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『ブラマヨ弾話室』で考えた、自分の意見をぶつけてみることの面白さ〈徳井健太の菩薩目線第152回〉

2022.11.20 Vol.Web Original

 

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第152回目は、『ブラマヨ弾話室〜ニッポン、どうかしてるぜ!』について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 BSフジで放送中の『ブラマヨ弾話室~ニッポン、どうかしてるぜ!』に、初めて出させていただいた。

 ブラマヨさんのお二人と仕事をする機会はあまりないから、とても楽しみにしていた半面、緊張していた。なんといっても、ブラマヨさんだ。とりわけ吉田さんの舌鋒の鋭さに、自分は対応できるんだろうかドキドキハラハラ。

 この番組は、ブラマヨさんが政治家や学者など様々なジャンルの専門家を招き、「今起きている問題」をテーマに「今後のニッポンはどうなっていくのか」を、独自の“心配性”な目線から考察する雑談系アカデミックバラエティだ。

 よぎった疑問を、政治家や専門家に対してすぐさまぶつけていく。平成の時代まで当たり前のようにあった討論番組も、よくよく考えると、今では絶滅危惧種かもしれない。

「間違ったっていいから、それが偏った論だとしても言ってもいいんだぞ」。そんな雰囲気をブラマヨさんから感じたので、精一杯、沸いた疑問や意見をぶつけてみたつもり。

 ブラマヨさんはいつだって面白い。でも、『ブラマヨ弾話室』のブラマヨさんは、ここでしか見れない面白さがあると思う。

 吉田さんが意見して、小杉さんが突っ込む――というのが多くの人が想像しているブラマヨさんの姿だと思う。ところがこの番組では、小杉さんがボケて吉田さんがツッコむこともあれば、瞬時にその関係性が逆転する。立ち回りの豊富さとスピード感。漫才やバラエティで見るブラマヨさんとは異なる予測不能な面白さは、自由という言葉がぴったりだ。あまりに自由に振る舞うものだから、私徳井健太も心地よくなって、偏った意見をたくさん話してしまったような気がする。

 この日の収録のテーマは、「幼児の事故が多発していて心配」「政府が政策の反省をしているのか心配」「出世したがらない若者が多くて心配」「老後が不安になるように誘導されていそうで心配」「インボイス制度が全然わからなくて心配」「命を救う仕事をする人に過剰に求める風潮が心配」などなど。

 多岐に及んだテーマを、ブラマヨさんがしゃべり倒す。もう面白い。私徳井健太が登場する回は、11月20日(再放送は12月4日)と、11月27日(再放送は12月11日)。放送時間は、22:30~23:00なので、ぜひご覧いただけたら幸いであります。

 収録のゲストには、参議院議員で防衛大臣政務官の小野田紀美さんが参加した。小野田さんは、とてもわかりやすく説明してくれるので、あれもこれも聞いてしまった。「え? そんなことまで答えてくれるんですか!?」ってことまで答えてくれたので、ホントに攻める番組だなと感心してしまった。

 社会問題や政治問題を取り扱って議論するトークバラエティって、一筋縄ではいかない。難しい。

 たとえば、「多発する幼児事故」というテーマ。日本の場合、子どもをあずけたら、あずけた人(ベビーシッターなど)に責任が置かれるけど、欧米ではあずけようがすべての責任は親にあるという。責任の所在が違う――。そうした多面的な視点を大切にしないと、豊かな議論は育まれない。  

 その中で「持論」の意味を考えた。

 ラジオで相方である吉村と話していたとき、俺が「売れるためだったら死んでもいい」 とか、「長生きしたいなら売れなくてもいい」みたいなことを口にしたときがあった。

 吉村は、「いやいや、人間って 二択で生きているわけじゃないでしょ」と制すんだけど、俺は二択で生きてきたところがあるから、その吉村の補説がよくわからない。やるか・やらないか。もしもやるって決めたのなら、死んでもやるか・死なないでやるか――しかないと思うのだけれど。

 ギャンブルが好きなのも、こうした考え方によるところが大きいから、張って負けたら恨みっこなし、だと思っている。でも、世の中の多くの人は、張って負けると恨みつらみを言ってしまう。それは都合がいいんじゃないかと思うけど、吉村に言わせると、どうやら「極論」ということになるらしい。

 誰かの持論は、他の誰かにとっては極論になることもある。揺れ動くのが人間だから、吉村の言うこともたしかにわかる。あまりに自分の意見は、味わいがないなぁと思う。一方で、持論を極論と言われると、なんだか釈然としない。

