「Krush.163」(7月27日、東京・後楽園ホール)で「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」の準決勝が行われた。
今回の王座決定トーナメントは前王者・池田幸司の王座返上に伴うもの。
準決勝第2試合に予定されていた白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)vs 峯大樹(若獅子会館)の一戦は峯が脱水症状でドクターストップがかかり、前日計量に参加することができず、白幡の不戦勝となり10月に行われる決勝に駒を進めた。
「Krush.163」(7月27日、東京・後楽園ホール)で「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」の準決勝が行われた。
今回の王座決定トーナメントは前王者・池田幸司の王座返上に伴うもの。
準決勝第2試合に予定されていた白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)vs 峯大樹(若獅子会館)の一戦は峯が脱水症状でドクターストップがかかり、前日計量に参加することができず、白幡の不戦勝となり10月に行われる決勝に駒を進めた。
元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の心直(REON Fighting Sports GYM)が「Krush.163」(7月27日、東京・後楽園ホール)で矢島直弥(TSKjapan)にKO勝ちを収め、K-1グループでの初勝利を挙げた。
2人は当初、3月大会で対戦の予定だったのだが、心直が急性気管支炎と診断され欠場に。矢島は安尾瑠輝と対戦しKO負けを喫した。心直は昨年9月にK-1に参戦も池田幸司にKO負け、11月にはKrushで壬生狼一輝にKO負けと2連敗。ともにK-1グループでの初勝利をかけた試合となった。
1R、サウスポーの心直とオーソドックスの構えの矢島。圧をかけて左ハイの心直。矢島は左に回る。矢島は左ロー、ミドル。心直は左ミドル、前蹴り、左ストレート。なおも圧をかけて左ロー。矢島は右ストレート。なおもじりじりと圧をかける、矢島は右ロー。心直は左ハイ。矢島はスイッチして前に出るが、心直はカウンターで左ハイ。矢島はスイッチを繰り返し機をうかがう。前に出る矢島だが、心直は左ハイからのパンチの連打、左ハイ。矢島はふらつきロープにもたれかかるとレフェリーがダウンを宣告。レフェリーが矢島のダメージが大きいと判断。そのまま試合を止めた。
「Krush.162」(6月23日、東京・後楽園ホール)で「第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ石田龍大(POWER OF DREAM)と橋本雷汰(ALONZA ABLAZE)が勝ち上がり、9月28日の「Krush.165」で王座をかけて対戦することとなった。
今回のトーナメントは前王者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)が3月26日付でK-1との契約を終了し、それに伴い王座を返上したことに伴い、開催されるもの。
準決勝第1試合で石田は“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)と対戦した。
「Krush.162」(6月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」決勝戦で神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)とブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)が対戦し、ブハリが判定勝ちを収め、初代王者に輝いた。
3月の「Krush.159」で行われた準決勝では神保はYOHAN(T.K.F)に、ブハリは谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)にともに判定勝ちを収め、この日の決勝に駒を進めていた。また2人は2021年5月にK-1のリングで対戦し、神保が1RでKO勝ちを収めている。
1R、ともにオーソドックスの構え。神保はガードのすき間から的確に左ジャブを刺し、ワンツー。ブハリは右カーフ、ワンツー。神保が前蹴りからパンチを出すところにブハリはカウンターで左ジャブ。神保は左右のフック。ブハリはガードをしっかり固める。ブハリもガードをこじ開けるようなジャブから右ストレート。神保は左右のボディーストレートからロー。ブハリも右ストレート。
K-1ファイターで元Krushフライ級王者の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が6月2日、都内で初のファンイベントを開催した。
イベントでは「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)から開幕する「-55kg世界最強決定トーナメント」への決意を語る中でK-1グループのバンタム級2トップの金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)、玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)について「1回戦で勝てば玖村選手が上がってくると思うが、金子選手より玖村選手のほうがやりやすい。勝てるんじゃないかという自信がある」と玖村戦への自信を見せた。
トーナメントについては「自分が今見てもとんでもないメンバー。でも出るからには結果を残したい。勝つ気でいる」と語り、今回の大抜擢については「最初は池田(幸司)選手が返上したKrushの53kgのトーナメントへの出場が決まっていたが、急きょ55kgのトーナメントに出てくれというオファーがあった。最初はびっくりした。55kgでまだ一戦もしていないのに、なんで俺が?と。でも逆に言えばチャンスだと思った」などと参戦の経緯を明かした。
「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、小田尋久(TEAM3K)と璃久(HIGHSPEED GYM)が勝利を収めた。2人は8月18日の後楽園ホール大会で王座をかけて対戦する。
璃久はメインで行われた準決勝第2試合で藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦した。
