「ウォリアーボーナス」も獲得
アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」の登竜門的大会である「ONE WARRIOS SERIES:日本vs.世界」(10月5日、東京・渋谷/ベルサール渋谷ガーデン)が開催され、総合格闘技、キックボクシング、ムエタイの全15試合が行われた。
今大会には日本のジョシカク戦士が3人出場。結果は明暗を分けたが会場を大きく沸かせる試合を展開した。
第4試合のアトム級戦に出場した鈴木祐子はマレーシアのエディラー・ヨハニーと対戦。
1R、ヨハニーの周りをサークリングする鈴木だったが、ここでヨハニーの右ストレートが鈴木の顔面にクリーンヒット。ぐらりとした鈴木は後ずさりコーナー下で尻もちをつく。ここでヨハニーがパンチの連打でラッシュをかけるが、蘇生した鈴木はタックルでしのぐと逆にスタンドでロープに押し込みバックを取りかける。ヨハニーはロープ伝いに逃げるが鈴木は逃さずテイクダウンに成功すると上を取ってハーフガードからマウントに移行。パウンドを落としてから左腕をキャッチして腕十字を決める。ヨハニーは反転してしのぐも鈴木がなおも絞り上げるとたまらずタップした。
鈴木はこの勝利でONE WARRIOR SERIEで2勝1敗。また試合内容が評価され「ウォリアー・ボーナス」を獲得した。