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完全アウェーでのクンクメールとの対抗戦出場の5選手発表。重森陽太「応援が10-0。そういうのが大好き」【KNOCK OUT】

2024.10.23 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが10月23日、都内で会見を開き、カンボジアのクンクメールとの対抗戦「Kun Khmer x KNOCK OUT」(11月15日、カンボジア)に出場する選手を発表した。

 KNOCK OUTとクンクメールは昨年末から交流が深まり、4月の後楽園大会にはクンクメールからの刺客ペッカデイ・クンクメールが参戦し柴田真吾(フリー)に3R終了直前にKO勝ち、また4月25日には久井大夢(TEAM TAIMU)、新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)がカンボジアに乗り込み、久井は敗れたものの新田はKO勝ちを収めている。8月の後楽園大会では3対3の対抗戦が行われ、KNOCK OUT軍は1勝2敗と負け越したものの、大将戦で久井がチョット・サレイヴァントン(カンボジア)に胴回し回転蹴りで会心のKO勝ちを収めている。

 今回、試合が行われるのはプノンペンのKambuolという会場。そこでは当日、カンボジア最大のお祭りが行われ2万人以上の観客が訪れることが予想されることから、超完全アウェーの中での5対5の対抗戦となる。

 KNOCK OUT軍は重森陽太(クロスポイント吉祥寺)、古村匡平(FURUMURA-GYM)、下地奏人(RIOTGYM)、新田、篠原賢(クロスポイント吉祥寺)の5選手。この日の会見には下地を除く4人が出席した。

12月の決勝で対戦の中島玲「100%倒せる自信がある」、渡部太基「勝った者が正義。何があっても俺が勝つ」【KNOCK OUT】

2024.10.13 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)の一夜明け会見が10月13日、都内で行われた。

「KNOCK OUT-BLACK ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝で勝利を収め、12月30日に神奈川・横浜武道館で行われる決勝に駒を進めた中島玲(フリー)と渡部太基(TEAM TEPPEN)がともに決勝にかける思いを口にした。

 中島は漁鬼と対戦し2Rに先にダウン喫するもすぐにダウンを奪い返す。その後も会場に音が響くほどの強烈なボディーブローで攻め込むが漁鬼は倒れず、パンチで応戦するなど会場を大きくわかせる試合を展開。決着こそ判定だったものの、この試合はベストバウトに選ばれ、また中島は大会MVPとファンが選出するMVPをW受賞。計25万円の賞金を手にした。

 中島は「漁鬼選手が想像以上で思っていたより苦戦したが、決勝に駒を進められたのでほっとしている」と試合を振り返った。

 試合については「序盤で距離もつかめて、ローの対策もしっかりできていたので、このまま行けるなという手応えは1Rでつかめた」、最初に喫したダウンについては「あのダウンで逆に火がついたというのもある。あれで“よっしゃー”と燃えた感じがある。アドレナリンが出過ぎていて、ダメージとかは考えていなかった。取りあえず興奮していた」などと語った。

激戦制し王座獲得の栗秋祥梧が「練習量を増やす」とキャラ変を宣言も山口代表の福島合宿案には「鬱になる。勘弁してほしい」【KNOCK OUT】

2024.10.13 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)の一夜明け会見が10月13日、都内で行われた。

 メインイベントで行われた「KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦」で勝利を収めた栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が練習嫌いキャラ返上を示唆し、チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)との再戦とUNLIMITEDルールでの試合に意欲を見せた。

 栗秋はチュームーシーフーとの試合で延長にもつれ込む激戦のうえ、判定勝ちを収めた。

 会見で山口元気代表は「フェザー級最強と言っても過言ではない選手と不利という声が多い中、延長まで行って勝った。初めて栗秋祥梧が頑張っている姿を見た。上京して6年。今回の試合も途中で何回か心が折れそうな場面があったが、そこから持ち直した。本当に初めて頑張っているところを見た試合」と栗秋の頑張りに目を細めた。

 そして「判定についてはいろいろな意見があると思う。僕もチュームーシーフー選手が勝ったと思ったし、隣に座っていた人は“祥梧が延長戦は取った”と言っていた。いろいろな見方ができる試合だったと思う。それだけにお互いに期するものはあると思うので白黒つけてもらいたい。来年は必ず決着をつけなければいけない。KNOCK OUTのベルトを持つということは他団体とやって負けてはいけないという責任も出てくる。本当に練習が嫌いとか練習をさぼるキャラではいられない立場になった。他の王者たちも自覚を持って行動している。今まではなんとなくで自覚のない人間だったと思う。これで初めて自覚ができて、ちょっと生まれ変われるのではと思う。その後で改めてチュームーシーフーを迎え撃った時にまた違った試合内容になるのかなと思う。ならないかもしれないけど(笑)。でもそこは期待したい」と今後の栗秋に期待を込めた。

