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池内紀子が延長の末の判定勝ちで王座獲得「大好きな石川県にもパワーを送りたかった」【Krush】

2024.01.29 Vol.Web Original

「Krush.157」(1月28日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第1試合で行われた「第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメント・決勝戦」で池内紀子(POWER OF DREAM)と麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)が対戦した。試合は延長にもつれ込む接戦の末、池内が判定勝ちを収め、第6代王座に輝いた。

 今回のトーナメントは前王者・壽美(NEXT LEVEL渋谷)の引退に伴って行われたもの。昨年10月に準決勝が行われ、池内は真優(月心会チーム侍)からダウンを奪った上での判定勝ち、麻央は鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)と真っ向打ち合い判定勝ちを収め、決勝に勝ち上がってきた。

 2人は昨年6月の後楽園大会で対戦し、池内が判定勝ちを収めており、麻央にとってはリベンジマッチだった。

K-1との対抗戦5試合開催発表で対抗戦は計10試合に。門口vs軍司のダブルタイトル戦は「ポジティブに考えている」と伊藤代表【RISE】

2024.01.19 Vol.Web Original

 RISEの年間最大のビッグマッチ「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)の第1弾カード発表会見が1月19日、都内で開催された。

 この日は先にK-1が会見を行い「K-1 WORLD MAX 2024」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)でRISEと5対5の対抗戦を行うことを発表したのだが、RISE側も今大会で5対5の対抗戦を行うことを発表。トータルで10対10の大規模な対抗戦となることとなった。

 RISEの伊藤隆代表が会見の冒頭、「本日K-1でも会見があったが、5対5の対抗戦を行う。ELDORADOでも5対5の対抗戦を行うことが決定している、トータルで10対10の対抗戦になる。宮田プロデューサーと面白いカードを組んでいきたいと思う。ファンの方の声や選手たちの声を聞きたいと思っている」などと発表。

 その後の質疑応答ではK-1の会見で宮田充Krushプロデューサーが「K-1のリングでRISEを叩きのめす」と発言していたのだが、これを受けて伊藤代表は過去の対抗戦で勝ち越していることから「うちはK-1でもうちでも叩きのめしますよ、もちろん。それは過去の結果で見えている」と自信のコメント。

創始者・石井和義氏がアドバイザーに就任。選手の露出の必要性やAKB48を例に出し、選手と団体の在り方の新しい方向性を提案【K-1】

2024.01.19 Vol.Web Original

 K-1の創始者である正道会館の石井和義館長が1月19日に行われた「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)のカード発表会見にサプライズ登場した。会見では石井氏がアドバイザーに就任することが発表された。石井氏は早速、K-1の原点回帰、選手の露出増加による一般層への認知拡大、その露出増加策といった面で独自の視点でアドバイスを送った。

 石井氏は初代プロデューサーとして1993年にK-1の第1回大会を開催。以降、表舞台から姿を消す2002年12月まで敏腕プロデューサーとして辣腕を振るった。その間、K-1は国内では三大ドームツアーを成功させ、海外にも進出。2002年には−70kgの「K-1 WORLD MAX」を立ち上げ、魔裟斗といったスター選手を輩出するなど、空前のブームを巻き起こした。

 石井氏は「今回“アドバイザーとしていろいろ教えてください”という話があり、大したことはできませんが“アドバイザーでならお手伝いしますよということで快諾した。自分が立ち上げたK-1なので、やはりK-1がもう一度“世界のK-1”に戻ってほしいという思いがある。そうなるためにいろいろアドバイスをしていきたい」と今回の就任の経緯を説明したうえで「ただ、私はアドバイザーで、プロデューサーでもオーナーでもないので、それを実行するにはK-1の方々の力が必要。ぜひアドバイスしたことを実行していただき、世界のK-1になれるように頑張ってほしいと思っている。K-1だけでなくRIZINでもRISEでも、KNOCK OUTでもONE Championshipでもなんでもそうなんですが、お手伝いの要請があれば格闘技のために頑張って応援したいなというスタンスでいる。K-1のアドバイザーになったからにはK-1が伸びるようなアドバイスをどんどんしていきたいと思っている」とあくまでアドバイザーという立場であることを強調した。

「−70kg世界最強決定トーナメント」を16選手参加で開催。決勝トーナメントは7月の東京大会。前王者・和島大海の参戦が決定【K-1】

2024.01.19 Vol.Web Original

 K-1の2024年最初の大会となる「K-1 WORLD MAX 2024」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の第1弾カード発表会見が1月19日、都内で開催された。

 先日、カルロス菊田プロデューサーがフライング発表していた「K-1 WORLD GP 2024 −70kg世界最強決定トーナメント(仮称)」の開催が正式発表された。トーナメントは当初は8選手参加によるワンデイトーナメントの予定だったが、16選手に拡大。今大会で1回戦を行い、7月に東京で行われる大会で決勝トーナメントを行う。決勝トーナメントの組み合わせは21日に勝ち上がった8選手が参加し抽選会を行い決定する。