 そんな俺が、『ブラマヨ弾話室』の吉田さんの持論を聞くと、「吉田さん、すげぇ極論言うな」と笑いながら感心してしまうのだから、人間の「論」って面白い。気兼ねなく自分が思っていることを話せる場って自由。持論も至論も極論も交わせるのだから、あったほうがいい。そんな場が、『ブラマヨ弾話室』だったんだなぁ。

 収録後、「もっと話せたんじゃないか」と反省したのは言うまでもないよね。

EXILE TETSUYA「ハワイは偉大。僕の好きなものが凝縮されている」ハワイ情報番組でナビゲーター

2022.04.06 Vol.Web Original

 EXILE TETSUYAが、ハワイ情報番組『にじいろ☆ハワイ』(BS12 トゥエルビ、毎週月曜21時55分~)の4~6月期の番組ナビゲーターを務めることになった。EXILE TESUYAは、番組を通して、色にまつわるハワイの文化やモノ、コトを紹介する。

 収録を終え、EXILE TETSUYAは、「映像を見ながら収録に参加しましたが、ハワイの景色や食べ物を見たり雰囲気を感じたりするだけで、その島にトリップしたような感覚を味わえました。やっぱり不思議な力を持った場所なんだろうなと」とコメント。

 コロナ禍以前は毎年ハワイを訪れていたそう。DANCE EARTH PARTYではハワイからアイデアを得て楽曲も制作している。

「ハワイで感じたことを自身の音楽や、ダンス人生に活かせたことは大きかったです。ハワイは偉大ですね。僕の好きなものが、凝縮されています」と話している。

 番組では、幸運の象徴「虹(レインボー)」をテーマに「にじいろの旅」へ誘う。4月11日の放送では、 クリームイエローをテーマに、1950年創業した日系ベーカリー&ダイナー「リリハ・ベーカリー」を特集。ハワイで長年愛されている、安くてボリューミーな食事やスイーツ、パンなどが味わえる店だ。4月25日の放送では、ターコイズブルーをテーマに老舗リゾートウェアブランド「トリ・リチャード」を紹介する。

EXILE MAKIDAIがBS音楽番組でメインMCに Jr.EXILEメンバーとともに次世代アーティストを紹介

2022.03.28 Vol.Web Original

 

 EXILE MAKIDAI(PKCZ)が、BSの新チャンネル『BSJapanext(ビーエスジャパネクスト)』(BS263チャンネル)で放送がスタートする、音楽番組のメインMCとして出演することが発表された。

 担当するのは次世代アーティストを紹介する音楽番組『KURUNE –next music live-』(毎週月曜22時)。次世代アーティストの素顔や音楽制作の裏側などをトークで深掘りするとともに、ライブでは数々の音楽番組やミュージックビデオを撮影する有名カメラマンによってアーティストの新たな魅力を引き出す。

 28日放送の初回には、月替わりMCとしてTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのRIKUが登場。今後も、月替わりMCとしてJr.EXILEメンバーが登場する予定だ。

 MAKIDAIは、「次世代のアーティストの方々と直接触れ合い、感じた魅力を皆さまにお伝えしていけたらと思います」と意気込んでいる。

 同チャンネルは、株式会社ジャパネットホールディングスのグループ会社の株式会社ジャパネットブロードキャスティングが開局した。

本木雅弘主演で志賀直哉『流行感冒』をドラマ化! ウイルス禍の心情描く

2021.01.15 Vol.Web Original

 志賀直哉の小説『流行感冒』が、本木雅弘主演でドラマ化されることがわかった。 NHKの特集ドラマで、放送予定は3月。
 
『流行感冒』は、約100年前のスペイン風邪(=スペインインフルエンザ)の流行をテーマにした短編小説。

 本木演じる主人公、 小説家の私は、 娘の健康に対して臆病なほど神経質。夏でも風邪を引かぬように厚着をさせ、外で人が娘に対し物を食べさせようとすると、腹痛を起こすかも知れぬから絶対拒否する徹底ぶりだ。大正7年秋。流行感冒(スペイン風邪)が流行り感染者が増える中、女中が芝居興行を見に行ったのではないか、という疑念が沸き上がる。行ってないと言う彼女を、主人公は、この機会に辞めさせようと考えるが、妻にそんな理由で辞めさせては世間体が悪いと言われ、思いとどまるのだが……。

 妻を安藤サクラ、女中を古川琴音が演じる。他出演に、仲野太賀、松田るか、石橋蓮司ら。

 NHK、BS4Kで3月27日放送予定。BSプレミアムでの放送は4月以降の予定。

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