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軍司泰斗が「世界を見据えた」5Rマッチで判定勝ちしISKA王座を獲得。12月大会での寺田匠とのリマッチをアピール【JMAEXPO】

2024.10.20 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(10月19日、神奈川・横浜BUNTAI)で行われた「ISKAインターコンチネンタル スーパーフェザー級王座決定戦」でクリスチャン・ボグダン(ルーマニア)に勝利を収め王座を獲得した。軍司は試合後のマイクで前KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT)との対戦を、試合後の会見では寺田匠(team VASILEUS)とのリマッチもアピールした。

 軍司は「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で寺田に敗れ、王座陥落。そこからわずか20日間という短いスパンに加え、ワンキャッチワンアタックありのルール、そして5Rという初体験ずくめの試合だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ボグダンの左インローがいきなりローブローとなり一時中断。再開後、ともにローを蹴り合う。軍司は圧をかけ左ボディー。ボグダンは右ロー。軍司は詰めて左右のボディー。ボグダンは右ローからパンチに。ボグダンが前蹴りを放つと軍司はワンツー。ボグダンは右ロー、左ミドル。軍司は詰めて左ボディー、右フック。ボグダンは組み付いてヒザをボディーに。軍司は振りほどくと左ボディー、右フックを連打。軍司は前蹴りも打ち込む。

プロ7戦で2階級制覇達成の久井大夢が「ISKA世界王座に挑戦したい」と3つ目のベルトに照準【KNOCK OUT】

2023.09.17 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.4」(9月16日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が9月17日、都内で開催された。

 セミファイナルで行われた「KNOCK OUT-BLACKライト級王座決定戦」で大谷翔司(スクランブル渋谷)に判定勝ちを収め王座を獲得した久井大夢(TEAM TAIMU)が次なる目標としてISKA世界王座への挑戦を掲げた。

 久井はプロ3戦目でKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座を獲得。今回はその王座を返上しての王座決定戦で、プロ7戦目にして2階級制覇を成し遂げた。

 久井は「昨日の試合に向けて毎日やってきたので、取りあえず取れてほっとしている」、試合については「今回は勝ちに徹したというか。見ている人は面白くなかったと思うが、パンチを打つときに頭を下げたりとか、足を止めずにやり続けるとか練習通りの動きだった。今回はベルトを獲ることを最優先した」と振り返った。

 試合後のマイクでリングサイドの宮田充プロデューサーと山口元気代表に「今年、僕にもう一つ何か挑戦させてください」とアピールしていたのだが、この日は「3戦目でKNOCK OUT-REDの王者になり、7戦目でBLACKの王者になった。次か次の次くらいでISKAの世界タイトルに挑戦したい」と3つ目のベルト獲得を目標を掲げた。

プロ3戦目の宇佐美秀メイソンが元世界王者に1RKO勝ちで王座獲得「僕に勝てると思っている奴がいたら、いつでも挑戦してきて」【KNOCK OUT】

2023.09.17 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.4」(9月16日、東京・後楽園ホール)で行われた「ISKAインターコンチネンタル暫定王座決定戦」で宇佐美秀メイソン(Battle Box)がジャマル・ワヒィム(フランス)を1RKOで破り、プロ3戦目にして王座を獲得した。

 宇佐美はここまでプロ戦績2戦2勝の22歳。対するワヒィムは元ISKA世界ウェルター級(オリエンタルルール)、元ストライカーズリーグウェルター級、元 IPCCヨーロッパの3つのタイトル獲得歴がある38歳のベテラン。戦績は75戦60勝(27KO)13敗2分。

 1R、サウスポーの宇佐美とオーソドックススタイルのワヒィム。前に出てパンチを放つワヒィムに宇佐美は左ハイ。パンチを出しながら前に出るワヒィムだったが、宇佐美は足を使ってロープまで下がると左ストレート一閃。真後ろにダウンのワヒィム。

劇的KOで復活勝利の武尊が帰国会見「ハイキックで倒したのは初めて。いい収穫になった」

2023.06.29 Vol.Web Original

「Impact in Paris」(6月24日、フランス・パリ/ゼニスアリーナ)で行われた約1年ぶりの復帰戦で見事なKO勝ちを収めた武尊(team VASILEUS)が6月29日、都内で勝利報告記者会見を開いた。

 武尊は「ISKA世界ライト級(−61.0kg)王座」をかけてベイリー・サグデン(イギリス/Suggys Gym)と対戦し、試合終了間際の左ハイキックで劇的なKO勝ちを収めた。なおこの試合には武尊自身も「勝ってから気づいた」という「キックボクシングGP」のベルトもかけられていたことから武尊は2本のベルトを持って帰国した。

