SearchSearch

RISE王者の鈴木真彦が壮絶な打ち合いで植山征紀との王者対決を制す【RISE】

2022.08.22 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で行われたバンタム級のSuper fight!でRISEバンタム級王者の鈴木真彦(山口道場)がシュートボクシング(SB)日本スーパーバンタム級王者の植山征紀(龍生塾ファントム道場)との王者対決で延長にもつれ込む激戦の末、3-0の判定で勝利を収めた。

 鈴木は2015年8月に行われた「BLADE.2」の「BLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント2015」の1回戦で那須川天心にKO負けを喫して以降、2020年の「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」の決勝で志朗に敗れるまで20連勝を記録。その間、2018年にはトーナメントを制しRISEバンタム級王座を獲得している。挑戦者決定トーナメントには敗れたものの、その後も連勝を重ね、また折からの新型コロナ禍の中、海外からの選手の招へいが難しいということもあり昨年9月に那須川との再戦にこぎつけるも判定負け。11月に江幡塁を1RKOで破り再起を果たすと、今年1月には拳剛に1RKO勝ちで王座防衛。4月には江幡睦に判定勝ち。6月の「THE MATCH 2022」ではK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大に判定勝ちし、今回は凱旋試合となる。

RISEとK-1の現王者同士の対戦はRISEの鈴木真彦が金子晃大に2-0の判定勝ち【THE MATCH 2022】

2022.06.19 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われる「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の第1試合でRISEバンタム級王者の鈴木真彦(山口道場)とK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が対戦した。

 現王者同士の対戦は鈴木が2-0の判定で勝利を収めた。

 1Rから真っ向打ち合う両者。金子はプレッシャーをかけ効果的な左ジャブから左ミドル、そして左フック、右ボディーストレートとパワフルなパンチを打ち込んでいく。鈴木は左右のローからワンツー。2Rも金子はプレッシャーをかけボディー攻撃。鈴木はここもローからパンチの速射砲。3Rも金子は左ジャブから左ミドル、左ボディー。しかし鈴木の右ストレートを食らい、金子が鼻血を噴き出す。それでも金子のボディー攻撃の威力は衰えず、ジャッジが難しいラウンドが続いたまま試合終了。

 判定は1人が29-29のドローも2人が30-28、30-29で鈴木を支持。鈴木がRISE王者の意地を見せ、勝利をもぎ取った。

−55kgは鈴木真彦vs金子晃大の王者対決、志朗vs玖村将史の究極のテクニック合戦が実現【THE MATCH 2022】

2022.04.22 Vol.Web Original

RISE vs K-1の対抗戦8試合が決定

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われる「THE MATCH 2022」(6月19日。東京・東京ドーム)の追加カード発表会見が4月22日、都内で開催された。

 RISEバンタム級王者・鈴木真彦(山口道場)vs K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者・金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)の王者同士の一戦をはじめ、RISEとK-1の王者クラス同士の対抗戦8試合が発表された。

 鈴木と金子は−55kg契約で対戦。−55kgでは2020年に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」優勝者の志朗(Be WELLキックボクシングジム)と今年行われた「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」準優勝の玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)の対戦も実現した。

 鈴木は「出場が決まってとても光栄。東京ドームという大舞台での試合で、しかも相手がK-1王者の金子選手。夢の王者対決ということで、自分自身も楽しみ。最後はしっかり倒して勝とうと思っている」、金子は「今までと違って団体を背負って戦うし、自分は王者としてこの階級の選手たちの思いを背負って倒すつもりでやっていきます」と挨拶。

鈴木真彦が拳剛を完全KOで2度目の防衛。そして志朗へのリベンジマッチをアピール【RISE154】

2022.01.24 Vol.Web Original

「RISE154」(1月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEバンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で王者・鈴木真彦(山口道場)が1R2分4秒、KOで拳剛(誠剛館)を破り2度目の防衛を果たした。そして試合後のマイクで「やり返さなければいけない選手がいる」と「RISE ELDORADO 2022」(4月2日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)での志朗戦をアピールした。

 鈴木は2020年に行われた「那須川天心挑戦者決定トーナメント」の決勝で志朗に敗れている。

 この日、鈴木は拳剛と壮絶な打ち合いを展開。立ち上がりこそ、ともにローキックで様子をうかがうが、鈴木が一気に仕掛けると拳剛も応じ、いきなり激しい打ち合いに。ともに左右のフックを放つ中、拳剛の右フックが鈴木の顔面をとらえるが、鈴木は構わずパンチを放ち続け、左フックでダウンを奪う。

