いま最も面白い漫才師を決める『M-1グランプリ2023』の決勝に進む9組が12月7日決まった。決勝進出を決めたのは、ダンビラムーチョ、カベポスター、くらげ、マユリカ、ヤーレンズ、真空ジェシカ、さや香、令和ロマン、モグライダー。この9組に、24日の決勝当日に行われる敗者復活戦を勝ち抜いた1組を加えた10組が決勝に進み、渾身の漫才で王者の座と優勝賞金1000万円を争う。
決勝進出を決めた9組のうち、真空ジェシカ、モグライダー、さや香、カベポスターを除く5組が決勝初進出となる。
いま最も面白い漫才師を決める『M-1グランプリ2023』の決勝に進む9組が12月7日決まった。決勝進出を決めたのは、ダンビラムーチョ、カベポスター、くらげ、マユリカ、ヤーレンズ、真空ジェシカ、さや香、令和ロマン、モグライダー。この9組に、24日の決勝当日に行われる敗者復活戦を勝ち抜いた1組を加えた10組が決勝に進み、渾身の漫才で王者の座と優勝賞金1000万円を争う。
決勝進出を決めた9組のうち、真空ジェシカ、モグライダー、さや香、カベポスターを除く5組が決勝初進出となる。
日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ 2023」の準決勝に進出する30組が決定した。準決勝は12月7日に行われ、そのなかの勝者が同24日に開催される決勝戦、もしくは敗者復活戦へと進み、王座を目指す。
準決勝進出は以下の通り。
真空ジェシカ、フースーヤ、 ヘンダーソン、ママタルト、 ぎょうぶ、 オズワルド、 豪快キャプテン、バッテリィズ、エバース、 令和ロマン、 シシガシラ、 ダンビラムーチョ、くらげ、ナイチンゲールダンス、ななまがり、 モグライダー、 きしたかの、 ヤーレンズ、 マユリカ、 鬼としみちゃむ、 さや香、 トム・ブラウン、 ダイタク、 カベポスター、 ロングコートダディ、 華山、 ドーナツ・ピーナツ、 20世紀、 ニッポンの社長、 スタミナパン 。
準々決勝者のなかから1組選ばれるワイルドカードの投票は11月27日から12月1日に行われる。
7日の準決勝後には決勝進出者記者会見が行われる。その様子はTVerスペシャルライブで生配信される。配信は21時30分開始予定。
「M-1グランプリ 2023」は史上最多となる8540組がエントリーした。
いま最も面白い漫才師を決める「M-1グランプリ2023」の開催会見が27日、都内で行われ、現チャンピオンのウエストランドが登壇した。
優勝後の変化を聞かれると井口浩之は「ありがたいことにいろいろお仕事もさせていただいたんですが、ネタがネタだっただけに、会う人会う人、気まずい。グラビアの人とか、YouTuberとか」
一方、河本太は「去年1年(M-1で優勝するまでは)ほとんどテレビに出ていなかった。優勝してからコンビで呼んでいただくことが増えたんですが、また井口一人の稼働が増えてきて、今は適度にお休みをいただいています」
井口はこの日も深夜まで一人の仕事があるというが、河本は「この後はオフ。少し太ってきたので、今日は(会見会場のある)渋谷から阿佐ヶ谷まで歩いて帰ろうと思っています」
「悠々自適」な1日を送っているように見える河本に対し、井口は「一番いい過ごし方をしている。お仕事もあって、休んで、誰にも気づかれずに街を歩ける」。司会の川島明も「そんな経験しているのはパペットマペットぐらいだと思いますよ!」と笑っていた。
お笑いコンビのぺこぱが22日、渋谷区のWITH HARAJUKUで行われた、体験エンターテイメント「価値観パーラー with」(23~25日)のオープニングイベントに登場した。恋活・婚活アプリ「with」による期間限定のイベントで、恋愛シーンにおける理想や感情を特製のパフェやドリンクで可視化し提供する。イベントでは、シュウペイはオープニングスタッフとしてパフェを運び、松陰寺太勇は客となって価値観パーラーを体験した。
パーラーは、劇場型コンテンツを鑑賞したうえで、「注文したメニューがなかなか届かない」「自分の好みと違うお店で、感想を求められる」などデートシーンにありがちなシチュエーションでの選択によってパフェなどが作られ、提供されるというシステム。
