SearchSearch

金子晃大が2度のダウンを奪って鈴木真彦への報復完遂。ダウンを奪った3連打は「1発目はファンの分、2発目は周りの分、3発目は僕の怒りの分」【RISE】

2024.03.18 Vol. Web Original

 K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がRISEの年間最大のイベント「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)で行われた「RISE×K-1対抗戦」で前RISEバンタム級王者の鈴木真彦(フリー)と対戦し、2度のダウンを奪った末での判定勝ちを収めた。金子は「THE MATCH 2022」で鈴木に2-0の判定で敗れており、約1年9カ月ぶりのリベンジに成功した。

 1R、ともにオーソドックス。ともに右カーフ。ともに左ジャブ。踏み込んでパンチの鈴木に金子が左ミドル。鈴木はワンツー。金子はカウンターで右フックをヒット。金子は、右ボディー。鈴木の右ストレートに金子が左フック。鈴木がパンチで前に出たところで金子が右のショートの3連打でダウンを奪う。立ち上がった鈴木になおも襲い掛かる金子だが、鈴木がしのぐ。

 2R、鈴木のワンツーに金子は左ボディー。接近戦で金子は右のショートを連打。鈴木の左ジャブに金子はここでも右のショートを連打。金子は左ミドル、鈴木も左ミドルを返す。鈴木が左フック、右ストレートを当てていく。金子は左ボディー。オープンスコアは2人が9-10で金子。

RISE×K-1対抗戦はK-1が3勝2敗。第1試合は齋藤紘也がKO勝ち。Krush王者・池田幸司が花岡竜に判定負け【RISE】

2024.03.18 Vol.Web Original

 RISEの年間最大のイベント「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)で「RISE×K-1対抗戦」5試合が行われた。

 その第1試合でRISEの田中佑樹(HAWK GYM)とK-1の齋藤紘也(WSRフェアテックス三ノ輪)が対戦し、齋藤が2RでKO勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ともにローで牽制。齋藤はスイッチして左ミドル、前蹴り。圧をかけるのは田中。齋藤はヒザをまじえる。田中がパンチで詰めると、齋藤は右ミドルから右ストレートでダウンを奪う。立ち上がった田中にパンチの連打の齋藤。しかし今度は田中がパンチの連打でロープに詰めると連打でダウンを奪い返す。立ち上がった齋藤になおもラッシュの田中。齋藤はガードを固めしのぎ、反撃に出るが田中はカウンターの右フックを打ち抜き2度目のダウンを奪う。

「THE MATCH 2022」で敗れている金子晃大が「報復」誓えば、鈴木真彦はカード発表会見での「死神」発言をお返し【RISE】

2024.03.16 Vol.Web Original

 RISEの年間最大のビッグイベント「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)の前日計量が3月16日、都内で開催された。

 RISEとK-1は今大会と「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の2大会に渡り、5試合ずつの10対10の対抗戦を開催。今大会に出場する10選手全員が規定体重をクリアした。

 第10試合で対戦する前RISEバンタム級王者の鈴木真彦(フリー)と現K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)はともに54.95kgで規定体重をクリアした。

 計量後の会見で金子は「やってきたことを信じて、自分を信じて、仲間を信じてやっていこうと思っている」、鈴木は「すべてを出し切って、すべてをぶつけて、すべてを奪ってやろうと思っている」とともにシンプルな言葉で静かに闘志を燃やした。

現王者同士が対戦。中村「相手の人生をぐちゃぐちゃにする」、与座「ゴングが鳴れば分かる」【RISE】

2024.03.16 Vol.Web Original

 RISEの年間最大のビッグイベント「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)の前日計量が3月16日、都内で開催された。

 RISEとK-1は今大会と「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の2大会に渡り、5試合ずつの10対10の対抗戦を開催。今大会に出場する10選手全員が規定体重をクリアした。

 第11試合ではRISEライト級王者の中村寛(BK GYM)とK-1 WORLD GPライト級王者の与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の現王者同士の対戦が実現。中村は62.95kg、与座は62.90kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 計量後に行われた会見で与座は「やっと戦えるなとワクワクしています」、中村は「相手の人生をぐちゃぐちゃにします。倒します」とそれぞれ語った。

4月大会でK-1の王座決定トーナメント出場への査定試合。スーパー・ライト級の6選手が試合当日に「綱引き抽選」でカード決定【Krush】

2024.03.12 Vol.Web Original

「Krush.160」(4月28日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が3月12日、都内で開催された。

 Krushの後楽園大会では通常、メインイベントでタイトルマッチや王座決定戦、王座決定トーナメントの決勝といったタイトルがかかる試合が行われるのが恒例なのだが、今大会は「K-1vsKrush・3対3」と銘打たれたスーパー・ライト級の6選手による試合がトリプルメインイベントとして行われる。

