SearchSearch

松谷綺が「防衛戦をしない王者ってどうなのかと思う」とワンマッチからタイトル戦への変更を直訴【Krush】

2024.09.25 Vol. Web Original
「Krush.167」(11月16日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が9月25日、都内で行われた。
 
 Krush女子アトム級の松谷綺(ALONZA ABLAZE)と女子フライ級の池内紀子(POWER OF DREAM)の現王者2人と元ライト級王者の里見柚己(team NOVA)が海外の強豪を相手に国際戦に臨むことが発表された。
 
 松谷はK-1での前戦に続く国際戦でガブリエル・デ・ラモス(フィリピン/Muay U)と対戦する。
 
 松谷は「今回も国際戦。Krush王者の強さを見せて、圧倒して勝ちたい」と語る。今大会では女子の試合が4試合も組まれるのだが「女子の中でもそうだが、男子に比べても負けないくらい目立ちたい」ときっぱり。
 
「自分の動きを出せれば倒せると思っている」「フィジカル面を強化してきて、体がだんだんでかくなってきて、パワーもついたと思う」とのことでミドルキック一発で会場をどよめかせる自信を見せた。
 
 会見の最後に「宮田さんに提案なんですが」と切り出すと「王者としてベルトを防衛しない王者ってどうなのかなと思っていて。自分がベルトを獲ったのが去年の11月。ちょうど1年くらい経つ。いろいろ王者がいますが、1年経つのに防衛戦をやらないのはどうかと思うし、今回、強豪の選手が来てくれるということで、世界最高峰の団体を証明するためにも今回、タイトル戦にしてもらえないかと」とタイトル戦への変更をアピール。
 
 宮田充プロデューサーは「行けるんじゃないかと思う」とタイトル戦への変更への含みを持たせた。

女子ボクシングで世界選手権に出場の木村萌那がK-1参戦「6オンスで人を殴るのは楽しみ」【Krush】

2024.09.25 Vol. Web Original
 2022年の女子ボクシング世界選手権大会に出場した木村萌那(K-1ジム目黒TEAM TIGER)が9月25日、キックボクシングに転向することを発表した。K-1グループを主戦場に王者を目指す。
 
 この日、K-1グループは「Krush.167」(11月16日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見を都内で開催。木村が今大会でデビュー戦を行うことが発表された。対戦相手は後日改めて発表される。
 
 木村は幼少期から空手を始め「JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会」で第3回〜第9回にかけて7連覇を達成。小学4年生から五輪出場を目指しボクシングを始め、「第30回全国高等学校ボクシング選抜大会」で女子ライト級優勝(大会優秀選手賞 受賞)、「全日本女子ボクシング選手権大会」では第17回と第18回で女子ジュニア フェザー級で優勝、「第20回全日本ボクシング選手権大会」では女子バンタム級で準優勝を果たしている。2019年には「アジアユース選手権大会」、2022年には「女子ボクシング世界選手権大会」に日本代表として国際大会にも出場している。

K-1ファイター玖村将史「トーナメントは集大成、必ず優勝。今は金子選手とは何回やってもいいかなとも思っている」

2024.09.20 Vol.Web Original

 格闘家は普段何を考え、何をしているのか…。記者会見や試合だけでは分からない格闘家の内面に切り込む新企画「格闘家プロファイリング」。ここまで「教訓とする言葉or生きる上でのモットー」「近い将来と遠い未来」といった4つのテーマでK-1ファイターの玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)に話を聞いた。最終回のテーマは「次戦について」。(全5回/最終回)

K-1ファイター玖村将史の教訓とする言葉「“NO VANITY”。常に謙虚でいろ」

2024.09.17 Vol.Web Original

 格闘家は何を考え日々過ごしているのか? 記者会見や試合だけでは分からない格闘家の内面を探る新企画「格闘家プロファイリング」。1人目は「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で開催される「-55kg世界最強決定トーナメント」に出場するK-1ファイターの玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)。1回目は「こだわりor好きなもの。これだけは譲れないものや事」を聞いたのだが、2回目は「教訓とする言葉or生きる上でのモットー」について。(全5回/第2回)

