DDTプロレスが5月16日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「初夏のビアガーデンプロレス【DAY1】」を開催した。腰椎椎間板ヘルニアのため、昨年12月から長期欠場していた石田有輝が5カ月ぶりに復帰し、20日付で相撲特化型芸能事務所「SUMOエージェンシー」へ所属することを発表した。
この日、石田は樋口和貞、中津良太(BASARA)との復活ハリマオ・トリオで、サウナカミーナの上野勇希&MAO&To-yとメインイベントで対戦。石田は同世代のTo-yの強烈なチョップ連打を食うも、猛烈な突っ張りで応戦し、どすこいスプラッシュも繰り出した。最後はTo-yのコジマワンダーランドからのコジマインパクトで敗れたものの、完全復活をアピールした。
DDT タグーの記事一覧
復活スマイルスカッシュが6・5新宿でKO-D6人タッグ王座に挑戦へ。彰人「この3人で6人タッグのベルト巻いたことない」【DDT】
DDTプロレスが5月16日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「初夏のビアガーデンプロレス【DAY1】」を開催した。一夜限定復活のはずだった伝説のユニット・スマイルスカッシュ(HARASHIMA、ヤス・ウラノ、彰人)の3人が6月5日、東京・新宿FACEでKO-D6人タッグ王座(王者は佐々木大輔&KANON&MJポー)に挑むことが電撃決定した。
スマイルスカッシュはメンバーの入れ替えを経て、2014年5月にこの3人で結成されたユニットで、この日復活。KO-D6人タッグ王者のダムネーションT.Aと対戦した。佐々木の缶ビールでの攻撃がKANONに誤爆。佐々木がKANONを叱責すると、HARASHIMAが「こっちに来る? 前から思ってたけど、いい笑顔するよね」と勧誘。これに乗ってしまったKANONはスマイルスカッシュのTシャツを着て反乱。佐々木はKANONに無理やりビールを飲ませると、ポーが頭を揺らし、かなり酔いが回ってしまったもよう。だが、正気に戻ったKANONは彰人にラリアット。ところが彰人がステップオーバー・トーホールド固めで丸め込んでKANONから3カウントを奪取した。
CyberFight新社長にサイバーエージェント副社長の岡本保朗氏就任「我々はチャレンジャー」と攻めの経営姿勢
株式会社サイバーエージェントが5月16日、都内でプロレス事業に関する記者発表会を開催し、同社の執行役員副社長を務めている岡本保朗氏が新社長に就任することを発表した。
同社は2020年5月からプロレスの動画配信事業「WRESTLE UNIVERSE」をスタート。その9月には「株式会社CyberFight」を設立し、DDTの髙木三四郎社長が代表取締役社長に就任。プロレス事業の業務管理を一本化し、DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレスを配下に置いている。
会見で髙木氏は「DDTプロレスリングの社長になってから20年。54歳という年齢になった。先日発表させていただいたが、レスラーとしては7月21日の両国国技館大会をもって一時休養させていただく。私は自分の体調と向き合いながら経営と後進の育成に専念していきたいと思っている。DDTグループがサイバーエージェントグループ入りして7年。プロレスリング・ノアも加入し、CyberFight設立から4年が経過する中でサイバーエージェントグループとして、効果・シナジーを最大化するのに機は熟したと考え、この度、CyberFightの代表取締役社長をサイバーエージェント副社長である岡本保朗さんにお願いすることになった」などと社長交代を発表。
そして「CyberFightの経営に関しては岡本社長にバトンタッチするが、私は今後、CyberFightの副社長として、DDTと東京女子プロレスの運営を西垣彰人取締役とともに引き続き担当させていただく。プロレスリング・ノアに関してはこれまで通り、丸藤正道副社長と武田有弘取締役が担当。今回の体制変更によって、ノア、DDT、東京女子プロレスのリング内のことが変わることは一切ない。ファンの皆さんにはご安心していただきたい。これからサイバーエージェントグループのシナジーを生かし、岡本社長と一緒にCyberFightのプロレスを世の中に広めていきたい」と今後は副社長として新社長を支えていくことを表明した。
