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若い頃には気がつかなかったたくさんのことに気がついたから、甲子園を見てしまうのだと思う【徳井健太の菩薩目線 第180回】

2023.08.30 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第180回目は、甲子園について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 

『熱闘甲子園』は好きで、毎年よくテレビで見ていた。野球というよりドラマが好きなんだろうな。球児たちのドラマをギュッと凝縮した『熱闘甲子園』は、俺のような野球に詳しくない人間でも楽しむことができたんだと思う。

『熱闘甲子園』を追いかけているうちに、次第に全国高等学校野球選手権にも興味がわき、今年はいよいよ腰を据えて試合を見るようになってしまった。

 不思議なもので、『熱闘甲子園』が好きだからか、試合を見ていると勝手にドラマを考えてしまう。「あー、ここでこの選手がヒットを打ったら激アツじゃん」とか。見続けていると、試合を最初から見た方がより起伏が生まれて面白いとも気が付いた。当たり前の話なんだろうけど、野球にさほど興味がない人間にとって、1回から9回まで見るのはなかなかしんどい。

 でも、ドラマを最終話だけ見るのと、1話から見続けるのとでは、思い入れも楽しみ方もまるで違うように、野球もはじめから見た方が面白いに決まっている。とりわけ、ノックアウト方式で頂上を目指す甲子園は、ドラマのかたまり。長さを感じる以上に、見ているこちらまで充実感を感じさせてくれるのだから、高校球児たちに最敬礼だ。

 今回、個人的にもっとも痺れた試合が、準々決勝の仙台育英(宮城)対花巻東(岩手)の東北対決だった。仙台育英が9回まで猛攻を仕掛け、一方的な試合展開になり、花巻東最後の攻撃の時点で9対0。この試合を見ていたほとんどの人が、「せめて1点は返してほしい」と願いながら見守ったんじゃないかと思う。一矢むくいてほしい、そう思いながら俺もテレビを見ていた。1回から見ていないと、こんな気持ちにはなれない。

 花巻東の9回裏は、4番から始まる攻撃だった。相手のミスもあって、1点どころか一挙4得点。イケイケムードの中、2アウトで打順が回ってきたのが、高校通算140本塁打を誇る規格外のスラッガーであり、今大会最注目の一人である佐々木麟太郎選手だった。彼は、「3番・一塁」で先発していたけど、この日は完璧に抑えられ無安打。でも、自らに打席がまわってくると信じ、4番の北條選手が打席に向かうと、ヘルメットと手袋をつけて打席に備えていた。

 佐々木選手が打席に入ると、全員が泣いていた。彼までつなぐという説明のつかない熱のようなものが渦巻いていた。結果、4点をもぎとり、2アウトになりながらも、花巻東は4番から3番の佐々木選手まで本当につないだ。まだ試合は終わっていないけど、その熱はテレビで見ている自分にまで伝わってきて、自分も泣いていた。

 WBCのメキシコ戦は、不調の村上宗隆選手が逆転のサヨナラヒットを打って劇的勝利を収めた。けれど、花巻東はそうはならなかった。セカンドゴロで、佐々木選手は最後の打者となった。

 高校野球を見ていると、純粋にうらやましいという気持ちを抱いてしまう。プレイしている選手たちもスタンドで応援している高校生たちも、今あの瞬間、「青春」という言葉でしか形容できない涙を流している。

 大人になって、社会の中で立ち振る舞うようになると、高校時代に流したような涙を流す瞬間というのは訪れない。うれしかったり、悲しかったり、誰かのために泣くことはあるけれど、説明がつかないような熱を帯びた涙を、大人になって流したことは、少なくとも俺にはない。思春期に、自分と誰かのために流せる涙は、本当に尊いことだと思う。

 もしかしたら俺も、M―1 やキングオブコントで優勝していたら、そんな涙を流せたのかもしれないけれど、やっぱり甲子園の泥だらけの涙は特別だと思う。M―1 の決勝にも甲子園にも行っていない「お前が言うな」なんだけど。

