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福岡拠点のMY WAY同士による16歳対決はジャックがユーセーを破る【DDT】

2021.10.28 Vol.Web Original

「どこの10代のレスラーにも負けないように、DDTeeeen!!は俺が引っ張る!」

 CyberFight・高木三四郎社長肝いりの企画であるDDT10代プロジェクトによる初興行「DDTeeeen!!」が10月27日、東京・新宿FACEで開催され、セミファイナルでは福岡を拠点とするプロレスリングMY WAY所属のヴァンヴェール・ジャックとユーセー☆エストレージャが熱闘を繰り広げた。

 両者はともにまだ16歳ながら、キャリア9年のツワモノだ。ジャックがトップロープを利したプランチャ、ステージから飛び込んでコルバタを決めれば、ユーセーはトペを決めるなど、ルチャリブレをベースとした2人は、それぞれ持ち味を発揮。試合は一進一退の攻防となったが、ジャックが飛びつき式のDDTから、トラロック(ダイビング・ダブルニードロップ)を決めて3カウントを奪取した。

DDT10代プロジェクト初興行で若き戦士たちが躍動。メインでは18歳のイルシオンが13歳のユニコーンを制す【DDT】

2021.10.28 Vol.Web Original

 CyberFight・高木三四郎社長の肝いり企画であるDDT10代プロジェクトによる初興行「DDTeeeen!!」が10月27日、東京・新宿FACEで開催され、中心選手のエル・ユニコーン(13)、イルシオン(18)らが躍動し、近未来のDDTに明るい希望を灯した。

 今大会にはユニコーン、イルシオンを始め、プロレスリングMY WAYのヴァンヴェール・ジャック(16)、ユーセー☆エストレージャ(16)、HEAT UPの佐藤大地(13)、今井礼夢(17)と6人の10代選手が出場。

 メインイベントでは、ユニコーンとイルシオンが一騎打ちで相まみえた。両者はともにデビュー戦となった8月21日、富士通スタジアムでの10人タッグマッチで対戦し、ユニコーンがイルシオンからフォール勝ち。同29日、仙台PITでのシングル戦ではイルシオンが雪辱しており、これが3度目の対戦となった。

“鉄人”小橋建太氏が「D王 GRAND PRIX」実行委員長に就任。「一つ一つの試合を熱い試合にして、大会を盛り上げたい」【DDT】

2021.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月21日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、同団体のシングル最強決定リーグ戦「D王 GRNND PRIX 2021 Ⅱ」(11月3日、東京・大田区総合体育館で開幕)の実行委員長に“鉄人”小橋建太氏が就任したと発表した。小橋氏は大田区と、優勝決定戦が行われる12月5日の東京・後楽園ホールに来場する。

 今回で5回目を迎えた同リーグ戦には、Aブロックで秋山準(第4回覇者)、遠藤哲哉、上野勇希、吉村直巳、火野裕士、ボディガー、Bブロックで竹下幸之介(第2回覇者)、HARASHIMA、樋口和貞、クリス・ブルックス、MAO、岡林裕二の計12選手が出場。開幕戦の大田区を皮切りに、11月6日の横浜、同7日の新潟、同10日の新宿、同13日の京都、同14日の大阪、同21日の後楽園で公式戦を行い、各ブロックの最高得点者同士により12・5後楽園で優勝を争う。

 気になる選手について、小橋氏は「Aブロックは遠藤、火野。Bブロックは竹下、岡林。昔のDDTといえば、HARASHIMA君のイメージがある。彼の復活にも期待したい」と具体的に名を挙げた。現在、KO-D無差別級王座を保持する竹下に関しては「彼がもってる能力だったり、まだ開花してない部分が多い。いろんな選手と戦うことでもっと伸びてくると思う。伸び代がいっぱいある楽しみな選手」と評した。

 2月14日のカルッツかわさき、8月21日の富士通スタジアム川崎ではKO-D無差別級選手権の立会人を務めたが、DDTの印象について「一つにまとまって、みんなで頑張っていこうという印象。団体の団結をすごく感じます」と話した。

 全日本プロレス時代には幾度となく「チャンピオン・カーニバル(CC)」で激闘を繰り広げ、シングルのリーグ戦での戦い方を熟知しているが「一つ一つの試合を落としちゃいけないと大切に全力で戦うことが大事」と出場選手にアドバイスを送り、「今回、高木(三四郎)社長から『G1』『CC』『N-1』に負けない熱いリーグ戦にしたいので、実行委員長になってもらいたいと。実行委員長になった以上、一つ一つの試合を熱い試合にして、大会を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。