K-1ファイター玖村将史のこれだけは譲れないこだわり「一人の時間。人に合わせていると本来の自分を見失ってしまう」

2024.09.16 Vol.Web Original

 格闘家は普段何を考え、何をしているのか…。記者会見や試合だけでは分からない格闘家の内面を探る新企画「格闘家プロファイリング」ではさまざまなテーマで選手に切り込み、その本質を丸裸にする。1人目は「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で開催される「-55kg世界最強決定トーナメント」に出場するK-1ファイターの玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)。大会を前にした玖村に5つのテーマで話を聞いた。1回目は「こだわりor好きなもの。これだけは譲れないものや事」について。

K-1から参戦の美伶の「変なことして盛り上げんなや」にぱんちゃん璃奈は「K-1の女子って全然話題になってない」とお返し【KNOCK OUT】

2024.09.06 Vol.Web Original
 KNOCK OUTが9月6日、都内で「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見を開催した。
 
 KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級とKNOCK OUT-BLACK女子アトム級の元王者であるぱんちゃん璃奈(フリー)がK-1グループからの刺客・美伶(WARRIOR OSAKA)と対戦する。
 
 ぱんちゃんは今年3月の「K-1 WORLD MAX」でK-1初参戦を果たし、RISEの平岡琴と対戦し2-0の判定勝ちを収めるも、5月の「巌流島バーチャルファイト」でルシア・アプデルガリムに0-2の判定でプロ初黒星。再起戦となった6月のKNOCKOUTのビッグイベント「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」ではアイリン・ゴンザレスと対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。しかし「2連敗したら引退しないといけないと思った」と不退転の決意を持っての試合だったこともあり、試合内容はやや消化不良なものとなっていた。

小田尋久が判定勝ちでの王座獲得に「0点の試合」と反省も「世界のマッスルタンクに成長していく」【Krush】

2024.08.19 Vol.Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・決勝戦」で小田尋久(TEAM3K)が璃久(HIGHSPEED GYM)を3-0の判定で破り王座を獲得した。

 今回のトーナメントは前王者ジョーダン・ピケオーの王座返上に伴うもの。5月の後楽園大会で準決勝が行われ、小田は森田奈男樹にKO勝ち、璃久は藤村大輔に判定勝ちを収め、この日の決勝に駒を進めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。璃久の右ハイに小田は右ロー。璃久の右ハイに小田は右ロー。璃久は右カーフ。小田は左ジャブ。小田の右ローは重い。璃久も右ローを返す。小田は左右のロー。璃久の右ハイはガード。小田は詰めて左ボディーストレート。璃久の左インローに小田も左インロー。小田の右ローに璃久も右ロー。終了間際、小田は詰めて強烈な右フック、右ミドル。

塚本拓真が不可思からダウンを奪っての判定勝ち。元K-1王者・山崎秀晃とのKrushでの対戦をアピール【Krush】

2024.08.19 Vol.Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたスーパー・ライト級戦で塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が不可思(クロスポイント吉祥寺)にダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。

 塚本はプロ戦績16戦 8勝(2KO) 6敗2分の26歳。不可思はプロ戦績67戦 44勝(21KO) 20敗 3分でKING OF KNOCK OUTスーパーライト級王座など5つの王座の獲得歴があるトップファイターとあって、塚本にとっては今後に向けて大きな勝利となった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけて右ハイは塚本。不可思の入るところに右ミドル、ジャブの塚本。不可思は右ロー、右ストレート。塚本も右ロー。不可思のパンチに塚本がカウンターで右ハイ。不可思は右ローからパンチへつなげる。塚本は右ハイ、右ミドル、右ローを打ち分ける。圧をかける塚本に不可思は右ロー。塚本のキックに右ストレートの不可思。不可思のパンチに右ハイを合わせる塚本。不可思は右ロー。塚本は右ハイ。コーナーに詰められた不可思がにやりと笑い“打ってこい”のジェスチャー。塚本が出たところにパンチを合わせに行く不可思。塚本は前蹴りで不可思を吹っ飛ばす。そしてパンチにつなげる。距離を制したのは塚本。

