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武尊も浴衣で登場! K-1ファンミーティング 「武尊とタコる!浴衣祭り」開催

2016.07.22 Vol.671

 K-1 WORLD GP −55kg王者・武尊(K-1ジム・チームドラゴン)の単独イベント、K-1ファンミーティング vol.2着物レンタル花ごよみpresents「武尊とタコる! 浴衣祭り」が8月13日、東京・六本木で開催される。

 当日は夏らしく武尊も浴衣を着用。ファンも全員、イベント参加前に、着物レンタル店「花ごよみ」で好きな浴衣を選び、プロの着付け師に着つけてもらい参加する。ちなみに参加料の中に浴衣のレンタルと着付け料が含まれており、自前での参加は不可だ。

 イベントは、武尊のトークに2ショット写真&サインタイム、質問コーナー、さらには武尊のサイン入り私物プレゼント大抽選会など、内容は盛りだくさん。浴衣を着て、ビュッフェスタイルのフード&ドリンクを楽しみながら、身近に触れ合えるので、まるで一緒に夏祭りに来ているような気分が味わえる。戦っている時とはまったく違う、武尊のリラックスした表情も見られそうだ。

 参加人数は限定100名(各回50名)で、予定人数に達したら受付期間中でも、募集を終了する場合もあるので、参加希望の人はお早めに。K-1 WGPオフィシャルサイト(k-1wg.com)の「お問い合わせフォーム」から申し込める。
 今や新生K-1のトップファイターであり、バラエティー番組などでも活躍する武尊。常にファンとのふれ合いを大切にしている武尊だが、こんなに大接近できるチャンスはめったにないかも。この夏一番の思い出を作りに、友達を誘って参加してみよう。

K-1ファンミーティング vol.2
着物レンタル花ごよみpresents「武尊とタコる! 浴衣祭り」

【開催日】8月13日(土)
【開催場所】東京六本木横町 たこ焼き居酒屋「ヤマトタコル」
【開催時刻】第1部:15時30分開場/16時開始/18時終了、第2部:18時30分開場/19時開始/21時終了
【料金】8500円(小・中学生7000円)※ゆかたレンタル着付け込み、事前入金
【URL】 http://www.k-1wg.com/contact/

9.19、K-1スーパーファイト「兄へのリベンジは倍返しで」

2016.07.12 Vol.670

 

 9月19日(月・祝)、国立代々木競技場第二体育館で開催する「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-60kg世界最強決定トーナメント~」スーパーファイトの追加カード発表が11日、都内の会場で行われ、新階級となる-62.5㎏で“狂拳”竹内裕二と林健太の対戦が発表された。

 これまで新生K-1では-55kg、-60kg、-65kg、-70kg、ヘビー級の5階級で試合が行われてきたが、先日の記者会見で新たに、-57.5kg、-62.5kg、-67.5kgの新設を発表。今大会から本格的に新階級での試合がスタートすることになり、その第1弾として同対決が実現した。

 竹内はKrushを主戦場に戦ってきたファイターで、過去には山本真弘や野杁正明をKOしているハードパンチャー。対する林はK-1ジム・チームドラゴンに所属する21歳の新鋭。過去に竹内とは実兄の林将多がKO負けしているという因縁も。 

 約3年ぶりの試合となる竹内は「いきなりK-1に呼ばれてびっくりしてる。でも呼んでもらったからにはバチッと決めて、楽しませてもらおうかな」と笑顔で余裕のコメント。対する林は、「(対戦が)決まった時に、兄が目の骨を折られて負けているので、倍返しで両目を折ってやろうかなと思った」と兄のリベンジを宣言。それに対し竹内は「怖いよね(笑)。試合までの2カ月間はずっと健太の事考えて生活します」と軽く答えると「僕も竹内選手の両目の事だけを考えて生活します」とやり返した。さらに「実績もあり強かったが、昔の人。新生k-1は新しい人が引っ張っていかなきゃならない。兄からも“(竹内は)おっちゃんやろ。もういけるやろ”と言われた」と語ると「おっちゃんも頑張るで~」と最後まで人を食ったようなコメントで、挑発を受け流していた。

9.19、K-1スーパーファイトで、ヘビー級日本人頂上決戦

2016.07.12 Vol.670

 

