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KO-D無差別級王者・火野裕士への挑戦権をかけ、飯野“セクシー”雄貴が「WHC」に挑む【DDT】

2023.03.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月22日、旗揚げ26周年記念興行「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」(3月21日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見を東京・渋谷区のAbemaTowersで開催した。

 KO-D無差別級王者・火野裕士への挑戦権をかけて、フェロモンズの飯野“セクシー”雄貴が「WHC(ワールド・ヒノ・クラシック)」に挑むことになった。

 3・21後楽園で納谷幸男との肉弾戦を制して初防衛に成功した火野は「ホントに疲れましたね。納谷君とは何回もやってるんですけど、やる度に強くなってるし、特に昨日は“DDTを俺が背負う”みたいな気持ちがあって。今まで以上に気合入ってたし、今まで以上に強かった。これからまだアイツは伸びると思うんで、楽しみです」と試合を振り返った。

 試合後にはフェロモンズが現れ、飯野の5月3日、横浜武道館での挑戦を主張。火野は「オマエが前みたいなマジメなスタイルでかかってくるんやったら、やったってもいい」と返答するも、Ωの司令塔・大石真翔が「今のオマエは冷静さを欠いている。飯野雄貴はもういない。セクシーしかいないんだ。仮に火野がいいと言っても、俺が認めない。俺を納得させてみろ」と拒絶。今林久弥GMは“保留”としていた。

新UNIVERSAL王者の遠藤哲哉「KO-D無差別級のベルトに負けないように、DDTを象徴するベルトだってところまで持っていきたい」【DDT】

2023.03.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月22日、旗揚げ26周年記念興行「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」(3月21日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見を東京・渋谷区のAbemaTowersで開催し、土井成樹を破り、DDT UNIVERSAL王座を戴冠した遠藤哲哉が登壇した。

 遠藤は「一夜明け会見に僕が参加するのは、ちょうど1年前に(3・20両国国技館で)竹下幸之介を破って、KO-D無差別級を獲ったとき以来かなと思うと感慨深い。土井選手はDDTに参戦して、僕の名前を出してくれてて。(去年の)12月29日にTDCでKO-D6人タッグのタイトル戦で戦ったんですけど、そのときはそんなに当たる時間も長くなくて、お互いにやり足りない部分があった。昨日、シングルマッチ、しかもUNIVERSALのベルトをかけて試合できたのは非常に光栄。かなり攻められた部分もあって、しんどい時間も長かったんですけど。反面、まだ試合が終わってほしくないという気持ちもずっとありまして。すごい久しぶりに試合を楽しむというか、そういう感情が芽生えた試合でした。土井選手、もう僕のなかでは外敵じゃないんで。仲間なので、DDTに今後も上がっていただいて。まだ戦ってない相手とかいるので、ぜひDDTの選手全員と戦っていただいて。またこのベルトをかけて、試合をしたいと思います」とコメント。

 5月3日、横浜武道館での初防衛戦では、同じ宮城県出身のMAOの挑戦を受けるが「個人的に嫌いという感情もあるんですけど、同郷の宮城県で、僕が白石市、向こうが大崎市を背負ってるというのもあって。同郷でのタイトル戦って、プレッシャーを感じてるんです。自分のなかで避けて来たところもあります。ただ向こうも現KO-Dタッグチャンピオンで、UNIVERSALも巻いてるので実績的には申し分ない相手かなと思う。ここでハッキリと白石市が上か大崎市が上か決めようじゃないかと思います」と話した。

素顔になったエル・ユニコーン改め「夢虹」が4・9後楽園で上野勇希と一騎打ち。「このチャンスを逃さないように、練習の成果を全部ぶつけたい」【DDT】

2023.03.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月22日、旗揚げ26周年記念興行「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」(3月21日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見を東京・渋谷区のAbemaTowersで開催した。