 武尊といえばこれまでは軽量級離れした強烈なパンチでKOの山を築いてきたのだが「ハイキックでダウンを取ったのは初だと思う。いい収穫」などと振り返った。

 今回のフランス遠征については「いつもと違う環境で調整だったり減量だったり、いろいろと大変なこともあったし、普段と違うこともたくさんあったんですが、それも全部今まで経験したことのなかったこととして、すごくいい経験になった。なによりも過去の試合の中でも一番試合を楽しめたというか、試合というより格闘技、試合前からも含めてですが、格闘家をやれる喜びのようなものをやりながらを感じられた。あと、試合後に魔裟斗さんも言ってくれていたんですが、デビューしたころの誰も自分のことを知らないところで“武尊を見せつけてやろう”というギラギラしたものがあった。今までは“みんなに期待されている。勝利をつかまなければいけない”というプレッシャーとの戦いだったり“絶対に負けられない”という恐怖との戦いの中で試合をしていたんですが、フランスだったり配信を見てくれている僕を知らない人たちに“武尊の試合はこんなにすごいんだぞ”というところを見せつけてやろうという、いいエネルギーで試合ができたと感じるので、そこも収穫というか、また“格闘技が好きだな”と思いました」などと大きな手ごたえを得たよう。

大﨑一貴が鮮やか後ろ回し蹴りで完璧KO勝ち。悲願の世界タイトル獲得も「本当の意味で世界一になれるように頑張る」【RISE167】

2023.04.22 Vol.Web Original

「RISE167」(4月21日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われた「ISKAオリエンタルルール 世界フライ級(-53.5kg)王座決定戦」でRISEスーパーフライ級王者の大﨑一貴(OISHI GYM)とRING OUT-54kg級王者の“Weedy”ニコラス・リヴァース(フランス/Fight Center one)と対戦し、大﨑が4R28秒でKO勝ちを収め、悲願の世界王座を獲得した。

 大﨑は2020年9月に田丸辰を破り王座を獲得すると川上叶、一航といった他団体の王者を破り、昨年10月には風音を相手に初防衛に成功。現在、2019年5月から17連勝中で、RISE参戦後も11連勝。かねてから世界王座挑戦をアピールしていたのだが、今回ついに実現した。

 試合はフリーノックダウン制、最終ラウンドのみゴングに救われる、組み付いた状態での攻撃は無制限というISKAルールで行われた。

武尊が6月24日にパリで復帰戦。ベイリー・サグデンとのISKAタイトルマッチは「世界に日本の格闘技界のすごさを見せる試合にしたい」

2023.03.29 Vol.Web Original

 K-1史上初の三階級制覇王者である武尊が6月24日にフランスで復帰戦を行うことが3月29日に発表された。

 武尊はこの日、都内で会見し、「Impact in Paris」(6月24日、フランス・パリ/ゼニスアリーナ)でベイリー・サグデン(イギリス/Suggys Gym)と対戦することを発表した。この一戦は空位となっているISKAのK-1ルール61kgのタイトルマッチとして行われる。

 武尊は昨年6月19日に東京ドームで開催された「THE MATCH 2022」で那須川天心との世紀の一戦を実現させるも、無念の判定負け。かねてから「負けたら引退」と口にしていたことからその去就が注目される中、8日後の27日に会見を開き、現役続行を前提とした「休養」を発表。8月に右ヒザの手術を受けるなど心身の回復に努める一方で海外に出向いて練習を行うなど復帰に向けて着々と準備を進めていた。11月1日には10月31日をもってK-1と所属するK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTとの契約解除を発表。イベント等では復帰戦に向けて言及する場面もあり、正式発表が待たれていた。

原口健飛がKO勝ちでISKA王座を獲得「ISKAとRISEのベルトが世界一ということを証明する」【RISE】

2023.03.27 Vol.Web Original

 RISE年間最大のイベント「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)で行われた「ISKA世界ライトウェルター級(-65㎏) 王座決定戦」で第6代RISEライト級王者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)がISKA世界ライトウェルター級オリエンタルルール王者のジェレミー・モンテーリョ(フランス/Kona team)を破り、王座戴冠を果たした。

 原口の入場時にはDOBERMAN INFINITYがパフォーマンス。原口が入場曲として使用している『We are the one』を披露する中、原口が入場した。

 1R、ともにオーソドックスタイル。原口は圧をかけて、左ミドル、右ストレート。いつもより早い仕掛けを見せる。モンテーリョも右ハイ、ヒザ。原口は右カーフ。モンテーリョも右ミドル、ヒザ。原口はジャブからボディー、アッパーにつなぐ。左三日月蹴りを効かせていく。原口はボディーにヒザも追撃。ジャッジ3者とも10-9で原口。

DOBERMAN INFINITYが入場時にパフォーマンスを披露。原口健飛「あれがなければ判定になってた」【RISE】

2023.03.27 Vol.Web Original

 RISE年間最大のイベント「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)で行われた「ISKA世界ライトウェルター級(-65㎏) 王座決定戦」で第6代RISEライト級王者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)がジェレミー・モンテーリョ(フランス/Kona team)に4RでKO勝ちを収め、王座戴冠を果たした。

