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サトシ・イシイこと石井慧がプロボクシングデビュー戦で2-0の判定勝ちも「全然ダメ」と反省【3150FIGHT】

2022.08.15 Vol.Web Original

 亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT vol.3」(8月14日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で北京五輪柔道金メダリストの石井慧がサトシ・イシイ(クロアチア)のリングネームでプロボクシングデビュー戦に臨み、高山秀峰(スパイダー根本)に2-0の判定勝ちを収めた。

 1R序盤、高山が手数を出していくとイシイは右フック。イシイがプレッシャーをかけるが高山はパンチをまとめ足を使い回避。イシイは体を寄せてボディー打ち。イシイがなおもプレッシャーをかけ左のボディーブローを放ったところで高山が右フックをヒット。イシイがぐらついたところで高山が連打もイシイはガードを固めしのぐ。

 2R、高山が左右のフックを連打するとイシイも前に出て左フックをヒット。イシイは前に出て左フックも単発。しかしプレッシャーは強烈。高山は下がりながらパンチをヒット。イシイはロープに詰めてアッパー、ボディーと小刻みなパンチ。しかしなかなか手数が出ない。

 3R、イシイは体を寄せて小刻みなパンチで手数を増やす。高山も押し返し右アッパー。イシイはいい右フックを当てるも畳み掛けるには至らず。それでもプレッシャーをかけて高山を削っていく。高山は足を使い逃れるが追ったイシイはなおも詰めてパンチも高山は体を振ってクリーンヒットは許さず。

プロボクシングデビュー戦のサトシ・イシイこと石井慧「勝利をクロアチアに持ち帰る」【3150FIGHT】

2022.08.13 Vol.Web Original

4回戦で高山秀峰と対戦

 亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT vol.3」(8月14日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の前日会見が8月12日、大阪市内で行われた。

 今大会ではサトシ・イシイのリングネームで北京五輪柔道金メダリスト・石井慧(クロアチア)が高山秀峰(スパイダー根本)を相手にボクシングデビュー戦を行う。

 イシイはクロアチアのボクシングコミッションからプロボクサーのライセンスを取得。今回の参戦となった。

 イシイは「クロアチアから来ました石井慧です。この場を借りて、このような機会を与えてくださった亀田プロモーションの皆様、JBCの皆様、本当にありがとうございます。クロアチアのボクサーとして勝利をクロアチアに持って帰れるように明日は頑張りたい」とクロアチアを背負っての戦いであることを強調した。

 対する高山は「プロボクシング人生2戦目が大変なことになってしまった。フェイスオフも記者会見も人生で初めての経験。サトシ・イシイ選手はどんな選手か昨日から想像していたが、ホテルのエレベーターでばったり会ってしまい、とても真摯な方だった。私はヘビー級の4回戦として、ボクシングの魅力を伝えて、皆さんにボクシングって最高の競技だなということをリングで伝えたいと思っている」とやや緊張気味に挨拶した。

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