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対馬舞台の大ヒットゲーム『ゴースト・オブ・ツシマ』が『ジョン・ウィック』シリーズ監督で映画化

2021.03.26 Vol.web original

 世界的大ヒットゲーム、PlayStation 4用ソフトウェア『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』の映画化が決定した。合わせて累計実売本数が650万本を突破したことも発表された。

『Ghost of Tsushima』は、アメリカのサッカーパンチ・プロダクションズが開発したゲーム。文永(13世紀後半)のモンゴル帝国による日本侵攻をテーマにしたオープンワールド時代劇アクションアドベンチャー。日本侵攻の足掛かりとして対馬に上陸したモンゴル帝国の大軍勢に立ち向かうため、武士・境井仁(さかいじん)は、侍の道に反した邪道な戦い方に手を染めることを決意し、冥府から蘇った者「冥人(くろうど)」として戦うというストーリー。世界で累計実売本数が650万本を突破している。

 今回の映画化は、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントとのタッグにより実現。メガホンをとるのは、映画『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督。

 サッカーパンチ クリエイティブディレクターのネイト・フォックス氏は「かの有名な『E.T.』を鑑賞した時のように、誰もが映画館で観客に交じって涙した経験や、映画の公開初日に館内の照明が落ちるなか、みんなで一緒に興奮し、歓声をあげた経験があると思います。映画館で仲間と共に映画を鑑賞する、このような体験は何ごとにも代えがたいものです。いつかみんなでそろって、映画館で境井 仁を見る日がくることを想像するだけでワクワクします。仁が冥人へと変わっていく、その覚悟を新たな特等席から眺められるということは大変感慨深いものです」と、大きな期待を寄せている。

 また、フォックス氏は「先日、〈対馬市永久アンバサダー〉に任命されましたので、新型コロナウイルスの状況が落ち着いた暁には、皆さんにはぜひ対馬にお越しいただきたいと考えています。対馬は美しい景色、あたたかい人情、そして長い歴史のある地です。運がよければツシマヤマネコを目にすることができるかもしれません。『Ghost of Tsushima』の映画が公開された際には、モンゴル軍が上陸した浜の思い出話を友達にすることもできますよ」と、映画化決定の発表と合わせて、対馬の魅力もアピールした。

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