栗秋祥梧がチュームーシーフーとの激闘を制し初の王座獲得も「どっちかが倒れるまでがKNOCK OUT。もう1回だけ戦いましょう」【KNOCK OUT】

2024.10.13 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)のメインイベントで行われた「KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦」で栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が延長にもつれ込む接戦を制し、KNOCK OUTで初の王座獲得を成し遂げた。

 今回の王座決定戦は前王者の龍聖の王座返上に伴うもの。「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)で元山祐希にKO勝ちを収めたチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)がタイトル戦をアピール。ここでリングサイドで試合を見ていた栗秋がリングに上がり名乗りを上げ、両者の間で王座決定戦が行われることとなった。

 1R、サウスポーのチュームーシーフー、オーソドックスの栗秋。栗秋が早々に左フック、右ミドル、パンチの連打から右ハイ。しかしチュームーシーフーは押し返すと左ストレート、左ミドル。栗秋はガードを固めパンチを返すがチュームーシーフーの圧は止まらない。チュームーシーフーは左ミドル、左ストレート、右ボディーと畳みかける。栗秋はロープを背負うがガードを固めると左フックをカウンター。ともに前手で距離を探りながらパンチ。チュームーシーフーは右ボディー、左ミドル。栗秋は右ストレート。チュームーシーフーは左ハイ。栗秋はガード。圧をかけるチュームーシーフーに栗秋が右ミドルから飛びヒザ。チュームーシーフーは左ストレート、右フック。栗秋も右ハイ、右ロー。チュームーシーフーは右ボディー、左フック。手数が多いチュームーシーフーだが栗秋はしっかりガードの印象。

古木誠也がHOOST CUP王者の國本真義を返り討ち。重森陽太はアルゼンチンの強豪に競り勝つ【KNOCK OUT】

2024.10.13 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)で2人の王者が揃って外敵を破り、王者の務めを果たした。

 セミファイナルではKNOCK OUT- REDライト級王者の重森陽太(クロスポイント吉祥寺)がマルコス・リオス(アルゼンチン)と対戦。延長にもつれ込む接戦を制し、判定勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックス。重森が前蹴りで吹っ飛ばす。リオスは左フックで飛び込む。パンチを振って突っ込むリオス。重森が組み止める。重森が強烈な前蹴りをボディーに。リオスは左フックで飛び込む。リオスが圧をかけて左フック。住んででかわす重森。重森は前蹴りで吹っ飛ばす。重森は左ミドルもリオスは圧をかけ続ける。りおすは距離を詰めヒジを狙う。重森はジャブ、前蹴りで距離を取る。

ぱんちゃん璃奈が相手に減点2がありながらの2-0判定勝利に首を振り涙【KNOCK OUT】

2024.10.13 Vol. Web Original

 KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級と女子アトム級の元王者・ぱんちゃん璃奈(フリー)が「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)でK-1グループを主戦場とする美伶(WARRIOR OSAKA)と対戦した。試合はぱんちゃんが2-0の判定で勝利を収めたものの、不本意な試合内容に笑顔はなかった。

 この試合は-48.0kg契約で行われる予定だったのだが、前日計量で美伶が2.35kgの大幅オーバー。KNOCK OUT事務局と両陣営の協議の結果、①第1ラウンド、美伶は減点2から試合開始。②ぱんちゃんは6オンス、美伶は8オンス着用のグローブハンデ(本来は双方とも6オンス)。③美伶はファイトマネーから30%減額。そしてぱんちゃんが勝利した場合のみ公式記録となり、美伶が勝利した場合はノーコンテストとなるという条件のもと試合が行われることとなった。

後楽園ホールラストマッチの渡部太基が西川康平とのダウンの奪い合いを制す。決勝では中島玲と対戦【KNOCK OUT】

2024.10.13 Vol. Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、東京・後楽園ホール)で「KNOCK OUT-BLACK ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、中島玲(フリー)と渡部太基(TEAM TEPPEN)が勝利を収め、12月30日に神奈川・横浜武道館で行われる決勝に駒を進めた。

 中島は準決勝第1試合で漁鬼(SHINE沖縄)と対戦し、ダウンを奪い合う激闘の末、3-0の判定勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。漁鬼は蹴りから。中島は左ボディー。漁鬼は右ロー、左ハイ。圧をかける漁鬼がロー。互いのパンチが交錯。漁鬼のローに中島は左ボディー。中島が速いワンツー。漁鬼が詰めたところに中島が左フック。そして左ボディー。漁鬼もパンチを返し、左ハイ。中島は左ボディー。漁鬼もパンチからキックへ。漁鬼のインローがローブローで一時中断。再開後、中島は左ボディー。漁鬼もパンチを返す。中島はバッティングで左目付近から出血が見られる。

