『砕け散るところを見せてあげる』
平凡な日々を送る濱田清澄はある日、学年一の嫌われ者と呼ばれる孤独な少女・蔵本玻璃と出会う。幾度も救いの手を差し伸べる清澄に心を開くようになる玻璃だったが、彼女には誰にも言えない秘密があった。その秘密に気づき始めた清澄に“恐るべき危険”が迫る…!
監督:SABU 出演:中川大志、石井杏奈/2時間7分/イオンエンターテイメント配給/公開中
平凡な日々を送る濱田清澄はある日、学年一の嫌われ者と呼ばれる孤独な少女・蔵本玻璃と出会う。幾度も救いの手を差し伸べる清澄に心を開くようになる玻璃だったが、彼女には誰にも言えない秘密があった。その秘密に気づき始めた清澄に“恐るべき危険”が迫る…!
監督:SABU 出演:中川大志、石井杏奈/2時間7分/イオンエンターテイメント配給/公開中
映画『BLUE/ブルー』完成披露報告会が17日、都内にて行われ、松山ケンイチ、木村文乃、東出昌大、柄本時生、吉田恵輔監督が登壇した。
ボクシングに人生をかける青年たちの情熱と葛藤を描く。自身も30年以上のボクシング経験を持つ吉田監督が脚本・監督を手掛ける。
人一倍情熱を持ちながら負け続きのボクサー瓜田を演じた松山は「皆さんがこれまで見てきたボクシング映画は再起を描く姿が感動的な作品が多いと思いますが(この主人公は)再起しません」と断言し、報道陣を笑わせつつ「嫉妬心はもちろんありつつ、それでも自分が持っているものを自分より才能のある後輩たちに渡せる。それは人としての強さ、大きさだと思う」と、演じじた役どころについて熱く語り「スケジュールが伸びたりして結果的に2年近くトレーニングしていた」と明かした。
そんな瓜田と正反対の天才ボクサー・小川を演じた東出は「みんな、ボクサー役ではなくボクサーの生活をしていました。後楽園ホールでの撮影の日には、撮影ではなくタイトルマッチだと思っていました。監督が、東出の相手に前チャンピオンと現チャンピオンを連れてきたと言うので(笑)、見劣りしないように頑張りました」と振り返り、役どころについて「独特の感性の持ち主。鈍感というか、瓜田の気持ちを分かっていながら、それはそれと思える人物」と分析。