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4冠王の46歳・松﨑公則が現役最後の試合。勝利はならずも22歳の阿部晴翔に気迫を伝授【KNOCK OUT】

2022.03.13 Vol.Web Original

気迫のファイトも無念の判定負け

「KNOCK OUT 2022 vol.2」(3月12日、東京・後楽園ホール)でREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級とフライ級の元王者・松﨑公則(STRUGGLE)が阿部晴翔(チーム・タイガーホーク)を相手に現役最後の試合を行い、0-3の判定で敗れた。

 松﨑は今回がプロ50戦目の46歳。この日の敗戦で通算成績を50戦20勝(11KO)26敗4分とした。松﨑は前述の2冠のほかにWPMF日本スーパーフライ級、J-NETWORKスーパーフライ級の2冠も獲得している。

 対する阿部はプロ戦績18戦6勝(5KO)12敗の22歳。実に24歳の歳の差対決となった。

「もう1回、70kgのトップと戦いたい」日菜太が1年ぶりの再起戦。「自分がどれだけできるのかを見せたい」【KNOCK OUT】

2022.03.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.2」(3月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が3月11日、都内で開催され、全選手が1回目の計量で規定体重をクリアした。

 今大会では初代REBELS-BLACK 70kg級王者の日菜太(クロスポイント吉祥寺)が昨年2月の「REBELS ~The FINAL~」でシュートボクシング(SB)の絶対エース・海人(TEAM F.O.D)に敗れて以来、約1年ぶりの再起戦でサッシス(カンボジア)と対戦する。

 日菜太は海人に敗れ王座から陥落し、その去就が注目されていた。

 計量後の会見で日菜太は「1年ぶりの試合ということで、今回は自分がどれくらい動けるのかということを試すための場所だったりすると思うので、対戦相手は関係なく自分がどれだけできるのかというところを見せたいと思う。今年1年、最後の勝負をできるのか。明日はいい試しの場だと思っている。最後に本当に強い奴と戦いたいと思っているので、そこにたどり着くまでにいいストーリーを見せたいと思っている」などと今回の試合について語った。

 対戦相手のサッシスは元カンボジア・ウェルター級王者で、KNOCK OUTには2度目の参戦。前回は中島弘貴と対戦し、中島がKO勝ちを収めている。日菜太はサッシスについては「いい人感がすごく出ていてやりづらいんですが、そういうのはなしで、切り替えてやりたい」と語った。

二階級制覇目指すぱんちゃん璃奈「明日は私だけが輝く日」と王座獲得に自信【KNOCK OUT】

2022.03.11 Vol.Web Original

初代BLACK女子ミニマム級王座決定戦で喜多村美紀と対戦

「KNOCK OUT 2022 vol.2」(3月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が3月11日、都内で開催され、全選手が1回目の計量で規定体重をクリアした。

 今大会のメインイベントでは「初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座決定戦」が行われ、前KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)と喜多村美紀(テツジム)が対戦する。このカードは当初は1月大会で予定されていたが、ぱんちゃんが新型コロナウイルスに感染し欠場を余儀なくされ、今大会にスライドされていた。

 計量はぱんちゃんは47.5kg、喜多村は47.05kgだった。

 喜多村はこれまで2度タイトルマッチを経験。昨年2月のミネルヴァライトフライ級タイトルマッチでは王者sasoriと三者三様のドローとなる激闘を繰り広げたもののあと一歩王座には届かず。今回は「明日はいよいよチャンピオンになるという夢がかなう日なんだと思ってワクワクしています。やってきたことを全部出し切って勝ちたいと思います」と初戴冠への意欲を見せたが、これにぱんちゃんは「明日は私が勝つ日なので、私だけが輝く日にします」ときっぱり。

平本蓮との激闘で鈴木千裕が「両手折りました。木を殴ったりして拳を強化するしかない」【RIZIN LANDMARK】

2022.03.07 Vol.Web Original

メインで平本に判定勝ち

 有料ライブ配信を収益の柱に据えた「RIZIN LANDMARK」の第2弾大会「RIZIN LANDMARK vol.2」(3月6日)が都内某所で行われた。

 メインイベントで元K-1ファイターの平本蓮(ルーファスポーツ)に判定勝ちを収めたKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が試合後の会見で、試合中に両手の骨を折っている可能性があることを明かした。

 両手の拳を氷で冷やしながら会見場に現れた鈴木は「両手折りました。ボクシンググローブだとまだクッション性があるんですけど、オープンフィンガーグローブだと、自分のパンチの威力に拳が、骨が耐えられないんですよね、パワーがありすぎて(笑)。めちゃくちゃ痛かったです。でも僕は、試合で骨の1、2本くれてやろうと思っていたのでこれはしょうがないっすね。勝利への代償だなと思って。折って負けたら最悪ですが、折って勝ったのでなんでもいいやと」と笑い飛ばした。

