乗馬を始めて随分経ちますが、この間、ウエスタン乗馬にチャレンジしました。
乗馬には、ブリティッシュ乗馬、ウエスタン乗馬の2種類あって、私はブリティッシュ乗馬をしています。ブリティッシュは、大会になると燕尾服と乗馬パンツを着用、そしてシルクハットを被ります。ウエスタンは、カジュアルなシャツにGパン。イメージはカウボーイですかね。ブリティッシュのレッスンを受ける場合は、ポロシャツに乗馬パンツに着替えていましたが、ちょうどその日に着ていた服が、ガーデニングをしていたこともあってシャツにGパンでした。馬に乗るからといって、着替える必要もなく長靴からウエスタンブーツに履き替えるだけで、そのままの格好で馬に跨がれます。
人間の生活や仕事のパートナーとして馬を育てることを目的に発展してきたウエスタン。乗った馬はとても大人しい性格の子で、クオーターホースという種類の馬です。体格は背が低くて、全体的にがっしり、そしてずんぐりむっくりとしています。その子は外乗(野山に出て乗ること)も大丈夫。人が乗ってそのまま道に出た時に、車がブ〜ンと横を通っても全然平気なんです。その日は天気も良かったのでレッスンを受けた後、そのままポコポコと馬の背に揺られて、のんびり田舎道を散歩しました。外乗って気持ちが良い! 途中で降りると、馬はその場で大人しく草を食んで人間の帰りを待っています。これには驚きました〜。
規定の枠内で、動きの正確さや優美さを求めるブリティッシュ乗馬とは全く違った世界‥‥。以前、仕事でハワイ島の広大な牧場で、カウボーイの方と牧羊犬3匹と牛の群れを追ったことがありましたが、馬をパートナーに仕事をするウエスタンとブリティッシュが違って当然ですね〜。今回、また新たに馬の可能性を知り、魅せられました。紅葉の時期の外乗が楽しみだなあ〜!