 お金にもならないことに無我夢中になって流せる涙は、もう俺たちにはない。もう流すことができない涙。逆に言えば、大人になってもそういう涙を流している人に、僕たちは思いを託してしまうんだろうなと思う。

「歳をとったから」「おじさんになったから」、そんな理由で甲子園を見てしまうわけじゃない。若い頃には気がつかなかったたくさんのことに、ただ気がついたから、甲子園を見てしまうのだと思う。

兄弟校対決制し智弁和歌山が夏の甲子園で21年ぶりV

2021.09.01 Vol.745

「第103回全国高校野球選手権大会」は8月29日、兵庫県西宮市の甲子園球場で決勝が行われ、智弁和歌山が智弁学園(奈良)を9-2で下し、21年ぶり3度目の優勝を果たした。

 2002年夏の3回戦に続き、甲子園大会で2度目となる兄弟校との対決を制した。

 智弁和歌山は1回に4番徳丸天晴の犠飛で先制すると、一気に4点を先行した。2回に2点を返されたが、6回に主将・宮坂厚希が適時打、7回には高嶋奨哉が適時二塁打を放つなど、試合終盤にも小刻みに加点。伊藤大稀と中西聖輝の継投でリードを守り切った。

 高校野球は昨年、新型コロナウイルス禍のため春の選抜大会と第102回大会が中止となり、夏の甲子園大会は2年ぶりの開催。一般客への入場券は販売せず、さまざまな感染対策を講じたが、大会中の17日に宮崎商と東北学院(宮城)が参加を辞退し、史上初めて不戦敗校が生まれた大会となった。

 日本高野連は感染者が出た場合の出場可否について、集団感染が疑われるか否かを重視し「個別感染の場合は選手の入れ替えで対応する」としたが、選手1人の感染だった東北学院が「選手の特定につながる恐れがある」として辞退するなど混乱が生じた。また一般の観客の入場を中止する一方、学校関係者に限って入場を認める措置を取ったが、感染拡大にともない、大会期間中にブラスバンドなどの入場を禁止するなど方針転換した。

夏の甲子園が8月9日開幕

2021.08.08 Vol.744

 

 第103回全国高校野球選手権大会(8月9日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が8月3日、オンラインで行われ、1〜3回戦の組み合わせが決まった。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となっており、2年ぶりの開催となる。

 西東京代表の東海大菅生は大阪桐蔭(大阪)と第5日の第1試合で対戦する。春夏連覇した2018年以来3年ぶりの出場となる大阪桐蔭は地方大会7試合中、4試合でコールド勝ちを収めた打線は出場校の中でも抜群の破壊力。対する東海大菅生は投手陣が地方大会6試合計6失点と安定。1回戦屈指の好カードといえそうだ。

 3年ぶり4度目の甲子園出場となる二松学舎大付(東東京)は大会第5日(13日)の第3試合で西日本短大付(福岡)と対戦。二松学舎大付は過去3回出場した甲子園ではすべて1勝を挙げるにとどまっており、今回はそれ以上の躍進を狙うが、西日本短大付は最速144キロのエース・大嶋柊投手、高校通算22本塁打の三宅海斗捕手、同通算11本塁打の林直樹内野手を擁する強豪。こちらも激戦が予想される。

 今大会屈指のスラッガー前川右京を擁する智弁学園(奈良)は、好投手の永野司がいる倉敷商(岡山)と第2日の第1試合で対戦。高校通算35本塁打のスラッガー、前川や主将の山下陽輔ら強打者が並ぶ智弁打線を永野がどう攻略するかがポイントとなる。

 大会は9日に開幕し、17日間の日程で行われる。

 また今大会は一般の観客へのチケット販売は行わないことから財源とする入場料収入が大幅に減少した日本高野連は開催費用の調達と都道府県高野連の支援に充てるため、クラウドファンディングを実施。CFサイト「A−Port」内で行われ、目標金額は1億円で1口3000円から募集している。