樋口和貞が石川修司とのド迫力対決を制し「KING OF DDT」準決勝進出。MAOはサウナカミーナの後輩To-yを退ける【DDT】
DDTプロレスが5月11日、神奈川・横浜ラジアントホールで「KING OF DDT~20th Anniversary~2nd ROUND」を開催した。2022年覇者の樋口和貞が石川修司(フリー)とのヘビー級対決を制してベスト4進出を決め、To-yを下したMAOと準決勝(5月26日、後楽園ホール)で激突する。
1回戦で納谷幸男を破った樋口は、2回戦もまた石川とのヘビー級対決となった。樋口が強烈なチョップを叩き込めば、石川はエルボーで応戦。石川は雪崩式かんぬきスープレックス、バックドロップと怒涛の攻めも樋口は返す。樋口のチョップと石川のエルボーの応酬からラリアットの相打ちが6度。さらにロープに走って再びラリアット相打ちが2度。意地をぶつけ合う両者はヘッドバットの打ち合いに。石川はランニング・ニーリフトを繰り出すもカウントは2。樋口は投げ捨てジャーマンから、ぶちかまし3連発で石川を仕留めた。
クリス・ブルックスが手負いの遠藤哲哉を破り「KING OF DDT」2連覇宣言。佐々木大輔は高木三四郎を退け6年ぶりの優勝を視野に【DDT】
DDTプロレスが5月11日、神奈川・横浜ラジアントホールで「KING OF DDT~20th Anniversary~2nd ROUND」を開催した。前年度覇者のクリス・ブルックスが手負いの遠藤哲哉を破り、トーナメント2連覇を宣言。佐々木大輔は高木三四郎を退け、準決勝(5月26日、後楽園ホール)でクリスと対戦する。
遠藤は5・5後楽園での男色ディーノとの1回戦で勝利したものの左足のカカトを負傷し、6日の「ALL TOGETHER」を欠場。この日は強行出場となったが、クリスの容赦ない左足攻めで悶絶。反撃にいこうとするも、左足の踏ん張りがなかなか利かず。それでも遠藤はカナディアン・デストロイヤー、旋回式トーチャーラックボムと攻めていくが、バーニングスター・プレスが無念の自爆。クリスは後頭部への蒼魔刀、ツームストーン・パイルドライバー、そして左足をヒールフックで締め上げた。耐えた遠藤だが危険とみなしたレフェリーが試合を止めて、クリスがベスト4入りを決めた。
KO-D無差別級王者・上野勇希が改めて高木三四郎とのタイトル戦を熱望「今やりたいのは、高木さんとのタイトルマッチ」【DDT】
DDTプロレスが5月11日、神奈川・横浜ラジアントホールで「KING OF DDT~20th Anniversary~2nd ROUND」を開催した。KO-D無差別級王者の上野勇希が改めて、高木三四郎とのタイトル戦を希望した。
5・5後楽園ホールでの同トーナメント1回戦で高木に敗れた上野は「僕に勝ったなら、絶対このベルト獲りに来ないと。逃げっ放しはダメ。俺は高木さんのこと、チャンピオンとしてぶっ潰すから。絶対挑戦してきてよ」と発言していた。この日、上野は勝俣瞬馬と組み、納谷幸男、中村圭吾組と対戦。上野は納谷の顔面に打点の高いドロップキックを見舞うなど、1回戦敗退のショックを払拭した様子に見えた。試合は勝俣がととのえスプラッシュで中村を押さえて勝利。
トーナメント2回戦で高木が佐々木大輔に敗れ去るのを見届けた上野は「ALL TOGETHERがあって、どうやったらプロレスの力が伝わるのか。僕が気付いたのはプロレスは心だということ。武道館でメインに立たせてもらっても、僕はまだまだ顔じゃない。飛び級して(KONOSUKE)TAKESHITAにもなれない。僕は自分の信じてることを積み上げていくしかない。僕がこのベルトを見る度に、心にあるのは、高木さんの休養が迫ってます。トーナメント、高木さんも負けちゃった。僕は高木さんに負けた悔しさもある。僕がこのベルトを持って今やりたいのは、高木さんとタイトルマッチがやりたい。休養前にできるのか、休養明けてからになるのか、僕が心を伝えないと」と高木とのタイトル戦を熱望した。
5・17上野での勝俣vs本多のEXTREME王座戦のルールは「歴史を残せ!!3本ポッキリ大作戦」【DDT】
