

 小見川チームとしてアテネと北京で2大会連続オリンピックの柔道男子66kg級で金メダルを獲得した内柴正人が参戦するなど、大きな注目を集めている。内柴は次鋒で1回戦に臨む。

 また所チームに参戦予定だった矢野卓見の辞退に伴い参戦となった金原正徳は所チームの大将として出場する。金原は今年2月のRIZINで敗戦後にMMAからの引退を口にしたものの、9月に復帰を宣言しており、そのファイトにも注目が集まる。

 1回戦第1試合は「TEAM CARPE DIEM」と「TEAM WOLF」が対戦。

 オーダーはTEAM CARPE DIEMは先鋒・岩崎正寛(73.95kg)、次鋒・世羅智茂(73.90kg)、中堅・竹浦正起(64.80kg)、副将・白木大輔(81.90kg)、大将・橋本知之(60.0kg)。

  TEAM WOLFは先鋒・グラント・ボグダノフ(74.50kg)、次鋒・内柴正人(74.20kg)、中堅・伊藤盛一郎(62.50kg)、副将・小見川道大(71.30kg)、大将・森戸新士(72.30kg)。

 1回戦第2試合は「TEAM TOKORO Plus α2nd」と「TEAM ONEHUNDRED」が対戦。

 オーダーはTEAM TOKORO Plus α2ndは先鋒・小谷直之(74.65kg)、次鋒・今成正和(65.60kg)、中堅・中村大介(74.20kg)、副将・所英男(65.95kg)、大将・金原正徳(74.55kg)。

 TEAM ONEHUNDREDは先鋒・八隅孝平(72.45kg)、次鋒・寒河江寿泰( 67.80kg)、中堅・伊藤健一(73.85kg)、副将・樋口翔己(73.75kg)、大将・宇野薫(70.30kg)となっている。

バンタム級戦線異状あり。初参戦で敗れた金原が引退表明【2・22 RIZIN.21】

2020.02.22 Vol.Web Original

金原に2RKO勝ちのヘンリーがタイトル挑戦をアピール

 RIZINの2020年第1弾大会となる「RIZIN.21」(2月22日、浜松アリーナ)で苛烈を極めるバンタム級戦線に大きな動きがあった。

 セミファイナルで行われたビクター・ヘンリーvs金原正徳の一戦は2R2分45秒、ヘンリーが金原にKO勝ちを収めた。

 試合は1R終盤、打撃でけん制し合う展開から金原がパンチをかいくぐりタックルからテイクダウンに成功。上を取ってパスガードを狙いながらするりとバックを取るとスリーパーを狙う。一度は首に手が回るシーンもあったが、ヘンリーがしのぐと金原はバックからこつこつとパンチを当てヘンリーを削っていく。

 金原がペースを握ったと思われたが、2Rに大どんでん返し。

 ヘンリーがプレッシャーをかけて距離を詰めると金原が組み付きテイクダウンを狙う。それを嫌がって離れるヘンリー。スタンドでの打撃の攻防になると、ヘンリーの左ミドルからの右ストレートが立て続けにヒット。ダウンした金原にヘンリーが追撃のパンチを連打したところでレフェリーが試合を止めた。

髙田延彦が朝倉未来の対戦相手を「やりにくい選手」と評価【2・22 RIZIN.21】

2020.02.18 Vol.Web Original

「のらりくらりとかわされて判定に持ち込まれる可能性がある」

 タレントで元総合格闘家の髙田延彦が2月17日、弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏とともにMCを務めるインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」に出演。「RIZIN.21」(2月22日、静岡・浜松アリーナ)の見どころを語った。

 髙田は注目の試合としてメインの朝倉未来vsダニエル・サラス、フェザー級のヴガール・ケラモフvs.カイル・アグォン。バンタム級のビクター・ヘンリーvs金原正徳、金太郎vs加藤ケンジの2試合。そしてホベルト・サトシ・ソウザが日本ブラジリアン柔術連盟会長の中井祐樹率いる5人の柔術家と対戦する柔術エキシビジョンイリミネーションマッチを挙げた。

 メインの未来vsサラスについては「サラスはパンチが非常にうまい。気持ちが強くて打たれ強い。スイッチも使って変則的でリーチも長い。そしてグラウンドでのフロントチョークのバリエーションが非常に多い。どちらかというとのらりくらりとかわしながら、行くときは行くというファイター。正攻法で来るタイプではないのでやりにくいと思う。フィニッシュを取りに行かないとのらりくらりと変則的な動きでかわされて、判定まで持ち込まれる可能性がある。それだけうまいテクニックを持っている。面白い試合になる」と話した。

 ケラモフvsアグォン戦は「ヴガールはムサエフと同じようなタイプ。でもグラウンドはヴガールのほうが上なのではないかと思う。どれだけのインパクトを残せるか。カイルは総合的にすべてをうまくこなすタイプ。昔、ガイ・メッツアーという選手がいたが、メッツアーのような相手を翻弄しながらさばいていくテクニックを持っている。最近、山本美憂選手が勝つためのスタイルが出来上がってきたが、それは彼が教えるようになってから。ヴガール選手への期待は大きい。インパクトのある勝ち方を見せて“次は朝倉未来とだな”というような空気になるような結果を出してほしいが、カイル選手も非常に強いのでそう簡単にはいかない。今後のフェザー級を占う試合となる」

「今年は格闘技にかける1年に」朝倉未来が「年2試合」を撤回して参戦【2・22 RIZIN.21】

2020.01.24 Vol.Web Original

メキシコのサラスと68.0kgのキャッチウェイトで対戦

「RIZIN.21」(2月22日、静岡・浜松アリーナ)の第1弾カード発表会見が1月24日、都内で開催された。

 大晦日の「RIZIN.21」で行われたベラトールとの対抗戦に出場しジョン・マカパに判定勝ちし、RIZINでの戦績を6戦6勝とした朝倉未来が連続参戦。メキシコのダニエル・サラスと68.0kgのキャッチウェイトで対戦する。

 未来はマカパ戦の前に行われた公開練習で「来年は2試合くらい」とコメントしていたのだが、いきなりの2月大会への参戦。

 これについてRIZINの榊原信行CEOは、年明け早々から大晦日にマネル・ケイプに敗れた朝倉海から2月大会への出場アピールがあったことから「メインを任せようかと思ったが、フィジカルのチェックをしたところ、脳にはダメージはないものの肉体的に完治していない個所があった」とのことで海の出場はペンディング。昨年の大晦日の瞬間最大視聴率が未来だったこともあり、オファーしたところ未来が快諾――という経緯を明かした。

 榊原氏は海については「今年は海にとっても大事な年。個人的には満を持して4月にとは思っている」などと海のコンディションを気遣いながらも今後のフィジカルチェック次第では海の参戦の可能性が残っていることを示唆した。

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