 この日は前スーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心海チーム侍)の参加が発表された。残る選手は2月上旬にも発表される。

 和島は昨年12月の大阪大会でオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)に敗れ、王座陥落してからの再起戦となる。

 和島は会見で「前回負けてしまって落ち込んだし、いろいろ考えた。でもまたやって行こうと決めたので、絶対ベルトを取り返すし、今回のトーナメントも勝てるように頑張りたい」と再起への意気込みを口にした。

RISEとの5対5対抗戦開催。金子晃大が鈴木真彦、軍司泰斗が門口佳佑、レオナ・ペタスはチャンヒョン・リーとの対戦をアピール【K-1】

2024.01.19 Vol.Web Original

 K-1の2024年最初の大会となる「K-1 WORLD MAX 2024」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の第1弾カード発表会見が1月19日、都内で開催され、RISEとの5対5の対抗戦が行われることが発表された。

 会見では今大会の3つの柱として「K-1 WORLD GP 2024 −70kg世界最強決定トーナメント(仮称)」「RISEとの対抗戦」「K-1王者によるタイトル戦やスーパーファイト」が掲げられた。

 この日はスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、フェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)、スーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)の3王者と前スーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心海チーム侍)、元Krushスーパー・バンタム級王者の玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)が出席した。

ONEの会見場の近くのカフェに困惑の表情のカルロス菊田K-1プロデューサーの姿「チャトリさんから返事が来ない」

2024.01.12 Vol.Web Original

 アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」の2019年10月以来の日本大会となる「ONE 165: Superlek vs. Takeru」(1月28日、有明アリーナ)の追加カード発表会見が1月11日、都内のホテルで行われた。

 その会見の終了後、近くのカフェの前を通りかかると見たことのある横顔が。そこには困惑の表情を浮かべながら一人たたずむK-1のカルロス菊田プロデューサーの姿があった。菊田氏によるとONEから数日前に「28日の有明アリーナ大会にK-1の2選手を出場させてほしい」というオファーがあったとのこと。「タイトなスケジュールではあるが元K-1王者の武尊選手がタイトル戦を行う大会でもあるし協力しよう」ということで快諾した菊田氏はその2選手に話を伝え、選手は現在スタンバイ中。その一方で現在、K-1グループは開国路線を取っていることもあり、3月20日の「K-1 WORLD MAX」(東京・国立代々木競技場第一体育館)で予定している「スーパーウェルター級世界最強決定トーナメント」へのマラット・グレゴリアン(アルメニア/Hemmers Gym)の出場を打診したのだが、その後返事がないままに、この日の会見を迎えてしまったという。

 久しぶりの日本大会開催、そしてメインに出場予定のロッタン・ジットムアンノンのケガによる欠場で武尊の相手がスーパーレック・キアトモー9に変更されるというバタバタの状況もあり、連絡が滞ることもありうると判断した菊田氏。この日の会見の前後でチャトリCEOと直接話ができないかと足を運んだのだが会談はかなわず、一人カフェでお茶をすすることになってしまったよう。

Krush王者の篠塚辰樹がBreakingDownの冨澤大智から2度のダウンを奪っての判定勝ちもKOできず「王者として恥ずかしい」【RIZIN.45】

2023.12.31 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でともにRIZIN初参戦となるKrushフェザー級王者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)とBreakingDownの冨澤大智(フリー)がRIZINキックボクシングルールのオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)で対戦した。篠塚が2つのダウンを奪って判定勝ちを収めた。。

 1R、篠塚が左藪、右インロー。サウスポーの冨澤が仕掛けるが、篠塚はさばく。篠塚左ジャブからのワンツー。そして圧をかけて左フックでダウンを奪う。立ち上がった冨澤が前に出るがバッティングとなり一時中断。前に出る冨澤に左フックの篠塚。篠塚は左ジャブ。冨澤は入りにくい。冨澤がパンチで前に出るが篠塚は当てさせない。篠塚は左ジャブからワンツー。冨澤の左ハイは受け止め、押し返す。冨澤は鼻から出血が見られる。

 2R、圧をかける篠塚。冨澤は前蹴り、左フックも篠塚は受け流す。篠塚は左ジャブ。冨澤のワンツーをかわす篠塚。篠塚は左ボディー。冨澤が3連打からヒザ。篠塚はしっかり見て、左ボディー、右ストレートを当てていく。篠塚の左ジャブに手こずる冨澤。冨澤の顔がはれる。

久保優太が伏線回収のリアネイキッドチョークで安保瑠輝也に一本勝ち【RIZIN.45】

2023.12.31 Vol. Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)と安保瑠輝也(MFL team CLUB es)による元-1王者同士のMMAルールでの試合が行われ、久保がリアネイキッドチョークで一本勝ちを収めた。

