オープニングに元新日本のリングアナ・田中ケロ氏が登場
新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアの3大メジャー団体でジュニア・ヘビー級の頂点に立った“レジェンド”田中稔(GLEAT)が4月18日、神奈川・カルッツかわさきでプロデュース興行「the SPECIAL ONE vol.2~田中稔に任せとけ!」(GPSプロモーション主催)を開催。団体の枠を超えて24選手が参戦し、熱闘を繰り広げた。
バリアフリープロレスHEROの運営に協力し、「Growth」シリーズを展開するGPSでコーチを務めている稔は、同社の主催で2019年6月18日に東京・新木場1stRINGで「田中稔デビュー25周年記念大会~the special one vol.1~」を開催しており、今大会はプロデュース興行第2弾となった。
25周年大会では、そのキャリアに縁が深かった選手を中心に集めたが、今回は稔自身が「試合を見てみたい選手」を軸に、ZERO1、GLEAT、大日本プロレス、2AW、HERO、ディアナ、アクトレスガールズ、そしてフリーランサーから選手を招へい。全6試合中、男子と女子の1試合ずつを事前に発表したが、他の4試合と試合順は当日のオープニングでアナウンスすることとなり、ファンの想像力を大いにはたらかせた。
オープニングでは元新日本の名物リングアナ・田中ケロ氏が登場。主催のGPSが運営協力するHEROは、新日本に第1期生として入門しながら、耳にハンディがあったため、デビューができなかった故ヤミキさんが創設した。ヤミキさんが新日本でのデビューが叶っていたら、田中リングアナからコールされていたはず。その実現できなかった夢が、田中リングアナの“ヤミキコール”で果たせた。