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チュームーシーフーが1RKO勝ちでタイトル戦を要求。栗秋祥梧が「僕とどう?」とアピールし10月大会での対戦がほぼ決定【KNOCK OUT】

2024.08.04 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)で行われたKNOCK OUT-BLACK フェザー級戦でチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)が元山祐希(武勇会)に1RでKO勝ちを収めた。チュームーシーフーは試合後のマイクでタイトル挑戦をアピールし、10月大会で栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)との王座決定戦実現が濃厚となった。

 1R、サウスポーのチュームーシーフーとオーソドックスの構えの元山。圧をかけるチュームーシーフー。チュームーシーフーが左ハイも元山は体を入れ替えワンツー。チュームーシーフーはガード。元山は右ミドル。チュームーシーフーは圧を強め左ストレート。なおも詰めて右アッパー、左フック。元山は足を使って回る。しかしチュームーシーフーはなおも圧。チュームーシーフーが左ハイ。元山は回って圧をかわすが、なおも詰めたチュームーシーフーが左ハイ。これが右のこめかみあたりをかすめ、元山は脳が揺れたかロープまで吹っ飛ばされてからダウン。そのまま立ち上がれずチュームーシーフーのKO勝ちとなった。

久井大夢が胴回し回転蹴りで戦慄のKO勝ち。「メインで勝っていけるような選手になる」とエース宣言【KNOCK OUT】

2024.08.04 Vol.Web Original

 KNOCK OUTのBLACKスーパーフェザー級(-60.0kg)とBLACKライト級(-62.5kg)の2階級王者である久井大夢(TEAM TAIMU)が「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)で戦慄のKO勝ちを収め、高らかにエース宣言を放った。

 久井はこの日、カンボジアの格闘技「クンクメール」との3対3の対抗戦の大将戦でチョット・サレイヴァントン(カンボジア)と対戦した。

 1R、サウスポーの久井とオーソドックスのチョット。ともにインロー。チョットは右ハイも久井はガード。久井は右ジャブ、チョットは右インロー。チョットは右インロー、右ミドル。久井は前蹴り、ローに合わせて右ジャブ。前に出る久井にチョットがインロー。久井はワンツー。久井は左インロー。ヒジの動作でけん制のチョット。圧をかける久井が左ストレート。チョットの右インローに左ストレート、右フックを合わせる久井。ラウンド終了直前、チョットが圧をかけ、右ストレートを放ったところに久井が胴回し回転蹴り。これが首筋にクリーンヒットし、チョットはもんどりうってダウン。失神し立ち上がれず、久井が戦慄の、そして前日会見での予告通りのKO勝ちを収めた。

カンボジアの格闘技「クンクメール」との対抗戦で大将を務める久井大夢が「普通に勝つだけではダメ。1RでKOする」と宣言【KNOCK OUT】

2024.08.03 Vol. Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月3日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会ではKNOCK OUTとカンボジアの格闘技「クンクメール」との3対3の対抗戦が行われる。

 メインで行われる大将戦ではKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王者の久井大夢(TEAM TAIMU)がチョット・サレイヴァントン(カンボジア)を迎え撃つ。チョットは100戦84勝(33KO)13敗3分の戦績を誇る。

 久井は「普通に勝つだけではダメだと思っているので必ず倒して勝つ。相手の印象は特に動画を見た感じと変わらない。自分がめっちゃ調子がいいので、明日は必ず倒します」などと静かに闘志を燃やす。

 チョットは「なにより相手がとても強そうなので、明日は頑張っていい試合ができるように、そして相手を倒せるように頑張る。彼の試合の動画は何度も見ている。いい選手なのは分かっている。ただ相手が僕を倒したいのは分かる。もちろん僕も倒したいと思っている。結果は明日を楽しみにしていてください」と語った。

元KNOCK OUT王者の心直がKOでK-1グループ初勝利。宮田Pのアドバイスで試合後の2時間マイクは何とか回避【Krush】

2024.07.28 Vol.Web Original

 元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の心直(REON Fighting Sports GYM)が「Krush.163」(7月27日、東京・後楽園ホール)で矢島直弥(TSKjapan)にKO勝ちを収め、K-1グループでの初勝利を挙げた。

 2人は当初、3月大会で対戦の予定だったのだが、心直が急性気管支炎と診断され欠場に。矢島は安尾瑠輝と対戦しKO負けを喫した。心直は昨年9月にK-1に参戦も池田幸司にKO負け、11月にはKrushで壬生狼一輝にKO負けと2連敗。ともにK-1グループでの初勝利をかけた試合となった。 

 1R、サウスポーの心直とオーソドックスの構えの矢島。圧をかけて左ハイの心直。矢島は左に回る。矢島は左ロー、ミドル。心直は左ミドル、前蹴り、左ストレート。なおも圧をかけて左ロー。矢島は右ストレート。なおもじりじりと圧をかける、矢島は右ロー。心直は左ハイ。矢島はスイッチして前に出るが、心直はカウンターで左ハイ。矢島はスイッチを繰り返し機をうかがう。前に出る矢島だが、心直は左ハイからのパンチの連打、左ハイ。矢島はふらつきロープにもたれかかるとレフェリーがダウンを宣告。レフェリーが矢島のダメージが大きいと判断。そのまま試合を止めた。

