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エロジマンがバンナの敵討ちに名乗り。トーナメント1回戦での対戦をK-Jeeに直談判【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の一夜明け会見が10月6日、大阪市内で行われた。

「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で勝利を収めたK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)、エロール・ジマーマン(キュラソー/Hemmers Gym)、クォン・ジャンウォン(韓国/Cheonghak Muaythai Gym)の3選手が登壇した。

 会見ではジマーマンが1回戦でのK-Jeeとの対戦を突如アピールした。

 ジェロム・レ・バンナに1RでKO勝ちのK-Jeeは「昨日勝ったことは自分自身はすごくうれしかったが、バンナ選手のファンが多すぎて、あんまり素直に喜んでくれる人がいないなと思って悲しい気持ちと“それはそうだな”という気持ちもあり、そんな気分です。でも良かったです」と現在の心境を明かした。バンナが引退を表明したことについては「前日にも“引退試合になるかも”というインタビューを見て、引退試合の相手は責任を感じるなと気持ちが重くなったというか責任を感じた。引退を表明したことは終わってから知ったが、まあ良かったな、うれしいなと思いました。最後の相手ができて良かったという気持ちがあった」と語った。

カリミアン戦が「試合結果保留」という異常事態のイストラテが「あれは演技。オスカーを受賞できる」とばっさり【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の一夜明け会見が10月6日、大阪市内で行われた。

「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」でシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)と対戦したクラウディオ・イストラテ(ルーマニア/Kombat Gym)が試合についてコメントした。

 2人は昨年9月に行われた「30周年記念無差別級トーナメント」の準決勝で対戦するもカリミアンの再三の反則行為で試合は荒れ模様に。反則での減点もあり、判定でイストラテが勝利を収めた。今回は遺恨決着戦となるはずの試合だった。

 今回の試合では1Rにイストラテがダウンを奪った後、立ち上がったカリミアンとの攻防の中でクリンチの離れ際にイストラテの後頭部へのパンチを受けたカリミアンが何やらアピールした後にリングに倒れ込み、そのまま試合続行不可能に。このイストラテのパンチをどう判断するかについては持ち越され「結果保留」という前代未聞の事態となっている。

 イストラテは前日のカリミアンの行動について「正直なところ、彼はオスカーを受賞したほうがいいんじゃないかというくらいの仕事をしたんじゃないかと思っている。試合の中での私のパンチには自信があるし、彼はそれを食らった時に心が折れたんだと思う。このまま倒れていたままのほうがいいと思ったんだと思う。その結果がああいうことになったんだと思う」とあきれ顔。

Krush王者の小田尋久が世界トーナメントVのストーヤン・コプリヴレンスキーからの大金星ならず。延長で1-2の判定負け【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original
 Krushスーパー・ウェルター級王者の小田尋久(TEAM3K)が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)でK-1初参戦を果たし、7月に決勝ラウンドが行われた「-70kg世界最強決定トーナメント」優勝のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)と対戦した。試合は延長にもつれ込む接戦の末、1-2の判定で敗れ大金星を挙げることはできなかった。
 
 小田は今年5月と8月の後楽園大会で行われた「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」で準決勝で森田 奈男樹、決勝で璃久を破り王座を獲得。約1カ月半という短いスパンではあったが、今回のK-1出場につなげた。
 
 コプリヴレンスキーは3月に行われたトーナメント1回戦ではカスペル・ムジンスキに僅差の判定負けを喫するも、オウヤン・フェンの欠場で急きょ決勝ラウンドに出場。ブアカーオ・バンチャメーク、デング・シルバ、ヴィクトル・アキモフを破り優勝した。

和島大海が得意の左の蹴りで1RKO勝ち。「和島大海、まだまだこれから。もう1回ベルトを獲るために頑張る」【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original
 前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で再起戦に臨み、キム・ジュンファ(韓国/安養サムサン)と対戦した。試合は1RでKO勝ちを収め復活を果たした。
 
 和島は2021年12月の大阪大会で木村“フィリップ”ミノルを破り王座を獲得。ジョムトーン・ストライカージム、ジョーダン・ピケオーという強豪を相手にいずれもKOで2度の防衛を果たした。2022年に行われた「THE MATCH 2022」では第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアにKO勝ち。2020年9月から8連勝でうち7KO勝ちと盤石の強さを見せていたのだが、昨年12月のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)を相手にした3度目の防衛戦でまさかのKO負けを喫し、王座陥落。再起戦となった今年3月の「−70kg世界最強決定トーナメント」の1回戦でもダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)にKO負けを喫し2連敗となっていた。

