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エロジマンがバンナの敵討ちに名乗り。トーナメント1回戦での対戦をK-Jeeに直談判【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の一夜明け会見が10月6日、大阪市内で行われた。

「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で勝利を収めたK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)、エロール・ジマーマン(キュラソー/Hemmers Gym)、クォン・ジャンウォン(韓国/Cheonghak Muaythai Gym)の3選手が登壇した。

 会見ではジマーマンが1回戦でのK-Jeeとの対戦を突如アピールした。

 ジェロム・レ・バンナに1RでKO勝ちのK-Jeeは「昨日勝ったことは自分自身はすごくうれしかったが、バンナ選手のファンが多すぎて、あんまり素直に喜んでくれる人がいないなと思って悲しい気持ちと“それはそうだな”という気持ちもあり、そんな気分です。でも良かったです」と現在の心境を明かした。バンナが引退を表明したことについては「前日にも“引退試合になるかも”というインタビューを見て、引退試合の相手は責任を感じるなと気持ちが重くなったというか責任を感じた。引退を表明したことは終わってから知ったが、まあ良かったな、うれしいなと思いました。最後の相手ができて良かったという気持ちがあった」と語った。

「50歳の選手に勝てなければ自分はもう勝てない」と背水の陣のK-Jeeがバンナに1RKO勝ち。12月の本戦に日本人ゼロの最悪の事態を回避【K-1】

2024.10.05 Vol. Web Original
「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われた「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で元K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)と旧K-1時代に活躍した“ハイパー・バトルサイボーグ”ことジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team)が対戦した。
 
 試合はK-Jeeが1RでKO勝ちを収め、12月14日に東京・代々木第一体育館で行われる本戦に出場する。この試合の前まで谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、山口翔大(GENESIS)が敗れており、K-Jeeは日本の最後の砦として、日本人選手ゼロの危機を救った。
 
 K-Jeeは2020年11月にシナ・カリミアンを破り、K-1王座を獲得。しかし初防衛戦ではカリミアンにリベンジを許し王座から陥落。再起戦で愛鷹亮にKO勝ちを収めたものの、以降2022年から4連敗の泥沼にはまっていた。
 
 バンナは旧K-1時代にはピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、マイク・ベルナルド、アンディ・フグらと鎬を削ったレジェンド。1995年のK-1初参戦で、いきなりWGP準優勝。2002年のK-1 WGPでも準優勝に終わり「無冠の帝王」と呼ばれることもあった。旧K-1消滅後はMMAとの二刀流で試合を行うこともあり、直近では今年6月に「KNUCKLE’S 16」でキックルールで金枝勇気と対戦し、右フックで2RKO勝ちを収め、健在ぶりを証明していた。今回は14年ぶりのK-1参戦だった。

ジェロム・レ・バンナが引退を表明「日本のファンは世界で最もいい観客だと思っている」と感謝の言葉【K-1】

2024.10.05 Vol.Web Original

 旧K-1時代に活躍し“K-1番長”“ハイパー・バトルサイボーグ”の異名を持つジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team))が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で14年ぶりのK-1参戦を果たした。

 バンナは「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で元K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)と対戦し、1Rに右ハイキックでKO負けを喫し、試合後の会見で引退を表明した。

 バンナは「試合はあっという間に終わってしまった。自分としてはがっかりした試合だったが、見てくれた人にとっては満足してもらえるような試合だったのではないかと思う。私の試合の威厳みたいなものも示せたのではないかと思う」と振り返った。

 そして「K-Jee選手とはもっと戦いたかった。もっといい試合を見せたかったという気持ちはある。これが最後かどうかという内容になってしまった」などと語った。

 引退についての質問が飛ぶと「これで引退します」と引退を表明。MMAなどについても「終わりです」と続けた。

12月に行われる無差別級トーナメントのアジア予選でカリミアン、K-Jee、山口翔大、谷川聖哉がそれぞれ海外の強豪と対戦【K-1】

2024.08.10 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第1弾カードが8月10日に発表された。

 K-1では12月14日に東京・代々木第一体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2024」で8選手による無差別級のワンデートーナメントを開催。その予選が現在、世界各地で行われているのだが、大阪大会ではアジア予選が開催される。

 この日はシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)、K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)、山口翔大(TEAM3K)、谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の4選手の参戦が発表された。それぞれ海外の強豪と対戦する。