KO-D無差別級王者・竹下幸之介が堂々の「D王」全勝優勝を誓う【DDT】

2021.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが21日、東京・千代田区の神田明神内で、同団体のシングル最強決定リーグ戦「D王 GRNND PRIX 2021 Ⅱ」(11月3日、東京・大田区総合体育館で開幕)に向け記者会見を開き、Bブロックで出場するKO-D無差別級王者・竹下幸之介が堂々の全勝Vを誓った。

 Bブロックでは竹下のほか、HARASHIMA、樋口和貞、クリス・ブルックス、MAO、岡林裕二の6選手がエントリーした。

 竹下は「昨年は準優勝で、優勝したのは3年前。1度優勝したときの竹下幸之介とも、去年準優勝した竹下幸之介とも全然違う。特に今回はでかい選手が多い。開幕戦は岡林選手。僕がこの1年間もがき苦しんできた一つの結果を見せるときだし。プロレスラーはでかくてナンボだというのを心に秘めて、10代の頃からウエイトトレーニングに励んできたので、岡林選手とは真っ向勝負で。数年前の自分だったら、スピードというか変化球で勝負しないと、一瞬たりとも勝ち目はなかったと思うんですけど。今はしっかり真っ向勝負でチャンピオンとして、岡林選手と戦えると思ってます。初戦必ず勝って、このD王は全勝優勝で、一つも負けずに一番になりたいと思います」と高らかに全勝での優勝を口にした。

Aブロック・秋山準が「D王」連覇を宣言。「いかつい選手ばかりですけど、ここを突破して2連覇を狙いたい」【DDT】

2021.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月21日、東京・千代田区の神田明神内で、同団体のシングル最強決定リーグ戦「D王 GRNND PRIX 2021 Ⅱ」(11月3日、東京・大田区総合体育館で開幕)に向け記者会見を開き、Aブロックで出場する前年覇者の秋山準が連覇を宣言した。

 Aブロックでは秋山のほか、遠藤哲哉、上野勇希、吉村直巳、火野裕士、ボディガーの6選手が出場する。

 秋山は「去年優勝してるので。Aブロックはなかなか見た目にもいかつい選手ばかりですけど、ここを突破して2連覇を狙いたい」とキッパリ。

 開幕戦で当たる上野勇希に対して「(去年勝ってるが)若者なので、それはもう成長してると思う」と警戒。

 優勝すれば、8月に陥落したKO-D無差別級王座返り咲きへのきっかけにもなるが「そのベルトが最高峰のベルトだと思うので、もちろんそれはありますけど。まずこのブロックを勝つことが先決。別にこれがベルトへの挑戦者決定戦じゃないので。これも一つの勲章。去年と同じことをやりたいと思いますけど。このブロックは遠藤選手もそうだし、吉村君、火野選手、ボディガー選手、上野選手もいるし、みんなやりがいがある選手。まずここを突破して、その先は考えたいと思います」と、段階を踏む意向を示した。

EXTREME王者・青木真也が堀田祐美子の反則攻撃に苦戦も薄氷の防衛。そして両者ともに再戦を希望【DDT】

2021.10.13 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月12日、東京・後楽園ホールで「Get Alive 2021」を開催。DDT EXTREME王者・青木真也が挑戦者・堀田祐美子の反則に苦しみながらも3度目の防衛に成功した。

 同選手権は王者がルールを希望できるが、性別の垣根を超えた一戦で、総合格闘家でもある青木が指定したのは、自身に不利とも思える通常プロレスルール。開始早々、場外に戦場を求めた堀田がチェーン、イスで攻撃し、鉄柱に額をたたきつけると青木は大流血。さらに制止に入ったレフェリーに暴行をはたらき反則負けが宣せられた。これに不満の堀田は「プロレスは何でもあり。もう1回やらせろ。私のルールで」と要求、青木がこれを認めたため、堀田のみ反則OKのルールで再試合となった。

フェロモンズの暴走を止められるか? 高木と元警官の青木、岡田が11・3大田区でKO-D6人タッグ王座決定戦へ【DDT】

2021.10.13 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月12日、東京・後楽園ホールで「Get Alive 2021」を開催。フェロモンズの暴走を止めるべく、11月3日の大田区総合体育館で、高木三四郎と青木真也、岡田佑介の元警官軍団が立ちはだかり、KO-D6人タッグ王座決定戦に臨むことが決定した。

