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前K-1王者の木村“フィリップ”ミノルが電撃参戦。「RIZINの萩原京平と戦いたい」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.11.25 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の第1弾カード発表会見が11月25日、都内で開催され、前K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルの電撃参戦が発表された。

 木村は昨年12月に行われたK-1大阪大会で“K-1ファイナルマッチ”として和島大海を相手に防衛戦を行い敗戦。その後、ボクシング転向を表明しトレーニングを積んできた。今月21日には自身のSNSでK-1との契約が円満に終了したことを報告していた。

 木村は会見で「自分は今週の月曜日にK-1との契約が円満に終了しフリーとなりました。この場をお借りしてK-1の皆さんに感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました」とまずはK-1に感謝の言葉。そして「僕自身、1年間試合をしていなかったこともあり、すぐにでも試合をしたいという思いから、谷川さんに連絡させてもらった。僕はブラジル人なので猪木さんはヒーローのような存在だし、追悼の大会に出られるのは僕にとって意味のある試合になると思っている。最近はボクシングのトレーニングに専念しているがルールは何でもいいと思っているし、パンチにはより一層自信がついているので、この大会では自分の実力を存分に発揮できると思ってすごく楽しみにしている」などと今回の参戦に至った経緯と心境を明かした。

武尊が復帰戦に向け“蟹パワー”でエネルギー注入。「松葉ガニをいっぱい食べて試合に勝ちたい」

2022.11.15 Vol.Web Original

年内に復帰戦についての発表も

 元K-1 WORLD GP 世界3階級制覇王者の武尊が11月15日、来るべき復帰戦に向け“蟹パワー”でエネルギーを注入。復帰に向けて順調に進んでいることを感じさせた。

 この日、武尊は「とっとりふるさと大使」を務める鳥取県の「蟹取県ウェルカニキャンペーンメディア発表会」に出席した。

 カニの水揚げ量、消費量など「5つのカニ日本一」を誇る同県ではベニズワイガニ漁が解禁となった9月1日から「蟹取県ウェルカニキャンペーン」を実施中。今年はタレントの山崎怜奈が蟹取県アンバサダーに就任したのだが、この日はその任命式が行われ、武尊は立会人としてゲスト出演した。

 武尊と山崎には平井知事から記念品として鳥取県のブランド蟹である五輝星(松葉ガニ)と、こちらも名物である「王秋」という梨を送られた。武尊はこの五輝星に「地元にいた時は食べたことがない大きさ(笑)。こんなにでかいのは食べたことがないので、家族と一緒にいただきたい。梨も減量中に食べられて最高なので、いただきたい」と大きなカニにびっくり。その後に行われた松葉ガニの試食ではぷりぷりのカニをほおばり「地元にいたら食べられないくらいの大きさ(笑)。すごく身が詰まっていて、すごくおいしい」と満面の笑みを見せた。

武尊 復帰は秒読み態勢。年内に復帰戦について発表も

2022.11.15 Vol.Web Original

「蟹取県ウェルカニキャンペーンメディア発表会」に出席

 元K-1 WORLD GP 世界3階級制覇王者の武尊が11月15日、復帰が秒読みに入っていることを明かした。

 武尊は6月19日の「THE MATCE 2022」で那須川天心に敗れた後、これまでの激闘の中で負ったケガの治療などを行うため無期限の休養に入っていた。8月には右ヒザの手術を受けるなどする一方で海外に出向いて練習を行うなど復帰に向けて着々と準備を進めている。

 この日、武尊は「とっとりふるさと大使」を務める鳥取県の「蟹取県ウェルカニキャンペーンメディア発表会」に出席。トークセッションでは「故郷である鳥取県をもっともっと盛り上げていけるように頑張っていきたい。先日、鳥取県で試合をさせてもらったんですが、これからは世界で試合がしたいと思っていて、今後は世界に羽ばたけるようにもっと立派になって鳥取に帰って来れるように頑張るので応援してくれたらうれしいです」と今後の活躍の場として「世界」を挙げた。

 武尊は11月1日には10月31日をもってK-1と所属するK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTとの契約解除を発表。6日には地元の鳥取県米子市で後輩の晃貴を相手にエキシビションマッチでリングに上がり、そのエキシビションマッチ後のリングで「近々いい発表ができる」などと語っていた。