兼田将暉が斗麗に戦慄の1RKO勝ちで軍司泰斗、寺田匠との対戦をアピール「どっちともやりたい」【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original
「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われたフェザー級戦で兼田将暉(RKS顕修塾)が斗麗(WIZARDキックボクシングジム)に戦慄の1RKO勝ちを収め、トップ戦線への復帰を果たした。
 
 兼田は「K-1甲子園2017」の-60kg級で優勝を果たし、プロデビュー後もACCEL、HEAT、RKSとさまざまな団体でベルトを獲得。2022年1月から再びK-1グループに参戦するとそこから5連勝。通算でもK-1グループでの戦績を6戦6勝とし、フェザー級王者だった軍司泰斗への挑戦を再三アピール。しかし勝ったほうが王座挑戦といった意味合いを持った戦いで寺田匠に判定負けを喫し、今回が再起戦だった。
 
 1R、ともにサウスポーの構え。斗麗が左カーフ、左ハイ。兼田もローを返す。パンチの打ち合い。斗麗の左ストレートが伸びる。斗麗が前に出てヒザを出そうとしたところに斗麗が左のショートフックをカウンターで打ち抜くと斗麗は前にばったりとダウン。何とか立ち上がろうとするも立ち上がることができず、兼田が戦慄のKO勝ちを収めた。

エロジマンとジャンウォンが決勝トーナメント進出。山口翔大と谷川聖哉は無念の涙【K-1】

2024.10.05 Vol.Web Original
 旧K-1時代から活躍するキュラソー系のオランダのヘビー級レジェンド、エロール・ジマーマン(キュラソー/Hemmers Gym)が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で約14年ぶりに日本のリングに上がり、健在ぶりを示した。
 
 ジマーマンは「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で山口翔大(GENESIS)と対戦し、3RでKO勝ちを収めた。
 
 旧K-1時の2008年にはWORLD GP準々決勝で極真王者のエヴェルトン・テイシェイラから勝利。“エロジマン”の愛称で人気を集めた。2012年には「IT’S SHOWTIME」でGLORY王者のリコ・ヴァーホーベンを左フックでKOした。14年ぶりにK-1へ参戦した今年6月にルーマニアで行われた「K-1 FIGHTING NETWORK ROMANIA 2024」ではギリシャのマイク・カラマスケタスを1RKOで破り、その強さを証明。今回の参戦につながった。
 
 山口は空手をバックボーンに持ち、白蓮会館の全日本大会で5度優勝。300超の流派、団体が加盟するJFKO全日本大会では2018年と2019年に重量級を連覇。2019年には新極真会の世界大会の日本代表に選ばれ、世界の強豪とも戦っている。2022年にキックボクシングに転向し、K-1グループでは4戦4勝(2KO)の戦績を残している。

シナ・カリミアンとイストラテの遺恨決着戦は「試合結果保留」の異常事態に【K-1】

2024.10.05 Vol.Web Original
 元K-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で因縁のクラウディオ・イストラテ(ルーマニア/Kombat Gym)と「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で対戦した。試合はまたしても不透明な結果に終わり、禍根を残した。
 
 2人は昨年9月に行われた「30周年記念無差別級トーナメント」の準決勝で対戦するもカリミアンの再三の反則行為で試合は荒れ模様に。反則での減点もあり、判定でイストラテが勝利を収めた。今回は遺恨決着戦となるはずの試合だった。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけるイストラテ。足を使って回り、ローを飛ばすカリミアン。カリミアンが詰めてロープを背負わせると左右のフックを浴びせる。圧をかけるイストラテ。カリミアンはロープ伝いに回るが、追ったイストラテが左フックであごを打ち抜きダウンを奪う。立ち上がったカリミアンに襲い掛かるイストラテ。左右のフックから距離が詰まりカリミアンが組み付くと、イストラテが後頭部にパンチを放ってしまい、カリミアンはアピールした後にリングに倒れ込む。カリミアンの回復を待つために一時中断。ドクターチェックが入るがカリミアンはリングに仰向けに倒れたままでゴングが鳴らされた。

「50歳の選手に勝てなければ自分はもう勝てない」と背水の陣のK-Jeeがバンナに1RKO勝ち。12月の本戦に日本人ゼロの最悪の事態を回避【K-1】

2024.10.05 Vol. Web Original
「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われた「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で元K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)と旧K-1時代に活躍した“ハイパー・バトルサイボーグ”ことジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team)が対戦した。
 
