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安藤サクラが現場で奇声? 生瀬勝久「もう終わった、と思った」

2023.08.24 Vol.web original

 

 映画『BAD LANDS バッド・ランズ』(9月29日公開)の完成披露試写会が24日、都内にて行われ、安藤サクラ、山田涼介ら豪華キャスト陣と原田眞人監督が登壇。生瀬が「ほぼ初共演で緊張していた」という安藤との現場エピソードを明かし笑いをさそった。

 黒川博行の傑作小説を映画化。特殊詐欺に加担するネリと弟のジョー、思わぬ大金を手にした姉弟の波乱を描く。

 ネリ役の安藤、ジョー役の山田をはじめ、2年前の冬に撮影された原田監督の熱い現場を振り返っていた一同。その中で、生瀬は「今回、原田組に参加するの始めてで、安藤さんともほとんど初めましてで僕も緊張していたんですけど。最初、読み合わせがあったときに、監督から非常に厳しい“そんなゆっくり読んでんじゃねえよ、バカヤロー”っていきなりかまされて」と振り返り「えらいところに来たと思っていたら、休憩時間に、安藤さんが奇声を発したんですよ」と暴露。

 生瀬は「緊張しているところに、安藤さんが横でウワァーー!!って。もう終わった…と思って。監督に何かいろいろ言われたから安藤さん、壊れちゃったのかなと思って」と明かし、安藤も苦笑い。生瀬は「後から聞くと、安藤さんはリラックスするために発声すると…言えよ!今から声出しますって」とツッコみ、会場も大笑い。
 
 そんな安藤は、天国か地獄を感じたエピソードを聞かれると、大雪に見舞われた地方ロケを振り返り「車も進めないくらいの大雪で、もったいないな~と言っていたら原田監督が、じゃ、撮ろうかと言ってくださった」と大雪の中でのネリのシーンが追加されたというエピソードを明かし「大雪で地獄でもあり天国でもありました」と晴れやかな笑顔。一方、原田監督が「毎日、楽しかった。役者たちも頑張ってくれたしスタッフのエネルギーもすごくて。だからわりと現場でおとなしかったですね」と言うと、生瀬が何かを言いたげに監督に視線を送り、笑いをさそう一幕もあった。

 最後に安藤は「私はこの役に出会って、私自身久しぶりに心が震える役でした。全身と心が震える感じだった」と役と作品への深い思い入れを語っていた。

 この日の登壇者は安藤サクラ、山田涼介、宇崎竜童、生瀬勝久、吉原光夫、天童よしみ、サリ ngROCK、原田眞人監督。

山田涼介は「年寄に対する忖度がない」47歳差・宇崎竜童がぼやく

2023.08.24 Vol.web original

 

 映画『BAD LANDS バッド・ランズ』(9月29日公開)の完成披露試写会が24日、都内にて行われ、安藤サクラ、山田涼介ら豪華キャスト陣と原田眞人監督が登壇。一同が撮影エピソードで盛り上がった。

 黒川博行の傑作小説を映画化。特殊詐欺に加担するネリと弟のジョー、思わぬ大金を手にした姉弟の波乱を描く。

 ネリ役の安藤サクラが「今日ずっと山田涼介くんと一緒に取材を受けながら、なんて素敵な作品に参加できたんだろうと改めて思いました」と振り返ると、弟ジョー役の山田も「安藤さんはじめ素敵なキャストの皆さんと芝居できたことは僕のこれからの力になると思っています」と胸を張った。

 そんな2人から「元気をもらっていた」と言う宇崎竜童が「(山田と)2人で走るシーンがあるんですが、ものすごく早くて追いつけない。今日、山田くんの年齢を知りました。僕と47歳違った。年寄に対する忖度が全くない」とぼやくと、山田はタジタジとなりながら「すみませんでした!」と頭を下げて謝罪。会場も笑いに包まれた。

 そんな山田は、自身の役どころについて「自分でサイコパスと言っているんですけど、僕はただのアホなヤツだと思っていて。クールに演じるとつまらないやつになってしまうなという印象があったので、どこか憎めない愛くるしい弟像を出せないかと四苦八苦しながら、安藤さんに引っ張っていただきながら演じていました」と振り返った。

 今回、初共演で姉弟役を演じた安藤と山田。山田との共演が楽しみだったという安藤は「なんとジョーの魅力的なことでしょう」と言い、締めの挨拶でも「山田涼介とジョーの出会い歴史的な役との出会いになるんじゃないか」と絶賛。山田も「「安藤さんとご一緒できるなんてそんな楽しい現場はない。本当に超いい人です」と言い、顔を見合わせて「楽しかったね」。

 そんな2人を見守る役どころの宇崎も「複雑な感じの姉弟愛が、どちらかというと山田くんのほうからサクラちゃんのほうに投げられてるというか。この2人には特別な感情が流れているのを感じました」とにっこり。

 映画にちなみ天国か地獄を感じたエピソードを聞かれると、山田は「(原田監督作の)『燃えよ剣』で使っていた池田屋のセットで“懐かしい感じがする”というセリフを言えた時は、監督の遊び心を感じて天国だなと思いました」と振り返っていた。

 この日の登壇者は安藤サクラ、山田涼介、宇崎竜童、生瀬勝久、吉原光夫、天童よしみ、サリ ngROCK、原田眞人監督。

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