 素顔になったエル・ユニコーンが再スタートの第1戦として、4月9日の後楽園大会で上野勇希との一騎打ちに臨むことが決まった。

 高校受験のため、プロレス活動を休業していたユニコーンは3・21後楽園で「DDTeeen!!卒業試合」(ユニコーン&今井礼夢vsイルシオン&中村宗達)を行った。試合後には高木三四郎社長から、卒業にあたって素顔になるかマスクマンとして継続するかの判断を求められ、素顔でファイトしていくことを決めた。

 ユニコーンは「卒業試合で負けてしまったのは悔しいですが、あのメンバーと試合ができてすごいうれしかったです。昨日、マスクを脱いだのですがこれからは心機一転、素顔で頑張っていきたいと思います」と決意。

 新リングネームは本名の「夢虹(ゆに)」で、素顔になったことを機に小学生時代にキッズレスラーとしてDDTに参戦していた「ゆに」だと明かした。小学校卒業とともに上京し、10代プロジェクトに参加して2021年8月にユニコーンとしてデビュー。4月からは高校生プロレスラーとしてファイトしていくことになる。

「しゅんまお」MAO&勝俣がハリマオの樋口&中津を破りKO-Dタッグ王座V4。4・9後楽園でHARASHIMA&中村が挑戦へ【DDT】

2023.03.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月21日、東京・後楽園ホールで旗揚げ26周年記念興行「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」を開催した。「しゅんまお」(MAO&勝俣瞬馬)がハリマオの樋口和貞&中津良太をエニウェアフォールマッチで破り、KO-Dタッグ王座のV4に成功。4月9日、後楽園でHARASHIMA&中村圭吾が挑むことが決まった。

 この試合は、かつて存在した若手主体ブランドDNAのメンバー同士によるタイトル戦。唯一、2期生になるMAOは1期生の先輩・中津から“かわいがり”を受けていたといい、精神的に試練の戦い。中津が昔を思い起こさせるプラスチックバットを持ち出してMAOをぶっ叩き“インド映画のシーンやれ!”と命じると応じてしまう。それでも、場外戦に転じていくとMAOも吹っ切れていく。まさにエニウェアフォールマッチを象徴するかのように、両軍は観客席、バルコニー、正面ロビーで激闘を展開。「しゅんまお」は板をリングと場外フェンスに渡すと、その上での攻防に。中津はMAOに張り手、ハイキックの連打を繰り出すも、MAOが掌底を一閃。「しゅんまお」は俺たちのまっどまっくすを板の上で決めて、MAOが中津から3カウントを奪取した。

遠藤哲哉が土井成樹を下しUNIVERSAL王座初戴冠。5・3横浜武道館でMAOがチャレンジ【DDT】

2023.03.22 Vol. Web Original

 DDTプロレスが3月21日、東京・後楽園ホールで旗揚げ26周年記念興行「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」を開催した。遠藤哲哉が土井成樹を下し、DDT UNIVERSAL王座を初戴冠。5月3日、横浜武道館でMAOのチャレンジを受けることになった。

 土井は遠藤の足にマトを絞り、デスロック、足4の字で締め上げていく。遠藤はサスケスペシャル、スワン式エルボーを叩き込むも、その場飛びムーンサルトは剣山で阻止される。その後は目まぐるしい攻防となり、土井は再び足4の字に。逃れた遠藤はエクスプロイダーの連発から、スワン式ファイアーバードスプラッシュを敢行も自爆。土井はバカタレ・スライディングキック。耐えた遠藤はテツヤ・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ、旋回式ト―チャーラックボムとたたみかけるもカウントは2。ならばとバーニングスター・プレスを決めて3カウントを奪った。

 試合後、遠藤は「土井さん! 会見のとき、外敵と言ってすいませんでした。あなたがDDTを背負ってると言った言葉、うれしかったです。もうあなたは外敵じゃない。DDTの仲間です。またこのリングやりましょう」とエール。

