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緊急参戦の鈴木千裕がパトリシオ・ピットブルにKO勝ちの大金星「不可能はないと僕自身が証明できた」【超RIZIN.2】

2023.07.30 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でKNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)がパトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)と対戦し、1R2分32秒でKO勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックススタイル。鈴木がパンチを振っていくとパトリシオも応じる。鈴木は左フックをヒット。鈴木が詰めて右ストレートも距離が遠い。鈴木は左ハイから右ストレートを放つが。ここも距離が遠い。パトリシオが強烈な右カーフ。パトリシオは下にタックルを見せる。鈴木は三日月蹴り。パトリシオは左フックをかわしてカウンターを合わせる。パトリシオは右カーフ。しかし鈴木は距離を詰めてコーナーに追い詰めると右ストレート。パトリシオはタックルを狙うが鈴木は許さず。そのまま反対側のコーナーまでパトリシオを追いかけると左フックは空振りも右ストレートをヒット。ぐらついたパトリシオに追撃の右ストレートを打ち抜くとパトリシオがダウン。パウンドを落としたところでレフェリーが試合を止めた。

伊澤星花がわずか64秒でロペスに一本勝ち。海外の強豪との対戦を希望し11・4アゼルバイジャン大会にも興味【超RIZIN.2】

2023.07.30 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で王者・伊澤星花(Roys GYM)が挑戦者にクレア・ロペス(フランス/Great Britain Top Team)を迎え2度目の防衛戦に臨み、わずか64秒で一本勝ちを収めた。

 1R、ロペスがローキックを放っていくと伊澤がタックル。がぶるロペスだが、伊澤はテイクダウンに成功。上のポジションをキープすると首を取る。ロペスが立ち上がりコーナーに押し込むが伊澤はそのままフロントチョークで絞め上げるとロペスがたまらずタップし、伊澤が一本勝ちを収めた。

 伊澤は2021年大晦日のRIZINデビュー戦で当時、王者だった浜崎朱加を破る大金星を挙げると、翌年4月には王座をかけたダイレクトリマッチで勝利を収め王座を獲得。7月から始まった「スーパーアトム級トーナメント」も制し、名実ともにRIZINスーパーアトム級の頂点に立っている。

緊急出場のサトシが無念のTKO負け。GP準決勝進出のパトリッキーは「誰であろうと破壊する」【超RIZIN.2】

2023.07.30 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「Bellatorライト級グランプリ」の1回戦でパトリッキー・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)vs ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)が対戦し、パトリッキーが3R49秒でTKO勝ちを収めた。

 この1回戦は当初はパトリッキーとAJ・マッキーが対戦の予定だったのだが、AJが健康上の理由で欠場となったことからサトシが急きょ参戦となった。大会1週間前のオファーという緊急事態であったことから他のトーナメント参加選手の了承を取ったうえで試合は73.0kgの契約体重で行われた。

 1R、ともにオーソドックススタイル。圧をかけるのはパトリッキー。パトリッキーが右カーフ。パトリッキーが前に出たところにサトシが足にタックルもパトリッキーは抜いて脱出。パトリッキーは圧をかけてワンツー。サトシはバックステップ。サトシは虚を突いた飛びヒザを見せる。パトリッキーが圧をかけてケージを背負わせ右カーフ。なおもパンチもサトシもパンチを出して回る。パトリッキーが飛び込むもそこにローを合わせるサトシ。パトリッキーは左ハイもサトシがガード。パトリッキーが圧をかけバックスピンキックから右ストレート。

右目負傷でドクターストップの神龍誠に会場から「やれよ」の声。対戦相手の堀口恭司は「見えないのであればやるべきじゃない」【超RIZIN.2】

2023.07.30 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「Bellatorフライ級タイトルマッチ」は1Rに堀口恭司(アメリカントップチーム)の左手の指がアイポークとなり神龍誠(神龍ワールドジム)が右目を負傷し1R25秒で無効試合となった。

 試合後の会見にサングラスをかけて臨んだ神龍は「ちょっと、やってしまったなというか。続けなくちゃプロじゃないなと思いました」と語った。これは「目が見えなくて、これで続行してもと思って“見えないです”と言ったが、ブーイングを聞いて、“とんでもない判断をしたな”と。プロとして戦わないといけなかったなと思う」という思いから。またノーコンテストと決まった後に「“やれよ”とか聞こえて、気持ちが戻って“やります”と言ったが手遅れだった。“もう変えられない”と言われた」とリング上で起こっていた出来事を明かした。

 もっとも、その右目については「ずっとぼやぼやしていて。右目が見えないところがある感じだった。角膜が傷ついていて、これから病院に行く。ちょっとずつ視界が良くなっているが、試合の時は見えなかった」と試合続行は不可能な状況だった。

