『おとなの恋は、まわり道』
リゾート・ウエディングに招待され同じ飛行機を待っていたフランクとリンジー。初対面同士の軽い挨拶のはずが口論に発展。やがてフランクは花婿キースと絶縁中の異父兄弟で、リンジーはキースに捨てられた元婚約者だと判明。最悪な出会いだったが…。
リゾート・ウエディングに招待され同じ飛行機を待っていたフランクとリンジー。初対面同士の軽い挨拶のはずが口論に発展。やがてフランクは花婿キースと絶縁中の異父兄弟で、リンジーはキースに捨てられた元婚約者だと判明。最悪な出会いだったが…。
幅広い世代にファンを持つ三上延の人気小説シリーズ『ビブリア古書堂の事件手帖』を『幼な子われらに生まれ』で第41回モントリオール世界映画祭コンペティション部門審査員特別賞に輝いた三島有紀子監督が映画化! 驚くべき本の知識と優れた洞察力を持つ古書店の店主・栞子(しおりこ)役には本年度の大河ドラマ「西郷どん」での好演にも注目が集まる黒木華。過去のトラウマで本が読めなくなった青年・大輔役に『純平、考え直せ』など話題作での主演が続く野村周平。栞子&大輔コンビさながらのトークで撮影秘話を語ってくれました!
映画『来る』の製作報告会が23日、都内にて行われ、主演の岡田准一、共演の黒木華、小松菜奈、妻夫木聡、柴田理恵と川村元気プロデューサーが登壇した。
同作は第22回ホラー小説大賞を受賞した澤村伊智の「ぼぎわんが、来る」を『告白』の中島哲也監督が映画化したホラー。“あれ”の謎を探る主人公のオカルトライターを岡田が演じる。
映画『日日是好日』初日舞台挨拶が13日、都内にて行われ黒木華、多部未華子、鶴田真由。原作者の森下典子、大森立嗣監督が登壇した。
黒木演じる主人公が、茶道を通して成長する姿を描く感動作。先月15日に亡くなった樹木希林が、主人公を導く茶道の先生役で出演している。
樹木が闘病しながらも心血を注いだ本作。初日の舞台挨拶に立てなかった樹木との出会いについて登壇者たちが語った。大森監督は「(7月31日に行われた)京都の完成披露でお会いしたときに随分、お痩せになってるなと。今日お会いできると思っていたので、すごく残念です。ひと言でいうのは難しいけど、出会えてよかった。(希林さんとお仕事ができたことが)僕の財産になっていくと思います」と語った。樹木とのお茶室での2人きりのシーンを「なんてありがたい時間なんだろうと過ごしていたのを覚えています」と振り返った黒木は、樹木へ「初日を迎えましたよー!」と語りかけ「たぶん一緒にいると思います」と笑顔を見せた。
映画『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』特別試写会イベントが3日、都内にて行われ、黒木華、多部未華子、原作者・森下典子らが和服姿で登壇した。
本作は人気エッセイスト森下が茶道教室に通った20年を綴ったロングセラーを『さよなら渓谷』の大森立嗣監督が映画化した話題作。先月15日に亡くなった樹木希林が茶道教室の先生役で出演している。
映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の完成披露試写会が17日、行われ、出演の黒木華、野村周平、成田凌、夏帆、東出昌大と三島有紀子監督が登壇した。
原作は、シリーズ累計640万部を超える三上延のベストセラー小説。黒木演じる古書店の女主人・栞子(しおりこ)と、亡き祖母の本を持ち込んだことをきっかけに店で働くことになった青年・大輔が、太宰治の希少本をめぐり事件に巻き込まれ、そのなかで大輔の祖母の、50年前の秘密が明かされていくという物語。
撮影中、現代パートの黒木らと過去パートの東出、夏帆はほとんど会うことがなかったといい、完成した作品を見て互いのパートを絶賛。野村は「過去パートが素晴らしすぎて、こちらが本筋なのではと思うくらい良かった。(夏帆と東出は)昭和の似合うお2人で…ほめているのかいないのか分からないですが(笑)」。成田は「僕は過去パートにすごく好きなシーンがあって、その1シーンを見るためだけでも1800円払う価値がある。僕も、もう一度映画館に見に行きます」と断言。
映画『未来のミライ』のジャパンプレミアが25日、都内で行われ、声優を務めた俳優の上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子と細田守監督が登壇した。
『未来のミライ』は『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』などの大ヒットアニメーション映画を生み出してきた細田監督の最新作。上白石演じる4歳の主人公の少年“くんちゃん”が、未来からやって来た成長した妹“ミライちゃん”との絆を通して、成長する姿を描く。
黒木華の2016年は大河ドラマ『真田丸』への出演をはじめ、映画、舞台、ドラマとジャンルを問わず話題作への出演が続いた。女優としてひとまわりもふたまわりも成長した黒木の2017年は自らがタイトルロールのお勢を演じる舞台『お勢登場』で始まる。
『リップヴァンウィンクルの花嫁』
派遣教員の皆川七海はSNS で知り合った鉄也と結婚するが新婚早々、鉄也の浮気が発覚。逆に義母から家を追い出されてしまう。苦境に陥った七海は式の際に代理出席を頼んだなんでも屋・安室から次々と奇妙なバイトを斡旋される。
監督:岩井俊二 出演:黒木華、綾野剛、Cocco他/3時間/東映配給/品川プリンスシネマ他にて公開中 http://rvw-bride.com/
終戦から70年を迎えた今年。『父と暮せば』で広島を、未完となった『木の上の軍隊』では沖縄を舞台に、戦後を描いてきた井上ひさしが、どうしても書きたいと考えていた“もう一つの戦後の物語”を、日本を代表する映画監督・山田洋次が映画化。生前にたびたび、長崎を舞台にした物語を書きたいと口にしていた井上の思いに衝撃を受けたという山田監督。『父と暮せば』で描かれた“広島で原爆で死んだ父と生き残った娘の物語”を、“長崎で原爆で死んでしまった息子と、残された母の物語”として紡ぎ出した。山田監督にとって、本作は自身初のファンタジー作品。市井の人々を丹念にリアルに描いてきた山田監督が本作ではCGを多用して亡霊となった息子を描き、1948年の長崎を再現。夢と現実が入り混じる、切なくも美しい世界を描く。
キャストも日本映画界を代表する顔ぶれが集結。母親・伸子役には山田作品『母べえ』『おとうと』でも主演を務めた吉永小百合。息子の浩二役にはクリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』で海外からも高い評価を得た二宮和也。そして浩二の恋人・町子役には『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した黒木華。
「母さんはあきらめが悪いから、なかなか出てこられなかったんだよ」。ある日突然現れた亡き息子と、そんな息子を愛おしく迎え入れる母の、穏やかな日々。その儚くも幸せな時間がもたらすものとは…。
円形劇場×演劇=円劇というテーマを掲げ、青山円形劇場が2008年にスタートした「青山円劇カウンシル」が2015年の同劇場の閉館に伴いファイナルを迎える。新進気鋭の劇作家を起用して刺激的な作品を生み出してきたこの企画。その最後を飾るのは野田秀樹作、中屋敷法仁演出の『赤鬼』。(本紙・本吉英人/撮影・蔦野裕)