 谷川は18日に開催される「Krush.164」でクルーザー級でRUIとの対戦が決まっている。前回はミドル級に階級を落として戦ったもののKO負けを喫した。谷川は「一時、75kgにしたりと迷っていた時期があった。自分は最初から言っているが、重量級のK-1、ヘビー級のK-1を見て育っている。低い階級の選手は誰でもなれる。僕ら重量級は天に恵まれたものでもあるし、神に選ばれた階級だと思っている。そこを捨てて階級を落とすのは違うなと思った。やはりでかくて強い奴が一番だと思う。重量級が日本で流行ってないのは日本人の圧倒的に勝てる選手がいないからだと思っている。8月にRUI選手にしっかり勝って、10月もしっかり勝って、日本人のエースとして12月のトーナメントに進んでいきたいと思うので、この半年間、死に物狂いでやる」と階級を戻してトーナメント出場を目指す。

初参戦の元極真世界王者・上田幹雄の対戦相手が前K-1クルーザー級王者のK-Jeeに決定【K-1】

2023.08.12 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の幕開けとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)の追加カード発表会見が8月12日、都内で開催され、8日にK-1参戦が発表された上田幹雄(BRAVE)の対戦相手がK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)となることが発表された。

 上田は極真会館の2019年「第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」で日本人として16年ぶりに世界王座を獲得し、2022年から「RIZIN」に参戦しMMAファイターとして活躍している。

 K-Jeeは初代Krushクルーザー級、第2代K-1 WORLD GPクルーザー級王者。現在、マハムード・サッタリ、谷川聖哉、ステファン・ラテスクと強豪相手に3連敗を喫しているが、押しも押されもせぬK-1グループ重量級戦線のトップファイターだ。

 今回の対戦に当たりK-Jeeは「早々にオファーをいただき、ありがとうございます。相手は空手最強と聞いてワクワクしています。ヘビー級トーナメントに負けない迫力のある試合をしましょう」、上田は「試合も決まり、さらにここからギアを上げて、最高最強の上田幹雄を皆さんにお見せします。対戦相手のK-Jee選手は長年、K-1ヘビー級を支えてきた強い選手ですが、今の自分の強さを証明するには絶好の相手なので、今から楽しみです。ヘビー級らしい迫力のある試合をしましょう」とそれぞれコメントを寄せた。

ラテスクが前王者K-JeeにKO勝ちで現王者カリミアンへの挑戦アピール「ずっと逃げている。大阪でやろう」【K-1】

2023.07.17 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)でステファン・ラテスク(ルーマニア/SCORPIONS IASI)が前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)を1RKOで破りK-1参戦後の戦績を3戦3勝(3KO)とした。

 ラテスクは試合後のマイク、そして会見で現クルーザー級王者のシナ・カリミアンへの挑戦をアピールした。

 1R、圧をかけるのはラテスク。すぐにコーナーに詰めるとパンチを連打。K-Jeeが回って逃れるもラテスクは追って左右のフックを放っていく。K-Jeeはガードを固め左ロー。ラテスクは右ハイ、左ボディー。K-Jeeの左ローにラテスクが右ストレートを合わせダウンを奪う。立ち上がったK-Jeeだったが、ラテスクは一気に襲い掛かり左フック2発から、最後は左ボディーでとどめ。K-Jeeは背中を丸めダウンすると、そのまま立ち上がれずラテスクがKO勝ちを収めた。

“クルーザー級日本人No.1決定戦”で谷川聖哉が前K-1王者K-Jeeを圧倒【K-1】

2022.08.11 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~」(8月11日、福岡・福岡国際センター)のセミファイナルで行われたクルーザー級のスーパーファイトで谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)から2度のダウンを奪い、判定勝ちした。

 K-Jeeは初代Krushクルーザー級王者で、前K-1 WORLD GPクルーザー級王者。谷川は「K’FESTA.5」で行われた「無差別級トーナメント」で日本人最高位の準優勝を果たし、今回の試合はクルーザー級日本人No.1を決める戦いと位置付けられていた。

 1R、谷川は序盤から右カーフ、右ミドル。もみあいの中でK-Jeeが背を向けたところで谷川が後頭部を殴ってしまい注意が与えられる。インターバルを取った後に再開。谷川の左ハイにK-Jeeが右ローを放つとこれがローブローとなり一時中断。再開後は谷川が右カーフ、左ハイを当てていく。K-Jeeはパンチを返すが谷川はそこにヒザを合わせる。谷川のローにK-Jeeの足が流れ始める。

最軽量のサッタリが無差別級トーナメント優勝。そして中村プロデューサーに6・19東京ドーム大会への出場を公開直訴【K-1】

2022.04.04 Vol.Web Original

決勝で谷川に3RKO勝ち

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~」(4月3日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で行われた「K-1無差別級トーナメント」でKrushクルーザー級王者のマハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)が決勝で谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を破り優勝を果たした。前日計量でサッタリは出場8選手の中で最軽量の85.20kgだった。

