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弟・銀次朗「無傷でぶっ倒して兄貴のセコンドに就く」、兄・優大は「弟より豪快なKOで締めたい」【3150FIGHT】

2023.04.15 Vol.Web Original

重岡兄弟がダブル世界戦

 プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT」の東京での初開催となる「3150FIGHT vol.5~東京を殴りにいこうか!~」(4月16日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の前日計量が4月15日、都内で行われ、出場全選手が規定体重をクリアした。

 今大会では「IBF世界ミニマム級暫定王座決定戦」重岡銀次朗(ワタナベ)vs レネ・マーク・クアルト(フィリピン)、「WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦」重岡優大(ワタナベ)vs ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)の2つの世界戦が行われるのだが、4選手ともリミットの47.62kgでクリアと完璧な仕上がりを思わせた。

 今大会は兄・優大、弟・銀次朗の重岡兄弟が揃って世界戦に臨む。兄弟が同日に同一階級で世界王者になれば史上初の快挙ということで注目を集めたのだが、優大の相手だったWBC世界ミニマム級王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)がインフルエンザのため来日不能に。優大の世界戦は消滅の危機となったが、亀田氏が米国に飛び、優大とメンデスの暫定王者決定戦を実現させるという経緯があった。

疑惑の裁定で王座獲得逃した重岡銀次朗が再始動。亀田興毅氏「再戦はIBFの返事待ち」

2023.02.02 Vol.Web Original

 1月に世界初挑戦を果たすも偶然のバッティングにより試合が「No Decision(無判定)」となる疑惑の裁定で王座奪取を逃したプロボクサーの重岡銀次朗(ワタナベ)が2月2日、次戦に向けて再始動した。

 重岡はプロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅氏がファウンダーを務める「3150FIGHT vol.4」(1月6日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)でIBF世界ミニマム級王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)に挑戦。しかし3R途中に起こった偶然のバッティングによるダメージを訴えたバラダレスが試合続行不可能となったことから試合はストップ。裁定が二転三転する中、最終的には「No Decision(無判定)」となり、試合後すぐに亀田氏はIBFに再戦を要望する意向を示していた。

 この日はまず会見が行われ、亀田氏がその後の経過を説明した。亀田氏によるとバッティングが起こるまでの状況を映像等で詳細に分析したうえで、写真等を添付した資料を作成し、JBCに提出。JBCがこれを検証したうえでIBFに試合で起こった事象を検証した資料を提出し、同時に再戦を要望。現在はその返事を待っている状況とのこと。亀田氏は「バラダレスは鼓膜が破れているという。映像を見ると右フックがまともに当たっているので、それで鼓膜が破れてめまいの症状が出たんだと思う。バッティングで鼓膜は破れない」などとの見解も示した。

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