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“カリスマ”佐々木大輔がRSPに敗れ「D王」脱落危機。吉村直巳は開幕から2連敗で窮地に…【DDT】

2022.11.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月5日(昼の部)、横浜ラジアントホールで「D王 GRAND PRIX 2022」第3戦を開催。AブロックでエントリーしたダムネーションT.Aの“カリスマ”佐々木大輔が同団体初参戦の“オハイオの悪魔”RSP(リッキー・シェイン・ペイジ)に敗れ、決勝進出争いから脱落する危機に瀕した。

 168センチ、80キロの佐々木に対して、RSPは193センチ、136キロで圧倒的な体格差がある。佐々木は序盤、場外戦でイス攻撃。リングに戻ると、低空ドロップキック、ドラゴンスクリューでRSPのヒザに集中砲火。その後も佐々木はダイビング・エルボードロップ、クロスフェース・ロック、トラースキックで攻め込むも、RSPがローリング・エルボー。さらにチョークスラムを狙うも、佐々木がウラカンラナで切り返すがカウントは2。RSPは走り込んでダイビング・ボディーアタック、GTF、そしてフロッグスプラッシュで圧殺。さすがの佐々木も、この殺人技を返すことはできなかった。

KO-D無差別級王者・樋口和貞が“悪の新鋭”KANONを退け好発進「DDTのグランドスラム、テッペンを目指す」【DDT】

2022.11.02 Vol.Web Original

 11月1日、東京・後楽園ホールで、DDTプロレスのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」が開幕。Bブロックで出場したKO-D無差別級王者の樋口和貞が“悪のユニット”ダムネーションT.Aの新鋭KANONを退け、優勝に向け好発進した。

 デビュー4年目のKANONは今年4月にDDTに新天地を求め、5・1横浜武道館でダムネーションT.Aに加入。あっという間にKO-D6人タッグ王座を戴冠(現在は陥落)するなど、ユニットに欠かせない存在になった。10・26新宿では大胆にも「オマエ、プロレス楽しんでるか? もっと笑顔で楽しめよ。11月1日、俺がオマエの死体の上で笑ってやるよ」と樋口を挑発していた。

 序盤は樋口の強烈なチョップでたじろいでいたKANONだが、樋口の左足に的を絞って徹底攻撃。さらにKANONはコブラツイスト、ミサイルキック、腕取り式の変型コブラツイスト、スリーピーホロウで攻め込んだ。樋口のぶちかましをかわしたKANONはグラウンドコブラで丸め込む。脱出した樋口は後頭部へのラリアット、正面からのラリアット、さらにぶちかまし、ブレーンクロー・スラムへとつなぎ、粘るKANONを仕留めた。

 樋口は「KANON、死体の上で笑う? そんなこと言うんじゃねぇ。俺はたとえオマエなんかに殺されても死なねぇから。D王開幕戦勝ちました。この調子でグランドスラム、DDTのテッペン狙っていきます」とマイク。バックステージでは「強かった。真っ向勝負できてうれしかった。だが俺は殺されても死なねぇ。生きて、D王の頂点を目指す」と胸を張った。

樋口和貞&吉村直巳の“ハリマオ”がKO-Dタッグ王座戴冠。復帰の遠藤哲哉が8・20大田区で無差別級王座挑戦へ【DDT】

2022.07.25 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月24日、東京・後楽園ホールで「Summer Vacation 2022」を開催。チーム名が“ハリマオ”に決定した樋口和貞&吉村直巳のヘビー級コンビがMAO&朱崇花を破り、KO-Dタッグ王座を戴冠。2冠王になったKO-D無差別級王者・樋口からの指名を、復帰した遠藤哲哉が受諾し、8月20日、東京・大田区総合体育館でのタイトル戦が決まった。

 ハリマオは破格のパワーで攻め込めば、MAO組は合体技で対抗。MAOが樋口を担ぎ上げたところに、朱崇花が雪崩式不知火を見舞う離れ業を見舞うも、吉村がカット。MAOは竜巻旋風脚を樋口に叩き込むも、樋口は後頭部へのラリアットを繰り出した。ハリマオはサンドウィッチ・ラリアットをMAOに繰り出すと、樋口が合体式のハイジャック・パワーボムで朱崇花を叩きつける。MAOは掌底連打で反撃も、樋口はぶちかましからブレーンクロー・スラムを決めて3カウントを奪取。ハリマオはタッグ結成からわずか約半月でベルトを力で奪い取った。