昇也が前王者・瓦田脩二を破りライト級タイトル戦線に名乗り。バンタム級の松谷桐は復活の狼煙【Krush.142】

2022.10.29 Vol.Web Original

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで昇也(士魂村上塾)が前ライト級王者の瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)を延長にもつれ込む接戦の末、判定で破り、タイトル戦線に名乗りを挙げた。

 2人は昨年7月「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」の1回戦で対戦予定だったが、昇也が計量をクリアできず、瓦田が準決勝に進出。ワンマッチとして行われた試合では瓦田が判定勝ちを収めた。瓦田はトーナメントを勝ち抜き王者となったものの、今年4月に大沢文也に敗れ王座陥落。2月にはK-1で篠原悠人にも敗れており、これで3連敗となった。

 昇也は昨年の瓦田戦後、10月には「鐵拳-13」でバズーカ巧樹と「WMAF世界スーパーライト級(-64.0kg)王座決定戦」で対戦するも判定負け。今年1月の「Bigbang」では保持するスーパーライト級王座の防衛戦に臨むも増井侑輝に判定負けで王座陥落と低迷するも7月のKrushで三宅祐弥にKO勝ちし、再起を果たしていた。

前日会見で中村Pを切れさせた堀井翼が成合にTKO勝ち。中村Pは「役割は果たした。でもあれくらいで満足されては困る」【Krush.142】

2022.10.29 Vol.Web Original

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)の第1試合で堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)がSATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)に2R2秒で、ドクターストップによるTKO勝ちを収めた。

 前日会見では中村拓己プロデューサーにダルからみを続け、切れさせてしまい、この日の試合でそれなりの内容と結果を残すことが必須だった堀井だったが、結果については出した格好となった。

 カード発表会見から「1分間でのKO勝ち」を宣言していた堀井が1R開始から積極的に仕掛けていく。成合の左インローがローブローとなり一時中断となるが、すぐに再開。堀井はプレッシャーをかけて前に出てパンチの連打。成合はガードを固め下がり、コーナーを背負うが、堀井がヒザを出したところにカウンターの左のショートを合わせダウンを奪う。しかしさほどダメージのない堀井はすぐに立つと飛びヒザから、またもパンチの連打で前進。ロープを背負った成合に最後は右アッパーでダウンを取り返す。その後もパンチが相打ちになるなどともに手を止めずにパンチを打ち合う中、ラウンド終了。

KO勝ちで3度目防衛の菅原美優「ベルトは守るためにあるものじゃない。強い人についてくる」【Krush.142】

2022.10.29 Vol.Web Original

計4つのダウンを奪い完勝

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krush女子アトム級タイトルマッチ」で王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)をKOで破り3度目の防衛を果たした。

 2人は2019年7月にプレリミナリーファイトで対戦し、その時は菅原が判定勝ちを収めており、リーにとっては3年越しのリベンジマッチだった。

 菅原は2020年に行われた「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」で優勝し王座を獲得。ここまでMIO、優を相手に2度の防衛を果たしている。今回はK-1初の女子大会「RING OF VENUS」(6月25日)で行われた「初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント」の決勝でパヤーフォン・アユタヤファイトジムに敗れて以来の再起戦となる。

サッタリが母国イランの女性たちにメッセージ「みんなに自由になる権利がある」【K-1】

2022.10.26 Vol.Web Original

 Krushクルーザー級王者のマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA/ICF)が10月26日、母国イランの女性たちにメッセージを送った。

 サッタリはこの日、「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(12月3日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第2弾カード発表会見に出席し、会見の最後に「今日、ここでひとつ言わせていただきたいんですが、自分の母国のイランのために“フリーダム”と“自由はみんなのためにある”ということをメッセージとして伝えたい。誰にでも自由を得る権利はありますし、人を愛する権利もあります。母国イランの女性のみんなに“フリーダム”と“自由になる権利がある”ということを伝えたいですし、それは世界中の皆さんにも伝えたい。こうして自分とともに応援してくださる、戦ってくださる方にも改めて“ありがとう”と感謝の言葉を言いたい」と語った。

 イランでは9月に首都テヘランでヒジャブ着用を義務づける法律に違反したとして、22歳のマフサ・アミニさんが道徳警察に逮捕・拘束され、その後死亡するという痛ましい出来事があった。これを受け世界中で抗議行動が起こっており、サッタリの発言もこの出来事に起因したものと思われる。