龍聖が久井大夢へのリベンジ目指し8月大会に緊急参戦。ベルトを返上し1989年の猪木さんを思い出させる第1試合から出直し【KNOCK OUT】

2024.07.11 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが7月11日、都内で「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)の出場選手発表会見を開催した。

 6月23日に行われたビッグマッチ「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(東京・国立代々木競技場 第二体育館)でプロ初黒星を喫した龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT)の緊急参戦が発表された。

 龍聖は代々木大会では久井大夢(TEAM TAIMU)と「KNOCK OUT-BLACK スーパーフェザー級王座決定戦」で対戦。1Rに2度のダウンを奪われ、2、3Rと猛反撃を見せたがジャッジ3者とも27-28の0-3で判定負けを喫した。

 会見に同席したKNOCK OUTの山口元気代表は「本人から“どうしても8月4日に試合をしたい”と。8月だけじゃなく全興行で試合がしたいくらいの勢いで言われた」と龍聖の強い希望があったことを明かした。

 龍聖は「6月23日に負けてしまって、本当に悔しくて悔しくてたまらないので、1日でも1秒でも早く久井にやり返したい。リングの上で負けたので取り返すにはリングしかないと思うので、山口さんにお願いして出場させていただくことになった。とにかく早くやり返したい。絶対にリベンジしようと思っているので、そのための動き」とその理由を語った。

鈴木千裕がケガで無念の欠場。代わって安保瑠輝也がパッキャオと対戦へ【超RIZIN.3】

2024.06.28 Vol.Web Original

 RIZINが6月28日、都内で緊急会見を開き「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)と対戦予定だったRIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)の欠場を発表した。

 鈴木の代役として安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が出場することも合わせて発表された。ルールは鈴木戦同様、RIZINスタンディングバウト特別ルール、3分3R。契約体重については68.0kgから69.0kgに変更になっている。

 パッキャオvs鈴木戦は9日に行われた「RIZIN.47」のリング上で電撃発表された。しかしこの時点で鈴木は23日に行われたKNOCK OUTの上半期最大のイベント「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(東京・国立代々木競技場 第二体育館)のメインイベントで初代PRIDEライト級王者の五味隆典(東林間ラスカルジム)とパンチのみのKNOCK OUT特別ルールで対戦することが決定済み。短いスパンの中での立て続けのビッグマッチとあってコンディション作りが一つの課題となっていたのだが、五味戦でもともと痛めていた拳の状態が悪化。試合翌日に検査を受け、骨折が発覚し無念の欠場となった。

 会見で榊原信行CEOは「先般の試合で鈴木千裕選手が右手の人差し指と小指の2カ所を骨折し、全治4カ月の診断が下った。本人も思うところはあると思うが、我々も先日の試合で大きなけがを負うような試合になるとはあまり考えていなかったところもありながら、結果を受けてドクターストップとなった。期待していたファンの皆さんは残念な思いをされていると思うが、このケガを負った状態で鈴木選手をパッキャオの前に立たせるわけにはいかないということで、我々のほうからもドクターストップであることを伝えた。本人も断腸の思いだと思うが、その決定を受け入れて、今回の出場は見合わせることになった」と鈴木の欠場を発表。そして「それを受けてどうするかとなった。安保選手からはかなり前から“パッキャオとやらせてほしい”という気持ちを使えてもらっていたこともあり、すぐに安保選手に連絡した。“やらないわけがないでしょう。俺が代役を買って出る”と二つ返事で鈴木選手の代わりにパッキャオの前に立つことになった」と安保が代役を務めることとなった経緯を説明した。

龍聖に判定勝ちの久井大夢「あそこで倒し切れないのが自分の弱さ」とベストバウト賞を獲得も反省【KNOCK OUT】

2024.06.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(6月23日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の一夜明け会見が6月24日、都内で開催された。

「KNOCK OUT-BLACK スーパーフェザー級王座決定戦」でKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT)を判定で破った久井大夢(TEAM TAIMU)が「あそこで倒し切れないのが自分の弱さ」と反省の弁を口にした。久井は1Rに2度のダウンを奪っての判定勝ちで、すでに保持しているKNOCK OUT-BLACKライト級との2冠王となった。

 久井は「今はほっとしている。勝敗とかベルトを獲れたことももちろんうれしいが、やはり龍聖選手と戦えたことがうれしかった。龍聖選手はスピードも速いし、攻撃も多彩でめっちゃ強かった」などと試合を振り返った。

 1Rに2つのダウンを奪い、ポイントで大きく有利な立場となった久井。そのダウンについては「普段から反復していたことが出たのかなと思う」。その一方で2、3Rは龍聖の猛攻の前にカウンター狙いの展開となったことについては「2と3に関しては申し訳ないと思っている。前日会見でも言ったんですが、勝ちに徹したということ。ベルトもかかっていたし、相手が龍聖選手だったので」と語った。

