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新井丈が黒澤亮平にTKO勝ち。正規王者の箕輪に「防衛する気があるのかないのかはっきりしろ」【修斗】

2022.05.23 Vol.Web Original

6連敗から6連勝

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.3」(5月22日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたストロー級戦で、世界ストロー級1位の新井丈(キングダム立川コロッセオ)と同3位の黒澤亮平(パラエストラ松戸)が対戦した。

 新井は2018年に行われた「インフィニティリーグ」で全4試合一本負けを喫するなど一時は6連敗とどん底を味わうが、2019年10月の大竹陽戦から破竹の5連勝。その間に同階級の選手たちを相手にツイッターでトラッシュトークを続け、今年1月に木内 SKINNY ZOMBIE 崇雅に勝利後のマイクで王座挑戦をアピールすると同時に黒澤に「俺と殴り合えよ」と挑発した。

新井丈が怒涛の5連勝。試合後には元王者の黒澤亮平にケンカ状【修斗】

2022.01.17 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2022 開幕戦」(1月16日、東京・後楽園ホール)でストロー級のランカー同士の対戦が行われ、1位の新井丈(キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)と7位の木内SKINNYZOMBIE崇雅(和術慧舟會GODS)が対戦し、新井が1RKOで勝利を収めた。

 1R開始から新井はプレッシャーをかけて前に出るとパンチで木内を圧倒。木内は下がる一方の展開に。新井の強烈な左で木内がダウン。すぐに立ち上がるも新井のボディーに木内の顔がゆがむ。木内は組み付き下から足を取ってアキレス腱固めを取りかけるが、新井は慌てることなく脱出。右のガードが下がりっぱなしとなった木内の顔面に新井の左フックが面白いように当たる。何度もダウンする木内だが、新井はグラウンドには付き合わず、木内を立たせるとパンチでダメージを与えていく。残り30秒を切り、新井がラッシュをかけると木内がダウンしレフェリーが試合を止めた。

猿丸ジュンジが5回目のチャレンジで悲願の王座を獲得「これは応援してくれたみんなのチャンピオンベルト」【修斗】

2021.11.06 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.7」(11月6日13時開始、東京・USEN STUDIO COAST)で行われた「世界ストロー級暫定チャンピオン決定戦」で猿丸ジュンジ(同級1位/修斗GYM東京)が黒澤亮平(同級5位/パラエストラ松戸)に1R3分23秒、スリーパーホールドで勝利を収め、悲願のベルトを腰に巻いた。

 今回の暫定王座決定戦は正規王者の箕輪ひろばがONE Championship参戦中で防衛戦の調整がつかないためのもの。

 猿丸は2007年にプロデビュー。勝利を重ね、2011年に世界フライ級チャンピオン決定戦に駒を進めるも生駒純司に判定負け。その後も挑戦、防衛戦で山上幹臣、室伏シンヤ、内藤のび太と対戦もことごとく跳ね返され、王座に就くことはできず。いつの間にか35歳とベテランといわれる年齢となっていた。

安藤達也が田丸匠を破り悲願の王座獲得「やっとベルトを巻くことができた」【8・1 修斗】

2020.08.02 Vol.Web Original

“怪物”が“天才”をKO

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.5」(8月1日、東京・後楽園ホール)で行われた「環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦」で安藤達也(フリー)が田丸匠(NASCER DO SOL)を破り、悲願の王座を獲得した。

 修斗バンタム級は世界王者の佐藤将光がONEに参戦中で防衛戦が行えないことから、岡田遼と倉本一真との間で暫定王者決定戦が行われ、岡田が勝利。これに伴い、環太平洋王者だった岡田が同王座を返上したため、今回の王座決定戦が行われることとなった。

 安藤はプロデビュー2年目で「ROAD TO UFC JAPAN」に抜擢されるなど、将来を期待された逸材。修斗参戦後も着実に勝ち星を重ねたが、減量苦、所屬ジムからの離脱と苦難の時期が続く。しかし2018年の再始動後は着実に勝利を重ね、昨年9月には当時王者だった岡田の持つ環太平洋王座に挑戦。ドローで王座奪取こそならなかったが、改めてその高いポテンシャルを見せつけた。

 田丸は2015年の新人王MVPを皮切りに2016年にはMIP(最も活躍、成長した選手)に選出。後にONEと修斗のストロー級2冠王となる猿田洋祐に勝利するなど修斗の次代を担う存在と目されていたが、こちらも交通事故、減量苦と苦難が続き、2019年からバンタム級に階級アップ。以降3連勝を飾り、初の王座戦にたどり着いた。

日比交流戦は修斗が全勝。チーム・ラカイを返り討ち【5・6 修斗】

2019.05.06 Vol.Web Original

黒澤が右フック一発でKO勝ち
 修斗のプロ化30周年記念大会となる「プロフェッショナル修斗公式戦SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 Supported by ONE Championship」(5月6日、東京・後楽園ホール)が昼夜興行で開催された。

 昼の第1部で行われた「日比交流戦 修斗vsチーム・ラカイ3×3」は日本が3連勝した。

 先鋒戦は黒澤亮平vsジェロム・ワナワン。

 1Rから鋭い打撃を繰り出し前に出るワナワン。しかし黒澤はワナワンのパンチをしっかり見切るとワナワンが前に出たところに右フック一発。ばったりダウンしたワナワンに追撃のパウンドを一発放ったところで自ら手を止める完勝だった。

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