松陰寺が問われたのは「注文したメニューがなかなか届かない」というケース。ストレートに「だいぶ前に頼んだんだけど……」と店員に呼びかけた松陰寺は情熱的で恋愛熱量が高めな「イチゴパフェ」タイプ。「振られはしましたけど好きな子にオリジナル曲を作ったことがあります。好きな人ができるとすぐ曲を作っちゃう!」と情熱的なエピソードも披露。
シュウペイは大らかで寛容度高めな「オレンジパフェ」タイプとの判定で、「人の意見とか頼まれごとをされても受け入れ体制はできているし、悩みとかも受け止めるタイプ」とのこと。松陰寺によれば、「ネタ中もここは強く突っ込んできていいよっていうのに、やっぱり大らかなのでふんわり触りますね」と話し、笑わせた。
イベントでは、それぞれの価値観も話題に。お互いに価値観が合うなと感じることを聞かれると、松陰寺は若手の時にネタ見せをして作家にボロクソに言われても自分たちがおもしろいと思ったことを2人で貫いたこと、シュウペイは自分の好きなことが仕事になったときに松陰寺が自身の価値観を共有してくれるところだといい、「お互いのことが分かっていないと出来ないことだったりするので、うまく成り立っているのかなと思います」。松陰寺は「価値観が合わないと14年も一緒にできていないと思う。合わないのはメイク時間だけ」と笑った。松陰寺のメイク時間は5分、シュウペイは30分だという。
いま最も面白い漫才師を決める「M-1グランプリ2022」の決勝が18日、六本木のテレビ朝日であり、ウエストランドが第18代目の王者となった。さや香、ロングコートダディとの最終決戦では、7名の審査員のうち6名から票を集めて、結成15年以内という出場条件を1年残してトロフィーを手にした。井口浩之が「自分の人生なんですけど、初めて主役になれた」とコメントすると、河本太も「僕もです!」と涙を流した。
2回目の決勝進出となったウエストランドが持ち味である毒舌漫才を貫き、史上最多の7261組の頂点に立った。
ファーストラウンドから審査員も客席も沸かせた。ウエストランドは前回の決勝進出時と同じ10番手で登場すると、恋愛映画やYouTuberたちや路上ミュージシャンらに毒舌を浴びせて、3位に。審査員の松本人志は「面白かった」「(前回よりも)全然進化している」と評価。立川志らくは「今の時代は人を傷つけちゃいけないお笑いが主流。あなたたちが勝ってくれれば時代が変わる」と賛辞とエールを送った。
最終決戦では最初に登場すると、その勢いのままに、アイドルや田舎、歌、コント、R-1、さらにM-1まで餌食にし、笑いと勝利をかっさらった。
松本も「こんな窮屈な時代なんですけど、キャラクターとテクニックさえあればこんな毒舌漫才もまだまだ受け入れられるという夢を感じました」とコメントした。
いま最も面白い漫才師日本一を決める『M-1グランプリ2022』の決勝に進む9組が決まった。決勝進出を決めたのは、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ、キュウ、ウエストランド、ヨネダ2000。うち、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、キュウ、ヨネダ2000の5組が初の決勝進出となる。当日はこの9組に敗者復活枠の1組を加えた10組でチャンピオンの座と優勝賞金1000万円を競う。
決勝は18日18時34分からABCテレビ・テレビ朝日系にて生放送される。司会は、今田耕司と上戸彩。
決勝前に東京・六本木ヒルズアリーナで敗者復活戦が行われ、15時から生放送の予定。11日には、特別番組『来週はM-1グランプリ 超お宝映像で振り返る!M-1衝撃の瞬間SP』を放送する。また、今年もGYAO!ともタッグを組んで大会を盛り上げる。
今年の大会には史上最多となる7161組がエントリーした。
K-1ジャパングループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2021」が1月26日、都内で開催され、野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が最優秀選手賞(MVP)を獲得した。
野杁は昨年9月に行われた「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」で3試合連続KO勝ちの圧倒的な強さを見せつけ優勝を果たし、王座を獲得した。3月に行われた「K’FESTA.4 Day.2」でも勝利を覚めており、昨年は4戦4勝(3KO)だった。
