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KANAが初の女子大会をKOで締めくくり「K-1王者、メインイベント、KOじゃなきゃダメでしょ。K-1最高!」【K-1】

2022.06.26 Vol.Web Original

 K-1初の女子大会となった「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~」(6月25日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)のメインイベントで行われた「K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ」でKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がスーリ・マンフレディ(フランス/LOOKYAMO TRAINING CAMP)を相手に初防衛戦に臨み、3RKO勝ちを収め初防衛に成功した。

 KANAは2019年12月のK-1名古屋大会で行われた「初代女子フライ級王座決定トーナメント」の決勝でヨセフィン・ノットソンを破り初代王座に就くも、2020年11月のK-1福岡大会で壽美とのスーパーファイトに敗れ、対日本人初黒星。その後はケガの治療のため長期欠場。今年2月のK-1東京体育館大会で約1年3カ月ぶりの再起戦に臨みRANに判定勝ちを収めた。

 対するマンフレディはタイ在住のフランス人ファイターで、WBCムエタイの世界ランキングでも上位に名を連ねる強豪。また素手で戦うミャンマーラウェイやBKFC(Bare Knuckle Fighting Championship)にも出場し、ミャンマーラウェイではWLC女子バンタム級のベルトも保持。プロ戦績は43戦33勝(20KO)9敗1分で、KO率は61%を誇る。

世紀の一戦を制した那須川天心が「武尊選手という最高の選手がいたからこそ熱い試合ができた」と改めて感謝【THE MATCH 2022】

2022.06.20 Vol.Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の一夜明け会見が6月20日、都内で開催された。

 武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)との世紀の一戦を制した那須川天心(TARGET/Cygames)が改めて「武尊選手には感謝しかない。武尊選手という最高の選手がいたからこそ熱い試合ができた」という胸の内を明かした。

 前日の試合は1Rに左フックでダウンを奪った那須川が5-0の判定で勝利を収めている。

 会見で那須川は「東京ドームという大舞台で、相手が武尊選手という最高の素晴らしい選手。そういった選手と大きな舞台で戦えて、勝ててほっとしている。武尊選手には感謝しかない」と語った。

 試合については「結構見ました。ダウンを取ったシーンだけなら500回くらい見てるんじゃないですか(笑)。チームとずっとやってきた作戦がはまった試合。自分の中でも過去一番ハードな試合になったと思った。武尊選手という最高の選手がいたからこそ熱い試合ができた。久々に楽しかった」と笑顔を見せた。その興奮は試合後も覚めることはなく「いつも結構寝るんですが、初めて一睡もできなかった。この興奮というか、この感じから覚めたくないなというのがあって。僕の中ではまだ6月19日です」と語った。

YA-MANが年内MMAデビューへ向け「課題はグラップリング。素人に極められている」【THE MATCH 2022】

2022.06.20 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われた「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の一夜明け会見が6月20日、都内で開催された。

 会見には前日の勝者が出席。第9試合のオープンフィンガーグローブマッチで芦澤竜誠(DRAGON FISH)に1R1分49秒でTKO勝ちを収めたYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が改めて年内のMMAデビューを目指すことを誓った。YA-MANは芦澤に勝利後の会見で「新しいことに挑戦したい。今年中にMMAに挑戦したい」と語っていた。

 現在のMMAについてのトレーニング状況については「練習は今年の3月から長南亮さんのもとで指導を受けている。打撃はある程度できているので主にグラップリングメインで練習している。試合があったので間が空いてしまったが、これからMMAメインの練習になっていくのかなと思う。デビューは今年中には1戦したいと思っている」と語った。

 課題については「まずはグラップリングをやらないといけない。何もできないんで。素人の人に極められたりするレベル。そこを早くプロレベルまでもっていかないといけない。そこをまずやっていく感じ」とのこと。YA-MANは「THE MATCH 2022」のカード発表会見と前日計量の際の芦澤との乱闘騒ぎでは、どちらも関係者に制しされる際にタックルを受ける形でテイクダウンを許しており、その辺も課題となりそうだ。

玖村将史が「武尊選手の敵を取りたい」と那須川天心との将来的な対戦をアピール【THE MATCH 2022】

2022.06.20 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われた「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の一夜明け会見が6月20日、都内で開催された。