 この日、男色“ダンディ”ディーノ、飯野“セクシー”雄貴、今成“ファンタスティック”夢人のフェロモンズは、大鷲透、高尾蒼馬with高木とハンディキャップマッチで対戦。ディーノの男色殺法、飯野のセクシー殺法が冴え渡り、今成は撮影に余念なし。アース・キスからのディーノのリップロックは高尾が交わすも、大鷲が食らってしまう。ディーノと飯野がともにコーナーに上って生尻を突き出すと、今成は「WRESTLE UNIVERSE」のメインカメラを奪って撮影。度が過ぎたわいせつな行為に、たまらず今林久弥GMが試合を止め、無効試合を宣した。

 フェロモンズはリングに上がった今林GMの顔を飯野の尻に押しつけようとしたところ、高木が手錠を持って元警官の岡田とともに登場。高木が「ふざけ過ぎだろ。生中継だぞ! オメーらがやってることは犯罪。犯罪ってことは逮捕するしかないだろ。11月3日、俺と岡田選手とあと一人、元警官と言えば、この男だ!」と言うと、青木が現れた。これにより、高木軍は3人が出揃い、大田区でのKO-D6人タッグ王座決定戦の出場メンバーが決まった。

谷津らのチーム・オリンピアンがKO-D8人タッグ王座初Vに成功。11・3大田区で大鷲&本多&平田&ヨシヒコが挑戦【DDT】

2021.10.13 Vol.Web Original

敗れた準烈は解散へ

 DDTプロレスが10月12日、東京・後楽園ホールで「Get Alive 2021」を開催。KO-D8人タッグ王者でチーム・オリンピアンの谷津嘉章、彰人、大和ヒロシ、中村圭吾組が、準烈の秋山準、岡田佑介、渡瀬瑞基、岡谷英樹組の挑戦を退け、初防衛に成功。11月3日、東京・大田区総合体育館で大鷲透、アントーニオ本多、平田一喜、ヨシヒコ組のチャレンジを受けて、V2戦を行うことが決まった。

 谷津と秋山という異色の顔合わせで開戦し、レスリングの攻防で観客をうならせた。その後、岡田を捕獲した谷津がアイアンニー(ヤツゴェ)から監獄固めに入るも、秋山がカット。準烈は彰人に波状攻撃をかけるが、一瞬のすきをついた彰人が渡瀬を飛行機投げ固めで丸め込んで電撃フォールを奪取した。

 試合後、この日の第二ダークマッチでヨシヒコとの熱闘の末、惜敗した平田が、そのヨシヒコ、大鷲、本多とともに現れ「平田vsヨシヒコ、どうでしたか? 今日でヨシヒコがバイバイするの悲しくないですか? もっと見たくないですか? そのための方法としてベルトを獲ることです」とアピール。谷津が受諾したため、11・3大田区での両チームによるタイトル戦が決定した。

“カリスマ”佐々木大輔、やっぱりベビーフェイスは無理だった。マッド・ポーリーに激似の巨漢と新軍団結成【DDT】

2021.10.13 Vol.Web Original

木高イサミを破ってUNIVERSAL王座防衛

 DDTプロレスが10月12日、東京・後楽園ホールで「Get Alive 2021」を開催。ベビーフェイスに転向した佐々木大輔が木高イサミを破って、DDT UNIVERSAL王座の初防衛に成功するも、あっさりヒールに再転向を宣言した。

 9月26日の後楽園大会でダムネーションが解散となり、ベビーフェイスに転向した佐々木は、この日もクリーンファイトに終始。実力者のイサミ相手に苦戦したが、ミスティカ式クロスフェースからクロスオーバー・フェースロックへとつなぎギブアップを奪った。

 佐々木は「イサミさん、あなたはやっぱり強い。今日はこのベルトに挑戦してきてくれて本当にありがとうございます。いつでもBASARAに出る気でいますので、呼んでください」とエール。

 そして、観客に向かって、「勝ちました! ここにいる皆さんの応援のおかげです。ありがとうございます」と言うや、ベルトを放り投げ、「やめた。俺には無理だ。ダムネーションは破壊されたんだ。ダムネーションを破壊したヤツ、ダムネーションファンの心を破壊したヤツ、絶対許さない」と吐き捨てた。そして、新軍団ダムネーションT.Aをつくると宣言すると、遠藤哲哉、高尾蒼馬を呼び寄せた。