プレゼンターは昨年のM-1王者の錦鯉が務めた。
錦鯉の長谷川雅紀は「勇気と感動をいただいた。野杁選手は強くて、多分、試合をしたら負けるんじゃないかと思う」と言えば、渡辺隆は「技術もさることながら、圧がすごい。画面上から感じる圧が、僕が初めて上沼恵美子さんを見た時の圧と一緒でした」とその強さを表現した。
“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第121回目は、『M-1グランプリ2021』について、独自の梵鐘を鳴らす――。
新年あけましておめでとうございます。
新年早々、昨年の話をぶり返すのもどうかと思うけど、年末の風物詩、『M-1グランプリ2021』について綴りたい。
優勝は、周知のとおり錦鯉。おめでとう。ただただ面白かったです。
ツッコミの渡辺君は、東京NSC5期生。つまり、俺と同期。当時は、ガスマスクとして活動していた。
今はどうだかわからないけど、俺たちの時代のNSCは、300人を100人ずつ3つのクラスにわけていた。といっても、ここに優劣はなく、一コマの授業に総勢300人はキャパオーバーなので、100人ずつにわけていただけなのだが、俺と渡辺君は違うクラスにいた。そのため、ほとんど接点がなかった。
ときどき行われる全体ネタ見せのときに、はじめて他の2クラスのネタを見ることができる。そのため、ガスマスクのネタはたまにしか見ることができなかった。ぼんやりとだけど、かなり尖がったシュールなネタだった……ような気がする。少なくても、錦鯉のようなわかりやすいネタではなかった。
NSCを卒業すると、芸人として続ける道を選んだ生き残りたちが、クラスの壁を越えて交じりあっていく。だけど、どういうわけかガスマスク、そして渡辺君と何か話したような明確な記憶はない。
20代そこらの若気の至りでしかない人間なんて、毎日がゆめまぼろしみたいなもの。ヨシモト∞ホールができるまで、俺は誰とも話していないような気さえする。だから、当時の記憶はほとんど覚えていない――というのが実態なんだが、本当に接点がない同期の一人だったと思う。
そのため、「ついに同期からM-1王者が生まれたか」なんて感傷にひたることもなかった。ただただ、錦鯉は面白かった。そして、チャンピオンになるべくしてなったという印象を抱いた。
YouTubeチャンネル『徳井の考察』でも、「M-1グランプリ2021感想戦」と題して生配信を行った。ありがたいことに300~400人ほどが集まった。当コラムでも触れた「『徳井の考察』感想戦生配信は、お笑いのビッグイベントだけに特化した方がいいのか問題」は解決したのかもしれない。やはりアニメを語っている場合ではないらしい。
感想戦で、俺は「尖ったネタだと優勝できない」と話した。
いくつか理由があるのだが、『かまいちょぱ』(M-1グランプリ2021について振り返りトークをする回)にゲスト出演した際に、それを裏付けるようなことをかまいたちが教えてくれた。
彼ら曰く、「決勝に行く前(準決勝止まり)」と、「決勝に行った後(ファイナリスト)」と、「決勝のファイナル(最終3組)」とでは、考え方がまるで変わるという。
一旦、俺個人の意見に戻る。真空ジェシカやロングコートダディのネタは、一昔前のM-1、つまり俺らがもがいていた時代であれば、決勝のファイナルに進出しても何ら不思議ではないほど完成度が高かったと思う。そんな実力者ですら3組に残れない。出場資格が10年から15年に伸びたことも大きいだろう。間違いなくM-1は、次のステージへと進んでいるのだと思う。
ただ、進化し続ける中でも、歴代の優勝者は「みんながウケる(笑う)ネタが優勝している」という印象を抱いていた。昔、笑い飯さんに「M-1ってどうやって仕上げているんですか?」と尋ねたことがあった。この人たちをおいて、M-1の証人と言える存在はいないだろうから。
「必ず学祭で仕上げる」
それが返ってきた答えだった。当時の俺は、意味が分からなかった。もっと言えば、「うそつけ」とすら思った。あの笑い飯が、なぜ学園祭で――。いやいやいや、そんな馬鹿な。ずっとわからかった。
でも、今回の「M-1グランプリ2021」でようやく理解した。学祭でウケるネタは、わかりやすくウケるネタ。どれだけ面白くても、どれだけ発明的でも……万人に受けるネタじゃないと優勝できないのではないか?