 原口は入場曲にDOBERMAN INFINITYの『We are the one』を使用しているのだが、この日は入場の際にDOBERMAN INFINITYがパフォーマンスを披露。その中を原口が入場した。

ISKA世界王座決定戦に出場の原口「ドン引きするようなKOで勝つ」【RISE】

2023.03.25 Vol.Web Original

 RISE年間最大のイベント「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)の前日計量が3月25日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。計量後には会見が行われた。

 セミファイナルでは「ISKA世界ライトウェルター級(-65㎏) 王座決定戦」が行われ、第6代RISEライト級王者の原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM)とISKA世界ライトウェルター級オリエンタルルール王者のジェレミー・モンテーリョ(フランス/Kona team)が対戦する。

 今回はK-1ルールでの王座戦となるのだがモンテーリョは勝てば2冠王となる。モンテーリョは「世界中に自分が世界に通用するような選手であることを見せたいと思っている。理想的にはKO勝ちをしたい。難しいかもしれないが、ぎりぎりまで努力して自分が強いというところを見せたい」と語った。

原口健飛が“世界制覇”への第一歩 「ISKA王座決定戦」で仏の強豪と対戦【RISE】

2023.01.27 Vol.Web Original

「ISKA世界ライトウェルター級(−65g)王座決定戦」で第6代RISEライト級王者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)がジェレミー・モンテェリョ(フランス/Kona team)と対戦する。

 原口は「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」で優勝を果たすなど、今やRISEのエースと言える存在。

 モンテェリョは昨年2月にオリエンタルルールでISKA世界ライトウェルター級王座を獲得している強豪。今回はK-1ルールで行われるのだが、同階級での世界2冠王を目指すことになる。

 原口は「まずはISKAのタイトルに挑戦させてもらえることに感謝します。ただISKAは勝てば世界王者ということになるが、だからといって世界で一番強いというわけではないし、これが一番すごいタイトルというわけではないということは知っている。だからこそ、ここはしっかり獲る。世界制覇を目標にしているので、ISKAのベルトは世界への切符に過ぎないと思っている」などと語った。この“世界制覇”にあたっては「世界のベルトはいっぱいあると思うが、取りあえず、獲れるだけ獲りたい。ベルトって、あればあるほど強そうに見えるし、あっても困らない」などとも語った。

 相手の印象については「身長が高い。特に怖い攻撃はないかなと思う。あのミドルキックが果たして強いのかどうかは分からない。テクニシャンと聞いたが、テクニシャンには負けないでしょう。楽勝かなという感じ」、K-1ルールで試合が行われることについては「もしかしたらK-1ルールのほうが向いている可能性もある。問題ない」と自信を見せた。また伊藤隆代表はRISEルールとの違いについて「ワンキャッチワンアタックがない。延長がない。全ラウンドマストになる」などと説明。「今回から5Rマッチはオープンスコアにしようと思う」と続けた。

武尊が立ち技格闘技界を統一して「K-1最強」証明へ【3・22 K’FESTA.3】

2020.03.07 Vol.Web Original

「前回の試合と比べ物にならないくらいいい仕上がり。完全復活する姿を見てほしい」

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が3月7日、神奈川県内の所属ジムで公開練習を行った。

 武尊は今大会のメインでISKA世界王者アダム・ブアフフと「K-1&ISKAダブルタイトルマッチ」で対戦する。

 この日の練習では得意の右フック、左フックに左右のミドル、ヒザ蹴り。そしてバックスピンキックを交えるなど多彩な攻撃を見せた。

 練習後の会見では「今年は年明けからアメリカ合宿に行って、帰ってからも2カ月半ずっと練習をしてきた。去年の復帰戦の状態からどこまで上げられるかということを課題にやってきたが、ケガをする前以上の動きになってきているし、仕上がりも前回の試合と比べ物にならないくらいいい仕上がり。今回は自分でも楽しみ。完全復活する姿を見てほしい」と順調な仕上がりのよう。

 その復帰戦となった昨年11月のK-1横浜大会での村越優汰戦は判定勝ちに終わったのだが、やはりケガ明けとあって万全の出来ではなかった。それはスパーリング不足もひとつの原因となっていた。

 武尊も「ケガをしてから半年以上スパーリングができなかった。実戦での距離感は体に染みつかせていかないと、というのはある。今回はそれがよくできているのかなと思う。あとはミットより(スパーリングで)実際に戦うほうが自分的にはいい練習ができているという感覚がある。仕上がり具合がどうこうより、実戦練習ができるというのは自分としては気持ちがいい」などと今回は豊富なスパーリングをこなせているよう。

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