 9月19日(月・祝)、国立代々木競技場第二体育館で開催する「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-60kg世界最強決定トーナメント~」スーパーファイトの追加カード発表が11日、都内の会場で行われ、K-1ヘビー級のエース上原誠(士魂村上塾)がK-1初参戦のKOICH(バンゲリングベイ・スピリット)と対戦することが発表された。両者は今回が初対決。いつもは一緒に練習をする仲間でもあるが、「普段から一緒に練習しているから変な感じがしますが、しっかりKOしたい」(上原)、「同じ気持ちですが、試合は試合。

 日本一の上原選手と対戦でき、すごくワクワクしています」(KOICHI)とコメント。上原は「お互い手の内をしっているので、KOICHIに教わった技で倒すかもしれない。いつかは戦うかも知れないと思い、2つ3つ秘密にしている技もあるし」と牽制。それに対しKOICHIも「僕も(上原の前では)使っていない技がある」と不敵な笑みを浮かべていた。試合の展開を聞かれると、KOICHIは「ヘビー級を盛り上げたいと思っているので、殺すつもりでいきたい」と言うと、上原も「仲間同志ですが、お互いにレベルを上に上げていくには、仲間も倒さないと上がっていけない。仲間が仲間を倒すところを見てほしい」とガチバトルを宣言した。

9.19、K-1-65㎏タイトルマッチは、因縁の対決再び

2016.07.12 Vol.670

 9月19日(月・祝)、国立代々木競技場第二体育館で開催する「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-60kg世界最強決定トーナメント~」スーパーファイトの追加カード発表が11日、都内の会場で行われ、6月の-65kg世界最強決定トーナメントで優勝したゲーオ・ウィラサクレックが、2度目の防衛戦を行うことを発表。挑戦者は、K-1ジム・チームドラゴンの山崎秀晃。山崎は、3月の日本代表決定トーナメントで、左右田泰臣、久保優太、野杁正明という3強に勝ち優勝。前田憲作K-1プロデューサーが「挑戦者として資格があると判断した」と挑戦者に選ばれた理由をコメント。

 山崎は、2014年11月に初代-65kg王座決定トーナメント1回戦でゲーオと対戦。ゲーオの左ハイキックで額を陥没骨折する重傷を負い、長期欠場に追い込まれた。「2年前にゲーオに負けて、リベンジすることだけを考えてきた。それが形になり実現する日が来た。自分1人じゃなく、仲間、ファンの思いを背負って勝ちに行く」決意を語った。

 また、前回のトーナメントで決勝に進んでいたら?という記者からの質問に山崎は、「執念で必ず勝ちにいくという気持ちは強かった。頭を割られたくらいでは倒れない自信もある。もし決勝まで勝ち上がっていたら(ゲーオに)勝っていたと思います」と最強王者への自信をのぞかせ、「ゲーオと勝負して約2年。ジムワーク、フィジカル面すべて、彼に勝つためにすべてをつぎ込んで生活してきた。仲間の思いも背負ってやっているので、それでかなりパワーアップできた。今はゲーオのすべてを凌駕できるところまで実力があると思っているので、何が何でも勝ちにいきます」と勝利への執念を口にした。絶対王者ゲーオがが圧倒的な強さで返り討ちにするのか? それとも挑戦者・山崎が執念で勝利を呼び込むのか? 因縁のタイトルマッチの結末はいかに!?

武尊 「K-1は、夢と希望が詰まった最高の舞台」

2016.07.11 Vol.OMU vol.21

 新生K-1-55㎏の王者であり、今やその実力と人気で、K-1全体をリードしている武尊。テレビのバラエティーや雑誌、ラジオなどにも積極的に出演し、格闘技ファン以外にも多くのファンを持つ。すべてはK-1をもっと知ってもらい、盛り上げるためだと語る武尊の格闘技にかける思いとは。さらにチャンピオンの先にある夢について語る。

K-1 −60kg世界トーナメント組み合わせ決定。吹き荒れるリベンジの嵐

2016.07.08 Vol.670

『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜−60kg世界最強決定トーナメント〜』(9月19日、東京・代々木競技場第二体育館)で行われるトーナメントの出場選手と組み合わせが3日発表された。