ここで再び、二人目の証人、かまいたちにご登場願う。そのことを山内に伝えると、「ようやく気が付きましたね」とニヤリと笑った。
彼らがファイナリストになった1回目、2回目のときは、劇場によってネタを変えていたという。老若男女が来るNGK、若い子が多いよしもと漫才劇場という具合に。そのやり方でネタを磨けば決勝までは行ける、らしい(「らしい」と付けるのは、俺は行ったことがないため)。ところが、この仕上げ方では、最終3組に残れないと付言する。若い子にウケても、年配者にはウケないため、爆発力が足りずに4位以下に沈む、と。
このことを悟ったかまいたちは、優勝を掴むため、どの劇場であっても同じネタで挑み、どの層からもウケが良いネタは何かを見定め、そのネタだけをやり続けたそうだ。それを2本、3本用意する。そうしなければM-1は制覇できない――。「必ず学祭で仕上げる」の言葉にも通ずる、証人であり猛者だからこその考え方。俺は舌を巻く他なかった。そこまで考えているかまいたちですら優勝できなかった。ミルクボーイのネタは、さらにその上を行く、最強の万人ネタだったからだ。
歴代王者を思い出してみる。どの箱でやっても、どの層がいても、一番ウケるネタをやり遂げたコンビが、ファイナリストの中から優勝している。錦鯉のネタも、誰もが笑ってしまうネタだった。M-1決勝においては、勝ちに不思議の勝ちはない。おめでとう、錦鯉。
いま最も面白い漫才師を決める「M-1グランプリ2021」の決勝が19日、六本木のテレビ朝日で行われ、錦鯉が第17代目のチャンピオンに輝いた。
ファイナリストに敗者復活の1組を合わせた10組が渾身のネタで戦ったファーストラウンド。錦鯉は、本命とされていたオズワルドに続いて、インディアンスと同率2位で最終決戦に進出。本大会のファイナリストは半数が決勝初進出組だったが、最終決戦はファイナリスト経験のある3組の戦いになった。最終決戦、錦鯉は2番手で登場。50歳の長谷川雅紀は逃げ出した猿を捕まえたいというネタで大きな目をギョロギョロさせ、渡辺隆は長谷川の頭を叩き続けた。その結果、審査員7人のうちの5人から票を集めて優勝した。
漫才日本一を決める「M-1グランプリ2021」の準決勝が2日、都内で行われ、19日の決勝大会に進むファイナリスト9組が決定した。進出を決めたのは、インディアンズ、真空ジェシカ(初)、モグライダー(初)、ゆにばーす、ロングコートダディ(初)、オズワルド、錦鯉、もも(初)、ランジャタイ(初)で、5組が初進出というフレッシュな顔ぶれとなった。19日開催の決勝大会は、この9組と敗者復活戦の勝者1組を加えた10組で戦う。
予選を勝ち抜いた25組にワイルドカード1組を加えた26組がぶつかった準決勝。決勝・準決勝の常連メンバー、テレビでおなじみの顔が揃った。楽しむ準備は出来ていたオーディエンスが見守る中、各組は磨き上げて来た渾身のネタを披露。それぞれが個性や持ち味を生かしたネタで会場を沸かせた。
決勝進出者は、麒麟の川島明が一組ずつコンビ名を読みげて発表。そして、昨年同様、3組ずつ登壇して、準決勝を振り返るとともに決勝への意気込みを語った。
漫才日本一を決める「M-1グランプリ2021」が着々と進行中だ。現在、1回戦が進行中で、多くの漫才師たちがチャンピオンの座を目指し、し烈な戦いを繰り広げている。
7日、渋谷で行われた1回戦には、アインシュタイン、トム・ブラウン、そしてハライチら実力派のコンビが続々登場した。
4年ぶりの出場となったハライチ。ステージを終えると、「緊張はしてました、ほどよく(笑)。 M-1に戻ってきんだな感はありました」という澤部佑。岩井勇気も「懐かしい感じはありましたね 」
今回がラストイヤー。どう戦っていくかと聞かれると、岩井は「いつもどう戦っていこうかって考えてなくて、いつもやりたいネタをやってるだけなんですよね」とし、「お客さんの前でやりたいネタができるんで楽しみですね」。澤部も「ラストイヤーだし、記念受験というところもやっぱりありますし、楽しくできたらいいですね」とコメント。
澤部はまた「行けるところまで行こうと! いろんな仕事で緊張感は感じてるんですけど、それとは違う緊張感を味わいに来てるんだ、というところがありますんで、すでに1回戦で高揚感はありますんでね…階段を 上がっていったらより楽しいと思いますんで、頑張ります!」と意気込む。岩井は「人前でやること減りましたからね、お客さんの前でできるネタを大事にやっていきたいと思います!」と語った。
アインシュタインの河井ゆずるは「今年は決勝に行きたいとかじゃなくて、行かないといけないと思っているので、その気持ちのまま突っ走っていきたい」と前のめり。稲田直樹は「結果がダメなときは毎年お正月に帰ったときに 気まずくなるので、来年のお正月は気まずくならないように頑張りたいと思います…」と、稲ちゃんらしく闘志を燃やす。
トム・ブラウンのみちおも「今年こそは絶対に勝つという気持ちで頑張ります!」。布川ひろきも「予選全部で一番ウケていきたい」と話した。
この日は33組が合格。ハライチ、アインシュタイン、トム・ブラウンも2回戦へと進む。12月開催の決勝に出場するためには、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝を勝ち抜く必要がある。