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白幡裕星が林佑哉を破り復活。王者・黒川瑛斗への挑戦、バンタム級の活性化をアピール【Krush】

2025.01.27 Vol.Web Original
「Krush.170」(1月26日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われたバンタム級戦で白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)と林佑哉(K-1ジム大宮チームレオン)が対戦した。試合は激しい打撃戦となり、白幡が3-0の判定勝ちを収め、バンタム級の活性化をアピールした。
 
 今大会は当初、王者・大夢に長野翔が挑戦する「Krushフライ級タイトルマッチ」がメインで行われる予定だったのだが、長野が病気のためドクターストップがかかり欠場となりタイトル戦が中止に。白幡vs林戦が繰り上がってメインとなった。
 
 2人は昨年行われた「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」に出場し、林は準決勝で、白幡は決勝でそれぞれ黒川瑛斗に敗れており、ともにここで勝って黒川への挑戦をアピールしたいところ。

“DARUMA”健太が元王者の山際和希にKO勝ち。「ウェルター級が盛り上がっていない。トーナメント開催お願いします」とアピール【Krush】

2025.01.27 Vol.Web Original
「Krush.170」(1月26日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでプロ戦績9戦目の“DARUMA”健太(K-1ジム蒲田チームアスラ)が元Krushウェルター級王者の山際和希(谷山ジム)に2RでKO勝ちを収め、ウェルター級の新時代をアピールした。
 
 山際は所属する谷山ジムの興行「Bigbang」が年に4~5大会あることからスケジュールが合わず、今回は2年11カ月ぶりのK-1グループの大会での試合だった。健太は2022年からK-1グループに参戦。初戦こそ敗れたものの、以降3連勝(1KO)でこの日を迎えた。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。山際の右ローにDARUMAがパンチを合わせる。DARUMAは右カーフ、左インロー。DARUMAは踏み込んで右ボディー。山際は右ロー。DARUMAが圧をかけて右ロー、左ボディー。山際は右ロー。DARUMAが左ハイ。DARUMAは右ロー、右カーフ。山際も右ロー。DARUMAは右カーフ。山際の右ローにDARUMAがパンチを合わせる。山際は右ミドル、右ローを返す。DARUMAは左ボディー、左インロー。山際は右ミドル。

元女子アトム級王者の高梨knuckle美穂がゼロからの再スタート。約2年7カ月ぶりとなる復帰戦でMOEに2-1の判定勝ち【Krush】

2025.01.27 Vol.Web Original
 元Krush女子アトム級王者の高梨knuckle美穂(K-1ジム五反田チームキングス)が「Krush.170」(1月26日、東京・後楽園ホール)で約2年7カ月ぶりとなる復帰戦でMOE(若獅子会館)と対戦し、2-1の判定で勝利を収めた。
 
 高梨は2018年9月の「KHAOS.6」のデビュー戦から2022年2月のK-1東京体育館大会まで破竹の10連勝。その間にKrush女子アトム級王座を獲得し。パヤーフォン・アユタヤファイトジムを相手に防衛を果たしている。前戦となった2022年6月のK-1初の女子大会「RING OF VENUS」でエリヴァン・バルトに敗れプロ初黒星。そこからリングを離れていた。
 
 高梨は所属もK-1ジム五反田チームキングスに変更。コスチュームも自身
の名前だけのノースポンサー状態で文字通りゼロからの再スタートとなった。

木村萌那がサイドキックを多用の変則スタイルで元ミネルヴァ王者を翻弄。判定勝ちでデビュー2連勝【Krush】

2025.01.27 Vol.Web Original
 2022年の女子ボクシング世界選手権に出場した木村萌那(K-1ジム目黒TEAM TIGER)が「Krush.170」(1月26日、東京・後楽園ホール)でキック転向2戦目に臨み、3-0の判定勝ちを収め2連勝を飾った。
 
 木村は昨年11月の後楽園大会で荻原愛相手にプロデビュー戦に臨み、1Rに左ストレートの右フックで2度のダウンを奪いKO勝ちを収めた。
 
 この日は元NJKFミネルヴァ ライトフライ級王者のYuka☆(SHINE沖縄)と対戦した。 
 
 1R、サウスポーの木村が左ストレートを立て続けに打ち込む。そして右のサイドキックを顔面に連打。木村は独特のステップを踏み、ガードを下げた半身の体勢からサイドキック、そして左ストレート、左ミドル。Yuka☆は右ミドル。ガードを固めて前に出るYuka☆に木村はサイドキックを連打。そして左ストレート。なおもサイドキックから左ストレート、右ボディー。

2・26「K-1 AWARDS 2024」がABEMAとK-1公式YouTubeチャンネルで完全生中継。MVPは初の海外勢の可能性も

2025.01.20 Vol.Web Original
 K-1グループが1月20日、年間表彰式である「K-1 AWARDS 2024」(2月26日)をテレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA」とK-1公式YouTubeチャンネルで完全生中継することを発表した。
 