王者・鈴木真彦は世界進出を、挑戦者・拳剛は那須川天心RISEラストマッチの対戦相手の座を狙う【RISE154】

2022.01.22 Vol.Web Original

「RISE154」(1月23日、東京・後楽園ホール)の前日計量が1月22日、都内で開催された。

 メインイベントで行われる「RISEバンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で対戦する王者・鈴木真彦(山口道場)は54.85kg、挑戦者の拳剛(誠剛館)は55.0kgでそれぞれ規定体重をクリア。残る全選手も1回目の計量で規定体重をクリアした。

 その後に前日会見が行われ、RISEの伊藤隆代表は「これぞタイトルマッチ、これぞRISEという試合を見せてほしい。延長無制限でドロー防衛はないので、非常にハードな内容になっているが、これぞRISEという試合を見せていただきたい」と両選手に檄を飛ばした。

 今回が初のタイトルマッチとなる拳剛は「鈴木真彦選手とやっとの思いで試合ができるので、今まで練習でこつこつと積み上げてきたものを全部発揮して勝って、姫路に、誠剛館にベルトを持って帰りたい」と王座奪取を誓った。その「やっとの思い」については「僕がDEEP☆KICKに出だしたときに鈴木選手はすでに55kgのチャンピオンだった。その王者・鈴木真彦を目指し、DEEP☆KICKに参戦して頑張ってきたが、先にRISEという舞台に上がられて、それを追いかける形で僕がDEEP☆KICKの王者になって、やっとRISEという舞台に立て、一戦一戦戦ってきて、やっと追いついたと思うので、ここで追い抜きたいと思っている」などと明かした。

1RKO勝ちの鈴木真彦「いろいろな思いがあったのでしっかり結果を出せてうれしい」【RISE】

2021.11.15 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA2」(11月14日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)の一夜明け会見が11月15日、大阪府内で開催された。

 9月に那須川天心に敗れ、再起戦となったRISEバンタム級王者の鈴木真彦(山口道場)はセミファイナルでWKBA世界スーパーバンタム級王者の江幡塁(伊原道場)に1RKO勝ちで見事に復活。鈴木は「テーマは完全決着だったので、しっかり1Rで倒すことができて、今は素直にうれしい。試合中は特に何も考えずにいて、あまり覚えていなかったんですが、動画を100回くらい見たんちゃうかなと思う。めちゃくちゃ気持ちいいですね(笑)。昨日の試合はホンマに倒したかったし。自分の中でいろいろな感情もあって、いろいろな思いがあったのでしっかり結果を出せてうれしい」と笑顔を見せた。

9月に那須川天心に敗れた鈴木真彦が復活の1RKO勝ち「これからも僕は最強を目指して頑張る」【RISE】

2021.11.15 Vol.Web Original

「止まっていても仕方ない。前に歩いていくしかない」

「RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA2」(11月14日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)のセミファイナルでRISEバンタム級王者の鈴木真彦(山口道場)がWKBA世界スーパーバンタム級王者の江幡塁(伊原道場)と対戦し、1R1分49秒でKO勝ちを収めた。

 2人は昨年11月に行われた「DEAD OR ALIVE -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」で対戦しており、約1年ぶりの再戦。前回は鈴木が判定勝ちを収めている。そのトーナメントで鈴木は決勝で志朗に敗れ、那須川との再戦を実現することはできなかったが、新型コロナウイルスの影響で外国人選手の来日がままならないこともあり、今年9月に那須川との再戦が実現。しかしここでも一敗地にまみれ、今回はほとんど間を開けない中での再起戦だったが、見事な再起を飾った。

セミの鈴木真彦が注目を集めるメインの原口vsペットパノムルン戦に「選手として悔しい」【RISE】

2021.11.13 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA2」(11月14日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)の前日計量が11月13日、大阪府内で行われ、全選手が1回目の計量で規定体重をクリアした。

 今大会のセミファイナルではRISEバンタム級王者の鈴木真彦(山口道場)とWKBA世界スーパーバンタム級王者の江幡塁(伊原道場)が対戦する。

 2人は昨年11月に行われた「DEAD OR ALIVE -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」で対戦しており、約1年ぶりの再戦。前回は鈴木が判定勝ちを収めている。