小笠原瑛作が改めてONE王座獲得に意欲。「彼らが体重を落とせて同じ階級でできるなら勝てる」とロッタン、スーパーレック撃破に自信【KNOCK OUT】

2024.06.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(6月23日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の一夜明け会見が6月24日、都内で開催された。

 タイのオムノーイ・スタジアム・ライト級王者のデーングリアングライ・シンマーウィン(タイ/シンマーウィンジム)を3-0の判定で破ったKNOCK OUT-REDフェザー級王者の小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)が改めてONE Championshipの王座獲得に意欲を見せた。

 小笠原は「ある程度頭でイメージしていた作戦がほぼはまった。冷静に戦えた。もともと技術的な選手と思っていたが、もう少し苦戦するかと思っていた。自分の作戦がはまらないパターンも考えていたが、そこがすんなり通用した。デーングリアングライ選手はONEでも活躍しているし、この前、王座も獲ったし、改めて自分の実力というか、タイ人に通用するところは自信になった」などと試合を振り返った。

 今後については「ONEのベルトを獲りたい。今、KNOCK OUTはムエタイでは日本の最高峰だと思っているし、キックボクシングでも規模的にも日本ではトップになってきた。ここで僕がONEのベルトを持って帰ってきたらKNOCK OUTは世界の最高峰になると思っているし、そこまで引っ張っていきたい」と前日の試合後のマイク同様、ONE Championshipの王座獲りを改めて目標に掲げた。

栗秋祥梧が「UNLIMITEDルール」初挑戦で練習の大切さを知るも練習再開は1か月後【KNOCK OUT】

2024.06.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(6月23日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の一夜明け会見が6月24日、都内で開催された。

 初挑戦となる「UNLIMITEDルール」の一戦で中村優作(TEAM FAUST)に1RKO勝ちを収めた栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が大会MVPを獲得した。

 栗秋は「無事に勝てて、ほっとしている。UNLIMITEDルールの面白さも伝わった試合になったかと思う。初めてだったんですが、めちゃくちゃ楽しかった。純粋に楽しめた」と試合を振り返った。

 試合後には王座の設立もアピールしていたのだが「僕はこのルールにはまっちゃったんで、面白いなと思った。後は会長次第」と今後もUNLIMITEDルールでの試合を希望。

 これにKNOCK OUTの山口元気代表は「祥梧の場合はいい試合をすると次の試合は必ずしょぼい試合をして負ける癖があるので注目してください。これでごまかされちゃダメ。だいたい僕も騙されている(笑)」とジョーク交じりに注意勧告。

元プロボクサーの中島玲が鈴木千裕について「彼はMMA選手としてはすごいがキックボクサーとしてはそこまで強いとは思っていない」【KNOCK OUT】

2024.06.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(6月23日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の一夜明け会見が6月24日、都内で開催された。

 キックボクシング転向2戦目で初勝利を挙げた元プロボクシング日本スーパーウエルター級暫定王者の中島玲(フリー)が「彼はMMA選手としてはすごいがキックボクサーとしてはそこまで強いとは思っていない」と鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)を評した。

 中島はNOCK OUT-REDスーパーライト級王者のバズーカ巧樹(菅原道場)に3RでKO勝ちを収めベストKO賞を獲得した。

 中島は「あの踏み込みのフックツーはずっと狙っていた。いつ、それを当てようかとずっとうかがっていた。アップの時からずっと練習していて、そのまま出た」とKOショットについて振り返り「僕のパンチが当たれば倒せるとは思っていたので、ずっと落ち着いてやるということを心掛けてやっていた」と試合中の心境も明かした。

 今後については「一応、バズーカ選手には勝つには勝ったが、バズーカ選手はヒジありの王者。今回は僕に合わせてくれたと思っているので、バズーカ選手に勝ったから今、僕が王者とかとは思っていない。僕はBLACKルールのほうがいいので、今のBLACKの王者とやりたい」と鈴木の持つKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座へ照準を定めた。

山口元気会長がパッキャオvs鈴木戦に「ジムの会長としてはやめたほうがいいんじゃないかって思っている」【KNOCK OUT】

2024.06.24 Vol.Web Original

 KNOCK OUTの山口元気代表が6月23日、「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる愛弟子の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)とマニー・パッキャオ(フィリピン)の試合について「ジムの会長としてはやめたほうがいいんじゃないかって思っている」などと語った。

 鈴木はこの日行われた「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(東京・国立代々木競技場 第二体育館)のメインイベントでパンチのみのKNOCK OUT特別ルールで五味隆典(東林間ラスカルジム)と対戦し引き分けに終わった。

 山口代表は鈴木の戦いっぷりについて「千裕ってパンチが強みと思われているがパンチじゃないというか。それを当てるための三日月蹴りがあったりと、トータルしてのパンチの強さなので。五味選手は体重もあって、パンチをもらっちゃいけない、もらうと効いちゃうんでなかなか入れなかった。五味選手がうまかった。スイッチファイターでやりづらかったのもあったと思う」などと語った。

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