 その対戦カードについては試合当日の第1試合の前に赤コーナーと青コーナーからそれぞれ3選手が登場し、リングに並べられた3本の綱のいずれかを選び、綱を引き合った者同士が対戦するという「綱引き抽選」によって決定する。

 赤コーナーのK-1側は元K-1 WORLD GPライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)、元K-1 WORLD GPライト級王者の林健太(FLYSKY GYM/Tmile Gym)、前Krushスーパー・ライト級王者の佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、青コーナーのKrush側は現Krushスーパー・ライト級王者の稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)、寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)、塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)。

 現在、K-1グループのスーパー・ライト級戦線はKrushは稲垣が王座に君臨。K-1は先日、大和哲也が生涯10本目のベルトを狙うことを理由に王座を返上し、現在空位となっている。今後、K-1で王座決定トーナメントを開催する予定で、今回の3試合はその査定試合の意味合いも含まれたもの。もっとも勝利=トーナメント出場というわけではなく、内容も吟味。宮田充Krushプロデューサーは「勝ち=トーナメント決定ではない。素晴らしい試合だったら、敗者でもトーナメントに入る可能性もある」と語っている。

女子初の対抗戦に菅原美優「格闘技をやっている以上“負けてよかった”なんか絶対にない。今回は結果にこだわる」【K-1×RISE】

2024.03.10 Vol.Web Original

 K-1とRISEの10対10の対抗戦が「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)と「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の2大会に渡って行われる。

「K-1 WORLD MAX」では女子では初となる対抗戦で、K-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がRISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)を迎え撃つ。試合を控えた菅原に話を聞いた。

初の女子対抗戦に臨む宮﨑小雪「自分が乗り込んで勝てば菅原選手は言い訳はできない。K-1で勝つことに意味がある」【RISE×K-1】

2024.03.10 Vol.Web Original

 RISEとK-1の10対10の対抗戦が「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)と「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の2大会に渡って行われる。

 RISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)が「K-1 WORLD MAX」に乗り込んでK-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦。女子では初の対抗戦に臨む宮﨑に話を聞いた。

K-1のカルロス菊田プロデューサーが「カルロス」の意外な由来と若き日の華麗なるニューヨークライフを明かす

2024.03.09 Vol. Web Original

 K-1のカルロス菊田プロデューサーが「カルロス」の名前の由来とその華麗なる遍歴の一端を明かした。

 カルロス氏は「K-1 AWARDS 2023」(2月7日)で「ベストおさわがせ賞」を受賞。その副賞として「JAPAN MOVE UP」(TOKYO FM)の出演権が贈られ、3月9日の放送に出演した。

 カルロス氏は東京藝術大学音楽学部を卒業後「音楽家の道を歩むか、そうではない道を歩むかということを考えていた時に、ラジオ業界のレジェンドといわれる方に声をかけていただき、ラジオの仕事をさせていただいた」と音楽家の道には進まず、まさかのラジオ業界入り。そしてその時の縁でソニーミュージックに入社。2000年からニューヨークに赴任し映像コンテンツのシンジケーションビジネスを手掛けていたのだが、この時に「ちょっとしたご縁があって、K-1の国際的な映像シンジケーションビジネスの構築に携わるようになり、約140カ国にK-1 WORLD GP、K-1 WORLD MAX、HERO’Sの放映権をライセンス販売した」という。そういった実績があり、昨年、新生K-1が第2章を迎えるにあたり、カルロス氏に新プロデューサーとして白羽の矢が立ったわけだ。

 そしてこの「カルロス」という名前については「そのニューヨーク時代に真剣にアルゼンチンタンゴを踊っていました。人前で踊ることもあったんですが、その時に師匠から『カルロス』と命名されました」とまさかの経歴を明かした。

カルロス菊田プロデューサーが考えるK-1世界戦略のカギは「武士道」「ストーリー」「共感性」、そして「K-1のグローバルスポーツ化」【K-1】

2024.03.09 Vol. Web Original

 K-1では3月20日に2024年第1弾大会となる「K-1 WORLD MAX」(東京・国立代々木競技場第一体育館)を開催する。今大会ではスーパー・ウェルター級の世界トーナメント「K-1 WORLD MAX 2024」の開幕戦、RISEとの対抗戦といった注目のカードが並ぶ。大会開催を前にカルロス菊田プロデューサーがK-1の世界戦略について語った。