吉村直巳が故障から完全復活。兄貴分HARASHIMAとのコンビでKO-Dタッグ王座を奪取し無差別級王者・竹下幸之介にも宣戦布告【DDT】

2021.10.13 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月12日、東京・後楽園ホールで「Get Alive 2021」を開催。メインイベントではディザスターボックス(DB)のHARASHIMA、吉村直巳組が、KO-Dタッグ王者でサウナカミーナの竹下幸之介、勝俣瞬馬組を破って同王座を奪取した。

 吉村は昨年、上野勇希とのノーチラスで同王座に君臨して獅子奮迅の活躍を見せた。だが、同10月に王座から陥落すると、首と腰の負傷のため、同11月から長期欠場。5月9日の後楽園大会で復帰を果たしていた。そして今回、満を持して、同じユニットの兄貴分HARASHIMAとのタッグで王座に挑んだ。

 試合は一進一退の攻防となったが、サウナカミーナが必殺の合体技MADMAXを吉村に決めて勝負あったかと思われたが、吉村は自力でキックアウト。すかさず勝俣がファイアーバードスプラッシュを見舞ったが、HARASHIMAがカット。蘇生した吉村は竹下にバックドロックをたたき込むと、HARASHIMAが蒼魔刀を繰り出して竹下の動きを止めた。最後は吉村が勝俣にラリアットから豪快な投げ捨てパワーボムを投下し、3カウントを奪取した。

10・12後楽園で平田一喜と一騎打ちを行う“バトルドール”ヨシヒコの狙いやいかに!?【DDT】

2021.10.10 Vol.Web Original

 DDTプロレス「Get Alive 2021」(10月12日、東京・後楽園ホール)に“ピープルズ・バトルドール”ヨシヒコが参戦する。ヨシヒコは第二ダークマッチで平田一喜と対戦するのだが、その狙いがナゾに包まれている。

 ヨシヒコは人間離れした変幻自在な動きを見せる世界で唯一無二のバトルドール。必殺技の輪廻転生は誰にもマネができないアクロバチックな技で、多くのプロレスラーからピンフォールを奪ってきた。

 2009年10月25日の後楽園、2015年3月21日の埼玉・春日部ふれあいキューブでは飯伏幸太と2度にわたってKO-D無差別級選手権で対戦し激闘を展開。これらの試合は今でも日本プロレス界史上、語り草になるほどの名勝負となった。

 その後もDDTに定期的に参戦してきたヨシヒコだが、昨年6月6日、「WRESTLE PETER PAN 2020 DAY1」(無観客試合)での竹下幸之介とのラストマン・スタンディングマッチで爆破され、もはやその選手生命もこれまでかと思われた。

 しかし、同7月12日、東京・板橋グリーンホール大会で奇跡の復活を果たし、アイアンマンヘビーメタル級王座を奪取。同月には初の米国遠征を敢行し、同王座は失ったものの米国のプロレスファンに鮮烈なインパクトを残した。

 しばらく消息を絶っていたヨシヒコだが「Cyber Fight Festival 2021」(6月6日、さいたまスーパーアリーナ)に突如出現。9月12日の福岡・西鉄ホール大会で久しぶりに試合に出場すると、同26日の後楽園では秋山準と初タッグを結成し、HARASHIMA、平田組と対戦。平田にロコモーション式ジャーマン5連発を繰り出すなど絶好調ぶりをアピール。今回、平田のその善戦ぶりが評価され、10・12後楽園では両者によるシングル戦がマッチマイクされた。

 ここに来て、その参戦頻度が急に増えたヨシヒコの真意を尋ねるべく、記者は10月某日、DDTスタッフの依頼でDDT道場を訪れ、ヨシヒコの単独取材を敢行した。だが、ヨシヒコは練習の様子を見せることを頑なに拒否し、何を聞いても一切ノーコメントを貫き、その胸中を推しはかることは残念ながらできなかった。

 果たして、ヨシヒコの継続参戦の狙いは何なのか? 10・12後楽園での平田戦で何かが分かるかもしれない。

 なお、同大会は動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で配信。ダークマッチから第2試合まではDDT公式YouTubeチャンネルで無料生配信される。ダークマッチは午後5時55分頃開始予定となっている。

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