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アーチュレッタが「寝技以外の脅威はあまり感じない。フィニッシュして発言力を得なければいけない」とクレベル戦の圧勝を約束【RIZIN.47】

2024.05.22 Vol.Web Original

「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)に出場するフアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)が5月22日、リモートによるインタビューを行った。

 アーチュレッタは元RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と対戦する。アーチュレッタはこの試合からフェザー級に階級を上げる。

 インタビューでアーチュレッタは階級アップについて「自分の中ではバンタム級ではある程度やり切ったと思う。RIZINでもベラトールでも王者になった。これ以上、自分の体に負荷をかけて追い込む必要はないかなと思った。これから新しいチャレンジ、2階級王者を目指して頑張っていきたいと思った」と語った。バンタム級の時期は「バンタムでやる時はファイトキャンプのいかなる練習も、まず体重を落とすことがメインの練習だった。自分をより高めたり、新しい技術を学ぶ練習ではなかったので楽しくはなかった」などと明かした。

 RIZINフェザー級は鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が王座に君臨。4月の「RIZIN.46」では金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)を1RKOで沈め、初防衛に成功した。この試合については「事前の予想ではもっと膠着した、実力伯仲の試合になるかと思ったが鈴木選手は金原選手のテイクダウンを防いで、うまく距離を取ってパンチを当てた。金原選手にレスリング力を使わせなかった部分で素晴らしい対応をした。そんな中、フェザー級が非常に面白い階級になってきているし、RIZINはフェザー級を盛り上げるために、たくさんの仕掛けをしているのかなと思っているので、これからフェザー級で戦うのが楽しみ。特にタイトル戦、その辺の試合は全部楽しみなんじゃないかと思う」などと評価した。

鈴木千裕が難敵・金原正徳に1RKO勝ちし「これからも絶対王者になり続ける。俺について来い!」【RIZIN.46】

2024.04.30 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)のメインイベントで行われた「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が挑戦者の金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)を1RでTKOで破り、初防衛に成功した。

 1R、右ストレートを振った鈴木に金原がカウンターでタックル。鈴木はこらえ、逆にロープに押し込む。金原はヒザ。鈴木もヒザを返すとこれがローブローとなり一時中断。再開後、鈴木は左ロー、左インロー。金原は左フック。鈴木は左インロー、右カーフ。鈴木は右ストレート、右カーフ。鈴木は圧をかけて左ジャブ。金原はノーモーションの右ストレート。金原のワンツーはバックステップでかわす。鈴木は圧をかけて左ボディー、右ストレート。さらに圧をかけた鈴木は一気にラッシュ。金原も打撃戦に応じ、打ち合いになるが、左フックでぐらついた金原にパンチのラッシュの鈴木。ダウンした金原はガードを固め、下から腕十字を狙うが、鈴木は許さず、中腰でのパウンドを連打。金原はガードを固め、足で距離を取ろうとするが、鈴木は怒涛のパウンドのラッシュ。金原のセコンドがバトンを投げ入れ、鈴木のTKO勝ちとなった。

タイトルをかけて戦う王者・鈴木千裕「勝って新しい時代を作る」、挑戦者の金原正徳「僕にしかできないことがある」【RIZIN.46】

2024.04.28 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の前日計量が4月28日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 メインイベントで行われる「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で対戦する王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)は66.00kg、挑戦者の金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)は65.95kgだった。

 計量後のマイクで金原は「この日のために準備してきた。僕にしかできないことがある。それはこのベルトを持って、いろいろな人に勇気をつけたいと思っている。まずは明日、鈴木千裕選手にしっかり挑みたいと思っている」と決意のコメント。

 鈴木は「勝たなければいけない理由は俺にはたくさんある。絶対にKOで勝って、新しい時代を俺が作る」とこちらも必勝を期した。

金原正徳が「チャンスは1回あればいい」ときっぱり。勝負のポイントは「鈴木の右に対して自分がどう怖がらず前に行けるか」【RIZIN.46】

2024.04.27 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが4月27日、都内で開催された。

 メインイベントで行われる「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に挑戦する金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が「チャンスは1回あればいい」ときっぱりと言い切った。

 金原は鮮やかなブルーのダブルのスーツで登場。「15年前に戦った小見川選手が“タイトルマッチに花を添えたい”とスーツを作ってくれたので、せっかくなのでこういう場に。絶対に僕じゃチョイスしないようなド派手なスーツ。気持ちがうれしい」と2009年に「戦極」で行われた「フェザー級グランプリ2009」の決勝で破った小見川道大からの贈り物であることを明かし、笑顔を見せたうえで「過去の戦友の思いも背負ってタイトルマッチに臨みたい」と語った。