 日本からは先の日本代表決定トーナメントを制した大雅と同級王者の卜部弘嵩に加え、主催者推薦枠で卜部功也と小宮山工介がエントリーされた。

 これに大雅が「日本人選手の数にムカついている。外国人と試合をしたかったし、世界トーナメントなので、ちょっと違うんじゃないか」と日本トーナメントの勝者として異を唱える。前王者の功也はともかく、小宮山は6月のK-1初戦で中国のユン・チーに敗れるという失態を犯しているだけにその意見も分からないでもない。しかし小宮山もBLADE 1王者としてのプライドもある。その後の質疑応答時に「それは俺のことかな?」と聞き返すなど、笑顔の中にも緊張感が漂う場面が見られた。

 小宮山にとってはチー戦での失態を取り返すためには決勝まで勝ち上がり、なんとしても一度流れてしまった弘嵩戦を実現させたいところ。しかしその弘嵩は今回ばかりは今年立て続けに敗れたヨハネス・ウルフ、パウロ・テバウへのリベンジを一気に果たすチャンスとあって、1回戦は小宮山ではなくテバウに勝ち上がってきてほしい様子。

 昨年までだったら60kgのトーナメントといえば真っ先に話題に上がるのが卜部兄弟の兄弟対決だったが、今回は功也が「決勝まで勝ち上がることが大変なトーナメント。まず決勝まで上がることが目標」、弘嵩も「今回はウルフとテバウへのリベンジがモチベーション」とともにそれどころではない感じ。

 準決勝以降はどの組み合わせになってもテーマが尽きることなく興味満載なのだが、実際のところ、この4人がすべて1回戦で姿を消すこともありえるくらい外国人選手もハイレベル。

 リザーブファイトの闘士vs皇治も本戦に負けない試合を見せてくれそうだ。

6・24K-1 ゲーオが-65kg世界最強決定トーナメント優勝

2016.06.25 Vol.668

『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~』(6月24日、東京・代々木競技場第二体育館)で行われた-65kg世界トーナメントで、同級王者のゲーオ・ウィラサクレックが圧倒的な強さを見せ優勝を果たした。

 ゲーオは1回戦で日本代表決定トーナメント・ベスト4のHIROYAと対戦。ゲーオはゴング早々にいきなり仕掛け客席がどよめく。そのどよめきが収まらないうちに、右ジャブからの左ストレートでダウンを奪う。立ち上がったHIROYAにパンチの連打で畳み込み、最後は左ストレートで2度目のダウンを奪いKO勝ち。この間わずか36秒。ダメージをいかに残さず次の試合に進むかが勝負の分かれ目となるトーナメント。この時点でゲーオの優勝は決まっていたのかもしれない。

 続く準決勝は野杁正明。かつて自らの怪我で対戦が流れた相手。野杁は対ゲーオとしては日本人の最後の砦ともいえる存在。野杁は1Rに相打ちの右ストレートでゲーオを後退させるなど追い詰めたが、2R以降、ゲーオも盛り返す。2R中盤にゲーオのヒザ蹴りがローブローとなってしまい一時中断。動きの落ちた野杁にゲーオが情け容赦なく襲いかかり、試合の流れをつかむとそのまま押し切り、小差の判定でゲーオが決勝に進出した。

 もう片方のブロックを勝ち上がったのはイリアス・ブライド。前日会見ではゲーオと日本代表決定トーナメントを制した山崎秀晃がともにエールを送り合い、また戦前からゲーオvs山崎の決勝を予想する人も多かったのだが、そうは問屋が下ろさなかった。

 山崎は1回戦で初来日のスタニスラブ・レニタを慎重に料理し上々の滑り出しを見せる。準決勝ではブライドがプレッシャーをかけ前に出る。山崎がコーナーを背負う展開が目に付くが、それでも体勢を入れ替え、逆にコーナーにつめ攻勢に出るなど要所で的確な打撃を放つ。しかし決め手に欠き、3R終了時の判定では1人が山崎を支持したものの、2人がイーブンで延長に。

