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最も面白い漫才師にウエストランド「自分の人生なんですけど初めて主役になれた」 毒舌漫才でM-1制す

2022.12.19 Vol.Web Original

 いま最も面白い漫才師を決める「M-1グランプリ2022」の決勝が18日、六本木のテレビ朝日であり、ウエストランドが第18代目の王者となった。さや香、ロングコートダディとの最終決戦では、7名の審査員のうち6名から票を集めて、結成15年以内という出場条件を1年残してトロフィーを手にした。井口浩之が「自分の人生なんですけど、初めて主役になれた」とコメントすると、河本太も「僕もです!」と涙を流した。

 2回目の決勝進出となったウエストランドが持ち味である毒舌漫才を貫き、史上最多の7261組の頂点に立った。

 ファーストラウンドから審査員も客席も沸かせた。ウエストランドは前回の決勝進出時と同じ10番手で登場すると、恋愛映画やYouTuberたちや路上ミュージシャンらに毒舌を浴びせて、3位に。審査員の松本人志は「面白かった」「(前回よりも)全然進化している」と評価。立川志らくは「今の時代は人を傷つけちゃいけないお笑いが主流。あなたたちが勝ってくれれば時代が変わる」と賛辞とエールを送った。

 最終決戦では最初に登場すると、その勢いのままに、アイドルや田舎、歌、コント、R-1、さらにM-1まで餌食にし、笑いと勝利をかっさらった。

 松本も「こんな窮屈な時代なんですけど、キャラクターとテクニックさえあればこんな毒舌漫才もまだまだ受け入れられるという夢を感じました」とコメントした。

オズワルド、インディアンスら昨年のファイナリストが名乗りをあげる M-1グランプリ2022始動

2022.06.29 Vol.Web Original

 漫才日本一を決める『M-1グランプリ 2022』の開催会見が29日、都内で行われ、現チャンピオンの錦鯉を始め、すでに今年もエントリーを決めた昨年のファイナリストのインディアンス、オズワルドらが出席した。

 登壇したファイナリストのなかでも、今年の本命はやはり、昨年の決勝大会で錦鯉が登場するまで、ほぼ優勝かと思われたオズワルド。「昨年の2本目の記憶がまったくなくて。1本目はすごく受けた記憶はあるんですけど」と畠中悠が言えば、伊藤俊介も「録画したのを何回見直してもあそこだけ記憶がないんです。編集されてるんですよね」と同意。

 チャンピオンにはなれなかったものの、オズワルドの活躍ぶりは知られるところ。今年の取り組みについて聞かれると、畠中は「面白そうな後輩を見つけたら良くないアドバイスをして、どんどんつぶしていこうと思っています。半ズボンのほうがいいんじゃないか?とか」。伊藤は去年と比べて時間がないといい「隙間を見つけてネタ合わせがどれだけできるか」にかかっているとのこと。現時点の仕上がりについて聞かれると「正直に……話にならないですね。去年はこの辺でよしいけるぞっていうのはあった。ただ、僕らここからなんで。去年の決勝の1本目も11月の準々決勝と準決勝の間とかに叩いている。ぎりぎり追い込まれての我々ですから」と話した。

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