「自分が手掛ける最大の大会。ここでしかできないカードが組めた」
JUST TAP OUTを率い、新日本プロレスにもレギュラー参戦するTAKAみちのくが9月12日、東京・国立代々木競技場第二体育館で「TAKAみちのく30周年記念大会~タカタイチデスペマニア」(JTO主催)を開催し、新日本プロレス、鈴木軍、全日本プロレス、スターダムからも選手が大挙集結する。今大会は会場と協議し、キャパシティー50%で声出し応援が可能となる(マスク着用必須)。そのTAKAが記念大会を前に意気込みを語った。
TAKAは1992年9月4日、ユニバーサル・プロレスの東京・後楽園ホールでデビュー。その後、みちのくプロレスの旗揚げに参加し、FMW、バトラーツ、パンクラスなどさまざまな団体にも出場。1997年にはWWF(現WWE)と契約し、初代WWFライトヘビー級王座を戴冠。2000年にプロレスラー養成所KAIENTAI DOJO(K-DOJO)を設立し、2002年4月に国内で団体として旗揚げ。代表として奔走するかたわら、全日本、プロレスリング・ノア、新日本マットで活躍し、2011年には鈴木みのると鈴木軍を結成。K-DOJO退団後の2019年7月にJTOを旗揚げし、選手としては新日本でもファイトしている。
30周年大会について、TAKAは「名もなき団体でデビューして、小さい体でどこまでできるかと思ってたんですが、運よくみちのくとか、いろんな団体に出られて、米国に行けて、波乱万丈ながらいい30年でした。生涯現役のつもりなんで、辞めはしないですけど、この先35年、40年では、今のように動けないなと。今がギリギリ、30周年が一番大きいことができると思って。本当は両国国技館でやりたかったんですけど会場が取れなくて、後楽園以上の会場ということで、いろいろあたった結果、代々木になりました。25周年(2017年9月4日、後楽園)で飯伏(幸太)と組んでオカダ(カズチカ)、外道とやったんですが、これ以上のカードはないなって。世界のトップレベルの選手とやったんで。30周年は自分がメインじゃなく、30年やってきて培った人脈だったりを総動員して、お客さんが見たいものをやりたい」と話した。