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元フライ級王者の大鹿統毅が再起戦で3度のダウンを奪う圧倒の判定勝ち【Krush】

2024.09.29 Vol.Web Original
「Krush.165」(9月28日、東京・後楽園ホール)で元Krushフライ級王者の大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)が王座陥落した昨年10月以来の試合で山浦力也(北斗会館)と対戦した。試合は大鹿が計3度のダウンを奪った上での判定勝ちを収め、再起を果たした。
 
 大鹿は昨年5月に行われた第2代フライ級王座決定トーナメントで山脇飛翼、大夢を破り王座を獲得。しかし昨年10月の初防衛戦で悠斗に壮絶なKO負けを喫し王座を失った。今回はスーパー・バンタム級に一気に2階級上げての試合だった。

古豪ゴンナパーが3つのダウンを奪って新鋭・上野空大を粉砕。試合後には計量オーバーを謝罪【Krush】

2024.09.29 Vol. Web Original
「Krush.165」(9月28日、東京・後楽園ホール)で元K-1 WORLD GPライト級、元Krushライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)と二十歳の新鋭・上野空大(kickboxing gym SHINYUUKI+)が対戦し、ゴンナパーが3つのダウンを奪い、3RでTKO勝ちを収めた。
 
 ゴンナパーは7月のK-1で与座優貴に1RでKO負けを喫して以来の再起戦。上野は同じ大会でプレリミナリーファイトに出場し、河北“KONG”光生に1RでKO勝ちを収め、プロ戦績を4戦4勝とした。
 
 上野にとってはキャリアで勝るゴンナパーを破れば一気にK-1グループのライト級のトップ戦線に躍り出るチャンスの試合だった。

松谷綺が「防衛戦をしない王者ってどうなのかと思う」とワンマッチからタイトル戦への変更を直訴【Krush】

2024.09.25 Vol. Web Original
「Krush.167」(11月16日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が9月25日、都内で行われた。
 
 Krush女子アトム級の松谷綺(ALONZA ABLAZE)と女子フライ級の池内紀子(POWER OF DREAM)の現王者2人と元ライト級王者の里見柚己(team NOVA)が海外の強豪を相手に国際戦に臨むことが発表された。
 
 松谷はK-1での前戦に続く国際戦でガブリエル・デ・ラモス(フィリピン/Muay U)と対戦する。
 
 松谷は「今回も国際戦。Krush王者の強さを見せて、圧倒して勝ちたい」と語る。今大会では女子の試合が4試合も組まれるのだが「女子の中でもそうだが、男子に比べても負けないくらい目立ちたい」ときっぱり。
 
「自分の動きを出せれば倒せると思っている」「フィジカル面を強化してきて、体がだんだんでかくなってきて、パワーもついたと思う」とのことでミドルキック一発で会場をどよめかせる自信を見せた。
 
 会見の最後に「宮田さんに提案なんですが」と切り出すと「王者としてベルトを防衛しない王者ってどうなのかなと思っていて。自分がベルトを獲ったのが去年の11月。ちょうど1年くらい経つ。いろいろ王者がいますが、1年経つのに防衛戦をやらないのはどうかと思うし、今回、強豪の選手が来てくれるということで、世界最高峰の団体を証明するためにも今回、タイトル戦にしてもらえないかと」とタイトル戦への変更をアピール。
 
 宮田充プロデューサーは「行けるんじゃないかと思う」とタイトル戦への変更への含みを持たせた。

女子ボクシングで世界選手権に出場の木村萌那がK-1参戦「6オンスで人を殴るのは楽しみ」【Krush】

2024.09.25 Vol. Web Original
 2022年の女子ボクシング世界選手権大会に出場した木村萌那(K-1ジム目黒TEAM TIGER)が9月25日、キックボクシングに転向することを発表した。K-1グループを主戦場に王者を目指す。
 
 この日、K-1グループは「Krush.167」(11月16日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見を都内で開催。木村が今大会でデビュー戦を行うことが発表された。対戦相手は後日改めて発表される。
 