 昨年9月に元王者のクレベル・コイケを破り今回の王座挑戦を手繰り寄せた金原。「前回のクレベル戦が終わったときにこのポテンシャル、この気持ちをもう1回作って継続的にできるか不安だった。実際に試合が決まって、タイにファイトキャンプに行って作り直すことができて、あのときの気持ちを蘇らせることができた」などとこの間の練習や調整具合について語った。

初防衛戦の鈴木千裕が「金原選手は打ち合ってくる気がする」「チャンスは5回。5回チャンスがあれば勝てる」【RIZIN.46】

2024.04.27 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが4月27日、都内で開催された。

 メインイベントで初防衛戦に臨むRIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が「チャンスは5回。5回チャンスがあれば勝てる」と勝利のポイントを語った。鈴木は昨年、クレベル・コイケを破った金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と対戦する。

 初防衛戦ということについては「やっぱりチャンピオンであって挑戦者なので、そこは何一つ変わってない」と平常心を強調。そのうえで「変えたい気持ちは大きくなりました。格闘技界もそうですし、自分自身の未来ももっと変えたい。その気持ちが大きくなりました」と続けた。

 この「変えたい」については「勝てばおのずと変わっていく。どういうふうに…。そこの領域にはいけてない。勝てばいろいろな景色が見えてくる。そこまでの過程を本に書くことができたし。4年前の自分に言ってあげたい。なんでもない自分に“4年後、チャンピオンになっている”と言っても誰も信じない。その成果をみなさんに言いますよ」などと語った。

挑戦者の金原正徳「タイトル挑戦は最後。かける思いは大きい」、鈴木千裕「ここを勝って、本当の王者になれるのかなと思っている」【RIZIN.46】

2024.04.15 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の合同公開練習が4月15日、都内で開催された。

「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で対戦する王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と挑戦者の金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が昨年大晦日にカードが発表されて以来、初めて顔を合わせた。

 3月12日に行われた会見に金原はタイで合宿中のため欠席。鈴木は「会見には来いよ」と不快感をあらわにしていた。

 この日、金原は「フィニッシュするまで」のMMAのスパーリング、鈴木は30秒のシャドーと1分半のミット打ちを行った。金原のスパーリングパートナーは「DEEP JEWELS」で戦う、弟子の女子選手、須田美咲。須田は果敢に攻め込むが金原があっさり腕十字を極めて30秒足らずで終了。鈴木は30秒のシャドーでしっかり体を温めるとシャツを脱ぎ捨て上半身裸でミット打ち。体も十分絞り込まれ、順調な仕上がりを感じさせた。

鈴木千裕がタイで合宿中の金原正徳に「会見には来いよ」と不満【RIZIN.46】

2024.03.12 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が3月12日、都内で開催された。

 すでに金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)を挑戦者に迎えた初防衛戦が決まっているRIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が登壇するも金原は欠席。鈴木は「会見には来いよ」と不満げな表情を見せた。

 鈴木は会見の冒頭「自分らみたいな若い世代がベテランを、ストレートに言うと引退させないといけない。だから僕はそのきっかけを作らないといけない。時代を変えます。ツイッターで“腕十字を極める”とか言ってますが、なめんな、と。その前に粉砕してやるんで、覚悟していてください、金原さん」とベテラン狩りを宣言。

6・23代々木で五味隆典と鈴木千裕がボクシングルールで対戦。「20年前の五味隆典を千裕に見せてやろうかなと思っている」【KNOCK OUT】

2024.03.08 Vol. Web Original

4月5日スタートのリアリティ番組で2人がコーチに就任

 KNOCK OUTが3月8日、都内で会見を開き、4月5日から始まるKNOCK OUTのリアリティ番組「THE KNOCK OUT FIGHTER」(TOKYO MX1、TVer)のコーチとしてKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級、RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と初代PRIDEライト級王者の五味隆典(イーストリンカンラスカルジム)が就任することを発表した。また、合わせて対抗戦の大将戦として2人がボクシングルールで対戦することもサプライズ発表された。

 同番組はKNOCK OUTのリングに上がりたいという新たな人材を発掘すべく、オーディションやスカウトで選手を選出。コーチのもとトレーニングを積み、6月23日に行われる国立代々木競技場第二体育館でのビッグマッチで対抗戦を行う。その大将戦として鈴木が五味との対戦を熱望。2人の対戦が実現することとなった。