工藤阿須加、コロナ禍の高校球児たちの姿を追うドキュメンタリーでナレーション ! 優香と初共演

2020.12.25 Vol.Web Original

 工藤阿須加が、BS朝日開局20周年記念特別番組『僕らはあきらめない~2020 コロナ禍の高校球児たち~』(BS朝日、29日19時)でナレーションを担当する。

 新型コロナウイルスの影響で、春のセンバツ、夏の甲子園が中止となった高校球児たちの苦悩、夢を諦めずに独自大会やトライアウトなどに挑戦する姿を追うドキュメント。工藤は、祖父、父、兄(ヤクルトの奥村展征)が甲子園に出場しているという、龍谷大平安高校の奥村真大選手などを担当している。

 工藤は「コロナ禍で、甲子園が中止になった球児たちの苦しみをどれだけくみ取れるだろうかと思いました。でも彼らの映像、言葉を一つひとつ聞いて、目で見て、彼らの表情から伝わるものがあり、自ずと僕の心が動いて、それが声に乗った部分も大きかったと思います。むしろ、彼らに背中を押してもらった気がして、僕自身は有意義な時間を過ごさせていただきました」。工藤自身は高校時代をテニス部で過ごしている。

 見どころは「全部です。最後まで見ていただきたい」と、工藤。「前日に家で練習した時、文章だけでもぐっと来るものがあったので、録音はどうなってしまうかなと思ったんですが、『いや、今、俺が感動している場合じゃない』という気持ちを強く持ったので、なんとか持ちこたえました」。

  高校球児たちと同じように、工藤もコロナ禍で、特別な1年を過ごした。

「僕自身は、仕事はもちろん、家族や友人との係わりを改めて考える時間が多かったです。来年はキャンプや釣りなど自分の趣味をもう少し突き詰めたいと思っています。コロナのこともあって、自然と向き合う時間が大切だと気付かされました。いつか、それがまた仕事につながればと思っています」と、抱負を語った。

 番組では、工藤とともに、優香もナレーションを担当している。優香今年4月に第1子を出産。復帰後初のナレーション収録となった。女手一つで育ててくれた母への恩返しを誓う県立山形中央高校の太田大和選手、甲子園にあこがれて岡山共生高校に留学した台湾のリュウ・チュンティン選手、熊本県人吉市の県立球磨(くま)工業高校のパートを担当している。

GENERATIONS 関口メンディーの「メンディーのコラムンディー」第12回 野球

2020.08.20 Vol.Web original



小さい頃から高校三年生まで野球をやっていました。始めた理由は周りの幼馴染みの子たちがやる事になって、親にあなたもやってみればと言われて始めました。

まさかそんな理由で始めた野球を18歳まで続ける事とは思わなかったけれど、今考えると野球が本当に好きだったのか、少し疑問です。いや正確に言うと「もちろん野球が好きではあるけれど、努力の仕方が間違っていた」というべきだろうか。

最近、CL野球部などがあり、野球をする機会が多くなっているのですが、やるとなるとどうせやるなら全力やりたい僕はYouTubeなどで色々な動画を見漁っていたのですが、ふと思いました、、、こんなに現役の時に研究したかな、、と。それは時代の流れとか、当時はそこまで動画サイトなどもメジャーではなかったこともあるけど、見ていた人は見ていたし、見ようと思えばみれたはずだった。現にプロ野球の試合も少年野球の頃から全く見ることがなく、プロの技を盗んだりすることもありませんでした。

今思えば、もっともっとプロの技を盗んでおけば良かったなぁ、、と思います。まじで何故、プロ野球を観なかったのだろう、、不思議で仕方ないです。多分、自分で一生懸命自主練習する以外、努力の仕方がわからなかったのかもしれません。

