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坂口征夫が岡谷英樹とのコンビでアジアタッグ史上初の“親子戴冠”達成。「これでオヤジに一歩近づけた気がするし、胸張ってオヤジの前に出れる」【DDT】

2023.11.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月3日、東京・新宿FACEで「Road to Ultimate Party 2023 in SHINJUKU」を開催した。イラプションの坂口征夫が岡谷英樹とのコンビで、アジアタッグ王者組でバーニングの秋山準&鈴木鼓太郎を破り、同王座を奪取。征夫の父で“伝説のプロレスラー”坂口征二氏は1971年12月に吉村道明とアジアタッグ王座に就いており、同王座史上初の親子戴冠の偉業を達成した。新王者組にはバーニングの岡田佑介&高鹿佑也が12月9日の大阪・アゼリア大正大会で挑戦する。

 坂口と岡谷は現在KO-D6人タッグ王座(もう一人のパートナーは赤井沙希)を保持。全日本プロレスの「世界最強タッグ決定リーグ戦」にも初エントリーされ、満を持してのベルト挑戦となった。

 開始早々、岡谷が秋山にエルボー連弾で先制攻撃をかけ、場外に連れ出すと、ステージ上でボディースラム。怒った秋山はボディースラムで反撃し、強烈なイス攻撃。リングに戻ると、秋山と坂口がエルボー合戦。秋山がヘッドバットを見舞えば、坂口はミドルキックで返す。岡谷がランニング・ネックブリーカー、ノーザンで秋山にたたみけるもカウントは2。秋山は雪崩式ブレーンバスター、ヒザ連打、サポーターを外して生ヒザを岡谷に叩き込むも坂口がカット。さらに秋山がエクスプロイダーも岡谷が踏ん張る。坂口が鼓太郎にミドルキック連打から飛びつき三角絞めも、抜け出した鼓太郎はエンドレスワルツ、ツームストーン・パイルドライバーも2カウント。秋山が坂口にエクスプロイダー、鼓太郎がブルーディスティニーも岡谷がカット。鼓太郎がタイガードライバーを狙ったところで、坂口が右ヒザ。そこから坂口が神の右ヒザを連発して、粘る鼓太郎から3カウントを奪った。

11・12両国で引退する赤井沙希がシングルラストマッチでダンシング。「この団体を好きになって、身を焦がして尽くした10年に悔いはない」【DDT】

2023.11.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月3日、東京・新宿FACEで「Road to Ultimate Party 2023 in SHINJUKU」を開催した。12日の両国国技館での引退を控えた赤井沙希が最後のシングルマッチを平田一喜とのダンス競演の末、白星で飾った。

 引退の9日前。赤井のシングルラストマッチの相手に選ばれたのは、数えきれないくらい対戦してきた平田。DDTの“楽しい”部分を背負う平田は現在はDDT EXTREME王座に君臨。試合前、平田は「ストロングスタイルで」と宣言するも、いきなりメガネをかけて踊ろうとする。これは赤井が阻止し、赤井はヘッドシザース、ビッグブーツで攻めていく。平田が「花束という名のダンスを届けます」と言って、メガネをかけると、赤井は手刀でカット。赤井が「私と平田さんでダンスバトルやらなくて終われるわけないでしょ」と言うと、2人はダンスバトル。

上野勇希がKO-D無差別級王者クリス・ブルックスとの最後の前哨戦を制し「両国では絶対に勝つ」【DDT】

2023.11.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月3日、東京・新宿FACEで「Road to Ultimate Party 2023 in SHINJUKU」を開催した。12日の東京・両国国技館でクリス・ブルックスの持つKO-D無差別級王座に挑戦する上野勇希が最後の前哨戦を制して弾みをつけた。

 両者による前哨戦は10・22後楽園に続き2度目。そのときはクリスが上野から直接勝利をマークしている。この日、クリスは正田壮史と、上野はMAOと組みタッグマッチで激突。

