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鈴木宙樹が飛びヒザで梅野源治をKO。梅野得意のヒジの披露は持ち越し【RIZIN.43】

2023.06.24 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)で元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が元REBELS60kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)と対戦した。試合はヒジ打ちあり、首相撲からの攻撃も無制限の梅野の土俵で行われたのだが、鈴木が逆転の飛びヒザ蹴りで2RにKO勝ちを収めた。

 梅野は昨年大晦日に平本蓮とパンチのみのエキシビションマッチで戦って以来のRIZIN参戦。公式戦は昨年10月のトレント・ガーダム戦以来で、その時もヒジ打ちありのルールだったのだが、カーフキック一発で秒殺KO勝ちを果たし、得意のヒジ打ちは披露できずに終わっていた。

 鈴木はキックボクシングデビューから13連勝を記録。2021年にはボクシングでプロデビューし、KO勝ちを収めるも2022年にキックボクシングに復帰。復帰初戦の西岡蓮太戦で敗れ、連勝は13で止まるも12月のモンダム.ウィラサクレック戦でKO勝ちを収め復活。今年2月には念願かなってONEに参戦もファリヤ・アミニプールに1−2の判定で惜敗。4月のKNOCK OUTでREITO BRAVELYに勝利を収め、勢いを駆ってのRIZIN初参戦だった。

梅野源治が「ヒジでぶっ飛ばす。梅野源治を感じてもらいたい」【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が「ヒジでぶっ飛ばす。梅野源治を感じてもらいたい」などと得意のヒジ打ちでのKOを予告した。

 梅野は昨年大晦日に平本蓮とパンチのみのエキシビションマッチで戦って以来のRIZIN参戦で元REBELS60kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。この試合はヒジ打ちありで首相撲からの攻撃も無制限のルールで行われる。

 公式戦は昨年10月のトレント・ガーダム戦以来で、その時はカーフキック一発で秒殺KOしているとあって梅野は「今回はどうやって勝つか。前回の試合で梅野源治のヒジを見せられなかったので、今回はいかに梅野源治のヒジの凄さ、ヤバさを見せられるか。それがポイントだと思うので、今回はヒジでぶっ倒してやろうかなと。それが一番ですね」と腕をぶす。よって、試合のテーマも「ヒジでぶっ飛ばす」とシンプル。

 この間の練習については「普段の練習に加えて、今回は長期間にわたって、久保賢司にボクシングのトレーニングもずっと見てもらった。とっておきの技も用意した。試合を見て感じてもらえれば」と語る。この“とっておきの技”とは「倒せる技」とのことで、ヒジかこの技でのフィニッシュを狙っているよう。

 鈴木については「正統派のキックボクサー。パンチが強くて、ローキック、たまに三日月を蹴って圧力をかけてくる。一発の重い選手。でもテクニックというより、一発がヤバいのかなという印象」、試合展開については「多分、鈴木選手は距離を取ったら僕に勝てないのは分かっているので圧力をかけてくると思う。基本的には下にローで効かせるなかでパンチ一発で倒したいとか、ミドルキックと相打ち覚悟でパンチを打ってくるとか、ミドルキックを腕で受けてパンチを返す。そうやってパンチを振り回す中で、たまにヒジも当たればいいかなくらいの感じで打ってくる。想定できるものとしてはあとは三日月蹴りを蹴って来る。どのパターンで来てもいいように、しっかり倒せるように対策を練ってきた。どうきてもボコボコにできるんじゃないかと思う」などと公開練習時同様、鈴木の出方を惜しげもなく口にした。

梅野源治が「1Rからガンガン行く。ヒジで切り裂くか失神させたい」と本領発揮に意欲【RIZIN.43】

2023.06.14 Vol.Web Original

鈴木宙樹とヒジ打ち、首相撲からの攻撃ありのルールで対戦

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)に出場する元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が6月14日、都内で公開練習を行った。

 梅野は大晦日に平本蓮とパンチのみのエキシビションマッチで戦って以来のRIZIN参戦となる。RIZINでは2021年6月に初参戦し、皇治と対戦も1Rに偶発性のバッティングにより梅野が負傷しノーコンテストに。昨年3月の再戦では0-2の判定で敗れた。いずれもヒジ打ちなしルールで本領を発揮するに至らなかった梅野だったが、その後、KNOCK OUTに参戦し、ヒジ打ちありのKNOCK OUT-REDルールで大谷翔司の顔面を切り裂きTKO勝ち。10月にはRIZINでトレント・ガーダムと対戦し、1Rわずか21秒、強烈なカーフキックでTKO勝ちを収めている。

 今回、梅野は元REBELS60kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。今回の試合はヒジ打ちありで首相撲からの攻撃も一度までならOKのルール。ガーダム戦もヒジ打ちと首相撲からの攻撃が認められていたのだが、それを出すまでもなく試合が終わっており、今回は改めて得意のムエタイ殺法が見られそうだ。

梅野源治がノーリスペクトのRIZINに注文。入場曲はELLEGARDENの『Salamander』を念押し【RIZIN.43】

2023.06.14 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)に出場する梅野源治(PHOENIX)が6月14日、都内で公開練習を行った。