 痛めた場面については「平本選手の眼窩底付近、目元付近が結構腫れていたと思いますがそこへのストレートと左右のフックですか。左右のフックを打った時に“あ、これ多分折れたな”という感じでした。序盤ですね。開始早々の打ち合いだと思います」振り返った。試合のほとんどを痛みの中で戦ったことになるが「でもその覚悟で僕はやっているので、折れようが死ななない限りは戦い続ける」と語った。

松倉信太郎が約5年ぶりにK-1電撃復帰。「K-1の世界チャンピオンになるために戻ってきた」【K-1】

2022.03.03 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~」(4月3日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の第3弾カード発表会見が3月2日、都内で開催された。

 KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王者の松倉信太郎(team VASILEUS)が2017年2月以来のK-1ジャパングループへの復帰を果たし、ジュリオ・セザール・モリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/teamMori)と対戦する。

 松倉はK-1甲子園70kg日本一トーナメントで優勝。K-1、Krushを主戦場にキャリアを重ねたが、2018年からRISEに参戦。2020年からはREBELSに戦場を移し、昨年3月にKNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座を獲得していた。

 松倉は「またこうやってK-1の舞台に戻ってくることができて、心からうれしいなっていう気持ちと同時に、今の僕があるのは今まで所属していたジム、団体さんがあってのことで、本当にいろんな人の思いや気持ちを持って今日この場にいます。4月3日、K-1のリングに上がるんですけど、記念で戻ってきたわけでもないし、ただ試合をするために戻ってきたわけでもなくて、僕はK-1の世界チャンピオンになるために戻ってきました。年齢的にも30歳であまり時間もないので、しっかり一戦一戦アピールしていきたいなと思っています」と挨拶した。

 復帰の理由については「もちろんたくさんあるし、前回K-1に出てからすごい時間が経って、いろんなところでも戦わせてもらったし、いろんなことを経験してきて、それはひと言で言い表せるものではないです。ただ僕がK-1に戻りたいと思った。それが一番、そこだけというか、K-1の世界チャンピオンになりたい、その気持ちがとにかくありました」とK-1王座へのこだわりを繰り返し口にした。

日菜太が再びリングへ「もう1回、世界のトップを行くような選手とやりたい」【KNOCK OUT】

2022.02.18 Vol.Web Original

3・12後楽園大会でサッシス相手に再起戦

 KNOCK OUTが2月18日、都内で会見を開き、前REBELS-BLACKスーパーウェルター級王者の日菜太(クロスポイント吉祥寺)が「KNOCK OUT 2022 vol.2」(3月12日、東京・後楽園ホール)でサッシス(カンボジア)を相手に再起戦に臨むことを発表した。

 日菜太は昨年2月の「REBELS ~The FINAL~」で王座をかけてシュートボクシング(SB)の絶対エース・海人(TEAM F.O.D)と対戦。判定負けで王座を失い、その去就が注目されていた。

 日菜太はこの日の会見で今回の再起戦の発表に至った経緯を説明。海人戦後にジムの山口元気代表と会談の場を持ち「動けなくなってきたし、もう終わりですかね」と話した際に「お疲れさん。いいんじゃない。しばらくゆっくり休んでさ」と言われ「もう辞めたほうがいいのかな」と思い格闘技から離れていたこと。そして10月に再度、山口代表と話をすることになり「引退イベントのことかな?」と思いながら会った際に「来年1年間頑張ってみたら」と言われ、再びリングに上がる決意を固めたことなどを明かした。

復活のぱんちゃん璃奈「今年は日本人の女子軽量級で私が一番ということを証明する」【KNOCK OUT】

2022.02.18 Vol.Web Original

3月12日に喜多村美紀と仕切り直しのタイトル戦

 KNOCK OUTが2月18日、都内で会見を開き「KNOCK OUT 2022 vol.2」(3月12日、東京・後楽園ホール)の全カードを発表した。

 今大会では「KNOCK OUT 2022 vol.1」(1月22日、東京・後楽園ホール)で開催予定だった「初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級(-47.5kg)王座決定戦」ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)vs 喜多村美紀(テツジム)の一戦がスライドして行われる。

 新型コロナウイルスの感染症拡大防止のために一定の待機期間を設ける必要のある選手に該当してしまい、欠場となっていたぱんちゃんはまず始めに「1月にタイトルマッチが決まっていたのに私がコロナに感染してしまい、大事な試合が流れてしまったことを、対戦相手の喜多村美紀選手、そしてKNOCKOUTの皆様、本当に申し訳ありませんでした。自分もショックだったんですが、私の試合のためにすごくたくさんの方が動いてくださっていて、そこをコロナというものにかかってしまったせいで、こうなってしまって本当に申し訳ないなと思っています。試合がなくならず延期という形でタイトル戦をまたやらせてもらうことになって感謝です。ありがとうございます」と挨拶した。

