「特撮のDNA/東京タワーSOS」が7月16日から東京タワーで開催
「特撮のDNA/東京タワーSOS ゴジラ・モスラ・東宝特撮 展」が7月16日から東京タワーで開催される。
この「特撮のDNA」は日本が世界に誇る「特撮」を体感できる展覧会。今回は「特撮」×「ランドマーク」の切り口で日本の特撮の作品の歴史の中で幾度となく標的となったり、戦いの舞台となってきた東京のシンボルである「東京タワー」にゴジラやモスラといった怪獣たちが集結する。中でも東京タワーゆかりの人気キャラクター3式機龍(メカゴジラ)の展示はファンにはたまらないもの。
15日に行われた内覧会ではその3式機龍を世に送り出した手塚昌明監督、「~機龍(メカゴジラ)生誕20周年記念~『機龍(メカゴジラ)/品川幻想』」を描き下ろしたイラストレーターの東京幻想が訪れトークショーを行った。
手塚監督は映画『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(2003年)で初めてゴジラに東京タワーを破壊させた人物。「東京タワーをただ壊すだけではなく芝居のほうにもきちんとからめて、迫力のある内容にしたいと思った」などと当時を振り返った。この日はゴジラを迎え撃ったメカゴジラの前でトークショーを行ったのだが、手塚監督は「改めてカッコいいな、と思った」と感慨深げだった。