 木村は幼少期から空手を始め「JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会」で第3回〜第9回にかけて7連覇を達成。小学4年生から五輪出場を目指しボクシングを始め、「第30回全国高等学校ボクシング選抜大会」で女子ライト級優勝(大会優秀選手賞 受賞)、「全日本女子ボクシング選手権大会」では第17回と第18回で女子ジュニア フェザー級で優勝、「第20回全日本ボクシング選手権大会」では女子バンタム級で準優勝を果たしている。2019年には「アジアユース選手権大会」、2022年には「女子ボクシング世界選手権大会」に日本代表として国際大会にも出場している。

小田尋久が判定勝ちでの王座獲得に「0点の試合」と反省も「世界のマッスルタンクに成長していく」【Krush】

2024.08.19 Vol.Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・決勝戦」で小田尋久(TEAM3K)が璃久(HIGHSPEED GYM)を3-0の判定で破り王座を獲得した。

 今回のトーナメントは前王者ジョーダン・ピケオーの王座返上に伴うもの。5月の後楽園大会で準決勝が行われ、小田は森田奈男樹にKO勝ち、璃久は藤村大輔に判定勝ちを収め、この日の決勝に駒を進めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。璃久の右ハイに小田は右ロー。璃久の右ハイに小田は右ロー。璃久は右カーフ。小田は左ジャブ。小田の右ローは重い。璃久も右ローを返す。小田は左右のロー。璃久の右ハイはガード。小田は詰めて左ボディーストレート。璃久の左インローに小田も左インロー。小田の右ローに璃久も右ロー。終了間際、小田は詰めて強烈な右フック、右ミドル。

塚本拓真が不可思からダウンを奪っての判定勝ち。元K-1王者・山崎秀晃とのKrushでの対戦をアピール【Krush】

2024.08.19 Vol.Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたスーパー・ライト級戦で塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が不可思(クロスポイント吉祥寺)にダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。

 塚本はプロ戦績16戦 8勝(2KO) 6敗2分の26歳。不可思はプロ戦績67戦 44勝(21KO) 20敗 3分でKING OF KNOCK OUTスーパーライト級王座など5つの王座の獲得歴があるトップファイターとあって、塚本にとっては今後に向けて大きな勝利となった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけて右ハイは塚本。不可思の入るところに右ミドル、ジャブの塚本。不可思は右ロー、右ストレート。塚本も右ロー。不可思のパンチに塚本がカウンターで右ハイ。不可思は右ローからパンチへつなげる。塚本は右ハイ、右ミドル、右ローを打ち分ける。圧をかける塚本に不可思は右ロー。塚本のキックに右ストレートの不可思。不可思のパンチに右ハイを合わせる塚本。不可思は右ロー。塚本は右ハイ。コーナーに詰められた不可思がにやりと笑い“打ってこい”のジェスチャー。塚本が出たところにパンチを合わせに行く不可思。塚本は前蹴りで不可思を吹っ飛ばす。そしてパンチにつなげる。距離を制したのは塚本。

元王者が揃ってKO勝ちで復活。西京佑馬「大きい舞台でまた試合をしたい」、里見柚己「こういう試合をずっと続けていく」【Krush】

2024.08.19 Vol.Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)で2人の元王者がKO勝ちで再起戦を飾った。

 第5試合のライト級戦では元スーパー・フェザー級王者の西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が加藤港(WSRフェアテックス三ノ輪)を相手に約2年ぶりのぶりとなる試合に臨んだ。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけてパンチの加藤をかわして西京が左フック。加藤はパンチを出すが、西京はバックステップ。加藤のジャブに西京がカウンターでワンツー。そして右ロー。西京が圧をかけて左ジャブ、右ロー、ワンツー。西京は前蹴り、右カーフで加藤を入らせない。終了間際に西京が右ハイ、右カーフで加藤を翻弄。

谷川聖哉がRUIに1RKO勝ちでK-1大阪大会に弾み。「日本人の誇りを持って世界と戦っていく」【Krush】

2024.08.19 Vol.Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)で行われたクルーザー級戦で谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とRUI(K-1ジム福岡チームbeginning)が対戦し、谷川が1RでKO勝ちを収めた。

 谷川は2021年の「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」、2022年の「K-1無差別級トーナメント」ではともに決勝に進出するなど重量級のトップ戦線で活躍してきたが、前戦では階級を下げ「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」に参戦。しかし準決勝でKO負けを喫し、今回は再び重量級に戻しての参戦となる。