 久保はウェルター級、安保はスーパーライト級の元王者。久保は2021年にMMA転向を果たし、ここまで4戦2勝2敗。安保は今回がMMAデビュー戦だった。

 1R、サウスポーの久保とオーソドックスの安保。ニータップに行く久保をかわしてパンチを放つ安保。安保は右ハイ。久保がタックルからロープに押し付けると安保は首を抱える。久保はテイクダウンし両足をたたむ。安保が首を抱えるが首は首を抜くとマウントへ。抱き着く安保。久保はヒジを押し付け、ヒジ、そしてパウンド、ヒジを落とす。動いてなんとかカメになった安保だったが久保はバックマウントをキープしたまますかさずバックチョーク。体が伸び切った安保はたまらずタップ。久保が一本勝ちを収めた。

MMAデビュー戦の安保瑠輝也が言いたい放題。「久保優太は賢くなかった」「逆に俺がMMAの厳しさを教える」【RIZIN.45】

2023.12.30 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で開催された。元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)がMMAデビュー戦にも関わらず絶対的な自信を見せた。

 安保は元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)とRIZIN MMA特別ルール、5分2Rで対戦する。

 久保については「印象はマジでない。立ち技の技術も中途半端だし、MMAを20日間やってみて、テイクダウンを取れると思っているんでしょうけど、恐らく取れないと思う。フィジカルの差もあるし、MMAを2年間先にやっていると言うけれど、彼がやっているのはテイクダウンディフェンスの練習だけ。自分がテイクダウンを取る練習はしていないと思う。今、慌ててテイクダウンを取る練習をしていると思う。そんな付け焼刃で俺にかなうわけがない。なめんなよという感じ」とバッサリ。

 以前は久保の強さを「賢さ」と言っていたのだが「賢くないんちゃうかなと思い始めてきた。どこを評価しようかと思った時に、攻撃力そんなにない、スピードそんなにない、ディフェンスまあまあうまい。でもそれは立ち技のディフェンスなんで俺のMMAのディフェンスでは生きない。俺の打撃のスピードが速すぎるので、全部もらっちゃう。だから賢さ…。投資家としてちょっと利益出して、情報商材を売ろうとしていたので、そういうところの賢さはあるんじゃないですか」と考えが変わったよう。

久保優太が「ケンカでは負けない」発言の安保瑠輝也に「ケンカは弱いがキックとMMAでは負けない」とアンサー【RIZIN.45】

2023.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で開催された。元K-1 WORLD GPウェルター級王者の 久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が「ケンカは弱いがキックとMMAでは負けない」と語った。

 久保は元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)とRIZIN MMA特別ルール、5分2Rで対戦する。

 久保は試合については「自分にとってはこの戦いは負けられない。安保選手はMMAデビュー戦。当日は“2度とMMAやりたくない”っていう思わせるような試合をしようかと思っています。何もできないしこんなに疲れる、大変なんだと。試合中に腕がパンパンになったり、打撃が思うように出せないんだと安保選手にもぜひ経験してもらいたい」と自分のデビュー戦を振り返り、同じ思いをさせるつもり。

 また「2年間頑張ってきたことを全ベットして負けたらすべてを失う。勝ったら次につながる。練習でやっていることを実戦で試せる。スパーリングとは全然違う。自分のなかでもかなり重要。もちろん負けられないということもあるが、どんどん強くなってトップを取るために、ここでしっかりいい具合で勝ちたい」とこの試合を位置付けた。

苦節10年、伊藤健人がタイトル初挑戦。前回敗れた王者・里見柚己は「恥をかいた。失神させる」と倍返しを予告【Krush】

2023.12.27 Vol.Web Original

「Krush.158」(2024年2月24日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が12月27日、都内で開催され、2つのタイトルマッチが発表された。「Krushライト級タイトルマッチ」では王者・里見柚己(team NOVA)に伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)が挑戦する。

 里見は今年1月に当時、王者だった大沢文也に挑戦するもダウンを奪われたうえで判定負け。しかし後日、このダウンの際の大沢の攻撃が里見の蹴り足をつかんだ際に行われたものと認定され、ダウンを取り消しノーコンテストとなった。そして6月に再戦が行われ2-0の判定で勝利を収め、晴れて王座を獲得した。その勢いを駆って、9月には新生K-1の第2章幕開けの大会となる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」に参戦し伊藤と対戦するも2RでKO負けを喫している。今回はその伊藤を迎えての初防衛戦となる。

 伊藤は2014年にデビューを果たし、同年11月のK-1新生旗揚げ戦ではプレリミナリーファイトの第1試合に出場。その後もKrushを主戦場に戦うもスーパー・フェザー級では成績が安定せず、負けが込む時期もあったが、2022年にライト級に階級を上げるとそこから戦いぶりが安定。3連勝で前回、里見と対戦のチャンスをつかむとKO勝ちを収め、デビュー10年にして初の王座挑戦を手繰り寄せた。

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