 会見でKNOCK OUTの山口元気代表が「KNOCK OUTの第一人者である鈴木千裕とその師匠である五味隆典選手にお願いした。面白い選手育成ができるのではないかと思っている」と2人のコーチ就任を発表。そして「千裕は五味君にファイトスタイルが似ていると思ったので、五味君の所に練習に行くことを勧めた。五味君は魂の練習というか、非常に大切なものを教えてくれる人。番組をやるにあたっては千裕がコーチをやることは決まっていたが、もう一人は“五味君だな”と思った。五味君にKNOCK OUTファイターに魂の部分を教えてもらいたいと思った。それでコーチをお願いした」とコーチ就任要請の経緯を説明。そして「その中でコーチの就任だけでなく“コーチ同士で最後に戦ってくれないか”という無茶なお願いもした。もともと千裕が“五味さんの引退試合をやらせてくれ”とすごくしつこく言っていて、なかなか実現できなかった中で“ここでどうかな?”と五味君に言った。これはOKなんでしょうか?」と五味に公開の場で返事を迫った。

RIZINは今年もフェザー級が熱い! 5月に鈴木千裕が初防衛戦。 朝倉未来vs平本蓮はいつ、どこで?

2024.01.09 Vol.757

 日本最大の格闘技フェデレーション「RIZIN」の2024年は初進出となる佐賀県のSAGAアリーナで行われる「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日)からスタートする。

 RIZINの2023年はフェザー級でさまざまなドラマが起こったのだが、2024年もフェザー級は話題が満載だ。

 

5・6有明アリーナでフェザー級王者の鈴木千裕が初防衛戦。相手はクレベルを破った金原正徳【RIZIN.47】

2024.01.01 Vol.Web Original

 RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が5月6日に東京・有明アリーナで開催される「RIZIN.47」で金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)を相手に初防衛戦に臨むことが12月31日に発表された。

 この日行われた「RIZIN.45」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で榊原信行CEOがリング上に鈴木を呼び出すと「鈴木千裕の次の試合、タイトルマッチ行きます。相手は金原。5月に有明アリーナを押さえましたので、ゴールデンウイークに有明アリーナに千裕の防衛戦を見に来てほしいと思います」と発表。

 これを受けて鈴木は「金原選手は格闘技の大先輩ですが、だからこそ言わせてもらいます。先輩、超えさせてもらいます。絶対にKOしてやるから。やりましょう。5月、よろしくお願いします」と早くも初防衛に向けての意気込みを語った。

 フェザー級王座は6月の「RIZIN.43」で当時RIZINフェザー級王者だったクレベル・コイケに鈴木が挑戦も、前日計量でクレベルが契約体重を超過したため王座をはく奪。鈴木が勝てば王者に認定されるという条件のもと試合が行われたがクレベルが勝利を収め、王座は空位に。この王座をめぐり7月に朝倉未来とヴガール・ケラモフの間で王座決定戦が行われ、ケラモフが王座を獲得。11月にアゼルヴァイジャンで鈴木を挑戦者に迎え初防衛戦を行うも、鈴木が下からの蹴り上げでケラモフにKO勝ちを収め、王座を獲得した。

 金原は9月にクレベルに判定勝ちを収め、次期挑戦者候補の筆頭に躍り出ていた。

クレベルが斎藤裕に一本勝ちでご難続きの2023年を締めくくる。「最後にあなたが負けるのは私です」と鈴木千裕にアピールも【RIZIN.45】

2023.12.31 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と斎藤裕(パラエストラ小岩)による元RIZINフェザー級王者同士の対戦が実現した。2人の間には斎藤が王者だった2021年秋に対戦の機運が高まったのだがクレベルのケガで実現しなかったという経緯があり、今回は2年越しの対戦実現だった。

 クレベルは6月の札幌大会で鈴木千裕を相手に初防衛戦に臨むも、前日計量で400gオーバーと規定体重をクリアできず王座はく奪。再起戦となった9月の金原正徳戦でも判定負けと現在2連敗中。斎藤は2020年に朝倉未来との王座決定戦に勝利を収め初代王座に就くも昨年4月に牛久絢太郎に敗れ王座陥落。4月に1年ぶりの再起戦に臨み、平本蓮に2-1で判定勝ちを収めて以来の試合となる。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ローを飛ばすクレベル。スイッチしてからの左インローがローブローとなり一時中断。再開後もローとフェイントの探り合い。クレベルの前蹴りをキャッチした斎藤が右ストレートを連打。その後の打ち合いでクレベルの右ローがまたもローブローとなり再び中断。クレベルに警告が出る。再開後、斎藤の右カーフが当たり始める。クレベルもロー。距離が遠くなかなか攻撃が当たらない両者。一気に距離を詰めたクレベルがパンチから蹴りを放つが蹴り足をつかんだ斎藤が軸足を狩ってテイクダウン。猪木アリ状態からブレイクとなりスタンドになると互いの右ストレートが交錯。なおも圧をかけて距離をつぶすにかかるクレベル。斎藤の右フックがヒットも、クレベルは右カーフ。

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