秋山準が鈴木鼓太郎との師弟対決を制し、EXTREME王座4度目の防衛。5・3横浜武道館で勝俣瞬馬とV5戦へ【DDT】

2023.03.22 Vol. Web Original

 DDTプロレスが3月21日、東京・後楽園ホールで旗揚げ26周年記念興行「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」を開催した。DDT EXTREME王者・秋山準が通常プロレスルールで、愛弟子・鈴木鼓太郎を制してV4に成功。5月3日、横浜武道館で勝俣瞬馬が挑むことが決まった。

 試合はジャイアント馬場さんからプロレスのイロハを学んだ秋山と、三沢光晴さんから薫陶を受けた鼓太郎の一戦らしく重厚なレスリングの攻防が続いた。10分過ぎ、秋山がパイルドライバー、フロントネックロックで追い込むも、鼓太郎はエルボーの連打、619で反撃。秋山はエクスプロイダー一閃も、鼓太郎はエルボー、タイガ―ドライバーで返す。秋山はジャンピング・ニー、ヒザからリストクラッチ式エクスプロイダーを狙うも、鼓太郎に踏ん張られると腕をクラッチしたまま首固めで丸め込んで3カウントを奪取。試合後、勝俣が現れ挑戦表明。これを秋山が受諾して、5・3横浜武道館での王座戦が決定した。

竹下幸之介が高木三四郎を破り“オヤジ超え”果たすも条件付き再戦を熱望。佐々木大輔が7・23両国で新日本エル・デスペラードと一騎打ち【DDT】

2023.03.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月21日、東京・後楽園ホールで旗揚げ26周年記念興行「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」を開催した。竹下幸之介が高木三四郎との初シングル戦で勝利し“オヤジ超え”を果たしたが、条件付きで再戦を熱望した。

 試合前、ビジョンで高木のインタビューが流され、DDT25周年は東京ドーム大会を行い、25周年を区切りに現役を退く覚悟を決めていて、引退試合は竹下と対戦したい思いがあったことを吐露した。

 鬼気迫る表情の高木はゴングと同時にラリアットを放ち猛攻。竹下とのエルボーのラリーでも一歩も引かず。高木はSTF、裏STF、スタナーと攻め立てるも、竹下は雪崩式ブレーンバスターで反撃。高木も雪崩式ブレーンバスターで返す。竹下はエプロンからブレーンバスターで、高木が設置していた場外のテーブルにたたきつけた。竹下はダイビング・ボディープレス、ブルーサンダー、サポーターを外してエルボーを叩き込む。それでも高木はスタナー8連発。9発目をかわした竹下は持ち上げてジャーマンもカウントは2。さらにザーヒー連発。ここでさまざまな思いが交錯したのか竹下の目には涙が…。それでも3発目のザーヒーを見舞った。すぐに起き上がった高木はスタナーで返すも、ダメージが大きく両者ダウン。竹下は立ち上がったが、高木は立ち上がれずKO負け。

KO-D無差別級王者・火野が納谷との肉弾戦を制し初V。飯野が挑戦表明も大石が拒否【DDT】

2023.03.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月21日、東京・後楽園ホールで旗揚げ26周年記念興行「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」を開催した。メインイベントではKO-D無差別級王者の火野裕士が納谷幸男との壮絶な肉弾戦を制して、初防衛に成功。フェロモンズの飯野“セクシー”雄貴が挑戦表明するも、Ωの司令塔・大石真翔に拒否された。

 スーパーヘビー級同士の一戦はチョップの打ち合い、ショルダータックル合戦、ミドルキックの応酬、エルボーのラリーで身を削り合うような攻防が続いた。納谷はニーリフト、ダイビング・エルボードロップ、バックドロップで追い込むも、火野はフォールを許さず。20分過ぎには頭をぶん殴るようなラリアットの打ち合いに。これに打ち勝った火野は、強烈なラリアットからFuckin’BOMBで叩きつけて3カウントを奪取した。