KANA、金子晃大、カリミアンの3王者が海外の強豪を迎撃。KANA「K-1王者が世界最強ということを証明できるのは自分だけ」【K-1】

2022.10.26 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(12月3日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第2弾カード発表会見が10月26日、都内で行われ、金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)の3王者の参戦が発表された。

 女子フライ級王者のKANAはオロール・ドス・サントス(フランス/KERN’S GYM)と対戦する。サントスはヨーロッパを主戦場にムエタイ、キックの両ルールで戦うファイター。2019年には欧州の主要団体であるEnfusionの女子ストロー級王座に就くなど、これまで4本のベルトを獲得。GLORYにも参戦経験があり、GLORY女子バンタム級王者ティファニー・ヴァン・スーストとベルトを争ったサラ・モサダックと対戦経験もある世界トップレベルのファイター。

 サントスは「KANAはパンチのパワーがあり、とても強い選手だが私はKANAを倒す自信がある」とK-1を通じてコメントした。

 KANAは6月に行われた初の女子大会「K-1 RING OF VENUS」で、防衛戦を行い、スーリ・マンフレディにKO勝ちを収めて以来の試合となる。

「初代バンタム級王座決定トーナメント」開催。決勝で戦いたい相手に名前が挙がらず壬生狼一輝はしょんぼり【K-1】

2022.10.14 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(12月3日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第1弾カード発表会見が10月14日、都内で開催され、新階級となるバンタム級の初代王者を決める「K-1 WORLD GP 初代バンタム級王座決定トーナメント」が開催されることが発表された。

 1回戦は日本人vs海外の強豪の図式で行われ、(1)池田幸司(日本/ReBORN経堂)vsアンビ・エンスエ・アボモ(赤道ギニア/Pure Impact)、(2)石井一成(日本/ウォー・ワンチャイプロモーション)vsオスカル・ボルケス(エクアドル/Team Promebox)、(3)黒田斗真(日本/K-1ジム心斎橋チームレパード)vsヨーシラー・チョー.ハーパヤック(タイ/Chor.Hapayak GYM)、(4)壬生狼一輝(日本/力道場静岡)vsサンベル・ババヤン(アルメニア/TEAM CALVET)の組み合わせ。(1)と(2)、(3)と(4)の勝者が準決勝で対戦し、その勝者が決勝で初代王座を争う。

“フェザー級最強”の軍司泰斗が“武尊も倒せなかった男”ワン・ジュングァンと対戦。1RKOを予告【K-1】

2022.10.14 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(12月3日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第1弾カード発表会見が10月14日、都内で開催された。

 8月に行われた「フェザー級世界最強決定トーナメント」で文句なしの優勝を果たし“フェザー級最強”を証明したK-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)がワン・ジュングァン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)と対戦する。

 軍司は昨年12月の大阪大会で当時の王者・椿原龍矢を破り、ついにK-1王座を獲得。今年2月のK-1東京体育館大会では那須川天心戦を控えた武尊とエキシビションマッチで拳を交え、その魂を伝承。4月の「K’FESTA.5」では斗麗と対戦し、延長にもつれ込んだうえでの判定勝利と苦しい戦いとなったが8月のトーナメントではその斗麗と決勝で対戦し、KOで返り討ち。改めてその強さを満天下に示した。

“驚異の新人”正田壮史が10・12後楽園での坂口征夫戦に向け元K-1世界王者・山崎秀晃と合同特訓【DDT】

2022.10.08 Vol.Web Original

「“掛け蹴り”をしっかり練習して、試合で出せるように頑張りたい」

「打倒、坂口征夫だ!」

 DDTの“驚異の新人”正田壮史が某日、神奈川・横浜市の「T’sキックボクシングジム」を訪ね、元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の山崎秀晃と合同特訓を敢行した。

 正田は少林寺拳法でインターハイ3位の実績を引っ提げてDDTに5月に入門。打撃もさることながら、類まれなプロレスセンスが認められ、8月14日の東京・後楽園ホールでのHARASHIMA戦でデビュー。入門から、わずか3カ月でのデビューは同団体史上最短となった。その後、白星には恵まれていないが、将来のエース候補として、大きな期待をかけられている。

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