 互いに意識し合ったクリスと上野はバチバチの戦いを展開。クリスが豪快な雪崩式ダブルアーム・スープレックスを見舞えば、上野は後頭部にシャイニング・ウイザードを叩き込む。上野とMAOが合体式のMADMAXを正田に決めれば、クリスはダイビング・ダブルニーでカット。クリスはエプロンで上野にツームストーン・パイルドライバーを叩き込む。上野が正田にサドンインパクトを決める。上野がドロップキックでクリスを場外に落とすと、すかさずMAOがラ・ケブラーダで完全排除。最後は上野がJul.2(ローリング・ギロチン式エースクラッシャー改め)で正田からフォールを奪った。

 試合後、クリスと視殺戦を繰り広げた上野は「KO-D無差別級、すごい試合になるとか、しようとか考えなくても、私たちならその先にいける。俺はクリスに絶対勝つ。すごい試合が両国ではいっぱいあります。でも僕とクリスの夢の先、DDTを大きくしようって、いっぱいの人に見てもらおうって。僕とクリスの戦いのその先には、僕がチャンピオンでいて、みんなが楽しんでますんで、応援よろしくお願いします」と力強くベルト獲り宣言。

11・12両国で引退する赤井沙希がYuuRI&長谷川美子とのガンジョラストマッチで惜別勝利【ガンジョ】

2023.11.02 Vol.Web Original

「2人はこのままきれいな大輪のバラを咲かせてください」

 ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が東京・新木場1stRINGで「GanJo Family Stadium’23」を開催した。11月12日の東京・両国国技館で引退する赤井沙希(DDT)が2年ぶりの参戦にして、同団体でのラストマッチを白星で飾り、ガンジョ勢にエールを送った。

 この日、赤井は同じ2013年デビューの同期・彩羽匠(マーベラス)とタッグを組み、ガンジョのYuuRI、長谷川美子組と対戦。試合は両軍ガッチリ握手を交わして開戦も、ガンジョ勢がドロップキックで奇襲。戦場が場外に発展し、花道での乱闘になると、対戦が叶わなかった新人のリアラが赤井に攻撃。さらに、赤井と因縁があり、現在負傷欠場中のまなせゆうながエルボーを叩き込むも、赤井に返される。リングに戻ると、YuuRIが彩羽にエルボー、長谷川は赤井にドロップキックを叩き込む。長谷川がストレッチ・マフラーホールドで赤井を攻めるも、赤井はブレーンバスターで返す。彩羽はサソリ固めで長谷川を締め上げる。長谷川は彩羽にエルボー連打、ドラゴンスクリュー。YuuRIはランニング・ネックブリーカー、ミドルキックを連打するも、彩羽はトラースキック、バズソーキックで逆襲した。

SKE48荒井優希、引退する赤井沙希との最初で最後のシングル戦で敗退【東京女子プロレス】

2023.10.28 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが1027日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE ’23」を開催した。SKE48荒井優希が1112日の東京・両国国技館で引退する赤井沙希(DDT)と最初で最後の一騎打ちに臨むも敗れた。

  荒井は昨年4月に赤井と初タッグを結成。その後、チーム名は令和のAAと命名され、同年7月にはプリンセスタッグ王座を戴冠したが、今年14日の後楽園で陥落。918日の名古屋大会で最後のタッグを組んだ際、荒井が赤井とのシングル戦を熱望し、この日の一戦が実現した。

KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが上野勇希との前哨戦制し、王座死守宣言「両国で勝つのは僕だ」【DDT】

2023.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月22日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2023」を開催した。KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが11月12日の東京・両国国技館で挑戦を受ける上野勇希との初の前哨戦を制して、王座防衛を力強く宣言した。

 両者による王座戦は9・24後楽園で決まったが、クリスが古傷の右肩に違和感を覚え欠場。クリスが復帰すると、今度は上野がインフルエンザに罹患してしまい欠場。王座戦が決まってから1カ月が経ち、ようやく前哨戦が実現した。

 互いに対戦を熱望していた“相思相愛”の関係とあって、2人は序盤から激しくやり合った。クリスがチョップを放てば、上野はエルボーで応戦。上野がスワン式ミサイルキック、プランチャーを繰り出せば、クリスはフットスタンプ、オクトパスストレッチで攻め込む。上野がトペ、MAOがラ・ケブラーダをクリス組に発射すると、上野がクリスにフロッグスプラッシュ。上野とMAOがMAD MAXを決める。MAOが旋風脚でHARASHIMAを排除し、リング上はクリスとMAOの1vs1に。上野のBMEを自爆させたクリスはドロップキック、パイルドライバー。これはMAOがカットするも、クリスはバズソーキック、ダイビング・ダブルニーからプレイングマンティスボムを決めて、上野から直接フォールを奪った。