 延長では山崎はロープを背負うことなく前に出て打ち合ったものの、判定は2-1でブライド。山崎は無念の敗北となった。
 決勝はゲーオとブライド。ダメージの大きいブライドにゲーオが左右のローキック、ミドル、ハイ、そしてヒザ蹴りと多彩な蹴りで襲いかかる。そして2Rにボディーへヒザ蹴りがめり込むとブライドはたまらずダウン。なんとか立ち上がったものの、ゲーオは執ようなボディーへのヒザ蹴りでその後立て続けに2度のダウンを奪いKO勝ちで有終の美を飾った。

孤高の空手家 小宮山工介

2016.06.13 Vol.668

 6月24日(金)に国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 ~-65kg世界最強決定トーナメント~」のスーパーファイト -60㎏で卜部弘嵩と対戦する小宮山工介。意外ではあったが、格闘技ファンなら、絶対見てみたいカードだ。

「弘嵩選手といえば、弟の功也選手との兄弟対決で注目を集めていましたが、自分も男3兄弟で皆格闘技をやっているので、会場で2人の試合を見た時は複雑な気持ちでした。というのも、自分は2番目なので、兄の気持も分かるし、弟の気持も分かる。兄は弟に負けられないというプライド、弟はお兄ちゃんを負かしてやろうという気持ち。うちは父親が兄弟が戦う姿を見たくないと、空手をやらせる時に違う流派の道場に入れたんです。なので僕らは空手の世界では別々のところで戦っていた。それだけに、卜部兄弟の試合は複雑ではありましたが、ものすごく感動もしました。だって兄弟がチャンピオンベルトをかけて試合をするってすごいことじゃないですか。それをやったのもすごいし、そこで勝った弘嵩選手はすごいと思います」と史上最大の兄弟喧嘩と呼ばれた試合を振り返った。

「弘嵩選手ももともと空手出身ですし、兄弟そろって格闘技をやっているところなど、似ている部分はある。素晴らしいファイターで尊敬もしていますが、僕がK-1に参戦することで、何か変わるんじゃないかなという予感もします」

 地元と空手界では“天才空手少年ブラザーズ”として有名だったとか。

「どうなんでしょう。全国の空手大会を北は青森から南は沖縄、奄美まで回っていたので、地方に行くと言われることもありましたが、あまり意識はしていませんでした。あえてあまり感じないようにしていた部分もあります」

 空手での輝かしい成績が、のちに格闘技に向かわせる事に。

「中学卒業後上京し、極真会館という空手の名門に入門し3年ほどたった時に、K-1がすごく盛り上がっていて、自分の空手の技はキックボクシングのルールで通用するのかなと思い始めたんです。で、始めてみたら楽しくてどんどんのめり込んで、21歳でプロデビューし、24歳で他団体ですがチャンピオンになりました。空手はルールが結構制限されるのですが、キックボクシングは空手の技術も取り入れながら新しいルールででき、かつ試合もスリリングだったので、その辺がすごく楽しかったです。それにジュニアから空手をやって、66回優勝したんですが、慣れてきたというか、刺激が足りなくなっていた時期でもあったことかなと。もっと高いところを目指しますということがしばらくない状態で、なんとなくやっているような感じになったので、その辺りもキックボクシングにハマった理由ですね」

 会見では日本の-60㎏を極めたいと。

「僕はキックボクシングのスーパーフェザー級、-60㎏級なんですが、2014年に統一戦があって、そこで運よく-61㎏級のチャンピオンになったんです。ですから自分はこの階級で1番になったと思っていたんですが、K-1で同じ階級にチャンピオンができた。僕の本来の階級にチャンピオンがいると、胸を張って俺が一番だって言えなくて。周りからも卜部選手のほうが強いんじゃないかっていう声も聞こえてきたし、いろいろタイミングも合い、今回の試合が実現しました。念願かなって、真の-60㎏王者になる!…かどうかは分かりませんが(笑)、格闘技をやる以上1番を目指しています」

 試合に向けて見どころと意気込みを。

「僕の格闘技は、美しく倒すというのが見どころ。100本1000本どころか10万本、100万本、いやそれ以上パンチも蹴りもやってきているので、それをずっと続けると技が磨かれて研ぎ澄まされ、美しくなるんです。そこをぜひ見ていただきたいですね。また、相手はK-1のチャンピオンなので、勝ち負けはしっかりつけないといけないと思っています。ずばり、白黒をはっきりさせるためKO決着する。そのために死ぬ覚悟、倒れてもいいぐらいの覚悟で向かっていきたいと思います」

