28日のPARADEには過去最高の1万人が参加の見込み
ゴールデンウィークの恒例行事となった「東京レインボープライド2019」が今年は4月27日~5月6日に開催される。
日本初のプライドパレードが行われたのが1994年で今年はそこから25年という節目の年。今年は「改めて原点に立ち戻ろう」という想いを込めて「I HAVE PRIDE あるがままを誇ろう。」というテーマが掲げられた。
すっかり「アジア最大級」と名乗ってもおかしくないほどの大規模なイベントとなった東京レインボープライド。この10日間は東京を中心に全国各地でトーク・ライブ・DJイベントなどが行われる。
中でもメーンとなるのが28、29日に代々木公園で開催される「PRIDE FESTIVAL」と28日に渋谷から原宿にかけて行われる「PRIDE PARADE」。
今年のPARADEのフロート(梯団)の申し込み数は昨年の「37」を大幅に上回る「52」となり、パレード参加者数も過去最高の1万人規模(昨年は7000人)となる見込み。
またPRIDE FESTIVAL会場となる代々木公園イベント広場内には昨年の190を超える「223」ものブース出展が決まるなど協賛企業等の注目も高まり、イベント総動員数も昨年の約15万人を大きく超える見込みとなっている。
代々木公園野外ステージで行われるライブイベントには28日にはm-flo、清貴、GAYSHA GALs、29日には青山テルマ、さかいゆう、佐藤タイジ+辻コースケ、清水ミチコ、水曜日のカンパネラ、中村中、八方不美人、星屑スキャット、RYUCHELL(りゅうちぇる)らが出演。観覧は無料となってはいるが、多くのファンが詰めかけることが予想される。
このほかにもクラブイベントやトークセッションが数多く開催される。特にトークイベントでは、LGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティーを取り巻く日本の状況などを知ることができるテーマも多く用意されている。