新日・高橋ヒロムがアイアンマン王座を電撃奪取し、11・12両国での平田一喜戦はタイトル戦に【DDT】

2023.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月22日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2023」を開催した。高橋ヒロム(新日本プロレス)がアイアンマンヘビーメタル級王座を奪取し、11月12日の東京・両国国技館での平田一喜戦には同王座がかけられることになった。

 この日、DDT EXTREME王者の平田はアイアンマン王者の正田壮史とのダブルタイトル戦に臨んだ。EXTREME王座戦は王者がルールを指定できるが、正田が友達が少なく、仲間とワイワイやるのが嫌いだと聞き、平田は「Enjoyしようぜ!皆でワイワイお楽しみデスマッチ」を提案。これは基本的には通常プロレスルールだが、試合中に正田を楽しませようとの平田の思惑で実現。

 平田が描いていた通り、試合中にジェンガ、バスケットボール、飲み会、モノボケが行われる異色の展開となった。正田がミドルキック連打で追い込むと、正田が好きなテレビ番組「逃走中」にちなんで場外での鬼ごっこに発展。平田はカウント19ギリギリで正田をエプロンで押し飛ばし、まんまとリングアウト勝ちを収めた。リングアナが「アイアンマン王座はリングアウトでの王座移動はありませんので、正田選手の防衛となります」とのアナウンスを聞いた平田は、すぐさま正田を丸め込んでアイアンマン王座の奪回に成功し2冠王に。

WWEを退団した元黒潮“イケメン”二郎が11・12両国に電撃参戦し、正田壮史と一騎打ち【DDT】

2023.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月22日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2023」を開催した。9月にWWEを退団したばかりの黒潮“イケメン”二郎こと黒潮TOKYOジャパンが11月12日の東京・両国国技館大会にスクランブル参戦し“スーパールーキー”正田壮史と一騎打ちを行うことが決まった。

 この日の第2試合終了後、「両国大会に出場したい選手」として登場した黒潮は「米国に‟イケメン二郎“置いてきちゃって。TOKYOジャパンと申します」と改名の事情を説明。「米国でタケちゃん(KONOSUKE TAKESHITA)が‟アイツがいい!”って言ってる選手がいて。俺も興味わいて。戦ってみたいタイミングで、コレ(リリース)だったんで。こんないいタイミングはないって。正田!」と続けた。

 呼び出された正田は「ビックリしましたよ」と戸惑いを隠せずも、黒潮の話を聞いて「メチャメチャやりたいです」と快諾。当初、正田は5WAYタッグマッチに出場予定だったが、カード変更され、黒潮とのシングル戦が決定した。

 黒潮は「お客さんがイケメンと思ったら、“イケメンコール”をしてほしいし、デカい“イケメンコール”を両国で聞きたい。俺が出てた頃のDDTにはいなかった正田とシングルマッチ。かなり楽しみです」と笑みを浮かべた。

納谷幸男が急襲の斉藤ブラザーズに激怒「11・12両国でぶっ殺してやる!」【DDT】

2023.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月22日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2023」を開催した。納谷幸男が11月12日の東京・両国国技館大会で対戦する斉藤ジュン&斉藤レイの斉藤ブラザーズ(全日本プロレス)の襲撃を受け怒り心頭となった。

 両国大会で納谷は秋山準、HARASHIMAと組み、ブードゥ・マーダーズの斉藤ブラザーズ&歳三と激突する。この日、納谷は第3試合で高鹿佑也とシングル戦を行い、熱戦を繰り広げていたところ、納谷の背後から斉藤ブラザーズが乱入してやりたい放題。そこにHARASHIMAが入ってきて、一触即発状態に。

 マイクをつかんだレイは「納谷! オマエ、今まで斉藤ブラザーズに散々なめた態度取ってくれたな。11・12両国でぶっ潰してやる。そして、俺が参戦するD王でオマエを血祭りにしてやるよ。D王は俺一人で十分だ。楽しみにしとけ!」と宣戦布告。

