CyberFight傘下のガンバレ☆プロレスが10月3日、都内で記者会見を開き、東京・歌舞伎町のキャバクラでナンバー1の座に君臨してきた“伝説のキャバクラ嬢”リアラが正式に同団体の練習生になったことを発表した。
宮城県栗原市出身のリアラは父が警察官、母が銀行員、祖父が学校長、親せき全員が公務員という厳格な家庭で育った。小学校4年生の時、兄の影響でプロレスにはまり、当時『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日系)で繰り広げられていた“大仁田劇場”が好きになった。『ガチンコ!女子プロ学院』(TBS系)を見て、企画の全面バックアップをしていたLLPWに履歴書を送付したこともある。
高校卒業後、地元のスーパーに就職したが半年で退職。19歳で仙台の国分町でキャバクラ嬢に転身したところ、ナンバー1に。2011年3月の東日本大震災を機に上京し、歌舞伎町に進出。「蘭〇」では1日最高29卓被り、バースデー月指名500組、3年連続シャンパンタワーを達成。その後に入店した「ルシアン」「オレンジテラス」では1カ月でナンバー1に就くなど、絶大な人気を誇った。
ところが、キャバクラ嬢としての夢がかなうと同時に、子供の頃からの夢だったプロレスラーへのあこがれが強くなっていた。そんな折、そのウワサを聞きつけたCyberFight高木三四郎社長と共通の知人を介して出会い、一念発起でキャバクラ嬢を卒業。6月から同団体の練習生として、個人指導を受け、約1カ月前から合同練習に参加していた。今後は会場でセコンド業務なども行うため、今回正式な練習生としてお披露目されることになった。