 カルロス氏は「K-1 AWARDS 2023」(2月7日)で「ベストおさわがせ賞」を受賞。その副賞として「JAPAN MOVE UP」(TOKYO FM)の出演権が贈られたのだが、その収録とその後の取材で「日本はいろいろなアセットを持っている。その最大のアセットの一つが文化。例えば外国の方が日本に来て、浅草や京都に行くのは日本の文化に触れていく部分。日本のアニメーションやゲームも文化。例えば『ゴースト・イン・ザ・シェル』という映画があったが、これは日本の漫画を原作としたハリウッド映画。最近はゴジラもそう。そういうものを使ったマネタイズも行っている。K-1についていうと、日本には武士道というものがある。新渡戸稲造さんの『The Soul of Japan』という本がアメリカで出版され大ヒットした。K-1が持っている武士道の精神は大きなコンテンツになるのかなと思っている」と今後の世界戦略の方向性を示した。

 その手段については「いくつかある」というカルロス氏がまず注目するのがコンテンツの価値。「2000年代と今の大きな違いはメディアアウトレットが非常に増えたこと。2000年代前半は日本も海外も地上波やケーブルサテライトのチャンネルが基本的なアウトレットだったが、昨今ではOTT(オーバー・ザ・トップ=インターネット回線を通じてコンテンツを配信するストリーミングサービス)、日本でいえばDAZN、ABEMA、U-NEXTなど放送と通信を使ったアウトレットが非常に増えたので、2000年代に比べるとコンテンツの価値が非常に上がっている。昨今、MLBやオリンピックのライセンスの金額を聞くと目からうろこのように感じる。このようにコンテンツの価値が上がっている今、日本から格闘技を世界に広げていければなと思っている」と語った。

秋山成勲と皇治の代理戦争カード発表。皇治推薦の安藤優介は30kg差にも「問題ない。KOできる」【K-1】

2024.03.08 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カード発表会見が3月8日、都内で開催された。

 現在、ONE Championshipで戦う総合格闘家の秋山成勲(日本/韓国/Team Cloud)と、かつてK-1で戦い、現在は格闘技イベント「NARIAGARI」を立ち上げCEOを務める皇治(TEAM ONE)の代理戦争ともいえる、それぞれの推薦選手による対戦が発表された。

 秋山の推薦選手であるクォン・ジャンウォン(韓国/Cheonghak Muaythai Gym)は体重128kgのスーパーヘビー級戦士。プロ戦績は18戦16勝(12KO)2敗とムエタイスタイルのテクニシャンでありながら高いKO率を誇るファイター。

 皇治の推薦選手である安藤優介(猛者連 team OGRE)はMA日本キックのクルーザー級3位でIKCヘビー級王者の肩書を持つファイター。昨年9月の「NARIAGARI vol.2」ではK-1にも参戦中の山口翔大と対戦し、敗れるも接近戦での激しい打ち合いを展開した。12月の「NARIAGARI vol.3」ではKO勝ちを収めた後にリングサイドにいた宮田充KrushプロデューサーにK-1参戦をアピールしていた。

K-1が秋山成勲に韓国大会でのプロデューサー就任を打診【K-1】

2024.03.08 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カード発表会見が3月8日、都内で開催された。

 現在、ONE Championshipで戦う総合格闘家の秋山成勲(日本/韓国/Team Cloud)の推薦選手であるクォン・ジャンウォン(韓国/Cheonghak Muaythai Gym)と皇治(TEAM ONE)がCEOを務める格闘技イベント「NARIAGARI」の安藤優介(猛者連 team OGRE)の対戦が発表された。

 この日の会見ではK-1のカルロス菊田プロデューサーが秋山にK-1が韓国で大会を開催する際のプロデューサー就任を打診していることを明かした。現在、秋山はONEで選手として契約していることから「どこまでプロデューサー業を務められるのかなどを前向きにご検討いただいているという状況」(カルロス氏)とのこと。

 今回のカードはその中で秋山から「韓国の格闘技を盛り上げるためにできることがあれば何でもやりたい」という申し入れがあったことから実現した。

 秋山は現在の韓国の格闘技業界について「肌感で感じることは、昔、ボブ・サップやチェ・ホンマンがいた時代は盛り上がっていたし、楽しかった。韓国でも大会が行われ、世界中が盛り上がったが、その時期が終わり、だんだん人が格闘技に触れなくなったのは事実。そこにROAD FCとかいろいろな団体ができたが、ほぼMMAが多い。最終的にUFCやONEを目指している選手が多いのは事実だが、人気があることはある。だけど、目にする場所がなくなっているところで、少しずつ人気より認知がなくなってきたのではないかという部分も感じている。そういった意味でも韓国の格闘技界の底上げというか、何か力を貸せるところはないかと思い、今回、選手を推薦した」と語ったうえで「どういうきっかけになるかは分からないが、いい機会になればいいし、面白いものをどんどん出さないと飽きられてしまう。そういう意味でも自分の役割を全うしたい」などと今回のジャンウォンのファイトに期待した。

Copyrighted Image