今年2月に王座獲得。いきなり難敵と対戦
「KNOCK OUT-EX 2021 vol.2」(6月12日、東京・新宿FACE)のメインイベントでKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(橋本道場)が悠斗(東京町田金子ジム)と対戦し3-0の判定勝ちを収めた。
白幡は今年2月の「REBELS ~The FINAL~」で王者・老沼隆斗(STRUGGLE)を破り王座を獲得。今回は王者としての初陣だった。
対戦相手の悠斗は「高橋悠斗」のリングネームでプロボクシングで活躍し、日本ライトフライ級王座も獲得した強豪。引退の経緯も昨年の新型コロナウイルスの感染拡大の影響で試合が延期になったことなどから「自分がベストな状態で試合に挑むことは不可能だと感じた」という理由で王座を返上して引退というもの。決してケガや力が衰えてというわけではなく、おまけにボクシングの前はキックボクシングでもプロデビューし、ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)のフライ級の上位ランカーとして活躍した実績を持つ。白幡にとってはいきなり厄介な相手をぶつけられた格好となった。