 梅野は今大会では元REBELS60kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。今回の試合はヒジ打ちありで首相撲からの攻撃も一度までならOKのルール。練習では2分間のミット打ちを行ったのだが、さまざまなバリエーションの強烈なヒジ打ちと首相撲からのヒザ蹴りを披露した。

 練習後の会見にサッカーJリーグのサンフレッチェ広島のユニホーム姿で臨んだ梅野。それは「サンフレッチェの荒木隼人選手が熱心なベビ梅で。今、結構、全日本の選手たちが“やばいだろ”のポーズをやっている。サンフレッチェ広島の公式も僕のことをリスペクトしてくれているので、僕もそのリスペクトに少しでも応えたいと思って、このユニフォームを着させていただきました」という関係から。そして「RIZINと全然違って、サッカーファンもみんな僕のことをリスペクトしてくれている。サンフレッチェ広島の荒木選手から始まって、僕もサッカーのとりこになったし、サッカーファンにも格闘技を見てほしいという熱い気持ちを込めて、リスペクトという形でこのTシャツを着させていただいたが、絶対にRIZINのTシャツは着ない」とノーリスペクトのRIZINには注文を付ける場面も。

前SB王者の西岡蓮太が約3年ぶりにキックボクシング復帰の鈴木宙樹に完勝【KNOCK OUT】

2022.10.17 Vol.Web Original

約2年8カ月前には鈴木千裕にも勝利

「KNOCK OUT 2022 vol.6」(10月16日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで元REBELS-BLACK −64kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)が約3年ぶりにキックボクシングの試合に臨むも、前シュートボクシング(SB)ライト級王者の西岡蓮太(龍生塾)に判定負けを喫し、復帰を勝利で飾ることはできなかった。

 鈴木は2017年にKrushでデビューを果たし、2019年6月には「REBELS60kg級王座決定戦」でWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者の葵拳士郎を破り、第2代REBELS60kg級王座を獲得。2020年2月には初防衛を果たし、その時点でプロ戦績を13戦13勝(8KO)とした。昨年9月にはプロボクシング転向を正式に発表し、12月に行われたデビュー戦では1RKOで勝利を収めていたのだが、キックボクシングへの思いを断ち切れず今回の復帰戦となった。

元REBELS王者・鈴木宙樹がボクシングからキックボクシングに復帰。前SB王者の西岡蓮太と対戦【KNOCK OUT】

2022.09.13 Vol.Web Original

キックボクシングへの思いを断ち切れず決断

「KNOCK OUT 2022 vol.6」(10月16日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が9月13日、都内で開催された。

 元REBELS-BLACK −64kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)が約3年ぶりにキックボクシングのリングに上がることとなった。

 鈴木は2017年にKrushでデビューを果たし、2019年6月には「REBELS60kg級王座決定戦」でWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者の葵拳士郎を破り、第2代REBELS60kg級王座を獲得。2020年2月には初防衛を果たし、その時点でプロ戦績を13戦13勝(8KO)とした。

 昨年9月にはプロボクシング転向を正式に発表し、12月に行われたデビュー戦では1RKOで勝利を収めていたのだが、キックボクシングへの思いを断ち切れず、クロスポイント吉祥寺の山口元気代表に相談。今回のキック復帰となった。

 その復帰戦の相手は前シュートボクシング(SB)ライト級王者の西岡蓮太(龍生塾)。西岡は2020年2月に行われた「KNOCK OUT 無法島GP −64kgトーナメント」に参戦し、小川翔、宙樹の弟である鈴木千裕、バズーカ巧樹を破り優勝を果たしている。今回は約2年8カ月ぶりのKNOCK OUT参戦となる。

初防衛した金子晃大「試合前からKOすると決めていた」【Krush一夜明け会見】

2018.10.29 Vol.web

「Krush.94」(10月28日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が29日、都内の会場で行われた。
 1800人、満員御礼となった同大会は、プレリミナリーファイト3試合中2試合が、本戦9試合中5試合がKO決着という戦いで、会場を大いに盛り上げた。
 会見には本戦の勝者7人が出席し、前日の試合を振り返るとともに、今後の目標についてコメントした。

以下、勝利選手のコメント
◇第1試合/ Krushスーパー・フェザー級//3分3R・延長1R
○鈴木宙樹(2R、1分36秒、KO)スーパーアンジ●
鈴木「すごく勢いがあり、やりにくい相手でした。1Rは押されていましたが、2Rに入る前に会長に喝を入れられ、盛り返せた。とにかく勝たないと怒られると思って(笑)。毎回、REBELS代表と言われるが、僕はREBELSのベルトを持っていないので、取りたいと思っている。K-1は憧れの舞台ですが、まずはしっかりREBELSのベルトを取る。慢心せずにどんどん練習して、次もしっかりKOして勝ちたいと思います」