1R、ともにオーソドックスの構え。いきなり右ハイの璃久。圧をかける藤村がジャブ。璃久は右カーフからパンチの連打。藤村は左ミドル。圧をかける藤村に璃久は右カーフ。前に出る璃久に藤村が左ジャブから右カーフ。圧をかけて藤村がワンツー。璃久は右ハイからパンチの連打、そして右カーフ。藤村は左ミドル。璃久がパンチの連打。藤村も右カーフ。璃久が詰めて近い距離でパンチを放つが、藤村は強烈な右フック。
「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、小田尋久(TEAM3K)と璃久(HIGHSPEED GYM)が勝利を収めた。2人は8月18日の後楽園ホール大会で王座をかけて対戦する。
小田はセミファイナルで行われた準決勝第1試合で森田奈男樹(エイワスポーツジム)と対戦した。
1R、ともにオーソドックスの構え。森田が右ロー、左ミドル。小田のローにパンチを合わせる。小田は圧をかけてミドル。森田もロー、ミドル。小田は圧をかけて右フック。森田はローからワンツー。小田はスイッチを繰り返しチャンスをうかがう。森田のローにパンチを合わせに行く小田。圧をかける小田に森田はローからパンチ。小田もミドルからパンチ。小田は圧をかけ左フック。終了間際、小田が右フック。
「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月25日、都内で行われた。
今大会では前王者ジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)の王座返上に伴い開催される「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われる。準決勝第1試合の森田奈男樹(エイワスポーツジム)は69.9kg、小田尋久(TEAM3K)は69.55kg、準決勝第2試合の藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は69.8kg、璃久(HIGHSPEED GYM)は70.0kgで4選手とも規定体重をクリアした。勝者2名は8月18日の後楽園ホール大会で決勝を戦う。
今大会はタイトル戦が行われず、この2試合がセミファイナルとメインイベントとなる。
小田は「明日は一番盛り上がる試合を見せて、自分の筋肉と試合で会場を爆発させたい」、森田は「コンディションもばっちり。明日はいい試合を見せたい」、璃久は「明日は藤村さんとメイン。初めてのメインなので、そこを任されたからには2人で思い切り殴り合って、倒すか倒されるかで締めたい」、藤村「フェイストゥフェイスで璃久選手はすごいいい顔をしていた。僕も最高の準備ができているので、その辺をしっかり見ていただければ」などとそれぞれ語った。
K-1 WORLD GPライト級王者の与座優貴(team VASILEUS)が5月22日、3月に対戦したRISEライト級王者の中村寛(BK GYM)との再戦について「話が進まないというのはそういうことだと思う」などと語った。
2人はRISEの年間最大のイベント「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)で行われた「RISE×K-1対抗戦」で対戦。3Rに与座が放ったバックスピンキックがローブローかどうか微妙な判定の中、与座がKO勝ち。後日、中村陣営から異議申し立てがあり、試合結果がKOから負傷判定での与座の勝ちに変更されている。
与座は試合後から再戦を口にしていたのだが、中村は「別にやりたいとはあまり思っていない」などと発言するなど気乗り薄。
この日、与座は「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の追加カードを発表会見に出席した際に「自分はいつでも再戦する気ではいるし、話があればいつでもやる。ただ、話が進まないというのはそういうことだと思う。まあ、お互い目指すものが違うのかなと今は思っている。その中で自分の信じる道を進もうかなと今は切り替えたというか、そう思っている」などと状況を説明した。
K-1が5月22日、都内で会見を開き「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の追加カードを発表した。
Krush女子アトム級王者の松谷綺(ALONZA ABLAZE)が王座戴冠後の初戦でK-1参戦を果たし、韓国のチョン・ユジョン(BAEBANG KANGSUNG GYM)と対戦する。
松谷は昨年7月のK-1では前K-1 WORLD GP女子アトム級王者のパヤーフォン・バンチャメークに延長にもつれ込む接戦の末、判定勝ち。11月のKrushで奥脇奈々を破り、Krush王座を獲得した。
ユジュンはプロ戦績が10戦7勝3敗の18歳のファイター。これまでにRfresh女子−50kg王座を獲得している。
冒頭、Krushの宮田充プロデューサーが「王座獲得後、マッチメイクされていなかった。Krushで防衛戦ということも考えたが、7月7日に抜擢しようということになった。こうなった背景についてはK-1女子アトム級王者の菅原美優選手が即引退というわけではないが“長くファイターはやらない“ということを発信している。K-1グループの女子は3階級で王者を認定しているが、松谷選手は6月1日で21歳。若い松谷選手をどんどん大きい舞台に引っ張り上げようというのが今回の狙い」などと今回のマッチメイクの意図を説明。
K-1のカルロス菊田プロデューサーとKrushの宮田充プロデューサーが5月15日、「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の未発表カードについて説明を行った。
この日は当初は同大会のカード発表会見が行われる予定だったが直前になって中止となり「K-1ガールズ 2024」お披露目会見のみが行われ、お披露目会見後にカルロス氏と宮田氏が囲み取材に応じた。
同大会では「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント」の決勝ラウンドが行われるのだが、注目のワイルドカードは未発表。カルロス氏は「言いたいんですが言えないんです。でもメディアの皆さんもファンの皆さんも“ああ”と知っている名前なんですが、まだ交渉中の部分がある。彼らがK-1に出るだけではなく、ここでは言えない周辺の事情がたくさんある。ただ月内にはと思っている。皆さんが知ってる名前」と説明。宮田氏が「3~4選手に絞られている」と補足した。宮田氏は「日本人はぎりぎりあるかも」とも語るが、ほぼ外国人選手で決定のよう。