中島弘貴、吉野友規、壱・センチャイジムが揃って豪快KO勝ち。中島「まだ上に行けると思っている」【KNOCK OUT】

2022.01.23 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.1」(1月22日、東京・後楽園ホール)で今年のタイトル戦線をにぎわすことが期待される選手たちが揃ってKO勝ちした。

 第7試合で行われたKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級の一戦では元Krushスーパー・ウェルター級王者・中島弘貴(LARA TOKYO)が曽根修平(チャクリキ武湧会)に1R1分21秒でKO勝ちを収めた。

 中島は1R、ローの蹴り合いから、曽根のローに右のパンチを合わせ、あっという間にダウンを奪う。立ち上がった曽根に中島は右ロー、左インロー。曽根が打ち合いに行くと中島も応じ右フックで2度目のダウンを奪う。最後は飛びヒザを決め、3つのダウンを重ねKO勝ちを収めた。

鈴木千裕が強豪タップロンに1RKO勝ち。「今年も倒して倒して倒しまくる!」【KNOCK OUT】

2022.01.23 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.1」(1月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)がタップロン・ハーデスワークアウト(ハーデスワークアウトジム)と対戦し、1R2分17秒、KO勝ちを収めた。

 タップロンは国内のさまざまな団体に参戦し、主戦場のシュートボクシング(SB)では鈴木博昭に連勝、2019年には“ブラックパンサー”ベイノア、昨年は大和哲也といった名だたる強豪を破ってきた。昨年9月にはRISEで原口健飛にKO負けを喫したものの、先制のダウンを奪いあわやの場面を作るなど、まだまだ衰え知らず。この強豪相手に鈴木がどんな試合を見せるかにも注目が集まっていた。

今年は二刀流の完成目指す鈴木千裕が反対派に「うるせい!っちゅうねん」【KNOCK OUT】

2022.01.21 Vol.Web Original

強敵タップロン・ハーデスワークアウトと対戦

「KNOCK OUT 2022 vol.1」(1月22日、東京・後楽園ホール)の前日会見が1月21日、都内で開催された。

 メインイベントに出場する鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)は65.2kgで1回で計量をクリアしたものの、対戦するタップロン・ハーデスワークアウト(ハーデスワークアウトジム)は予備計量で500gオーバーだったため、体を動かし本計量に臨んだものの、100gオーバー。2回目の計量で65.4kgでクリアした。

 鈴木は昨年7月に宮越慶二郎を破りKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座を獲得。そしてキックとMMAとの二刀流への挑戦をぶち上げ、9月にはRIZINに参戦。その初戦こそ昇侍にTKOで敗れたものの、2戦目の山本空良戦で判定勝利を収め、今回は凱旋試合となる。

 対するタップロンはタイでムエタイ選手として活躍し、来日後は広島のハーデスワークアウトジムでトレーナーを務めながら日本のさまざまな団体に参戦。主戦場のシュートボクシング(SB)では鈴木博昭に連勝。RISEでは2019年に“ブラックパンサー”ベイノアに1RでKO勝ちしている。昨年は7月には「大和ジム50周年記念大会」で大和哲也にヒジ打ちによるカットでTKO勝ちを収め、9月にはRISEで原口健飛と対戦。2Rに先制のダウンを奪い、あわやの場面を作ったが逆転KO負けを食らっている。

初代BLACKフェザー級王座獲得の龍聖「少しは誇らしい息子になれたんじゃないかと思います」と両親に感謝【KNOCK OUT】

2021.10.30 Vol.Web Original

銀次に3-0の判定勝ち

「KNOCK OUT 2021 vol.5」(10月29日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦」で龍聖(TRY HARD GYM)と銀次(Next 零)が対戦し、3-0の判定で龍聖が勝利を収め、初代王者の座に輝いた。

 龍聖はK-1の創立者で正道会館館長の石井和義氏が「ポスト那須川天心、武尊」と評価するほどの逸材。2019年のデビュー戦からの6連続KO勝ちを含む8戦8勝(7KO)という圧倒的な強さを見せ、今回の王座決定戦に駒を進めた。

 対する銀次は九州を主戦場に戦うファイターで、九州で3つのタイトルを獲得。今年の5月大会からKNOCK OUTに参戦し、小笠原裕典と対戦しドロー。9月5日には栗秋祥梧を2RKO勝ちを収め、今回の王座決定戦出場にこぎつけた。

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