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元REBELS王者・鈴木宙樹がボクシングからキックボクシングに復帰。前SB王者の西岡蓮太と対戦【KNOCK OUT】

2022.09.13 Vol.Web Original

キックボクシングへの思いを断ち切れず決断

「KNOCK OUT 2022 vol.6」(10月16日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が9月13日、都内で開催された。

 元REBELS-BLACK −64kg級王者の鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)が約3年ぶりにキックボクシングのリングに上がることとなった。

 鈴木は2017年にKrushでデビューを果たし、2019年6月には「REBELS60kg級王座決定戦」でWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者の葵拳士郎を破り、第2代REBELS60kg級王座を獲得。2020年2月には初防衛を果たし、その時点でプロ戦績を13戦13勝(8KO)とした。

 昨年9月にはプロボクシング転向を正式に発表し、12月に行われたデビュー戦では1RKOで勝利を収めていたのだが、キックボクシングへの思いを断ち切れず、クロスポイント吉祥寺の山口元気代表に相談。今回のキック復帰となった。

 その復帰戦の相手は前シュートボクシング(SB)ライト級王者の西岡蓮太(龍生塾)。西岡は2020年2月に行われた「KNOCK OUT 無法島GP −64kgトーナメント」に参戦し、小川翔、宙樹の弟である鈴木千裕、バズーカ巧樹を破り優勝を果たしている。今回は約2年8カ月ぶりのKNOCK OUT参戦となる。

小笠原瑛作「ベルトは自分の手元にあって当たり前のもの」と王座獲得に自信。TAKERUは番狂わせに虎視眈々【KNOCK OUT】

2022.08.25 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.5」(9月23日、東京・後楽園ホール)の会見が8月24日、都内で開催された。今大会では「第2代KNOCK OUT-REDフェザー級王座決定戦」でKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)とTAKERU(GET OVER)が対戦する。

 階級を上げての2階級制覇に臨む小笠原は会見の冒頭、保持していたREDスーパーバンタム級王座を返上した。

 小笠原は「ベルトは返しましたが、僕はKNOCK OUTのエースとして“団体を引っ張る”と言っているので、ベルトは自分の手元にあって当たり前のものだと思っている。今回、フェザーに上げて、本来ならこれを持っていた奴と戦ってと思っていたが、いなくなってしまったものは仕方がない。改めてこのベルトを持ってKNOCK OUTの強さや価値を上げていきたい」と改めてエースとして王座獲りを誓った。ちなみに「持っていた奴」というのは初代王者の安本晴翔のこと。

 TAKERUは「ずっと欲しかったKNOCK OUTのベルトがかかっていることで、全力で僕が獲りに行くので応援よろしくお願いします」と静かに闘志を燃やした。

初代王座をかけて対戦。渡部太基の「組んでヒザこすりつけてきただけ」に良太郎は「負け犬の遠吠え」とばっさり【KNOCK OUT】

2022.08.25 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.5」(9月23日、東京・後楽園ホール)の会見が8月24日、都内で開催され「初代KNOCK OUT-BLACKウェルター級王座決定戦」で対戦する良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)と渡部太基(TEPPEN GYM)が静かに舌戦を展開した。

 2人は7月大会で対戦し、大激闘の末、良太郎が判定勝ちを収めた。

 しかしその後、SNSでの渡部の「良太郎選手をぶっ飛ばしたくて仕方ないのですが、どうしたらいいですか?」の発言に良太郎が「その喧嘩買いますよ ルールも階級も また合わせてあげるので」などと応じると、渡部が「口だけじゃなく本当に喧嘩してくれんなら是非」などと挑発。カード発表後も渡部はなおも「喧嘩出来ねーなら強がんないで最初からスポーツしましょって言えよな やるよ俺は」などと挑発を続けていた。

小笠原裕典が「しつけがなってない」、龍聖は「弱いくせにガタガタうるさいからボコボコにする」【KNOCK OUT】

2022.08.25 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.5」(9月23日、東京・後楽園ホール)の会見が8月24日、都内で開催され、KNOCK OUT−BLACKフェザー級王者の龍聖(フリー)と元WBCムエタイ日本統一スーパーバンダム級、元INNOVATIONスーパーバンダム級王者の小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)がスーパーファイトで対戦することが発表された。

 龍聖は2019年4月のプロデビューから6連続KO勝ち。昨年10月にKNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦で銀次を判定で破り、王座獲得。今年7月にはRIZIN初参戦を果たし魁志にTKO勝ちを収め、今回は凱旋試合。ここまでプロ11戦11勝(8KO)の戦績を残している。

 小笠原は2018年に日本人のキックボクサーとしては初めてONE Championshipと契約し、1勝3敗の星を残した。2020年から再び戦場をREBELSに移し、「REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント」に出場。1回戦、準決勝を勝ち上がるが新型コロナ禍によるトーナメントの延期が続き、55.5kgを維持することが難しくなったことから決勝を辞退し、フェザー級に階級をアップ。そしてREDルールからBLACKルールに転向したものの、そこ初戦で大脇武(現TAKERU)に判定負け。次戦では銀次とドロー。今回はそれ以来、1年4カ月ぶりの再起戦となる。

