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松本天志が完全復活を印象付ける1RKO勝ち。「次期挑戦者となれるように頑張る」【RISE181】

2024.08.31 Vol.Web Original
「RISE181」(8月31日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで「RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント」優勝者の松本天志(TARGET SHIBUYA)がJIN(楠誠会館)に1RでKO勝ちを収め、完全復活を印象付けた。
 
 松本は昨年行われたトーナメントで優勝候補と目されていた空龍と塚本望夢を破って優勝。10月には王者・数島大陸へ挑戦するも判定負け。再起戦でも那須川龍心に判定負けを喫し、キャリア初の連敗。4月の寛人にKO勝ちを収めたが、完全復活にはあと一歩という状況だった。
 
 1R、サウスポーの松本とオーソドックスのJIN。松本が左ストレート。そして左ミドルで追撃もJINはそこに右ストレートを合わせる。松本は右ジャブ、左インロー、JINは右ロー。松本の左インローが冴える。JINも右インローを返す。松本は左ミドル。JINはじりじりと詰めて右のダブル。松本は左インロー。両者のパンチの交錯から松本が飛びヒザ。終盤、JINの前蹴りで松本がスリップダウン。しかしすぐに立ち上がった松本は圧をかけてJINを下がらせ左ストレートを打ち抜くとJINがダウン。そのまま立ち上がれず松本のKO勝ちとなった。JINは担架で退場した。

那須川龍心が2連勝も「天心が王者になったのは16歳なので、もう17歳という感覚」【RISE】

2023.08.27 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」(8月26日、東京・大田区総合体育館)の第1試合で那須川龍心(TEAM TEPPEN)がJIN(楠誠会館)に判定勝ちを収めた。

 那須川は今年2月に行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」準決勝で塚本望夢に判定負けを喫したものの、6月には相沢晟に判定勝ちを収め再起を果たした。この日の勝利で2連勝となり、フライ級戦線での巻き返しに弾みをつけた格好となったが、試合後の会見では「この状態だとまだまだ上のランカーには勝ち抜いていけない」と現状を分析。また「天心が王者になったのは16歳なので、もう17歳という感覚」などと那須川天心を兄に持つ龍心ならではの思いを口にした。

 1R、圧をかけるのはJIN。JINの右ハイは那須川がバックステップ。JINのミドルの那須川がワンツーを合わせる。組み付いて那須川のヒザがローブローで中断。すぐに再開。那須川がワンツー。ともにパンチで前に出て距離が詰まり組み合う。JINの右ローに那須川が右ストレートを合わせる。

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