1年ぶり復帰の大石真翔が8・7多賀城でMAOと一騎打ち。MAO「あとチケット50枚売って勝ったら弟子と呼んでもいい!」【DDT】

2022.07.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月22日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、24日の東京・後楽園ホールで1年ぶりに復帰する大石真翔が意気込みを語った。

 大石は昨年7月16日の宮城・白石大会で腰骨を骨折し長期欠場していたが、ようやく復帰することになった。7・24後楽園では平田一喜と組み、彰人、石田有輝組と対戦。8月6日の横浜ラジアントホールでは火野裕士とのタッグで秋山準、高鹿佑也組と激突。同7日の宮城・多賀城市文化ホールでは同県出身のMAOと一騎打ちを行う。

 大石は「会社には様子を見つつ、バリバリやらせてほしいと要望していました。練習をやっていて、いけるんじゃないかと手応えも感じていて。秋山さんと対戦させてほしいとお願いしてました。秋山さんがいて、今の僕があって、復帰できるのも秋山さんのおかげだと思いますし、(横浜では)1年間の思いをリング上で晴らしたい。心強いパートナーをと思っていましたが、まさかの火野裕士。気心知りすぎてる。そして、多賀城大会。1年前に宮城で骨折して、1年ちょっと経って宮城に帰れる。ここでMAOとシングルやりたいとお願いしてました。MAOちゃんはNωA時代から、かわいがっていて弟子の一人だと思ってるので…」と述べると、MAOが登場。

 MAOは「オラ、オマエのことを師匠だなんて思ったことない。ディス・リスペクトしてただけだ」と宮城なまりで発言。大石があっけに取られていると、MAOは「あとチケット50枚、アンタの力で売ってこい。売って、シングルで勝ったらアンタのことをリスペクトしてやる。そしたら弟子と呼んでもいい」と投げかけた。

樋口和貞&吉村直巳がKO-Dタッグ王座獲り宣言「全力でチャンピオンからベルトをひっぺがす!」【DDT】

2022.07.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月22日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、24日の東京・後楽園ホールでMAO&朱崇花が持つKO-Dタッグ王座に挑む樋口和貞&吉村直巳が高らかにベルト獲りを宣言した。

「KING OF DDT 2022」決勝での戦いを通じて、認め合った2人は7日の東京・新宿FACEからタッグチームとして本格始動。樋口はイラプション、吉村はディザスター・ボックスから巣立ち、不退転の覚悟で王座獲りに臨むことになった。

 吉村は「僕たち2人はDDTの強さを見せていくタッグチーム。今回のKO-Dタッグ、強さを見せつけて、DDTのヘビー級としてベルトを獲りたい。MAOさんと朱崇花さんのタッグはすごく魅力的で、悔しくなるくらい面白いチームだけど、24日の後楽園が最後になります」とキッパリ。

 樋口は「この2人には尊敬と感謝の気持ちがあります。でも、尊敬と感謝の気持ちがあるからこそ、タッグのベルトを獲り、DDTに新しい風を吹かせたい。2冠王目指して、全力でチャンピオンからベルトを引っぺがしたい」と力を込めた。

Maoの旅日記(最終回)《第14回 Glow of Tokyoのコソコソばなし》

2022.07.15 Vol.Web Original

 普段は東京タワーのアテンダントとしてゲストを案内する一方で、東京タワーのメインデッキ1Fにある「club333」で躍動感あふれるエネルギッシュなパフォーマンスを披露しているユニット”Glow of Tokyo”。そんな彼らの素顔に迫る新コラム「Glow of Tokyoのコソコソばなし」。東京タワー、そして”Glow of Tokyo”の魅力を本人たちが発信します!