元WWEサムライ・デル・ソルが3・21後楽園での上野勇希戦にワクワク「誰が一番の“ウエノ”か決めたい」【DDT】

2023.03.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月20日、東京・新宿区の「新宿マルイ メン」イベントスペースで、旗揚げ26周年記念興行「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」(3月21日、東京・後楽園ホール)に向け直前会見を開催。上野勇希とシングルマッチで対戦するサムライ・デル・ソルがワクワク感でいっぱいだった。

 デル・ソルはWWE時代、カリストのリングネームでファイトし、WWE US王座、WWEクルーザー級王座、NXTタッグ王座(パートナーはシン・カラ)を戴冠した実力者でDDTには初参戦となる。

 上野は「こんな世界のスーパースターが日本に来てくれて、(DDT)UNIVERSALチャンピオンの僕と試合をしたいと言ってくれて。でもベルトは落としてしまって、それでも僕と試合がしたいと言ってくれて光栄。試合をするとなったとき、試合に向けて感情っていっぱいあると思うんですけど。このデル・ソル選手と試合するのは楽しみ100%で。僕はすべてを捧げたいと思うし、僕の全部を出して楽しみたいし、日本での試合を全部楽しんでもらいたい。見てくれるみんなにも楽しんでもらいたい」と話した。

3・21後楽園での一騎打ちに向け、竹下幸之介と高木三四郎が並々ならぬ決意示す。竹下「最高のオヤジ超えを果たし、親孝行したい」【DDT】

2023.03.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月20日、東京・新宿区の「新宿マルイ メン」イベントスペースで、旗揚げ26周年記念興行「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」(3月21日、東京・後楽園ホール)に向け直前会見を行い、初の一騎打ちに臨む竹下幸之介と高木三四郎が並々ならぬ決意を示した。

 この一戦は年末年始に一時帰国していた竹下が1月3日の後楽園大会で「デビューして10年経ちましたけど、僕が入る前からDDTにいて、唯一シングルで戦ってないのは一人だけ。今やるしかないでしょう、高木三四郎!」とシングル戦を要望し、高木がそれを受諾して実現するに至った。

 竹下は「毎日選択の連続だと思うんです。僕はプロレスラーになることは、宿命みたいなものだと思っているので、そこに選択の余地はなかったんですけど。じゃあプロレスラーになるにはどこの団体でなろう。新日本なのか、全日本、ノア、大阪プロレス。いろんな選択肢があるなかで、僕はDDTを選んだ。10年、プロレスをやってきて改めて思ったことが、多分、高木さんがいたからDDTを選んだんだんだなと。僕が選んだのはDDTだし、DDTが選んでくれた竹下幸之介という。高木三四郎が僕にDDTでプロレスラーになるチャンスをくれて、今の自分がある。そういう感謝の気持ちも持って。僕はこれは親子ゲンカだと。最高のオヤジ超えを果たし、親孝行したいと思ってます」と決意表明。

 高木は「竹下幸之介という男に対しては、やっぱり始めから何か違うものを感じてまして。mixiのメッセージで“僕はDDTでプロレスラーになりたいんです。この業界でテッペンを取る自信があるんです”と書いていたとき、コイツはちょっと違うなと感じていて特別な気持ちがあったんです。初めて会って、竹下君、大きいね。みたいなところから特別な感情でいたのは事実です。彼とのシングルを避けていたわけでもないし、やるタイミングがなかったということもあるんですけど。彼のほうから、初めてのシングルマッチをやりたいと。これは一つの覚悟を持って受けなきゃいけないと思って。正直なことを言いますと、それまでは体調万全ではなかったです。負傷していた個所もありました。でも、それを言い訳にしたくなかったので。ここ何年かのなかでは最高のコンディションに整えてきました。すべてをぶつけて、彼はオヤジ超えと言いましたけど、そんな簡単には超させないよと。俺だって20何年やってきた意地があるし、DDTを26年間引っ張ってきた自信があります。それらすべてをもって、竹下幸之介、簡単に超えさせない。全力で潰します」と覚悟を示した。

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