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佐藤光留が故青木篤志さんの魂を持って大仁田厚に電流爆破戦を直訴【ハードヒット】

2021.08.23 Vol.Web Original

地獄のデスマッチでの対戦が実現か?

 全日本プロレスなどで活躍する佐藤光留(パンクラスMISSION)と大仁田厚との電流爆破デスマッチでの対戦が急浮上した。

 佐藤は8月22日、自身がプロデュースするハードヒットで「佐藤光留デビュー21.5周年記念興行~真夏の変態祭り」を神奈川・富士通スタジアム川崎で開催。そのセミファイナルで大仁田、ヨシタツ、佐野直組が、関根シュレック秀樹、和田拓也、田馬場貴裕のハードヒット軍団と「ストリートファイトトルネード電流爆破バット6人タッグデスマッチ」で激突。大仁田は和田の爆破バット攻撃で被爆し窮地に陥るも、蘇生して田馬場に毒霧を噴射。続けて、田馬場に爆破バットをフルスイングして3カウントを奪取した(11分31秒、体固め)。試合後にはハードヒット軍団に「オマエら格闘技の人間だろうけど、生きていくためには何でもやらなきゃいけないんじゃ。またやろうじゃないか!」とエールを送った。

 控室に引き揚げようとした大仁田を通路で呼び止めた佐藤は「今年もありがとうございました。今日、来てもらったのは大仁田さんに言いたいことがあったんです。ずっと僕と一緒にプロレスをやってきた青木さんが亡くなった。去年、青木さんの弔いに来てくれたじゃないですか。でも時間が経って、だんだん薄れて来てるんですよ。青木さんはいつも全日本のこととか、ジュニアのこととか話してた。青木さんは“電流爆破楽しかったな。あんな刺激的なことはない。また大仁田厚と電流爆破がやりたい”と言ってたんです。今、体は2人じゃなくて、1人になっちゃいましたけど、俺たち、いつでもプロレスラーとしての魂は一つなんで。また俺と青木さんの魂と、電流爆破のリングに上げてください。そのお願いに来ました」と直訴。

大仁田厚が“聖地”川崎球場跡地に凱旋。故青木篤志さんと20周年の佐藤光留に捧げる電流爆破デスマッチを決行

2020.08.30 Vol.Web Original

「20周年記念大会~変態と呼ばれて」に参戦

 大仁田厚が8月29日、かつての“聖地”だった川崎球場の跡地(富士通スタジアム川崎)に18年ぶりに凱旋し、1周忌を迎えた故青木篤志さん(元全日本プロレス)と20周年の佐藤光留(パンクラスMISSION)に捧げる電流爆破デスマッチを決行した。

 FMWを創設した大仁田は91年9月23日に川崎球場に初進出し、ターザン後藤と電流爆破デスマッチで対戦。その後、FMWは同所でビッグマッチを行うことが慣例となって“聖地”と呼ばれるようになり、大仁田は天龍源一郎、故ハヤブサさん、金村キンタローと電流爆破デスマッチを敢行した。FMW倒産後の02年5月5日には、故冬木弘道さんが興したWEWの旗揚げ戦で同所での試合(大仁田、ザ・グレート・サスケvs故橋本真也さん、大谷晋二郎)に出場した。

 あれから18年余の月日を経て、同所は改修されて、富士通スタジアム川崎に変遷。大仁田は17年10月の7度目の引退の際には、ラストマッチの候補地にもなった経緯がある。その富士通スタジアム川崎でこの日、佐藤が「20周年記念大会~変態と呼ばれて」を開催。佐藤が大仁田にラブコールを送って参戦が実現した。大仁田は昨年6月3日にバイク事故で急逝した故青木さんの1周忌への追悼、佐藤の20周年を祝う意を込めて、出場を決めた。

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