ぱんちゃん璃奈の対戦相手が2.35kgオーバーで試合は条件付きで開催。ぱんちゃんが勝利した場合のみ試合成立【KNOCK OUT】

2024.10.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)の前日計量が10月11日、都内で開催され、公式計量で2選手が規定体重をオーバーし、1選手が会場に現れないという事態が起こった。

 KNOCK OUT- BLACK女子-48.0kg契約でぱんちゃん璃奈(フリー)と対戦予定だった美伶(WARRIOR OSAKA)は12時の公式計量開始時は会場に来ることができず、リミットまで約20分の13時37分になって会場に到着し量りに乗ったものの50.50kgの2.5kgオーバー。14時までに落とし切ることができず、最終的には2.35kgオーバーとなった。

 これを受けKNOCK OUT事務局と両陣営が協議した結果、以下の条件で双方が合意の上、試合を実施することとなった。

①第1ラウンド、美伶は減点2から試合開始。
②ぱんちゃんは6オンス、美伶は8オンス着用のグローブハンデ(本来は双方とも6オンス)。
③美伶はファイトマネーから30%減額。

 そしてぱんちゃんが勝利した場合のみ試合成立、公式記録に。美伶が勝利した場合はノーコンテストとなる。

女子初のヒジありのOFGMに臨む鈴木万李弥「ヒジを出す万李弥が見られるかも」と予告【KNOCK OUT】

2024.10.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)の前日計量が10月11日、都内で開催された。

 KNOCK OUTの女子では初となるヒジありのオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)に臨む鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)は54.90kg、ルークナーム・コーコムキョウ(タイ)は53.25kgで規定体重をクリアした。

 鈴木は4月にKNOCK OUTに初参戦し、NA☆NAを相手に涙の初勝利。7月には韓国で行われた「Angel’s Fighting07」で女子フライ級タイトルマッチでジャン・ヒョンジと対戦も1-2の判定負けを喫し、今回はそれ以来の試合となる。

 ルークナームは2022年11月にNJKFに参戦して以来2度目の来日。今年5月にはONEに初参戦しオープンフィンガーグローブ(OFG)での試合で勝利を収めている。プロ戦績は51戦36勝14敗1分。

王座決定戦の栗秋祥梧「意外と簡単な試合になる」とさらり。チュームーシーフーは王座奪取後の他団体の王者との対戦をアピール【KNOCK OUT】

2024.10.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)の前日計量が10月11日、都内で開催された。

 メインイベントで行われる「KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦」で王座を争うチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)と栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)はともに57.45kgで規定体重をクリアした。

 チュームーシーフーは「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)で元山祐希にKO勝ちを収めた後のリング上のマイクでタイトル戦をアピール。ここでリングサイドで試合を見ていた栗秋がリングに上がり名乗りを上げた。これを受け、一夜明け会見で両者が王座をかけて対戦することが発表された。

 計量後の会見で栗秋は「明日はメインイベントでタイトル戦ということだが、あくまで通過点。ここはしっかり勝って次につなげたい」と淡々。

 対するチュームーシーフーは日本語で「皆さん、こんにちは。私はチュームーシーフーです。今回はタイトルマッチのチャンスをいただきありがとうございます。私はKNOCK OUTの王者になります」などと挨拶。

プレリミ出場選手が計量に現れず。2階級王者の久井大夢がまさかの代打出場を希望【KNOCK OUT】

2024.10.11 Vol.Web Original

 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級とライト級の2階級制覇王者である久井大夢(TEAM TAIMU)が10月11日、翌日に控えた「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)への出場を陣営を通じて直訴した。

 この日は前日計量が行われたのだがプレリミナリーファイト第2試合に出場予定のアックス斧田(KIBAマーシャルアーツクラブ)が計量の時間になっても会場に現れず。

 その後に行われた前日会見の冒頭、KNOCK OUTの山口元気代表が「計量を見ていた久井選手の父から“斧田選手が落ちないなら、いつでもいきます。解説にすぐ戻るので、ぜひお願いします”と連絡があった。でもそういう問題じゃないんで(笑)」と久井陣営からまさかの提案があったことを明かした。

 久井は9月21日の福岡大会に出場。3日に行われた会見で「THE KNOCK OUT FIGHTER」(11月2日、福島・KNOCK OUT TRAINING CAMP常葉)への参戦が発表されているのだが、その会見では10月大会への参戦を希望していたことが山口代表から明かされていた。

 なお斧田の対戦相手の辰次郎(Sports 24)は59.90kgで規定体重をクリアしている。

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