 会見には前日の勝者が出席。第2試合の-55kg契約戦で志朗(BeWELLキックボクシングジム)に判定勝ちを収めた玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)が「武尊選手の敵を取りたい」と那須川との将来的な対戦をアピールした。

 玖村は前日の試合では2Rにダウンを奪ったうえで志朗に判定勝ちを収めた。

 玖村は「昨日は第1試合でK-1の55kgのツートップといわれている金子選手が負けて、僕が負けたらK-1がなめられると思ったので、絶対に負けられなかった。取りあえず勝てて良かった。この試合は“実質的に55kgのトップの試合”と言っていたんですが、それに勝ったのでK-1で金子選手に今年中にやり返そうと思っています」などと前日の試合を振り返った。

 玖村の前の第1試合ではK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がRISEバンタム級王者の鈴木真彦(山口道場)との王者対決で判定負けを喫していた。

 これを踏まえたうえで玖村は「昨日、メインイベントを見て思ったことがあるんですが」と切り出し「那須川選手がボクシングに行ってしまうと思うんですが、いい結果を出して、いずれ戻ってきてほしいと思っていて。その時は僕がK-1の代表として武尊選手の敵を取りたいと思いました」とメインイベントで武尊を破った那須川との対戦をアピールした。

原口健飛が憧れの山崎秀晃を粉砕も「憧れ続けます」と最後までリスペクト【THE MATCH 2022】

2022.06.20 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われた「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)で「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」優勝者で第6代RISEライト級王者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)と前K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦し、2Rで原口がKO勝ちを収めた。

 原口はカード発表会見で「山崎選手は僕がデビューする前からずっと見ている選手。新生K-1で一番好きなファイター」と語るなど山崎へのリスペクトを隠さない。

 試合は1R、山崎がかけ蹴りを放つと原口もかけ蹴りで応戦。山崎の右フックに原口は飛びヒザで応戦。原口の右ロー、前蹴りでけん制すると、山崎はプレッシャーをかけ距離を詰める。原口は右ロー、前蹴りから山崎をロープに詰めて右ストレート、山崎はコーナーに詰められるが左フック。しかし原口が右フックでダウンを奪う。立ち上がった山崎に原口がラッシュをかけ左フックで2度目のダウンを奪う。

海人が野杁正明との接戦制し「これで日本に相手がいなくなりました。世界へ行きます」【THE MATCH 2022】

2022.06.20 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われた「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の「裏メイン」といわれた海人(TEAM F.O.D)と野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の一戦は延長にもつれ込む接戦の末、3-0の判定で海人が勝利を収め、改めて世界への挑戦をアピールした。

 海人はS-cup2018世界王者で「シュートボクシングの最高傑作」といわれる存在。ホームのSB以外にもRIZIN、RISE、KNOCK OUTにも精力的に参戦。水落洋祐、中島弘貴、緑川創といった実力者を次々と撃破。昨年2月には日菜太を破り「REBELS-BLACKスーパーウェルター級王座」を獲得している。

 野杁は昨年9月に行われた「第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメント」でFUMIYA、寧仁太・アリ、安保瑠輝也をKOで破り優勝し、2階級制覇を達成。「K-1 AWARDS 2021」では最優秀選手賞(MVP)にも選ばれるなど名実ともにK-1を代表する選手。

 ともにこの階級では「日本ではもう戦う相手がいない」といわれる存在となっている。

武尊を破った那須川天心「武尊選手としっかり戦え勝ち切れたのは大きい」【THE MATCH 2022】

2022.06.20 Vol.Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)のメインイベントで行われた那須川天心(TARGET/Cygames)vs 武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の一戦は那須川が5-0の判定で勝利を収めた。

 試合は1R終了間際に武尊が左フックを振ったところでかわした那須川がカウンターで左フックを当て、ダウンを奪う。このダウンがモノをいい、29-28、30-28、30-28、30-28、30-27の5-0で那須川が勝利を収めた。

 試合後の会見で那須川は「やーもうなんか、解放されました、はい。すべて、終わったな!っていう感じです」と笑顔を見せた。

 武尊については「印象はずっと同じ。本当に気持ちの入ったファイターで、マジで出会えてよかったなと感謝しかないですね。ありがとうございます」と感謝の言葉を口にした。

 那須川はボクシング転向が決まっているのだが、まずは「1回休みたいです。全てから解放されて、ちょっと、1カ月、2カ月、3、4、5カ月くらい、ね。ちょっと休みたいです」と今回の試合の重みを感じさせる発言。その休んでいる間については「なんだろうなあ! 格闘技のことを考えない日々を送りたい!」と語った。

