DDTプロレスが12月5日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、前日の後楽園ホール大会でジョーイ・ジャネラとのTLCマッチを制してDDT EXTREME王座を戴冠した秋山準が仰天発言を連発した。
秋山は「初めてのTLCマッチで難しい戦いになりましたけど、なんとか勝つことができました。動画を見て研究していったんで、ジャネラの試合、勝俣(瞬馬)選手との試合も見ましたし、頭に入れていったつもりです。試合後にスーパー・ササダンゴ・マシン選手が来て、ウエイトオーバーで心配しておりますけど、当日までにしっかり彼も整えて、いい戦いにできると思うんで、僕も整えて迎えたいと思います」とコメント。
EXTREME王座にはKO-D無差別級王座とは、毛色の異なる挑戦者が名乗りを挙げてくる可能性もある。ササダンゴ戦で防衛を果たした後に「誰の挑戦でも受けるか?」との問いには「管理委員長の小橋(建太)さんに聞かないと分からない。その件は、まだ聞いてないけど。紫のベルトにイヤな思い出があって。白GHCを作りました。その後に小橋さんがチャンピオンになって、この色と同じようにペンで紫に塗り替えるということをした責任を取って、管理委員長をやってほしいと思います。いい返事をお願いします。そして、これは白に変えてください」と爆弾発言。
かつて秋山はプロレスリング・ノア時代の2004年にいわゆる“白GHC”と称されたグローバル・ハードコア・クラウン王座を設立し、自らが管理委員長となって「15分1本勝負、引き分けなら王座移動」などの特殊ルールを採用したことがあった。ベルトの色の問題もあり、DDT EXTREME王座は小橋氏に管理委員長に就任してもらいたいと要望したのだ。
前日の試合後には、ササダンゴ戦に向けて、ルールは挑戦者の希望を聞いてもいいとの発言があったが「チャンピオンが決めるのはチャンピオンが有利な気がして、それってどうなのかなって気がした。公平なというか、どちらかというとチャレンジャーに有利なほうがいいのかなと思ってます。そこは管理委員長の小橋さんに聞いてみて」と言葉を濁した。
ササダンゴの印象について「太りすぎです。体は大丈夫かなって。僕は(11月に)米国に行く前に少し絞ったんです。動かないといけないと思って。ササダンゴ選手は試合でも動かないといけないと思うんですね。もうちょっとやせないと危ない。ぜひDDTヘルスクラブを設立していただいて、会長として頑張っていただきたい」と、これまた過去に存在したノア・ヘルスクラブ(メンバーは泉田純さん、井上雅央、川畑輝鎮)の再現を提案した。