 Bellatorのスコット・コーカー代表が再戦を組む意向であることについては「日本でやりたいですかね。日本のファンが日本人最強対決を楽しみにしていたと思うので、もう一度組まれるように頑張りたい」と語った。

堀口恭司のアイポークで神龍誠がドクターストップ。Bellatorのコーカー代表は再戦の意向【超RIZIN.2】

2023.07.30 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で、新設された「Bellatorフライ級王座」をかけて堀口恭司(アメリカントップチーム)と神龍誠(神龍ワールドジム)が対戦し、1R開始早々のアクシデントによりわずか25秒でノーコンテストとなった。

 1R、オーソドックスの堀口、サウスポーの神龍。堀口が右ハイ。続けて堀口が左のパンチから右のパンチを狙った際に、その左手の指が神龍の右目に入り、一時中断。神龍の右まぶたは赤くはれ、ドクターのチェックが入る。神龍の右目の視力回復のために時間を取ったが回復せず、試合はここで幕引きとなった。

 堀口は2018~2019年にかけてRIZINバンタム級とBellatorバンタム級において史上初の2団体同時制覇という偉業を成し遂げた。その後、ケガのため長期欠場となり王座を返上。復帰戦となった2020年大晦日で朝倉海を破り王座を奪還した。その後、Bellatorに本格参戦し、セルジオ・ペティスとのタイトル戦、再起戦のパトリック・ミックス戦とキャリア初の連敗を喫したものの、RIZINで金太郎に勝利を収め復活を果たすと、昨年大晦日のRIZINとBellatorの対抗戦ではBellator代表としてフライ級で扇久保博正と対戦し勝利を収めた。今回は初代フライ級王座獲得へ満を持しての参戦だった。

 神龍は2019年6月に史上最年少の18歳でDEEPフライ級王者に就くと、その後、BELLATOR JAPAN、RIZIN、DEEPで無敵の快進撃を続け、現在10連勝中。その間にはDEEPフライ級王座を統一。また2022年11月にはアメリカで行われたCFFCフライ級王座決定戦で勝利を収め、同王座を獲得している。今回は世代交代をかけての一戦だった。

 この試合についてBellatorのスコット・コーカー代表は「近いうちに再戦を組みたい」と語った。

前から後ろから!サバテロがマゴメドフに殺気に満ちた視線【超RIZIN.2】

2023.07.29 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月29日、埼玉のさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された。

 BELLATORパートの第2試合で戦うマゴメド・マゴメドフ(ロシア/DAGESTAN FIGHTER CLUB)とダニー・サバテロ(アメリカ/アメリカントップチーム)が計量から激しい火花を散らした。

 計量はマゴメドフが61.68kg、サバテロが61.46kgでそれぞれクリア。フォトセッションでのフェイストゥフェイスでは関係者が引きはがすまでにらみ合いを続けた。

 しかしこれだけでは終わらないのがサバテロ。最後に行われた全選手によるフォトセッションでは他の選手が左右に視線を向ける間もひたすら前列に立つマゴメドフを背後からにらみつけていた。

2度目の防衛戦の伊澤星花「女子格闘技の面白さをお見せしたい」【超RIZIN.2】

2023.07.29 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月29日、埼玉のさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された。
 
 第6試合で行われる「RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で対戦する伊澤星花(Roys GYM)は48.60kg、クレア・ロペス(フランス/Great Britain Top Team)は48.90kgでともに規定体重をクリアした。

 ロペスは「本当に日本に戻って来れてうれしい。3カ月前からこの試合に向けてしっかり集中して準備してきました。ですので、いい試合をお見せします。決して退屈はさせません。楽しみにしていてください」、伊澤は「このような素敵な試合に出ることができて本当にうれしいです。ありがとうございます。明日は女子格闘技の面白さをお見せしたいと思います」とそれぞれ決意を述べた。

 ロペスはRIZINデビュー戦となった今年4月の「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」でRENAにヒザ十字固めで一本勝ちを収め、今回のタイトル挑戦にこぎつけた。ちなみにRENAが自らタップしたのはこの試合が初めてだった。

 伊澤は2021年大晦日のRIZINデビュー戦で当時、王者だった浜崎朱加を破る大金星を挙げると、翌年4月には王座をかけたダイレクトリマッチで勝利を収め王座を獲得。7月から始まった「スーパーアトム級トーナメント」も制し、名実ともにRIZINスーパーアトム級の頂点に立った。今回は2度目の防衛戦になる。

3週間前のオファーで緊急出場の扇久保博正「必ず勝ちます」【超RIZIN.2】

2023.07.29 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月29日、埼玉のさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された。

 第7試合で行われる「RIZINバンタム級タイトルマッチ」で対戦するフアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)は60.40kg、扇久保博正(パラエストラ松戸)は60.85kgでともに規定体重をクリアした。

