格闘家は普段何を考え、何をしているのか…。記者会見や試合だけでは分からない格闘家の内面に切り込む新企画「格闘家プロファイリング」。ここまで「教訓とする言葉or生きる上でのモットー」「近い将来と遠い未来」といった4つのテーマでK-1ファイターの玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)に話を聞いた。最終回のテーマは「次戦について」。(全5回/最終回)
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失神KO勝ちの金子晃大が「王者として、日本人としての心の強さを見せていけたら」とトーナメント参戦の意味を語る【K-1】
「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた「-55kg世界最強決定トーナメント」の1回戦でK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)がカン・メンホン(カンボジア/Kun Khmer International Fight Gym)と対戦し、3Rで失神KO勝ちを収めた。金子は9月の代々木大会で行われる準決勝では璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)と対戦する。
1R、ともにオーソドックスの構え。メンホンはロー、ミドル。そして右ハイは金子がかわす。金子も圧をかけロー。メンホンは右ロー、右ハイ。メンホンはサウスポーにスイッチ。金子は右ロー、左ミドル。メンホンはスイッチを繰り返す。金子がミドル、前蹴り。メンホンはパンチを合わせる。金子は詰めて右ロー。メンホンも右ロー。金子の右ローにメンホンが思わずしゃがみ込み、ダウン。
玖村将史が1RKO勝ちで「K-1の55kgの厳しさを教える」。準決勝で対戦の大久保琉唯は「超一生懸命練習して勝ちに行く」【K-1】
「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた「-55kg世界最強決定トーナメント」の1回戦で玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)がアントニオ・オルデン(スペイン/El Origen Thaimartin/Orden Team)と対戦し、1R56秒で左フックでKO勝ちを収めた。
1R、オーソドックスの玖村とサウスポーのオルデン。玖村が右インロー、右ミドル。オルデンの左インローがローブローで一時中断。再開後、オルデンの左ハイにパンチを合わせる玖村。なおも圧をかけミドル、そして左フックの玖村。オルデンが前に出て左のヒザを出したところに左フックをカウンターで打ち抜くとオルデンはダウン。そのまま立ち上がれず、玖村のKO勝ちとなった。
「-55kg世界トーナメント」出場の大久保琉唯がスーパー下剋上を宣言「金子選手より玖村選手のほうがやりやすい。勝てそう」【K-1】
K-1ファイターで元Krushフライ級王者の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が6月2日、都内で初のファンイベントを開催した。
イベントでは「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)から開幕する「-55kg世界最強決定トーナメント」への決意を語る中でK-1グループのバンタム級2トップの金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)、玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)について「1回戦で勝てば玖村選手が上がってくると思うが、金子選手より玖村選手のほうがやりやすい。勝てるんじゃないかという自信がある」と玖村戦への自信を見せた。
トーナメントについては「自分が今見てもとんでもないメンバー。でも出るからには結果を残したい。勝つ気でいる」と語り、今回の大抜擢については「最初は池田(幸司)選手が返上したKrushの53kgのトーナメントへの出場が決まっていたが、急きょ55kgのトーナメントに出てくれというオファーがあった。最初はびっくりした。55kgでまだ一戦もしていないのに、なんで俺が?と。でも逆に言えばチャンスだと思った」などと参戦の経緯を明かした。
K-1ファイターの大久保琉唯が初のファンイベントで「オオカミちゃんー」で共演の高鶴桃羽とのその後を明かす
好きなタイプは周囲に気遣いができる人
K-1ファイターの大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が6月2日、都内で初のファンイベントを開催した。
トークセッションでは「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)から開幕する「-55kg世界最強決定トーナメント」についての話はもちろん、ここまでの格闘家としての歩みを振り返るコーナーやファンからの質問に答える質問大会、プレゼント抽選会などでファンとの交流を深めた。
大久保は幼少期のころの写真を公開しながら「小さい頃はメンタルが弱くて、小学生の時に一度、試合から逃げ出したことがある。グローブ空手の試合の時に“試合に出たくない”と言ってトイレに引きこもったくらいメンタルが弱かった。それは小学2年生のころ。純粋に怖かった」などと意外な一面を明かした。その後、小学5年生で現在のジムに移籍し、最初の試合でベルトを獲得してから「それから毎週のように試合をして、毎週ベルトをかっさらった」と一気にメンタルも強化したという。
「-55kg世界最強決定トーナメント」の組み合わせ発表。現王者・金子晃大はクンクメール最強ファイターを迎撃。玖村将史は金子しか眼中になし【K-1】
K-1が5月29日、都内で「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の会見を開き「-55kg世界最強決定トーナメント」の対戦カードを発表した。
今回のトーナメントについては約1カ月前に現K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)、元Krushスーパー・バンタム級王者の玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)、現Krushスーパー・バンタム級王者の璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)、元Krushフライ級王者の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)の日本人4選手の参戦が発表されていた。
この日は残る海外からの4選手と1回戦の組み合わせが発表された。