ぱんちゃん璃奈の「バンジーは怖い、やりたくない」に重森陽太が「一人飛んだら全員飛ぶんじゃないかと思う」【KNOCK OUT】

2022.08.24 Vol.Web Original

KNOCK OUTが10月1日からTOKYO MXでレギュラー番組スタート

 ぱんちゃん璃奈、小笠原瑛作、龍聖らが活躍するKNOCK OUTが8月24日、都内で会見を行い、10月1日21時からTOKYO MXでスタートするレギュラー番組『KNOCK OUT STYLE』の概要を発表した。

 会見には番組の総合演出を担当するマイアミ啓太氏、KNOCK OUTの宮田充プロデューサー、そしてぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)、鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)、重森陽太(伊原道場稲城支部)の3王者が登壇した。

 啓太氏は「格闘技ファンはもちろん、今はまだ格闘技に触れていない方々にも広く認知してもらい、KNOCK OUTからスター選手をどんどん生み出していきたい。番組の中身は興行を中心に、それまでの選手の密着ドキュメンタリー、またYouTubeでは配信できなかった選手の魅力をより引き出すバラエティー企画もたくさん取り入れていきたいと思っている。私はもともとフジテレビで『笑っていいとも!』『とんねるずのみなさんのおかげでした』といった総合バラエティーをやっていたので、今回の番組も総合バラエティーの企画を取り入れながら、選手が今まで見せられなかった魅力をいろいろな企画をやっていきながら引き出していきたい。個人的な感想としてはすごくイケメンな選手も美女も多いKNOCK OUTの選手たちをどんどんスター化していきたい」などと意気込みを語った。また「地上波という制限がある中での挑戦だが、地上波も最近大人しくなってきているので、その常識も覆していきたい。ファイターの皆さんと力を合わせて“この番組やりやがるな”というような番組にしていきたい」と攻めの番組作りをしていくつもりのよう。

梅野源治が「やばい相手をぶつけて」と宮田プロデューサーに要望。KNOCK OUTへの継続参戦に意欲【KNOCK OUT】

2022.07.24 Vol.Web Original

約5年3カ月ぶりの参戦で予告通りのTKO勝ち

「KNOCK OUT 2022 vol.4」(7月23日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が7月24日、都内で開催された。

 約5年3カ月ぶりに参戦し、メインでTKO勝ちを収めた梅野源治(PHOENIX)が「やばい相手をぶつけていただいて、ムエタイルールで輝いている場を作っていただければ」とKNOCK OUTへの継続参戦に意欲を見せた。

 梅野は大谷翔司(スクランブル渋谷)と対戦。左ミドルで翻弄した末に最後は予告通り右ヒジで大谷の額をえぐり、文字通り「やばい試合」を見せた。

 会見の冒頭で宮田充プロデューサーが梅野の今後について「面白いマッチメイクを思いついた」などと語っていたのだが、これを聞いた梅野は「今初めて聞いたが、そう言っていただけるのはうれしいこと。今後は宮田さんといい話をして、やばい相手を僕にぶつけていただいて、ムエタイルールのリングで輝いている梅野源治を見せられれば。そういう一つの機会を作っていただける、ふさわしいリング、それがKNOCK OUTなのかなと今、思っている」などと今後のKNOCK OUTでの試合に意欲を見せた。

 前日の試合については「ムエタイルールの試合は去年の9月以来。久しぶりで動きにどう影響するかは自分でも分からなくて不安もあった。ただ、自分の土俵でできることでワクワクする部分もあった。1R目はヒジを狙いすぎて動きが固くなってしまったが、2R以降は少しずつ修正して、結果として3Rに自分のプラン通りのいい形で最後はヒジで決められたのではないかと思っている。最後にヒジで決めたことに関してだけでいえば100点だと思うが、動きとしては固かったので60点くらい」などと振り返った。

“KING”復権!梅野源治が予告のヒジでTKO勝ち。そして「やばいだろ!」とRIZINにムエタイルールでのオファーをアピール【KNOCK OUT】

2022.07.24 Vol.Web Original

ヒジで大谷翔司の顔面を切り裂きドクターストップに追い込む

「KNOCK OUT 2022 vol.4」(7月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が大谷翔司(スクランブル渋谷)に3R2分57秒でTKO勝ちを収め復活を果たした。

 梅野はKNOCK OUTには2016年の旗揚げ時から参戦し“KING”と呼ばれる存在に。その後、REBELS、RISE、RIZINにも参戦するなど最近はキックボクシングルールの試合にも出場していた。KNOCK OUTには約5年3カ月ぶりの参戦となる。前戦は今年3月にRIZINで行われた皇治との再戦で、0-2の判定で敗れている。

 大谷は2020年8月にINNOVATIONライト級王座を獲得。その12月にはKNOCK OUT-BLACKライト級王者のバズーカ巧樹にノンタイトル戦でダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収め、一気に名を売った。2021年5月のタイトルをかけての再戦では返り討ちに遭ったものの、12月にはINNOVATION王座を防衛。今年3月には「RIZIN TRIGGER 3rd」で1RKO勝ちを収め、勢いに乗った状態での梅野戦だった。