 江幡は「1年ぶりの再戦。しっかり大阪の地でリベンジを果たして、盛り上げていきたい。(鈴木は)前回に会った時より目に力が入っていて、明日は必ず熱い試合になると確信した。1年間でRISEルールにアジャストした姿を見せられるんじゃないかと思っている。そこを注目してほしい」と語った。

 対する鈴木は「再戦だが、江幡選手も気持ちのいい凄い選手ですし、前回以上に盛り上げたいという気持ちがある」などと語った。また「明日はメインイベントがすごく取り上げられている。原口健飛が世界と戦うというのはすごいことだが、選手としては悔しい部分もある。明日は会場のお客さんをしっかり盛り上げられる試合をしたい」などと語るなど対戦相手の江幡はもちろん、メインでペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)と対戦する原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)への間接的なライバル心も見せた。

梅野源治vs大雅の異色カードが実現。梅野「生きざまを見せられるような試合を」に大雅「1RでKOしたい」【11・14 RISE】

2021.10.13 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA2」(11月14日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)のカード発表会見が10月13日、都内で開催された。

 梅野源治(PHOENIX)vs大雅(チームドラゴン)という異色のカードが発表された。

 梅野は現在でこそ、キックボクシングルールでの試合にも出場しているが、もともと“日本ムエタイ界の至宝”と呼ばれるように、首相撲やヒジ打ちが許されるムエタイルールを主戦場としていたファイター。対する大雅は首相撲やヒジ打ちが禁止されているK-1で王座に就くなど、2人は全く異なった土俵で強さを発揮。また大雅はKrushではスーパー・バンタム級で王者になるなど階級が下だったことから全く接点はなし。今回、RISEというリングで2人の邂逅が実現した。

 梅野は今年6月にRIZINの「RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」に出場し、1回戦で皇治と対戦するも偶発的なバッティングで負傷してしまいノーコンテストに。9月のBOMでムエタイルールで復帰を果たし、ロンペット・Y’ZD ジムとドローに終わっている。

 大雅は前戦は7月のRISE大阪大会で中村寛と対戦し、ダウンを奪われたものの3Rに反撃。しかしあと一歩及ばず0-2の判定で敗れている。

那須川天心が鈴木真彦に6年越しのリベンジ許さず。「あと2試合、強い那須川天心を見せられるように頑張りたい」【RISE】

2021.09.24 Vol.Web Original

 来年3月を最後にキックボクシングからボクシングに転向する那須川天心(TARGET/Cygames)が「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)のメインイベントで鈴木真彦(山口道場)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。これで那須川のキックボクシングの試合は残り2試合となった。

 2人は2015年に行われた「BLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kg」の1回戦で対戦し、那須川が1RKO勝ち。その後、鈴木は打倒那須川を誓い、RISEに参戦。第7代RISEバンタム級王座に輝き、那須川に敗れて以降20連勝を記録した。しかし昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」の決勝で志朗に敗れ、那須川戦を実現することはできず。しかし折からの新型コロナウイルスによる入国制限などで外国人選手の招聘が叶わない現状もあり、このタイミングでの那須川戦が実現した。

那須川天心が「自分だけの試合」での圧倒的な勝利を約束。鈴木真彦は「下馬評が低いほうが燃える」【RISE】

2021.09.22 Vol.Web Original

6年ぶりの対戦

「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の前日計量が9月22日、都内で行われ、メインイベントでバンタム級(-55kg)のSuper Fight!で対戦する那須川天心(TARGET/Cygames)と鈴木真彦(山口道場)はともに1回で規定体重をクリアした。

 2人は2015年に行われた「BLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kg」の1回戦で対戦し、那須川が1RKO勝ちした。その後、鈴木は打倒那須川を誓い、RISEに参戦。第7代RISEバンタム級王座に輝き、那須川に敗れて以降20連勝を記録した。しかし昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」の決勝で志朗に敗れ、那須川戦を実現することはできなかったが、折からの新型コロナウイルスによる入国制限などで外国人選手の招聘が叶わず、このタイミングで那須川戦が実現した。

 那須川は来年3月を最後にキックボクシングを卒業し、ボクシングに転向することが決まっており、キックの試合はこの試合を含めあと3試合となっている。

Copyrighted Image