元王者が揃ってKO勝ちで復活。西京佑馬「大きい舞台でまた試合をしたい」、里見柚己「こういう試合をずっと続けていく」【Krush】

2024.08.19 Vol.Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)で2人の元王者がKO勝ちで再起戦を飾った。

 第5試合のライト級戦では元スーパー・フェザー級王者の西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が加藤港(WSRフェアテックス三ノ輪)を相手に約2年ぶりのぶりとなる試合に臨んだ。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけてパンチの加藤をかわして西京が左フック。加藤はパンチを出すが、西京はバックステップ。加藤のジャブに西京がカウンターでワンツー。そして右ロー。西京が圧をかけて左ジャブ、右ロー、ワンツー。西京は前蹴り、右カーフで加藤を入らせない。終了間際に西京が右ハイ、右カーフで加藤を翻弄。

谷川聖哉がRUIに1RKO勝ちでK-1大阪大会に弾み。「日本人の誇りを持って世界と戦っていく」【Krush】

2024.08.19 Vol.Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)で行われたクルーザー級戦で谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とRUI(K-1ジム福岡チームbeginning)が対戦し、谷川が1RでKO勝ちを収めた。

 谷川は2021年の「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」、2022年の「K-1無差別級トーナメント」ではともに決勝に進出するなど重量級のトップ戦線で活躍してきたが、前戦では階級を下げ「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」に参戦。しかし準決勝でKO負けを喫し、今回は再び重量級に戻しての参戦となる。

 RUIは2019年に行われた「初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」で決勝に進出するなど一時はK-1グループのクルーザー級のトップ戦線で活躍するも、2020年のANIMAL☆KOJI戦から5連敗を喫するなど低迷。今回は約2年4カ月ぶりのK-1グループ復帰となる。RUIはこの間、昨年2月にはKPKB(九州プロキックボクシング)ヘビー級王座を獲得している。

大阪対決の小田尋久と璃久「頑張るのは当たり前。試合で見せるしかない」に宮田Pが檄「帰ってしまった人が後悔するような試合をすればいい」【Krush】

2024.08.17 Vol. Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月17日、都内で開催された。

 メインイベントで行われる「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・決勝戦」で対戦する小田尋久(TEAM3K)は69.8kg、璃久(HIGHSPEED GYM)は最初に量りに乗った際は70.05kgだったものの、公式計量中に体重を落とし70.00kgでともに規定体重をクリアした。

 同トーナメントは5月の後楽園大会で準決勝が行われ、小田尋久(TEAM3K)は森田奈男樹(エイワスポーツジム)にKO勝ち、璃久(HIGHSPEED GYM)は藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定勝ちを収め、決勝に駒を進めた。

 会見の冒頭、璃久は「意気込みとかは別にあまりないが、明日はタイトル戦なので今までやってきたことを全部出して僕が王者になろうと思っている」、小田は「明日のためにしっかり仕上げてきたので、ぶっ倒して王者になろうと思う」と語る。

 大阪の2選手でメインを務めることになるのだが璃久は「正直、このトーナメントは全然注目されてない。不可思選手とか里見選手のほうが絶対おもろい試合をするだろうし、華があって、ああいう人たちが会見で“頑張ります”とか言うほうが絶対にかっこいい。僕らはメインを任されて“頑張ります”は当たり前。僕らにしか出されへん味を2人で出して、2人でバチバチに行きたいと思っているんですが、正直、この会見もなんか…。いろいろ質問してくれるが、おもろいですか? おもろい感じって小田君無理じゃないですか。だから試合で見せるしかない。僕らは華もないし。メインを任されたからにはしっかりやって。別に会見でどうこうはないです」とややナーバスな語り口。

Copyrighted Image