“自称”223センチ、190.5キロの大巨人エヴァレットが異次元空中殺法で勝俣に鮮烈勝利【DDT】

2022.07.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月3日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2022 FINAL!!」を開催。身長223センチ、体重190.5キロを“自称”するアンドリュー“ザ・ジャイアント”エヴァレットが異次元の空中殺法で勝俣瞬馬を下し、鮮烈な勝利を飾った。

 過去にプロレスリング・ノアに参戦したことがあるエヴァレットは4年半ぶり3度目の来日で、DDTには初参戦となった。この日の第5試合に出場したエヴァレットはクリス・ブルックスと組み、MAO、勝俣の「しゅんまお」と激突。パートナーのクリスは身長196センチで、隣に並ぶとエヴァレットはかなり低く、175センチ程度に見えるが、あくまでも本人は223センチと主張。

 試合は「しゅんまお」が好連係を見せれば、クリスが巧みにエヴァレットをアシスト。クリスが勝俣に雪崩式ダブルアーム・スープレックスを見舞うと、エヴァレットは場外のMAOめがけてシューティングスター・アタックを敢行。リングに戻って、勝俣をコーナーに上げると、一回転するチョークスラム・スプラッシュフライを鮮やかに決めてフォールを奪った。

 エヴァレットは「今日の対戦相手、なんだあの小さいヤツら。相手にならない。DDTで一番ビッグなガイといえば、ヨシヒコだ。私はいつでも準備ができてるぞ!」となぜかヨシヒコに対戦を要求。

 MAOは「あんな技、見たことねぇよ。そんなに自分のことをでっかいって言うなら、せっかく日本に来たんだし、俺がアイツを頭から東京に突き刺して、第2のスカイツリーにしてやる」と臨戦態勢を見せた。

高梨がMAOを破り、UNIVERSAL王座を初戴冠。「DNA世代のヤツとやりたい」【DDT】

2022.06.02 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月1日、東京・後楽園ホールで「What are you doing 2022」を開催。高梨将弘がMAOを破り、DDT UNIVERSAL王座を初戴冠し、DNA世代とのタイトル戦を熱望した。

 試合はじっくりしたグラウンドでのレスリングから開戦し、その後、この2人ならではの目まぐるしい一進一退の攻防を展開。MAOはトップロープからのフェンス越えのスーパーダイブ、ハリウッドスタープレス、洗濯バサミなどで攻め込んでいくも、高梨はフォールを許さず。20分過ぎ、MAOは掌底連打、竜巻旋風脚を見舞うも、高梨はトラースキックからタカタニックを決めて3カウントを奪取した。

 試合終了後、「CyberFight Festival 2022」(以下CFF=6月12日、さいたまスーパーアリーナ)で、高梨、クリス・ブルックスと組み、上野勇希、勝俣瞬馬、MAO、朱崇花組と「DDT提供試合」を戦うHARASHIMA、吉村が現れ、HARASHIMAが「CFFで僕たち、タッグを組む。さいたまSA、ほかにもいろんな試合があるけど、僕らが組んでやるDDTの8人タッグこそが、ノアとの対抗戦だと思ってるから。最高のDDTのプロレスを見せつけようぜ」とアピールした。

MAO&朱崇花がミックスドコンビで史上初のKO-Dタッグ王座戴冠。「この冒険どこまで行けるか分からないけど、楽しみましょう」【DDT】

2022.05.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月22日、東京・後楽園ホールで「Audience 2022」を開催。MAO、朱崇花組がCDK(クリス・ブルックス、高梨将弘)を破り、ミックスドコンビで史上初のKO-Dタッグ王座を戴冠。朱崇花は同王座史上初の女子での王者となった。

 序盤、CDKは入場ゲートをMAOの体の上に倒して動けなくすると、その間、朱崇花がローンバトルをしいられた。脱出したMAOは入場ゲートの上からクリスにムーンサルトアタックを敢行すると、朱崇花は高梨にミサイルキック、ハイキック、ライガーボムで猛攻。その後、両軍とも、合体技の応酬で一進一退となるが、朱崇花が場外のCDKめがけて強烈なミサイルキックを繰り出した。MAOがみちのくドライバーⅡをクリスに見舞うもカウントは2。クリスも丸め込みで返していくが、MAOが竜巻旋風脚から、走り込んでの大阪臨海アッパーをクリスのアゴに叩き込み、3カウントを奪取した。

6・1後楽園でUNIVERSAL王座争うMAOと高梨が勝利後のプラン明かす【DDT】

2022.05.20 Vol.Web Original

挑戦者は「若い世代とタイトル戦で戦いたい」

 DDTプロレスが5月19日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、6月1日の東京・後楽園ホールで、DDT UNIVERSAL王座を争うMAO(王者)と高梨将弘(挑戦者)が、ともにタイトル戦で勝利した後のプランを明かした。