 試合はK-Jeeが1RでKO勝ちを収め、12月14日に東京・代々木第一体育館で行われる本戦に出場する。この試合の前まで谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、山口翔大(GENESIS)が敗れており、K-Jeeは日本の最後の砦として、日本人選手ゼロの危機を救った。
 
 K-Jeeは2020年11月にシナ・カリミアンを破り、K-1王座を獲得。しかし初防衛戦ではカリミアンにリベンジを許し王座から陥落。再起戦で愛鷹亮にKO勝ちを収めたものの、以降2022年から4連敗の泥沼にはまっていた。
 
 バンナは旧K-1時代にはピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、マイク・ベルナルド、アンディ・フグらと鎬を削ったレジェンド。1995年のK-1初参戦で、いきなりWGP準優勝。2002年のK-1 WGPでも準優勝に終わり「無冠の帝王」と呼ばれることもあった。旧K-1消滅後はMMAとの二刀流で試合を行うこともあり、直近では今年6月に「KNUCKLE’S 16」でキックルールで金枝勇気と対戦し、右フックで2RKO勝ちを収め、健在ぶりを証明していた。今回は14年ぶりのK-1参戦だった。

ジェロム・レ・バンナが引退を表明「日本のファンは世界で最もいい観客だと思っている」と感謝の言葉【K-1】

2024.10.05 Vol.Web Original

 旧K-1時代に活躍し“K-1番長”“ハイパー・バトルサイボーグ”の異名を持つジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team))が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で14年ぶりのK-1参戦を果たした。

 バンナは「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で元K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)と対戦し、1Rに右ハイキックでKO負けを喫し、試合後の会見で引退を表明した。

 バンナは「試合はあっという間に終わってしまった。自分としてはがっかりした試合だったが、見てくれた人にとっては満足してもらえるような試合だったのではないかと思う。私の試合の威厳みたいなものも示せたのではないかと思う」と振り返った。

 そして「K-Jee選手とはもっと戦いたかった。もっといい試合を見せたかったという気持ちはある。これが最後かどうかという内容になってしまった」などと語った。

 引退についての質問が飛ぶと「これで引退します」と引退を表明。MMAなどについても「終わりです」と続けた。

12月に行われる無差別級トーナメントのアジア予選でカリミアン、K-Jee、山口翔大、谷川聖哉がそれぞれ海外の強豪と対戦【K-1】

2024.08.10 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第1弾カードが8月10日に発表された。

 K-1では12月14日に東京・代々木第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2024」で8選手による無差別級のワンデートーナメントを開催。その予選が現在、世界各地で行われているのだが、大阪大会ではアジア予選が開催される。

 この日はシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)、K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)、山口翔大(TEAM3K)、谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の4選手の参戦が発表された。それぞれ海外の強豪と対戦する。

 谷川は18日に開催される「Krush.164」でクルーザー級でRUIとの対戦が決まっている。前回はミドル級に階級を落として戦ったもののKO負けを喫した。谷川は「一時、75kgにしたりと迷っていた時期があった。自分は最初から言っているが、重量級のK-1、ヘビー級のK-1を見て育っている。低い階級の選手は誰でもなれる。僕ら重量級は天に恵まれたものでもあるし、神に選ばれた階級だと思っている。そこを捨てて階級を落とすのは違うなと思った。やはりでかくて強い奴が一番だと思う。重量級が日本で流行ってないのは日本人の圧倒的に勝てる選手がいないからだと思っている。8月にRUI選手にしっかり勝って、10月もしっかり勝って、日本人のエースとして12月のトーナメントに進んでいきたいと思うので、この半年間、死に物狂いでやる」と階級を戻してトーナメント出場を目指す。

オウヤン・フェンが肋骨骨折でトーナメントを離脱。代わりにコプリヴレンスキーがブアカーオと対戦【K-1】

2024.06.18 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)が「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で開催される「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント」をケガのため欠場することが6月18日、分かった。

 この日、K-1が会見を開きカルロス菊田プロデューサーが「6月5日の練習中に肋骨を骨折。病院での診察の結果は全治4週間だったが本人は“どうしても試合に出たい”という意向を示していた。その後、ワイルドカードがブアカーオ選手であることを発表したが、なおさらやりたいということで10日間静養し、回復に務め様子を見たが、6月15日に正式にドクターストップがかかった」と状況を説明した。

 フェンは昨年12月に当時王者だった和島大海を破りスーパー・ウェルター級王座を獲得。3月に行われたトーナメント1回戦ではパスカル・シュロスに判定勝ちを収め、準々決勝ではワイルドカードで出場するK-1 WORLD MAX 2004・2006世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)と対戦することが発表されていた。

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