良太郎があわやKO負けのピンチから大激闘の末、渡部太基に判定勝ち。渡部は連勝ストップ【KNOCK OUT】

2022.07.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.4」(7月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで第4代Krushウェルター級、元WPMF日本ウェルター級王者の渡部太基(TEAM TEPPEN)と元REBELS-REDライト級王者の良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)が対戦し、大激闘の末、良太郎が判定勝ちを収めた。

 渡部は昨年11月に約2年4カ月の沈黙を破りKNOCK OUTのリングで復帰するとここまで松山翔、杉原新也相手に2連勝だったが、連勝がストップした。良太郎は昨年2月に橋本悟に勝利して以来、久しぶりの試合で2連勝となった。

 1R、渡部はジャブから左ロー、左ミドルを連発。ワンツーから左ストレート、そしてヒザをボディーに打ち込んでいく。受けの時間が続いた良太郎はミドルをキャッチして、得意の首相撲からのヒザを狙うが渡部は許さず。しかし首相撲で渡部をこかすなど翻弄。良太郎は右フック、右ミドルで反撃も、ラウンド終了間際、渡部はコーナーに良太郎を詰めパンチの連打。良太郎は何度もぐらつくが立ち続け、ラウンド終了のゴング。

中島弘貴が“未知の強豪”漁鬼にひやりも延長KO勝ちで5連勝【KNOCK OUT】

2022.07.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.4」(7月23日、東京・後楽園ホール)で元Krushスーパー・ウェルター級王者の中島弘貴(LARA TOKYO)が延長にもつれ込む戦線の末、漁鬼(SHINE沖縄)にKO勝ちを収めた。これで中島は昨年7月の初参戦からのKNOCK OUTでの連勝を「5」に伸ばした。

 対戦相手の漁鬼は今回がKNOCK OUT初参戦。これまでプロ戦績10戦6勝(2KO)3敗1分の戦績ながらTENKAICHIウェルター級とBEASTウェルター級の2本のベルトを獲得している未知の強豪だ。

 試合は1R、中島は左ジャブから右ロー、左インロー。漁鬼は左ジャブ。中島が左右のフックを当てていくが漁鬼も打ち合いに応じると左フックが相打ちとなり、中島がぐらつく。中島が左ボディー、そして飛びヒザも、その着地に漁鬼が左フックを合わせる。漁鬼はその後も重い左右のフックをヒット。

10カ月ぶり参戦の白幡裕星がTKO勝ち。目指すはRIZIN再出撃と3階級制覇【KNOCK OUT】

2022.07.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.4」(7月23日、東京・後楽園ホール)で前KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(Battle Box)が鈴木貫太(ONE`S GOAL)と対戦し、約10カ月ぶりのKNOCK OUT復帰戦をTKO勝ちで飾った。

 白幡は今年3月に前所属先の橋本道場を退会したことから保持していたKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座を返上。そして「RIZIN LANDMARK vol.2」に参戦も吉成名高にKO負けを喫し、今回はそこからの再起戦だった。

 1R、白幡は右ロー、左ミドル、左ハイでペースを握る。鈴木も左ローからパンチ、じりじりとプレッシャーをかけパンチを放つが、白幡の左ミドルは強烈。白幡は左ミドルから左ストレートをヒット。

 2Rには白幡がワンツー、そして鈴木のミドルをキャッチして左ストレート。鈴木も右ローで反撃も、白幡は狙いすました左ストレートを立て続けにヒット。これで鼻血を流す鈴木に白幡は強烈な縦ヒジ一閃。鈴木は大量の鼻血に加え、左目を大きくはらしドクターチェックが入るとそのままドクターストップとなった。

石井館長も認めた逸材、KNOCK OUT王者の龍聖がついに初参戦【RIZIN.37】

2022.07.14 Vol.Web Original

「RIZIN.37」(7月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードが7月14日、発表された。初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(TRY HARD GYM)がついにRIZIN初参戦を果たす。

 龍聖はデビュー戦から10戦10勝(7KO)の戦績を誇るKNOCK OUTのエース格のファイター。昨年10月の王座決定戦でのフェザー級王座決定戦では銀次にフルマークの判定勝ちを収め王座を獲得した。

 2020年12月の光太郎ZLSでデビューから6連続KO勝利を飾った際にはLIVE配信のスペシャルゲスト解説を務めていた正道会館・石井和義館長が「楽しみ。素質がある。魔裟斗、HIROYA、そして彼という流れが来ている」などとその潜在能力を高く評価した逸材だ。

 対戦相手の魁志(Vigor Kickboxing Gym)は大学生の時にキックボクシングを始め、アマチュアキックボクシング大会「TOP RUN」関西一般-60kg 第10代王者になり、2018年8月の「NJKF WEST Young Fight 4th」でプロデビュー。1Rに得意のハイキックでダウンを奪い、フルマークの判定勝利を収め、ここまでのプロ戦績は5勝1敗。現在はジムの社員として一般会員や子供たちの指導やトレーナー業をしながら自身も試合をこなしている。

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