もちろん、小学生の頃はプロ野球選手になりたい!なれる!と思って野球をしていましたが、中学生になって、二つ上の身体が二回りくらい違う先輩に出会って、実力の差に心が折れてからも、負けず嫌いで野球を続けていって、大した成績も残せなかったものの、野球以外残るものがなく、スポーツ推薦で高校入りました。一端の高校球児で夢は甲子園に出る事だったけど、心の底から出たいと思っていたかは分からない。ただただ負けたくなかった。要するに中学生の頃から僕は惰性で野球を続けていたのかもしれないけど、向上心はあったし、何より仲間たちとする野球が楽しかったから続けられたというのは紛れもない事実だった。そう考えると、総じて野球が好きだったのかなと思うし、今も好きだと思う。

大学に入るタイミングで、これしか残るものがないと自分で思っていた野球の技術が、大学側に評価されず、通用しないと思った時は、かなりショックだったし、何かと理由をつけて何かのせいにしたりと、現実から目を背けようと必死だった。でもここまでやってきて無理なら無理だろうとある時感じて、すっきり別の道に進むことができたのは本当に良かったと思う。いい意味でやりきれたから。そこが人生の転機にもなったわけだし。

ただ大学に入ってからは、野球は一切やらなかった。やりたいと思わなかったし、あんなに毎日バットとボール、グローブと過ごしてきたのに。

薄情なやつだなぁと自分を思いながらも、それをかき消すようにダンスに没頭しました。それから月日が経って、GENERATIONSとなり、始球式が決まって、久々に練習をした。当時では知り得なかった知識やフォームを教えてもらい、みるみる上達していくのが、本当に楽しくて心が踊った。

やっぱり野球は楽しい。惰性だったのかもと思っていた野球も続けていたことで開けたチャンスは今でもたくさんある。どんなことでも続ける事は凄いことであり、無駄なものなんて一つもない。

野球が僕に教えてくれたことのうちのひとつ。

夏の高校野球 『心の原点』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2020.05.27 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

髙田延彦が夏の甲子園中止に「なんとかやらせてあげたかった」としみじみ

2020.05.25 Vol.Web Original

「会長の話を聞くとしようがないと思った」

 元総合格闘家でタレントの髙田延彦が中止が決まった夏の甲子園について「なんとかやらせてあげたかった」などと語った。

 元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏、タレントの麻生夏子とともに世の中のさまざまなニュースについてとことん語り合うインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」の最新回が5月25日、配信。

 髙田はこの中で「インターハイも中止になった。合唱コンクールみたいな密になるものも、中学生の全国大会も軒並み中止になった。“野球だけじゃない”というお叱りも受ける。他の競技の選手にももちろん同じように同情する」としたうえで「夏の甲子園というのは我々を最も感動させてくれるスポーツ。特別な催しということについてはほとんどの人に異論はないと思う。文化であり、スペシャルなイベントだし戦いでもある。なんとかやらせてあげたいという気持ちはあったが、(高野連の)会長の話を聞くと、無理という結論に至るのはしようがないと思った。全国から球児や応援の人が来て、1カ所に宿泊する。リスクは高い」などと語った。

 髙田は新日本プロレスに入門前は長嶋茂雄に憧れる野球少年だったことから「野球を始める子供は幼稚園の頃から始めて、目指すは甲子園とプロ野球。その子たちが今までやってきたことが、コロナで春も夏も奪われた。高校野球は日本のプロ野球を背負って立つ球児たちが最後の最後に自分たちのやってきたことをぶつける場所。プロのスカウトも見に来ていて、プロに行く人もいれば大学に行く人もいる。甲子園に行けない子もいれば、行って負ける子もいる。そこで野球をやめる子もいる」などと甲子園が球児にとって“特別な場所”であるとして「甲子園のプレーを見ながらスカウトは査定すると思う。今年のドラフトもちょっと方式が変わるのでは?」と球児の今後について慮る場面もあった。

 この日は「検察庁法改正案 今国会での成立見送り決定」「河井案里秘書 起訴内容認める」といった話題で議論を展開。次回の配信は番組の公式ツイッター( @takadayokokume )で決定次第告知される。