DDTプロレスが5月11日、神奈川・横浜ラジアントホールで「KING OF DDT~20th Anniversary~2nd ROUND」を開催した。17日の東京・上野恩賜公園野外ステージ大会で行われる、王者=勝俣瞬馬vs挑戦者=アントーニオ本多のDDT EXTREME王座戦のルールが「歴史を残せ!!3本ポッキリ大作戦」に決まった。
この日の第3試合終了後、公開調印式が実施され、勝俣が王者の権利で試合形式を発表した。これは両者が持ち寄った3つルールでの3本勝負で、先に2本先取したほうの勝ち。各ルールの詳細、ルールの決定方法については当日発表となる。
勝俣が「僕はギャンブルが大好きなんですよ。だから本多さんが得意なルールも出てしまうかもしれない。でも、そのドキドキもプロレスの一つだと思ってるんで」と言えば、本多は「3本だろうが、30本だろうが、3万本だろうが、オマエとだったら地獄の果てまで付き合ってやるよ」と応じていた。
MAOが“レジェンド”ポイズン澤田との呪文対決を制し2回戦突破を宣言「俺は俺のままトーナメント勝ち上がる」【DDT】
DDTプロレスのシングル最強を決めるトーナメント「KING OF DDT~20th Anniversary」が5月5日、東京・後楽園ホールで開幕した。1回戦でDDT UNIVERSAL王者・MAOが同団体のレジェンド戦士であるポイズン澤田JULIEを破り、2回戦突破を宣言した。
澤田は1999年からDDTに参戦し、蛇界転生なるユニットを率いて同団体マットを席巻し、KO-D無差別級王座も2度戴冠。同トーナメントの第1回覇者で、まぎれもなくレジェンド。対するMAOはUNIVERSAL王座の8連続防衛中で、まさしく今のDDTの中心人物の一人だ。
“ヤング高木三四郎”がKO-D無差別級王者・上野勇希から金星ゲット「俺が勝ち上がってアイツを必ず指名してやる」【DDT】
DDTプロレスのシングル最強を決めるトーナメント「KING OF DDT~20th Anniversary」が5月5日、東京・後楽園ホールで開幕した。御年54歳の高木三四郎がKO-D無差別級王者・上野勇希から金星を挙げ、高らかに優勝を公言した。
28歳の上野に対抗するにあたって、高木は試合当日まで若返りを図ることを口にしていたが、開始早々ラリアットをぶちかます。上野はプランチャーで反撃。戦場が南側客席に移ると、高木が蹴飛ばして、上野が転落。上野が場外へのムーサルトアタックを敢行すると、高木は肋骨を痛めた模様。それでも高木はスピリコドライバーから、五十肩のため久しく封印していたシットダウンひまわりボムを決める。上野は顔面へのドロップキックを連発。WRを狙うも、阻止した高木は逆さ押さえ込みからスタナー。上野は顔へのヒザ蹴りからBMEにいこうとするも、回避した高木はスタナーを繰り出して電撃の3カウントを奪取した。
樋口和貞が納谷幸男とのメガトン対決制し、石川修司と2回戦で激突「俺の高い壁。必ず5・11横浜でぶち破りたい」【DDT】
DDTプロレスのシングル最強を決めるトーナメント「KING OF DDT~20th Anniversary」が5月5日、東京・後楽園ホールで開幕した。2022年覇者の樋口和貞が納谷幸男とのヘビー級対決を制して2回戦進出を決めた。
DDTが誇るヘビー級戦士同士の対戦はまさにド迫力の攻防に。樋口がチョップを叩き込めば、納谷はミドルキックで応戦。樋口がラリアットを連発すれば、納谷はニーリフトでやり返す。納谷が世界一のバックドロップを繰り出せば、立ち上がった樋口とラリアット相打ち。納谷がヒザ連打から世界一のバックドロップを狙うも、ブレーンクローで阻止した樋口がヘッドバットの連打で納谷がダウン。なんとかカウント8で立ち上がるも、樋口の強烈なぶちかましを食って撃沈した。
樋口は「納谷、強かったよ。DDTの100キロ超級として、まだまだ譲れない。気合じゃ負けねぇ。次、HARASHIMAさんと石川(修司)さんの試合見てた。勝ったのは石川修司。俺の高い壁。必ず、(5・11)横浜でぶち破りたい。そう思って試合します」と力を込めた。
クリス・ブルックスが善戦健闘の正田壮史を退け「KING OF DDT」2連覇宣言「バーニングスター・プレスはすごい。でも遠藤哲哉はそれだけ」【DDT】