◇第2試合/ Krush女子フライ級 /3分3R・延長1R
○壽美(判定3-0=30-27、30-26、30-27)ワン・ジンロン●
壽美「初めて背が高くてリーチのある選手と戦い、1Rは全然パンチが当たらなかった。しかし、2Rにセコンドの声が聞こえてその通りにやったら当たったので、セコンドの力はすごいなと。ただ、ダウンは奪えたが倒しきれなかったのが悔しいです。今回の試合で課題もたくさん見つかりましたが、逆に次にやるべき事が見つかり良かったと思っています。目標はKrushのベルトですが、今のままではKANA選手に絶対に勝てないと思うので、とにかく努力を続けていこうと思います」

◇第3試合/ Krush バンタム級 /3分3R・延長1R
●隆聖(判定2-0=29-29、30-29、30-29)萩原秀斗○
萩原「何とか勝つ事はできましたが、インパクトを残す事ができなかったので、次はインパクトを残したい。しかし大きな舞台に立ててすごく幸せでした。リングに上がる前はすごく緊張していて龍児さんからも“Krushのリングに飲まれなければ勝てるよ”と言われました。でもリングに上がったらすぐコケちゃって、逆に緊張が解けた(笑)。3Rのラスト1分で何かつかめた気がしたので、次の試合ではしっかり対応ができると思います」

◇第4試合/ Krush ウエルター級 /3分3R・延長1R
●記村一成(判定3-0=30-26、30-26、30-25)海斗○
海斗「復帰戦で勝てたのは良かったんですけど、倒したかったです。僕は本能でいった方が見ている人がおもしろいと思う試合ができるので、次はみんなが見たい試合をしたい。良かったところは蹴りが走っていたところとサウスポーの距離を生かして戦えたところ。相手は予想通りタフで、蹴っている足も痛くて、体が硬かった。自分の階級はレベルが高くすごい選手が多いので、正直戦いたくない(笑)。でも会長とベルトを取ると約束したので、一戦一戦クリアしていきたいと思います」

◇第5試合/ Krushフェザー級 /3分3R・延長1R
○伊澤波人(3R 、1分26秒、KO)鷹大●
伊澤「試合前はケガが多くてどうなる事かと思いましたが、結果的にはいい形で終われたので良かったです。KOで勝ったらマイクで喋りたい事があったので、絶対にKOしたいと思っていた。しかし、その思いが強すぎて空回りして焦ってしまった。喋りたかった事は、雅和さんの前で勝ってベルトを取りたいという事。そのために、今はどんどん試合をして、勝ちまくるというのが目標。そのために、昨日が試合だったという事を忘れて、明日から練習をします。気持ち的にはいつでも試合ができます。(やってみたい選手?)K-1フェザー級王者の村越優汰は小学校からずっと空手の道場が一緒で、練習の行き帰りの電車も同じだったぐらい仲良しなので、優汰とやりたいです。やったらうちの親も優汰の親もみんなが喜んで盛り上がって面白い試合になると思います」

◇第6試合/ Krush スーパー・フェザー級 /3分3R・延長1R
○山本直樹(1R、1分46秒、KO)友尊●
山本「対戦相手の友尊選手は素晴らし選手で、リングの上でも外でも自分の成長につながるような経験が出来たの事に感謝です。1Rは様子を見ようと思ったんですが、いけそうだなと思い、詰めたらいけた。もっと上を目指しているので、すぐに練習をして、次に向けて仕上げていこうと思っています。12月にタイトルマッチがある現チャンピオンの島野(浩太朗)には初のKO負けを喫しリベンジしたい気持ちはありますが、挑戦者の大岩(龍矢)とはやった事がないのでやってみたい。いずれにしても強い選手と戦って自分が勝ってチャンピオンになればいいので、誰とでもやります」

優谷が復活KO勝利でMVP獲得【9・1 KHAOS】

2018.09.02 Vol.Web Original

2Rに聖から2度のダウンを奪う
 K-1グループ第3のブランド「KHAOS.6」(9月1日、東京・新宿FACE)で行われた「KHAOS ROYAL」で優谷が聖を2RKOで破り、MVPを獲得した。

 KHAOSは大会ごとに「出場選手が10代だけ」「優勝者が賞金総取りのトーナメント」「関東vs関西」といったさまざまなコンセプトのもと大会を開催。今回は旗揚げ戦で行われた、前日に抽選で対戦相手を決定する「KHAOS ROYAL」が男女2階級で行われた。

 男子はスーパー・フェザー級で開催。優谷はその第2試合に出場した。

 1Rは探り合いから優谷が左のロー、インローから徐々に試合を組み立てていく。聖がパンチを繰り出すも、優谷は右フックから左ボディー、右ボディーから左フックと多彩なパンチで翻弄する。

 2Rに入っても優谷の優勢は変わらない。聖はサウスポーの優谷の左のパンチに対応できず、ロープに詰められると左ストレートを連発で浴び、ダウンを喫する。

 なんとか立ち上がった聖だったが、優谷は左ストレートから右フック、とどめの左ストレートでダウンを奪い2R2分23秒、KO勝利を収めた。

 大会後にMVPを授与された優谷は「もっと強くなってきます」とコメント。今年2月には西京佑馬に完膚なきまでにやられてしまった優谷だったが、今回の勝利は復活への大きなきっかけとなりそうだ。

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