選抜高校野球は無観客で開催へ。11日に最終決定

2020.03.05 Vol.728

 日本高野連は3月4日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、19日に甲子園球場で開幕予定の第92回選抜高校野球大会を通常通り実施することを断念した。無観客開催の方向性を固め、開催の可否は11日の運営委員会で最終判断する。100年近い選抜大会の歴史の中で、戦中・戦後の中断期間を除けば開催中止も無観客での開催も初めてとなる。

 高野連は2月19日の理事会で予定通りの開催へ方向性を決めたが、その後、政府が大規模イベントの自粛や小中高の臨時休校を要請したことで状況は一変。大会期間中は多い日で4万人を超えるファンが甲子園球場に訪れるため、通常開催は困難。高校の春休みに開催される選抜大会を延期することは難しく、「無観客」か「中止」の方向で議論を進めた。

 この日、大阪市内で開かれた選抜大会の運営委員会と臨時理事会で、出場校には無観客開催に向けて準備を要請するが、選手に感染者が出た場合をはじめ、今後の国内の感染状況によっては中止となる可能性があること、開催した場合も開会式は行わず、家族や応援団によるスタンドでの応援も認めないことなどを決めた。また13日の組み合わせ抽選会は主催者による代理で実施する。

髙田延彦が高校野球の球数制限について独自プランを提案【髙田横粂の世相談義】

2019.08.27 Vol.Web Original

「議論が止まっている。このままルールも変えずに進んでいっちゃうんじゃないか?」
 元総合格闘家でRIZINで解説を務める髙田延彦が8月26日、弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏とともにMCを務めるインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」に出演。高校野球における投手の球数制限について提言した。

 22日に行われた夏の甲子園の決勝では履正社が星稜を5-3で破り優勝した。

 髙田は「あれだけ問題提起があったが見てるほうはなんだかんだで楽しんじゃった」と選手たちの健闘を称えながらも、投手の球数制限の問題について「議論が止まっている。これからは世間の関心は東京五輪に向かう。この雰囲気のまま、ルールも変えずに進んでいっちゃうんじゃないか? 来年も同じようになったら犠牲になるのは選手。ちゃんと議論を始めなきゃいけない時期にきている」などと警鐘を鳴らした。

 横粂氏も「高校野球がすべてではない。目指して戦うほうからすれば最大のドラマだが、大人になってしまうと通過点。甲子園と同等以上の価値が大人になってからもあることを周知し、大船渡の佐々木投手みたいに、甲子園に行かなくても能力があればスカウトの目に留まるという安心感を持てるようにスカウトの方々に地方予選も含めしっかり見てもらえれば」などと同調した。

TOKYO MXの高校野球テーマソングは『夢のまた夢』 ベリーグッドマンが語る高校野球の魅力

2019.07.25 Vol.720

 7月6日から夏の甲子園への出場権をかけた高校野球の「東・西東京大会」が始まった。TOKYO MXでは7月25〜28日に開催される両地区の準決勝と決勝の模様を生中継する。番組のテーマソング『夢のまた夢』を歌うベリーグッドマンに高校野球の魅力について話を聞いた。

「平成最後」の春の選抜で平成元年優勝の東邦が優勝

2019.04.04 Vol.717

「第91回選抜高校野球大会」の決勝が4月3日、兵庫県の甲子園球場で行われ、東邦(愛知)が6−0で習志野(千葉)を破り30年ぶり5度目の優勝を果たした。

 30年前というのは平成元年で、東邦は平成の最初と最後で王者となった。

 決勝は東邦のエースで3番を打つ石川の独壇場。初回に2点本塁打を放つと5回にも追撃の2点本塁打。投げては二塁を踏ませず97球で習志野打線を完封した。

 習志野は2回戦で勝利を収めた星稜との試合で「サイン盗み」疑惑をかけられ、意に反したところで注目を浴びることとなってしまった。しかしその後も粘り強い野球を見せ3試合連続で逆転勝ちと大会を盛り上げたが決勝では力尽き、石川の前に3安打に終わった。

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