6・24 K-1 YouTubeで合わせて120万回再生の大遺恨!武尊と小澤が対戦

2016.06.13 Vol.668

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜−65kg世界最強決定トーナメント〜」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のスーパーファイトに−55kg王者の武尊が登場。Krush−58kg王者の小澤海斗を迎え撃つ。

 武尊と小澤は4月29日のカード発表会見で小澤が「首洗って待っとけ」と挑発。大会前の恒例行事「大決起集会」(5月21日、東京スカイツリータウン)ではフォトセッションで大乱闘を繰り広げた。YouTubeで会見は約66万回、決起集会は約55万回再生されるなど、2人の遺恨は大きな注目を集めている。

 小澤の持つKrush−58kgのベルトの初代王者は武尊。K-1王者となった武尊がベルトを返上したため行われた王者決定戦で小澤が第2代王者になったという経緯もあり、武尊は「相手にとって不足はない」と言う。しかし小澤の一連の行動に「リスペクトも何もなく、ただ単に挑発するのは本当に腹が立つ。名前を出されるだけでもムカつく」とK-1王者となってからの“王者らしい”振る舞いを封印。久しぶりに怖い武尊が帰ってきたよう。

 一方、小澤は8日に行われた公開スパーリング後の会見でイベントでの一件に触れ「イベントが終わって次の日もムカツキが止まらなかった」と怒り心頭。下馬評では武尊有利の声が多いことについては「関係ない。試合をやってもいないのに何が分かるのか。俺には武尊が失神しているイメージができている」と武尊を挑発した。

 新生K-1を人気実力の両面で引っ張ってきた武尊にとって一筋縄ではいかない試合となりそうだ。

6・24 K-1 世の中そんなに甘くない!? 城戸の初戦はKrush王者の渡部に決定

2016.05.20 Vol.667

 

 今年のK-1は日本トーナメントとそこを勝ち上がった選手らが参加する世界トーナメントを軸に展開されている。

 次回大会である「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN〜−65kg世界最強決定トーナメント〜」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)は日本トーナメントを勝ち上がった山崎秀晃によるゲーオ・ウィラサクレックへのリベンジなるか——ということでトーナメントに注目が集まるが、今回もスーパーファイトに豪華なカードが並んでいる。

 先に卜部弘嵩vs小宮山工介、武尊vs小澤海斗を発表。卜部の3大会連続出場、BLADE王者の小宮山の参戦、武尊と小澤が乱闘寸前となるなど大きな話題を呼んだ。この2カードだけでも十分おなか一杯なのだが、5月11日にはスーパーファイトの第2弾として「渡部太基vs城戸康裕」「上原誠vs高萩ツトム」。そしてトーナメントのリザーブファイトとして「木村“フィリップ”ミノルvs NOMAN」が発表された。

 城戸はかねてから、「弱い奴がいい」「(王者のマラット・グレゴリアンとの対戦は)まだ早ゴリアン。年末ゴリアンくらいで…」などと独特の表現で強豪との対戦を回避すべくアピールを繰り返してきたが、そうそううまい具合に事は運ばず、Krush−67kg王者との対戦となった。会見では「参戦会見で『お前、誰だ?』という相手をお願いしたのに、渡部選手、めちゃくちゃ強くないですか!」と前田憲作プロデューサーにツッコみながらも気を取り直し「渡部選手は闘牛のようにガンガン前に来る感じなので、僕は闘牛士のようにかわします」とテクニックで翻弄することを予告した。

 一方の渡部は4月大会で山崎陽一に判定負け。Krush−67kg王者として連敗は許されないだけに、「負けちゃったんですけど、チャンスをいただいてうれしい。いつも通りガンガン行って盛り上げて、大会のベストバウト目指して勝ちに行きます」とやる気満々。果たしてどんな試合が展開されるのか…。

山崎秀晃インタビュー 復讐の時来たる!世界最強決定トーナメントでゲーオにリベンジ宣言

2016.05.10 Vol.666

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~」(6月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の-65kgトーナメントに出場する山崎秀晃のインタビューを公開。

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