 計量後、扇久保は「明日は必ず勝ちます。応援してください」、アーチュレッタは「バンタム級の王座決定戦ということでしっかりと勝ってこのベルトを持ち帰りたいと思っています。対戦を受けてくれた扇久保選手に本当に感謝します。いい試合を見せますので皆さん、応援してください」と語った。

 このタイトル戦は当初、アーチュレッタと朝倉海の間で行われる予定だったが、朝倉が練習中に左膝内側側副靭帯損傷のケガを負い、全治6週間の診断を受けドクターストップとなったため欠場。代わって扇久保が出場することになった。

 アーチュレッタは28日に行われた前々日インタビューでは朝倉を「口だけで特別扱いを受けてチャンスを得てきた。ケガをしても出てくるくらいでなければいけない。直前で逃げたので弱虫だとも思っている」などとこき下ろしていた。

 扇久保は前々日インタビューでは「やり切る。すべてを出し切る」とすがすがしい表情を見せた。この日も規定体重をクリアし、3週間前のオファーではあったが、心身ともにきっちりと作り上げてきた印象だった。

朝倉未来とケラモフが揃って王座獲りを宣言。未来はKO勝ちを約束【超RIZIN.2】

2023.07.29 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月29日、埼玉のさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された。

 メインイベントのRIZINパート第8試合で行われるRIZINフェザー級タイトルマッチで対戦する朝倉未来(トライフォース赤坂)は66.00kg、ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)は65.80kgでともに規定体重をクリアした。

 計量後、ケラモフは「チャンピオンベルトは私のものです。どうぞ見に来てください。期待してください」、朝倉は「調子いです。明日、KOします。チャンピオンになります」とそれぞれ王座獲りを宣言した。

 ケラモフはRIZIN2戦目で当時、王者だった斎藤裕に判定負けを喫したものの、ここまで5戦4勝1敗。金原正徳がその強さを認め「戦いたい」と名指しした強豪。

 朝倉はMMAでは現在3連勝中。前戦では元王者の牛久絢太郎にも勝利を収めている。次期挑戦者に決定しているクレベル・コイケへのリベンジマッチを実現させるためには王座獲得は必須となる。

サトシが「リングでもケージでも変わらない。ルールでゲームプランは変わらない」と緊急出場にも自信【超RIZIN.2】

2023.07.28 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが7月28日、都内で開催された。

 大会4日前の26日に急きょ「Bellatorライト級グランプリ」への参戦が発表されたRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)がルールの違いやケージでの試合というハンディを乗り越えての勝利に自信を見せた。

 今回行われる予定だった1回戦はパトリッキー・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)とAJ・マッキーが対戦の予定だったのだが、AJが健康上の理由で欠場となったことからサトシが急きょ参戦となった。大会1週間前のオファーという緊急事態であったことから他のトーナメント参加選手の了承を取ったうえで試合は73.0kgの契約体重で行われる。

 サトシは「コンディションはいつも練習してるからそんなに変わらない。記者会見の後から練習。後は体重を落とすだけ。コンディションはいつもいいから問題ないです」とコンディションについては問題ないという。体重についても「日曜日にメッセージが来て、私、バーベキュー中(笑)。体重をチェックして、82kgくらいだった。だから頑張れば71kgでもできるけど、体重に集中が多いと試合に良くない。1週間で10kgも良くない。73kgでいいというから、そんなに体重のことは問題ない。もう、あと4kgキロくらいで、いつもと同じくらい」と語った。

パトリッキー「自分はコンプリートファイター。準備はできている」直前での対戦相手変更にも泰然自若【超RIZIN.2】

2023.07.28 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが7月28日、都内で開催された。

 BELLATORパートのメインで行われる「Bellatorライト級グランプリ1回戦」に出場するパトリッキー・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)が直前の対戦相手の変更にも泰然自若な姿勢を見せた。

 パトリッキーは当初はAJ・マッキー(アメリカ/ボディショップ・フィットネス)と対戦の予定だったが、AJが健康上の理由で欠場となったことから、大会4日前の26日にRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)に対戦相手が変更となった。

 パトリッキーは「日本で戦うことが本当に好きなのでサトシ選手を相手に戦えることをうれしく思いますし、次勝って、その次はタイトルをかけて日本で戦うかもしれませんしエキサイティングに思っています」と語る。

 試合については「彼の得意な部分を止めて、賢く戦い、リラックスして全ての面で上回って勝利したいと思います」、相手が変わり戦術等の変更が求められるが「特に変わることはない。柔術は2007年から黒帯。グラップリングもレスリングもやってきた。自分はコンプリートファイター。準備はできている。特に相手の変更で変わることはない」と泰然自若の姿勢を見せた。

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