 RUIは2019年に行われた「初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」で決勝に進出するなど一時はK-1グループのクルーザー級のトップ戦線で活躍するも、2020年のANIMAL☆KOJI戦から5連敗を喫するなど低迷。今回は約2年4カ月ぶりのK-1グループ復帰となる。RUIはこの間、昨年2月にはKPKB(九州プロキックボクシング)ヘビー級王座を獲得している。

大阪対決の小田尋久と璃久「頑張るのは当たり前。試合で見せるしかない」に宮田Pが檄「帰ってしまった人が後悔するような試合をすればいい」【Krush】

2024.08.17 Vol. Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月17日、都内で開催された。

 メインイベントで行われる「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・決勝戦」で対戦する小田尋久(TEAM3K)は69.8kg、璃久(HIGHSPEED GYM)は最初に量りに乗った際は70.05kgだったものの、公式計量中に体重を落とし70.00kgでともに規定体重をクリアした。

 同トーナメントは5月の後楽園大会で準決勝が行われ、小田尋久(TEAM3K)は森田奈男樹(エイワスポーツジム)にKO勝ち、璃久(HIGHSPEED GYM)は藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定勝ちを収め、決勝に駒を進めた。

 会見の冒頭、璃久は「意気込みとかは別にあまりないが、明日はタイトル戦なので今までやってきたことを全部出して僕が王者になろうと思っている」、小田は「明日のためにしっかり仕上げてきたので、ぶっ倒して王者になろうと思う」と語る。

 大阪の2選手でメインを務めることになるのだが璃久は「正直、このトーナメントは全然注目されてない。不可思選手とか里見選手のほうが絶対おもろい試合をするだろうし、華があって、ああいう人たちが会見で“頑張ります”とか言うほうが絶対にかっこいい。僕らはメインを任されて“頑張ります”は当たり前。僕らにしか出されへん味を2人で出して、2人でバチバチに行きたいと思っているんですが、正直、この会見もなんか…。いろいろ質問してくれるが、おもろいですか? おもろい感じって小田君無理じゃないですか。だから試合で見せるしかない。僕らは華もないし。メインを任されたからにはしっかりやって。別に会見でどうこうはないです」とややナーバスな語り口。

KO決着必至。不可思「倒して強さを見せる」、塚本拓真「過去一の不可思選手に勝つことに意味がある」【Krush】

2024.08.17 Vol. Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月17日、都内で開催された。

 セミファイナルで行われるスーパー・ライト級戦で対戦する不可思(クロスポイント吉祥寺)と塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)はともに64.9kgで規定体重をクリアした。

 不可思はK-1グループには昨年7月のジン・シジュン戦以来の出場。昨年11月にはKNOCK OUTでオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチでデンサヤーム・ウィラサクレックと対戦し、判定負けを喫している。

 塚本は4月の後楽園大会で行われた「K-1×Krushスーパー・ライト級4対4マッチ」にKrush軍として出場。ゴンナパー・ウィラサクレックを相手に激闘を展開した末に判定で敗れ。今回はそれ以来の試合となる。

 計量後の会見で塚本は「調子はいい。不可思選手も調子がよさそう。明日は最高の試合ができると思う」、不可思は「過去最高の自分を作ってきた。明日はいい戦いを見せられると思う」とそれぞれ語った。

大岩龍矢が4度目の正直で王座獲得。「王者になったんで言いたいことを言っていく。まずは名古屋にKrushを持っていく」【Krush】

2024.07.28 Vol.Web Original

「Krush.163」(7月27日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「Krushライト級タイトルマッチ」で挑戦者の大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が王者の伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)を破り王座を獲得した。

 大岩はこの日が4度目の王座挑戦だった。伊藤は今年2月に里見柚己を破り、王座を獲得。今回が初防衛戦だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ともにローから。大岩が左ミドル。伊藤はジャブで前に。大岩はバックステップでかわす。大岩の右カーフで伊藤がバランスを崩す。大岩は左ミドル、右カーフで追撃。伊藤も前に出るが大岩はバックステップ。そして右カーフ。大岩は圧をかける。伊藤は右ロー、そして右フック。大岩が右ボディーストレート。そして詰めて右カーフ。なおも詰めてパンチを連打。伊藤も右カーフ。大岩は右フック。伊藤は左ボディー。じりじり圧をかける大岩。

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