 サッタリは1回戦でK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)を1R1分28秒でKOで下すと、準決勝では優勝候補の京太郎(チーム未完)を2-0の判定で破り決勝に進出。谷川は1回戦でANIMAL☆KOJIに3-0の判定勝ち。準決勝は石井慧(チーム・クロコップ)と対戦予定だったのだが、石井が1回戦の実方宏介戦で肋骨骨折のケガを負った疑いがありドクターストップとなったため、リザーブファイトで勝った加藤久輝(West A / ALIVE)と対戦。加藤に先制のダウンを許したものの、右ハイキックで逆転KO勝ちを収め、決勝に進出した。

4月3日に代々木競技場第一体育館で「K’FESTA.5」開催。無差別級トーナメントに石井慧、京太郎らが出場【K-1】

2022.02.10 Vol.Web Original

イランに帰国中のクルーザー級王者カリミアンは参戦見送り

 K-1が2月9日、都内で会見を開き、次回大会となる「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5~」を4月3日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催することを発表した。また合わせて第1弾の対戦カードも発表した。

 K-1の年間最大の大会となる「K’FESTA」は昨年は1月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で3月に延期。結果的に2018年の第1回から毎年3月に開催されてきたのだが、今年は2月に東京体育館大会が早々に発表されていたため、その開催日時に注目が集まっていた。前日の2日にはRISEが那須川天心のRISEラストマッチとなる「RISE ELDORADO 2022」を同所で行うことから“興行戦争”の側面もある2日間となる。

 今大会では「無差別級」のトーナメントが開催される。出場選手と対戦カードは1回戦(1)ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM/ALIVE)vs 谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、1回戦(2)石井慧(チーム・クロコップ)vs 実方宏介(真樹ジムAICHI)、1回戦(3)京太郎(チーム未完)vs 坂本英則(修実館)、1回戦(4)K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)vs マハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)。リザーブマッチで加藤久輝(West A/ALIVE)と愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦する。準決勝は(1)と(2)の勝者、(3)と(4)の勝者で行われ、その勝者が決勝で対戦する。

 なお現K-1クルーザー級王者のシナ・カリミアンは現在イランに帰国中で、試合の準備が間に合わないためトーナメント参戦は見送られた。また2月の東京体育館大会で行われる予定だった京太郎vs坂本戦がトーナメント開催に伴い今大会にスライドされた。

倒し倒されクルーザー級のド迫力!K-Jeeが地元・福岡で愛鷹亮に逆転KO勝ち【K-1】

2021.07.17 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1ライト級タイトルマッチ~」(7月17日、福岡・福岡国際センター)のセミファイナルで前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)がスーパーファイトで愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦し、2R、逆転KO勝ちを収めた。

 試合は1R開始早々にK-Jeeのローキックがローブローとなり試合が中断。再開後、愛鷹は一気に距離を詰めてパンチの連打。ロープを背にしたK-Jeeに強烈な右フックを浴びせダウンを奪う。なんとか立ち上がったK-Jeeに愛鷹は猛ラッシュ。左フックから返しの右フックを強振し、2度目のダウンを奪う。ここもなんとか立ち上がったK-Jeeだったがダメージは歴然で、KO負けも時間の問題かと思われたが、必死のガードで愛鷹の猛攻をしのぐ。

前クルーザー級王者K-Jeeが地元で愛鷹亮を相手に再起戦 【K-1福岡】

2021.06.03 Vol.Web Original

過去Bigbangで1勝1敗。K-1で決着戦

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~ライト級タイトルマッチ~」(7月17日、福岡・福岡国際センター)の追加対戦カード発表会見が6月2日、東京都内で開催された。

 クルーザー級のスーパーファイトでK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)と愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦する。

 K-Jeeは昨年11月、初の福岡大会のメインでクルーザー級王者・シナ・カリミアンに挑戦し1RKO勝ちで王座奪取に成功。福岡大会を大団円で終わらせた。しかし3月の「K’FESTA.4 Day.2」でカリミアンとのリマッチで敗れ、王座陥落。今回は地元・福岡で再起戦となる。

 愛鷹は2019年8月のK-1大阪大会でノンタイトル戦で当時、王者だったカリミアンにKO勝ち。昨年の「K’FESTA.3」でカリミアンに挑戦したが惜しくも判定負け。その後、ケガで欠場し、今年3月の「K’FESTA.4 Day.2」のANIMAL☆KOJI戦で復帰を果たしたものの敗れている。

 2人は過去にBigbangで2度対戦して、1勝1敗。今回はK-1に舞台を移しての決着戦となる。

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