 高梨は「このベルトに挑戦するのは2度目なんですけど、前回挑戦した際に言わせていただいた目標と同じ気持ちがあるんで。それをもう1度改めて言わせていただきます。吉村(直巳)選手、勝俣(瞬馬)選手、MAO選手と戦っていくうちに、その気持ちが強くなった。新しい世代の選手たちとタイトルマッチを重ねてみたい気持ちがあって。ケガをする前、戦ったことはあるんですけど、シングルのタイトルをかけて戦ったことがないんで。彼らとタイトルマッチという舞台で戦ってみたい。今、DDTのリングに上がってない選手、BASARAの中津(良太)選手、下村(大樹)選手、中野(貴人)選手、神野(聖人)選手だったり。下村選手とHEAT UPで戦ってる姿を見た島谷(常寛)選手とか、若い選手たちと戦ってみたい。比較的、外の団体に出ることが多くて、成長した彼らの姿を見ることは多いんですけど、戦うまではいかない部分があるので」と話した。

 さらに、「このベルトはユニバーサルとして、ある意味、自由に外に出してもいいベルトなのであれば、そういうのにしていきたいと思ってて。海外という枠だけじゃなく、国内でもいろんな枠があると思います。熊本にいる梅田(公太)だったり、樋口(和貞)選手、そういった人たちと戦ってみたい。ベルトを獲った上でやっていきたいことです」とベルトを奪取した後の青写真を描いた。

 また、DDTの後楽園大会でシングルのメインに立つのは約3年半ぶりだという高梨は「(2018年の)DDT総選挙で1位を取って、佐々木(大輔)とやったとき、そのときに公約に掲げていたものが自分のなかで消化し切れてない部分があるんです。ベルトを獲って自主興行で後楽園でやりたいカードをやるというようなことを言わせてもらった。負けてしまって実現できなくて、あのとき見に来てくれたファンの皆さまだったりに伝えたい言葉があったんですけど。今回のチャンピオンはそのときの相手とは違いますし、見てくれている方たちも違うかもしれないですけど、どうしても消化しておきたいものなので。3年半ぶりに立つDDTメインのリングで勝って、皆さんにお伝えしたい気持ち、その後にやりたいことがあります。もう一つ、ベルトを獲った上で、今年のうちにやらなければいけない対戦相手と戦いたい。今ここでは名前は出せないんですけど、先ほど言った若い世代とは違う、どうしてももう1度戦っておかないといけない相手がいるので。これはUNIVERSALとは別の話になっちゃうんですけど」と続けた。

朱崇花がMAOとのコンビで女子初のKO-Dタッグ獲り宣言。王者・高梨は「防衛してCDKの価値を高めてワールドツアーを!」【DDT】

2022.05.20 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月19日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、22日の東京・後楽園ホールでCDK(クリス・ブルックス、高梨将弘)の持つKO-Dタッグ王座に挑む朱崇花(パートナーはMAO)が女子では史上初となる同王座戴冠を宣言した。

 挑戦者組の朱崇花は「5月1日の横浜武道館で、きっと絆が深まったであろうMAO&朱崇花なんですけど。同じハイフライヤーとして、同じくくりで見られることも多かったんですけど。プロレス観が全く合わないんで。その2人が融合することで面白いタッグになるんじゃないかと、私も楽しみ。女子初のKO-Dタッグのチャンピオンになれればいいなと思います」とキッパリ。

 MAOは「正直言って冒険です。ミックストで挑戦することも、サウナカミーナというユニットがあるなかで、別のチームで挑戦するのも冒険です。そこには確固たる自信があって。いけるという自信があるから挑戦するわけで。相手がCDK。こんなにワクワクすることはない。最近サウナカミーナで安定を求めてた部分もあるので、ここは攻めて2人で挑戦する冒険を楽しみたい。過去に女子が挑戦はあったみたいですけど、戴冠はないみたいなんで、史上初の快挙をやって。僕もKO-Dタッグは(マイク・ベイリーとの戴冠で)思い入れがあるベルト。挑戦表明したとき、高梨さんからベイリーの名が出てきて、俺ってタッグ巻いてて、タッグのそういうスタイル得意だったなって。最近忘れてたことだったので、思い出させてもらった。自分の得意なスタイルに、朱崇花もついてこれるし、俺たちのスタイルでKO-Dタッグを獲りたい!」とベルト獲りを口にした。

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