YA-MANが因縁の芦澤竜誠に109秒でTKO勝ち。試合後、MMA挑戦を表明【THE MATCH 2022】

2022.06.19 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われる「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の第9試合で行われたオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチでYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が芦澤竜誠(DRAGON FISH)に1R1分49秒でTKO勝ちを収めた。

 2人はカード発表会見、前日計量と顔を合わせるたびに乱闘騒ぎとなり、最初の乱闘の際はスタッフから制止された際に転倒したYA-MANが後頭部から出血する事態に発展していた。

 前日計量後に行われた会見でも弁の立つ芦澤がYA-MANを挑発。2人の遺恨が最高潮に達したところでの対決となった。

 試合はゴングと同時に芦澤がいきなり飛び掛かるが、YA-MANは冷静に右フック合わせ迎撃。芦澤の仕掛けにYA-MANも応じ、右フックで最初のダウンを奪う。YA-MANの右ローから右フックで芦澤が大きくバランスを崩す。その後も芦澤はYA-MANの右カーフで何度もバランスを崩す。最後はYA-MANが右フックで2度目のダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。

那須川天心に敗れた武尊が会見場で「本当に心から申し訳ない」と絞り出す【THE MATCH 2022】

2022.06.19 Vol.Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)のメインイベントで行われた那須川天心(TARGET/Cygames)vs 武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の一戦で那須川が5-0の判定で勝利を収めた。

 試合は1R終了間際に武尊が左フックを振ったところでかわした那須川がカウンターで左フックを当て、ダウンを奪う。このダウンがモノをいい、29-28、30-28、30-28、30-28、30-27の5-0で那須川が勝利を収めた。

 試合後の会見場に現れた武尊は「本当に、あの……この試合、本当に、実現できた……こと……実現するために動いてくれた人と、支えてくれた人たちと、対戦相手の天心選手に、本当、心から感謝しています。僕を信じてついてきてくれたファンの人だったりK-1ファイターだったり、ジムのチームのみんなだったり、そういう人たちには本当に心から申し訳ないなと思っています。以上です、ありがとうございました」と絞り出し、会見場を後にした。

世紀の一戦は那須川天心がダウンを奪った上で武尊に判定勝ち。「俺、これでキック終わりなんですよ。最高に楽しかった」【THE MATCH 2022】

2022.06.19 Vol.Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)のメインイベントで行われた那須川天心(TARGET/Cygames)vs 武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の一戦で那須川が5-0の判定で勝利を収めた。

 試合は1R序盤から武尊がプレッシャーをかけ前に出るが、那須川は右ジャブを当てていく。動きが硬い武尊はなかなか手が出ない。那須川は右ジャブからワンツー、左ハイ。武尊は前蹴りを放つも次の手が出ない。そしてラウンド終了間際、距離を詰めた武尊が左フックを振ったところでかわした那須川がカウンターで左フックを当て、ダウンを奪う。すぐにラウンドが終了となり、オープンスコアは5人とも10-8で那須川。

 2Rも武尊がプレッシャーをかけるがやはり那須川は回って右ジャブから左ストレートを当てていく。互いにパンチを放った際にバッティングとなり那須川が右目にダメージを受けドクターチェックが入る。

和島大海がベイノアから3つのダウンを奪って判定勝ち。「僕が引っ張っていきます」と70kgの主役獲りを宣言【THE MATCH 2022】

2022.06.19 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われる「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の第8試合で第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)とK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)が対戦し、和島が3つのダウンを奪い3-0の判定で圧勝した。

 試合は1R序盤から和島がプレッシャーをかけ左ミドル、左ハイ。ベイノアは右ローで反撃も和島の前進は止まらない。和島は詰めて右アッパー。そして終了間際には左ストレートから左フックでダウンを奪う。

 2R、和島は左ストレートでベイノアをぐらつかせる。ベイノアは押し返しパンチの連打も和島は再び前に出ると左ミドル。そのミドルに合わせてベイノアはパンチを返す。しかし和島の左ストレートにまたもベイノアがぐらり。ここも打ち返すベイノアだが、和島はまたも左ストレートでぐらつかせるとロープに詰めてボディーにヒザを連打し、スタンディングダウンを奪う。

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