「K-1 AWARDS」はK-1グループが開催したプロイベント(K-1、Krush)とK-1アマチュアのすべての大会と出場選手を対象にした年間表彰式。
 
 今年で8年目の開催となり、2017年は武居由樹、2018年は武尊、2019年は江川優生、2020年は木村“フィリップ”ミノル、2021年は野杁正明、2022年は軍司泰斗、2023年は金子晃大が最優秀選手賞(MVP)を獲得している。
 
 MVPの他には最高試合賞、技能賞、敢闘賞、殊勲賞、ベストKO賞などを制定。2020年からはKrush最優秀選手賞(MVP)、Krush最高試合賞(ベストバウト)といったKrushを対象とした賞も設けられている。

ライト級ワンデートーナメントの参戦8選手が決定。児玉兼慎と弘輝があわや乱闘。1階級下から参戦の天野颯大がV宣言【Krush.171】

2025.01.14 Vol.Web Original
 Krushが1月14日、都内で会見を開き「Krush.171」(2月24日、東京・後楽園ホール)での開催が発表されていたライト級のトップファイター8選手によるワンデートーナメント「Krushライト級グランプリ 2025」の参戦選手を発表した。
 
 本戦にエントリーされたのは伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)、西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、弘輝(WORLD TREE GYM)、永澤サムエル聖光(林商店)、昇也(士魂村上塾)、古宮晴(昇龍會)、天野颯大(キング・ムエ)の8選手。この日の会見には西京を除く7選手が出席した。

鈴木勇人が引退をかけて王者ヨードクンポンに挑戦「進退をかける。ここで勝てなければ格闘技人生に先はない」【K-1】

2024.12.25 Vol.Web Original
 K-1が12月25日、都内で会見を開き、2025年の第1弾大会「K-1 WORLD MAX 2025」(2月9日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の第1弾カードを発表した。
 
 今年9月に行われた「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」を制し王者となったヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)を挑戦者に迎え初防衛戦に臨む。
 
 ヨードクンポンはトーナメントでは1回戦でカン・ピナール、準決勝でイオヌット・ポパに連続KO勝ち。決勝では 稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)に2-0で判定勝ちを収めている。鈴木は同トーナメント1回戦でポパと対戦。3Rに右目上からの出血が激しくなりドクターストップによるTKO負けを喫している。
 
 今回の鈴木の挑戦について宮田充プロデューサーは「挑戦者にはいろいろな候補があったが、鈴木選手を選んだ。来年1月で35歳になる。プロキャリア27戦でKrushのスーパー・ライト級王者にも輝いている。9月のトーナメントで1回戦で途中で負傷して試合続行不可能でドクターストップでTKO負けとなってしまったが、内容的にはこれからというところだった。あの無念はできるだけ早くはらしてあげたいと思った。年齢的な部分もある。鈴木選手やジムからも“いつでもいいから早くチャンスをくれ”と言われた。いろいろな候補がいる中で浪花節になるかもしれないが鈴木選手にチャンスをあげたいと思った。そこでどうなるかでスーパー・ライト級の次の展開を考えている」などと説明した。
 
 会見には鈴木のみが出席。「率直にうれしく思っている。トーナメントでああいうふがいない結果に終わり、正直、トーナメントにかけていたので負けたら引退しようと思っていたが、血がたくさん出て試合が終わってしまった。自分でもすっきりしない感じで、これからどうしようかと考えているうちにこうやってチャンスをいただいた。タイトル戦を組んでもらったからには王者になろうと思っている。2月9日は自分が王者になる」と語った。

菅原美優が返上したベルトをかけて王座決定トーナメント。他団体の日本人に1枠開放と聞いた松谷綺が「RISEの宮﨑小雪選手と戦いたい」【K-1】

2024.12.25 Vol.Web Original
 K-1が12月25日、都内で会見を開き、2025年の第1弾大会「K-1 WORLD MAX 2025」(2月9日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の第1弾カードを発表した。
 
 先日、K-1引退を発表した菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)の王座返上に伴う「K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント」が開催される。
 
 トーナメントは4選手で行い、現Krush女子アトム級王者の松谷綺(ALONZA ABLAZE)の出場は確定。残る3枠について宮田充プロデューサーは「それ以外の3選手は現時点では外国人を考えている。松谷選手vs世界のイメージ」という考えを示す一方で、「ただ、4人トーナメントの1枠はあえて他団体でもし我こそはという選手がいれば、他団体の日本人選手も考えたい。僕としては“あの選手に出てほしい”というのはあるが名前は挙げない。年末まで待ってみて、年明けに正式にメンバーと組み合わせを発表したい」と国内の他団体の選手に門戸を開放する考えがあることを明かした。