 ケンカを売られた納谷はバックステージで「斉藤ブラザーズ、なめんじゃねぇぞ。今日来た意味分かってんのか? 次の両国、DDTとブードゥ・マーダーズで対抗戦だ。ぶっ殺してやる。D王、片方出るらしいな。覚えとけ。オマエがシングルじゃ何もできないってことを証明してやる」と吐き捨てた。

 レイは「納谷がなめた態度取ってたから、ぶっ潰してやったぜ。今日はほんの小手調べだ。11・12両国でアイツをきっちりぶっ倒してやる。D王、アイツを血祭りにして、全員ぶっ倒してやる」と言い放った。

秋山&鼓太郎が“馬場さん生誕の地”で全日勢退け、アジアタッグ王座初V。坂口が挑戦表明【DDT】

2023.10.08 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月7日、新潟・三条市厚生福祉会館で「God Bless DDT 2023 TOUR in SANJO」を開催した。秋山準、鈴木鼓太郎組が大森隆男&ヨシ・タツの全日勢を退け、アジアタッグ王座初Vに成功。“伝説のプロレスラー”坂口征二氏の長男・坂口征夫が岡谷英樹とのコンビで、11月3日、東京・新宿FACEで挑戦することが電撃決定した。

 三条といえば、秋山の師匠であるジャイアント馬場さんの生まれ故郷。そのおヒザ元で、馬場さんも腰に巻いたアジアタッグ選手権戦がDDTマットで行われるのは何かの縁だ。

 序盤、両軍はじっくりとしたレスリングの攻防。場外に転じ秋山が同期生・大森を鉄柱にぶつけると、大森がブレーンバスターで逆襲。リングに戻ると一進一退の攻防となったが、大森が秋山にフルネルソンバスター。大森組は秋山にダブル・ブレーンバスターも、鼓太郎がカット。大森が必殺のアックス・ギロチン・ドライバーを秋山に繰り出すもカウントは2。秋山が大森にエクスプロイダーを見舞えば、大森はアックスボンバーで反撃。鼓太郎がエルボー弾でヨシ・タツを排除。秋山、鼓太郎の順で大森にジャンピング・ニーを叩き込み、秋山のヒザと鼓太郎のエルボーの合体技も大森は2カウントで返す。秋山が大森にエクスプロイダー一閃。これをカウント2で返されると、秋山はリストクラッチ式エクスプロイダーで大森の息の根を止めた。

赤井沙希が引退試合の6人タッグでノアの丸藤正道と対戦。「造形が綺麗な状態というよりも、命をかけてすべてをやり切った姿を見せたい」【DDT】

2023.10.05 Vol.Web Original

11・12両国でラストマッチ

 DDTプロレスが10月5日、都内で「赤井沙希引退試合対戦カード発表記者会見」を開催した。赤井は6人タッグでプロレスリング・ノアの丸藤正道と対戦することが発表された。

 赤井は5月24日に行われた会見で11月12日に開催されるビッグマッチ「Ultimate Party 2023」(東京・両国国技館)をもっての引退を発表していた。

 赤井のラストマッチは坂口征夫、岡谷英樹とのイラプションでトリオを結成。対戦相手は元イラプションの樋口和貞、デビューが同時期の東京女子プロレスの山下実優、そして丸藤が名を連ねた。

 会見で赤井は「引退発表してから今日という日まで“あと半年間ある”とずっと思っていたんですが、プロレスラーとしての命はあと1カ月ちょっととなってしまいました。このラストマッチに、このメンバーに集まっていただき感謝しています。先日の引退会見でも自分は“枯れて朽ちていく花ではなく美しいまま散る花でいたい”と申していましたが、この対戦相手の3人はまさしく散らしてくれる、そんな勢いのある3人だと思っています。ノアの丸藤正道選手は世間でもたくさんの方が知っていると思います。自分はプロレスラーである限り、ラストマッチまでも強くあり続けたいと思っていますので、隣の家の親分をぶっ飛ばしてみたいと思っています。タッグパートナーに関しては自分がつらい時もしんどい時もうれしい時も隣にいて、支えてくださった一番信頼している2人に立ってほしいと思い、お願いしました。まだラストマッチという実感はないんですが、プロレスラーである限り、全力で走り抜けようと思っています。皆様、ぜひ見守っていてください」と挨拶。

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