2月大会で後楽園ホール史上初のワンデートーナメントをライト級で開催【Krush】

2024.12.23 Vol.Web Original
 K-1グループ「Krush」の会見が12月23日、都内で開催された。宮田充プロデューサーが来年2月24日に東京・後楽園ホールで開催される「Krush.171」でライト級のトップファイター8選手によるワンデートーナメント「Krushライト級グランプリ 2025」を開催することを発表した。
 
 トーナメントは1回戦から決勝まで7試合、リザーブファイトも1~2試合行う予定でトーナメント関連だけで8~9試合となる。合間に何試合かは挟むことになるが、ほぼトーナメント一色で染められる大会となりそうだ。
 
 長くこの業界で活動する宮田氏にして「調べたわけではないが、後楽園ホールで8人のワンデートーナメントを開催したことは多分ないと思う」とのことで「Krush史上初、後楽園ホール史上初」と胸を張った。
 
 選手についてはK-1グループはもちろん、他団体からの参戦もOK。「Xでもなんでもいいので名乗りを挙げてほしい。こちらから枠を決めることはない。まだ参戦したことのない選手もOKだし、下の階級から上げてきてもOK。他ジャンルの選手でも」と広く門戸を開放する。10人以上の選手が手を挙げた場合には実績やインパクトを考慮したうえで選考するという。組み合わせについては選手が枠を選ぶ形の公開抽選を行う。「ファイトマネーの他にも賞金を出したい」とのことで大会協賛も募っていく。
 
 なおKrushライト級王者の大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)については11月の名古屋大会でトーマス・アギーレに敗れ、現在、次戦については「これから相談する段階」とのことで出場を義務付けることはしないが、大岩に参戦の意思があれば出場となるもようだ。

約2年7カ月ぶりの復帰戦に臨む高梨knuckle美穂「世界に行きたい。1月26日は思い切り暴れたい」【Krush】

2024.12.23 Vol.Web Original
 K-1グループの「Krush」の会見が12月23日、都内で行われた。来年1月26日に東京・後楽園ホールで行われる「Krush.170」で約2年7カ月ぶりの復帰戦に臨む高梨knuckle美穂(K-1ジム五反田チームキングス)が「1月26日は思い切り暴れたい」と意欲を見せた。
 
 高梨は2018年9月の「KHAOS.6」のデビューから2022年2月のK-1東京体育館大会まで破竹の10連勝。その間にKrush女子アトム級王座を獲得。パヤーフォン・アユタヤファイトジムを相手に防衛を果たしている。前戦となった2022年6月のK-1初の女子大会「RING OF VENUS」ではミニマム級に階級を上げエリヴァン・バルト(トルコ/Dersim Kickboks)と対戦するも判定で敗れ、プロ初黒星。そこからリングを離れ、今回が約2年7カ月ぶりの復帰戦でMOE(若獅子会館)と対戦する。MOEも昨年4月の「Krush~RING OF VENUS~」以来の復帰戦となる。
 
 高梨は会見で「2年半の間、日常も練習も全てかけて、自分を見つめてやってきた。1月の試合が楽しみ」と語った。
 
 ここまでの2年半という時間が空いたことについては「自分自身、中途半端にやりたくなかった。前回負けた原因をちゃんと理解してから臨みたかったので、2年半という長い時間が空いてしまった。でも今は完璧に仕上げている」と明かした。

初防衛戦の王者・大夢「当日はレベルの差が分かる」、挑戦者の長野翔「1月26日は俺が王者になる日」【Krush】

2024.12.23 Vol.Web Original
「Krush.170」(2025年1月26日、東京・後楽園ホール)で行われる「Krushフライ級タイトルマッチ」で対戦することが発表されている王者・大夢(WIZARDキックボクシングジム)と長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が12月23日、都内で行われた会見に出席した。
 
 2人は昨年5月に行われた「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」の準決勝で対戦し、大夢が判定勝ち。大夢は決勝で大鹿統毅に敗れ王座獲得はならなかったが、今年1月に大鹿を破り王者となっていた悠斗をKOで破り第4代王者となった。長野は大夢に敗れた後、4連勝で今回のタイトル挑戦にこぎつけた。
 
 長野は「ここまで長かったが、1月26日は俺が王者になる日だと思っている。今まで8戦やって唯一負けた相手が、今王者として一番上にいることに感謝したい。1月26日は敬意をもってぶっ倒しに行く」、大夢については「戦った時は、もう1回やれば勝てると思ったが、この前の試合を見て、戦い方が完成しているなと思った。シンプルに強いなと思ったが勝てなくはないなと思っている」などと語った。
 
 大夢は「長野選手は勢いがあって、僕の全て奪いに来ると思っているので、僕もベルトを守れるようにしっかり準備したい」、長野については「初めてやった時も今も変わらず。試合ではしっかりパンチでダウンを奪っている。その当て勘はレベルアップしていると思う。そこを警戒」と言いつつも「当日はレベルの差が分かるのかなと思う」と自信を見せた。

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